全世界株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

資産別一覧

全世界株式インデックスファンドは、先進国や新興国を含む全世界株式に分散投資ができる投資信託で、特定の地域や国に依存せずに、世界経済全体の発展に伴うリターンが期待できます。

全世界株式に分散投資ができる低コストなインデックスファンドが増えてきたので、一覧としてまとめ、実質コストなど比較してみました。

全世界株式インデックスファンドの一覧

モーニングスター社でカテゴリが国際株式型(エマージングは除く)の中で全世界の株式に投資する低コストなインデックスファンドを抽出したのが下記となります。

名称信託報酬
(税込)
ベンチマーク純資産総額
(百万円)
SBI・全世界株式インデックス・
ファンド(雪だるま(全世界株式))
0.1102%FTSEグローバル・ オールキャップ・
インデックス
5,515
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
0.1144%MSCI オール・カントリー・ ワールド・
インデックス(配当込み)
16,515
eMAXIS Slim 全世界株式
(除く日本)
0.1144%MSCI オール・カントリー・ ワールド・
インデックス(除く日本)
14,072
eMAXIS Slim 全世界株式
(3地域均等型)
0.1144%3地域(国内・先進国・新興国) 均等1,544
たわらノーロード 全世界株式0.132%MSCI オール・カントリー・ ワールド・
インデックス(配当込み)
223
野村つみたて外国株投信0.2052%MSCI オール・カントリー・ ワールド・
インデックス (除く日本、配当込み)
14,333
楽天・全世界株式インデックス・
ファンド
0.222%FTSEグローバル・ オールキャップ・
インデックス
35,901
三井住友・DCつみたてNISA・
全海外株式インデックスファンド
0.27%MSCI オール・カントリー・ ワールド・
インデックス (除く日本、配当込み)
24,106

インデックスについて

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスは、日本を含む先進国23ヵ国と新興国26ヵ国の大型株・中型株約3,000銘柄で構成されたインデックスで、世界の投資可能な株式市場の時価総額(浮動株調整後)の85%をカバーします。

国別構成比率

 

国別構成比率はアメリカが約半分の比率となっていて、次いで日本、イギリス、中国、フランスの順に比率が高くなっています。。

 

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」以外は上記より日本を除いた比率となっています。

業種別比率

業種別比率は、突出した業種はなく幅広い業種に分散されています。

上位10銘柄

銘柄比率(%)
APPLE2.78
MICROSOFT CORP2.46
AMAZON.COM1.68
FACEBOOK A0.97
ALPHABET C0.89
ALPHABET A0.85
JPMORGAN CHASE & CO0.84
JOHNSON & JOHNSON0.78
ALIBABA GROUP HLDG ADR0.70
VISA A0.68

過去のリターン・リスク

リターン(年率)リスク(1標準偏差)
1年ー1.10%
3年11.03%11.40%
5年8.51%11.76%
10年9.15%13.11%
設定来5.52%

※:2020年1月31日時点
※:設定来は2000年12月29日

 

過去の最大下落率は、2007年10月31日~2009年3月9日の58.38%となっています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、日本を含む先進国25ヵ国と新興国23ヵ国のの大型株・中型・小型株約8,900銘柄(2020年1月末)で構成されるインデックスで、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーするインデックスです。

国別構成比率

国別構成比率は「MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス」同様にアメリカが半分以上の比率となっています。

業種別比率

業種別比率はやや金融の比率が高いものの、突出した業種はなく幅広い業種に分散されています。

上位10銘柄

銘柄比率(%)
Apple Inc.2.44
Microsoft Corp2.28
Amazon.Com1.47
Facebook Class A0.86
Alphabet Class C0.76
Alphabet Class A0.76
JPMorgan Chase & Co0.73
Johnson & Johnson0.70
Alibaba Group Holding ADS0.64
Visa0.60

比率は若干異なるものの、「MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス」と同じ銘柄が上位10銘柄となっています。

過去のリターン・リスク

リターン(年率)リスク(1標準偏差)
1年ー1.3%9.3%
3年12.5%10.9%
5年17.8%11.8%

※:2020年1月31日時点

低コストインデックスファンドの実質コストなどを比較

全世界株式インデックスファンドで信託報酬が特に低コストなファンドで、「実質コスト」「マザーファンドの規模」「純資産残高年間増加額」「1年間のリターン」などを比較したのが下記となります。

 

各項目の補足説明

【実質コスト】

投資信託は、保有時にかかるコストとして信託報酬がありますが、信託報酬以外にもその他費用としてかかるコストがあり、それらを合わせたのが実質コストと呼ばれ、実質コストが小さいほど低コストで保有できるファンドであると言えます。

 

【マザーファンドの規模】

インデックスファンドではマザーファンドを通して実際の株や債券などの売買をしていることが多く(ファミリーファンド方式)、マザーファンドの規模が小さいとインデックスとの連動に必要なすべての株式等を購入できずにインデックスと乖離が発生しやすくなったり、逆にマザーファンドの規模が多ければ株式の売買手数料などが割り引かれコスト削減につながる期待が持てます。

 

【純資産残高の年間増加額】

純資産残高の年間増加額が大きければ、資金流入が多いこととなるので直近で人気が高いファンドといえます。

 

【1年間のリターン】

1年間のリターン(トータルリターン)は、基準価額をベースに間接的なコスト(信託報酬を含む実質コストなど)を控除したリターンとなります。

 

ただ、インデックスファンドでは信託報酬の引き下げなどがあり、単純に1年間のリターンが大きければ良いインデックスファンドとは言えませんのであくまで参考値として記載しています。

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)0.1144%0.207% ※1408,78210,05019.07%
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
0.1144%0.211% ※2409,30515,15518.47%
たわらノーロード 全世界株式0.132%0.315% ※3411,550
野村つみたて外国株投信0.2052%0.245%603,0938,63018.99%
三井住友・DCつみたてNISA・
全海外株式インデックスファンド
0.27%0.404%240,79912,81918.58%

※1:第1期運用報告書(2018年3月19日~2019年4月25日)から信託報酬引き下げを考慮した参考値
※2:第1期運用報告書(2018年10月31日~2019年4月25日)から信託報酬引き下げを考慮した参考値
※3:第1期運用報告書(2019年7月22日~2019年10月15日)からの参考値

 

上記ファンドはMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとしていますが、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」だけは日本を含んでいて、その他のファンドは日本は対象外となっています。

 

信託報酬は、「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が最も低コストで、実質コストも参考値ではありますが最も低コストとなりそうです。(ただし、実質コストは毎年変わります)

 

純資産残高年間増加額は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が人気となっているようですが、参考値ではありますが1年間のリターンは「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が良かったようなので、低コストな「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が調査時点ではベストなファンドと言えそうです。

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
SBI・全世界株式インデックス・
ファンド(雪だるま(全世界株式))
0.1102%0.197%3,61017.11%
楽天・全世界株式
インデックス・ファンド
0.222%0.307%17,88517.75%

 

信託報酬は、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」が最安値で、実質コストも「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」が調査時点では低コストとなっていそうです。(ただし、実質コストは毎年変わります)

参考 SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)の評価って?利回りや実質コストは?

 

ただ、純資産残高の年間増加額は「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の方が多く人気を集めていて、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」は厳密にはインデックスファンドではないので、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」を連動を重視するなら「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の方が良さそうです。

参考 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)ってどう?VTと比較すると?

3地域(国内・先進国・新興国)均等

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim 全世界株式
(3地域均等型)
0.1144%0.202%653,80272213.76%

※1:第1期運用報告書(2018年4月3日~2019年4月25日)から信託報酬引き下げを考慮した参考値

信託報酬は、他の「eMAXIS Slim 全世界株式」シリーズ同様に引き下がり、低コストで投資することが可能です。

 

また、「eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」のマザーファンドは既存のeMAXIS Slimシリーズと同じなので極端に実質コストが高くなるということはないく安定的な運用が期待できます。

投資対象同じマザーファンドのeMAXIS Slimシリーズ
国内株式eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
先進国株式eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
新興国株式eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

つみたてNISA(積立NISA)やiDeCoの対応状況

全世界株式インデックスファンドで信託報酬が低コストなファンドのつみたてNISA(積立NISA)やiDeCoの対応状況は下記となっています。

 

すべてのファンドがつみたてNISAに対応していて、iDeCoはファンドによってネット証券での取り扱いがあるのでうまく利用してください。

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

まとめ

全世界株式のインデックスファンドでは「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」「3地域(国内・先進国・新興国)均等」といったインデックスをベンチマークとしていて、先進国、新興国の株式に幅広く分散投資ができます。

 

「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)」では「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が最も低コストで、実質コストも参考値ではありますが最も低コストとなりそうなので、「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が調査時点ではベストなファンドと言えそうです。

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

 

日本も含んだ「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」に投資するなら「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を検討してみてください。

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

 

「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」では、信託報酬や実質コストが最も低コストなのは「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」ですが、厳密にはインデックスファンドではないので、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」を連動を重視するなら「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の方が良さそうです。

参考 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)ってどう?VTと比較すると?

 

「3地域(国内・先進国・新興国)均等」は、信託報酬は、「eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」が低コストです。

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

 

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その他下記の証券会社でも低コストインデックスファンドの取り扱いがあります。

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>> auカブコム証券詳細解説

>> 松井証券詳細解説
>> GMOクリック証券
>> 岡三オンライン証券詳細解説

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

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