iFree 日経225インデックスの評価・評判ってどう?実質コストや利回りは?

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iFree 日経225インデックスの評価・評判ってどう?実質コストや利回りは? インデックスファンド

iFree 日経225インデックスは、低コストインデックスファンドシリーズiFreeシリーズで国内の株式市場に分散投資ができるインデックスファンドです。

日経平均トータルリターン・インデックスに連動する投資成果を目指した運用を行うとのことですが、どんな内容のファンドなのか確認してみました。

iFree 日経225インデックスの特徴とは?

基本概要

ファンド名 iFree 日経225インデックス
運用会社 大和アセットマネジメント
ベンチマーク 日経平均トータルリターン・インデックス(配当込の日経平均)
為替ヘッジ なし
インデックスファンド
投資形態 ファミリーファンド
購入時手数料 なし
信託報酬(税込) 0.154%
実質コスト(税込) 0.161%
信託財産留保額 なし
純資産残高 約680億円
分配金利回り
NISA つみたて投資枠・成長投資枠対象
iDeCo
決算 年1回(9月19日)
設定日 2016年9月8日
償還日 無期限

投資対象

iFree 日経225インデックスは、日経平均トータルリターン・インデックス(配当込みの日経平均)の動きに連動させることを目指すインデックスファンドです。

 

日経平均は東京証券取引所プライム市場に上場する銘柄から、日本経済新聞社が選んだ日本の株式市場を代表する225銘柄の単純な株価の平均とほぼ同じような動きとなる株価指数で、株価の高い銘柄(値がさ株)に影響を受けやすいといったが特徴があります。

 

もう一つの代表的な株価指数であるTOPIXは旧東証一部上場の約2,000の全銘柄(東証の市場区分の見直しにより移行期間を経て新たなTOPIX構成銘柄が決定される予定)の時価総額(株価×発行済み株式数)の変化を指数化したものとなるので、時価総額の高い銘柄の影響を受けやすいという特徴がありますが、分散性という観点では日経平均より優れています。

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

業種別比率は電気機器が4分の1と比率が高く、次いで小売業の比率が高くなっています。

iFree 日経225インデックスの業種別構成比率

※iFree 日経225インデックス「月報(2024年1月)」

 

組入上位10銘柄では株価の高い「ファーストリテイリング」や「東京エレクトロン」の比率が高くなっています。

iFree 日経225インデックスの組入上位10銘柄

※iFree 日経225インデックス「月報(2024年1月)」

投資形態

iFree 日経225インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はストック インデックス225・マザーファンドにて行われます。

iFree 日経225インデックス-ファンドの投資形態

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税込) 0.154%
実質コスト(税込) 0.161%
信託財産留保額 なし

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

新NISA及びiDeCoの対応状況

iFree 日経225インデックスは新NISA(2024年以降)の「つみたて投資枠」「成長投資枠」の両方の対象となるので好きなほうを選んで投資することができます

 

新NISA

参考 金融庁「新しいNISA

 

また、iDeCoでは取り扱ってるネット証券はありません。

 

参考 NISAとiDeCoの違いの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISAとiDeCoの違いを比較!どっちがいい?

iFree 日経225インデックスのパフォーマンスは?

過去の運用成績(リターン・リスク)

1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率)
トータルリターン 35.39%(31位) 11.43%(51位) 13.90%(45位) –(–)
リスク(標準偏差) 14.82(173位) 15.00(127位) 16.74(133位) –(–)
シャープレシオ 2.39(55位) 0.76(55位) 0.83(55位) –(–)
対象ファンド数※ 229本 202本 190本

※:「国内大型グロース」カテゴリ

ベンチマークとの比較

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 +8.4% +8.4%
3ヶ月 +17.7% +17.8%
6ヶ月 +10.3% +10.4%
1年 +35.4% +35.6%
3年 +38.4% +39.2%
5年 +91.7% +93.0%
設定来 +144.3% +147.2%

※iFree 日経225インデックス「月報(2024年1月)」より
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

 

インデックスファンドなので、ベンチマークから信託報酬(実質コスト)を差し引いたくらいのパフォーマンスとなっていることが理想で、その通りのパフォーマンスとなっているのでインデックスとの連動性は高いと言えます。

基準価額・純資産の推移

iFree 日経225インデックスの基準価額・純資産の推移

※iFree 日経225インデックス「月報(2024年1月)」

 

ファンドの純資産残高は設定来右肩上がりに推移していて、順調に純資産残高を増やしています。

 

毎月の資金流出入額は、他の類似ファンド同様に一時資金流出しましたが、直近では再度資金が流入してきています。

iFree 日経225インデックスの毎月の資金流出入額

他の類似ファンドと比較すると?

「日経平均」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名 信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
SBI・iシェアーズ・
日経225インデックスファンド
0.113% - --
楽天・日経225インデックス・ファンド 0.132% - --
はじめてのNISA・日本株式(日経225) 0.143% - --
PayPay投信 日経225インデックス 0.143% 0.262% 3,818 +838 35.50%
たわらノーロード 日経225 0.143% 0.146% 130,473 +58,184 35.35%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 0.143% 0.148% ※1 313,459 +39,201 35.39%
ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.143% 0.146% ※1 280,552 +32,956 35.39%
My SMT 日経225インデックス(ノーロード) 0.154% 0.163% 66,629 +5,982 35.41%
iFree 日経225インデックス 0.154% 0.161% 266,139 +25,805 35.39%
NZAM・ベータ 日経225 0.176% 0.183% 12,889 +502 35.31%
Smart-i 日経225インデックス 0.187% 0.210% 10,935 +4,671 35.20%
野村つみたて日本株投信 0.187% 0.193% 106,015 +7,505 35.39%

※1:直近運用報告書から隠れコストを算出後に信託報酬引き下げ後の値を加算した参考値

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

信託報酬は「SBI・iシェアーズ・日経225インデックスファンド」が最安値ですが、実質コストがまだ不明で、直近6カ月のトータルリターンを確認すると「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」よりパフォーマンスが悪かったりするので、実質コストは高くなってる可能性があります。

 

すでに実質コストがわかっている中で最低水準にある「たわらノーロード 日経225」「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」「ニッセイ日経平均インデックスファンド」が純資産残高年間増加額も多く人気が高くなっています。

 

3つのファンドでは直近1年では「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」「ニッセイ日経平均インデックスファンド」がややパフォーマンスが良くなっていて、直近3年、5年でも同じ傾向なのでどちらかを選ぶのが良いかと思われます。

参考 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の評価ってどう?過去の成績は?

参考 ニッセイ日経平均インデックスファンドの評価って?利回りや実質コストは?

ファンド名 トータルリターン
1年 3年 5年
たわらノーロード 日経225 35.35% 11.41% 13.81%
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 35.39% 11.43% 13.86%
ニッセイ日経平均インデックスファンド 35.39% 11.42% 13.86%

 

直近1年のリターンだけを見れば「PayPay投信 日経225インデックス」が最もパフォーマンスが良かったのですが、実質コストが高いので今後も同じようなパフォーマンスとなる可能性は低く、長期でみれば「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」「ニッセイ日経平均インデックスファンド」を選んだほうが良さそうです。

評価・まとめ

iFree 日経225インデックスは、日経平均トータルリターン・インデックス(配当込みの日経平均)の動きに連動させることを目指すファンドなので、東証プライム市場に上場する代表的な225銘柄に分散投資するのと同じ効果が期待できるインデックスファンドです。

 

ベンチマークとの連動性も高く、直近1年のリターンも良かったのですが、「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」や「ニッセイ日経平均インデックスファンド」が信託報酬を引き下げやや実質コストも差が出ています。

 

差は0.01%程度ですが長期的に見れば「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」や「ニッセイ日経平均インデックスファンド」の方がパフォーマンスがよくなる可能性は高そうです。

iFree 日経225インデックスを購入するのにおすすめの証券会社は?

投資信託はネット証券なら投資信託を保有しているだけでポイントが貯まり、積立するならクレジットカードを利用すればさらにポイントが貯まるのでお得です。下記のネット証券なら新NISA口座もポイント還元の対象です。

 

iFree 日経225インデックスのポイント還元率は下記となっています。

参考 投資信託でポイントが貯まるネット証券を比較!おすすめはどこ?

  松井証券 SBI証券 マネックス
証券
auカブコム
証券
投資信託保有時
ポイント還元率
0.08% 0.05% 0.03% 0.005%
投資信託保有時
付与されるポイント
松井証券ポイント ・Tポイント
・Pontaポイント
・dポイント
・JALのマイル ※1
上記のいずれか
マネックスポイント Pontaポイント
クレカ積立
ポイント還元率
0.5~5.0%
三井住友カード
1.1%
マネックスカード
1%
auPayカード
クレカ積立
付与されるポイント
Vポイント マネックスポイント Pontaポイント

※楽天証券は投資信託保有時のポイント付与が条件達成時の一度のみなので対象外
※1:JALのマイルの場合は記載還元率の半分

 

クレカ積立を利用する

  • クレカ積立でほぼ条件なく年会費無料のカードを利用するなら「マネックス証券
  • クレカ積立で最高水準の還元率を得たいなら「 SBI証券

 

クレカ積立を利用しない

  • 低コストな投資信託を中心に投資するなら「松井証券」か「 SBI証券
  • その他の投資信託やどちらのファンドにも投資するなら「松井証券

松井証券(公式サイト)はクレカ積立に対応していませんが、投資信託保有時のポイント還元率は最高水準となっています。

 

クレジットカード積立のポイント還元率は、年会費がかかるカードであれば SBI証券 が最高水準ですが、実質年会費がかからない一般カードであればマネックス証券が最高水準です。

 

投資信託保有時のポイント還元率は最高水準の松井証券

信託報酬が低コストな投資信託も投資信託保有時のポイント還元率は業界最高水準です。他社で買い付けた投資信託を松井証券へ移管する際には実質無料で移管することができます。

還元される松井証券ポイントは、PayPayポイントやdポイントなどに交換することができます。

松井証券ポイント

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> 松井証券(公式サイト)「詳細解説

 

一般カードのクレジットカード積立でポイント還元率が最高水準のマネックス証券

クレジットカード積立を利用するならトータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、初年度の年会費は無料、次年度以降の年会費550円(税込)ですが、年間に1回以上のクレジットカードの利用で無料になり、マネックスカードによる投信つみたてもカード利用の対象となります。

 

還元されるマネックスポイントは下記のように様々な用途に利用することができます。

  • 投資信託の購入
  • 株式手数料に充当
  • 暗号資産(ビットコイン・イーサリアム・リップル)
  • 他のポイントへの交換(dポイント・Tポイント・Pontaポイント・nanaco・waonポイント・ANAのマイル・JALのマイル・Amazonギフトカード)
  • 日本赤十字社などへの寄付

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率が高くクレカ積立でもポイント還元されるSBI証券

投資信託の保有残高によるポイント還元率は、低コストな投資信託でも松井証券と同レベルのポイント還元率です。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> SBI証券 (公式サイト)「詳細解説

 

Pontaポイントを貯めるならauカブコム証券

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、クレジットカード積立によるポイント還元率は1%と還元率は高いです。

 

スマホでauを利用していると貯めやすいPontaポイントが貯まり、auじぶん銀行と連携すれば普通預金の金利が年率0.1%となり、au Payなどとも連携すれば0.2%になるメリットがあります。

 

またauマネ活プランに入ればauじぶん銀行の普通預金の金利が最大0.3%になったり、クレジットカード積立によるポイント還元率が最大3%と優遇されます。

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントを貯めるなら楽天証券

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。(一部のファンドは保有残高によるポイントが還元される)

 

また、楽天証券ではクレジットカード積立だけでなく楽天キャッシュを利用してもポイント還元が受けられ併用することが可能です。

 

通常設定可能上限は5万円/月ですが、併用することで10万円/月までポイント還元を上けることが可能です。

楽天証券で投資信託をクレジットカード積立と楽天キャッシュでの積立した場合の概要

楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

NISA口座も同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> 楽天証券 (公式サイト)「詳細解説

 

 

投資信託は実質無料で他の証券会社に移管できます!

今利用している証券会社から他の証券会社に投資信託などは移管することが可能です。
通常は移管元の証券会社で手数料が必要になりますが、下記のネット証券なら移管元で支払った移管手数料をキャッシュバックしてくれるので実質無料で移管することができます。また、他社で購入した投資信託もポイント還元の対象となります。

 

参考 投資信託の移管のメリットやデメリットとは?手順などを解説!

 

その他下記の証券会社でも購入できます。

>> 岡三オンライン詳細解説

>> GMOクリック証券

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!

 

個人投資家に人気の投資信託ランキングをチェックしたい方はこちら!

参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

 

株価指数は自動売買することもできます!

日経225やNYダウ、NASDAQ100などの株価指数(インデックス)やETF(金・原油)などはFXの自動売買で人気の高いループイフダンを使って自動売買することもできます。

ループ株365とは?

 

システムが24時間相場を監視して自動で売買してくれ、レバレッジをかけて取引すればより大きな利益を狙うことも可能となっています。

ループ株365とは?

 

ループ株365のメリット・特徴
  • くりっく株365の取引手数料が最安水準
  • 誰でも簡単に選択するだけで始められる
  • 売買差益だけでなく配当相当額も貰える
  • 為替リスクがない

参考 ひまわり証券のループ株365の評価・評判ってどう?メリット・デメリットは?

 

口座開設・維持費用はもちろん無料なので興味があればこの機会に検討してみてください。

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>> ひまわり証券【くりっく株365】(公式サイト)