全世界株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

もし何かのご参考になりましたら、SNSでシェアして頂けたら嬉しいです。

全世界株式インデックスファンドは、先進国や新興国を含む全世界株式に分散投資ができる投資信託で、特定の地域や国に依存せずに、世界経済全体の発展に伴うリターンが期待できます。

全世界株式に分散投資ができる低コストなインデックスファンドが増えてきたので、一覧としてまとめ、実質コストなど比較してみました。

全世界株式インデックスファンドの一覧

モーニングスター社でカテゴリが国際株式型(エマージングは除く)の中で全世界の株式に投資する低コストなインデックスファンドを抽出したのが下記となります。

名称信託報酬
(税込)
ベンチマーク純資産総額
(百万円)
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式))0.15%FTSEグローバル・
オールキャップ・インデックス
2,259
eMAXIS Slim 全世界株式
(除く日本)
0.15336%MSCI オールカントリー・
ワールド・インデックス(除く日本)
4,808
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
0.15336%MSCI オールカントリー・
ワールド・インデックス(配当込み)
2,312
eMAXIS Slim 全世界株式
(3地域均等型)
0.15336%3地域(国内・先進国・新興国)
均等
938
野村つみたて外国株投信0.2052%MSCI オールカントリー・
ワールド・インデックス
(除く日本、配当込み)
6,584
楽天・全世界株式インデックス・ファンド0.2296%FTSEグローバル・
オールキャップ・インデックス
19,839
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式インデックスファンド0.27%MSCI オールカントリー・
ワールド・インデックス
(除く日本、配当込み)
12,958
ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)0.34992%3地域(国内・先進国・新興国)
均等
130

インデックスについて

MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス

MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスは、日本を含む先進国23ヵ国と新興国24ヵ国の大型株・中型株2,700銘柄で構成されたインデックスで、世界の投資可能な株式市場の時価総額(浮動株調整後)の85%をカバーします。

国別構成比率

MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス

国別構成比率はアメリカが約半分の比率となっていて、中国がTOP5に食い込んでます。

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」以外は上記より日本を除いた比率となっています。

業種別比率

MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス

業種別比率は、突出した業種はなく幅広い業種に分散されています。

上位10銘柄

銘柄比率(%)
APPLE1.86
MICROSOFT CORP1.82
AMAZON.COM1.52
FACEBOOK A0.87
JOHNSON & JOHNSON0.82
ALPHABET C0.79
JPMORGAN CHASE & CO0.78
ALPHABET A0.75
EXXON MOBIL CORP0.75
NESTLE0.62

過去のリターン・リスク

リターン(年率)リスク(1標準偏差)
1年10.78%
3年12.87%10.69%
5年6.28%11.06%
10年12.73%14.10%
設定来5.10%

※:2019年2月28日時点
※:設定来は2000年12月29日

過去の最大下落率は、2007年10月31日~2009年3月9日の58.38%となっています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、日本を含む先進国25ヵ国と新興国23ヵ国のの大型株・中型・小型株7,837銘柄(2019年2月末)で構成されるインデックスで、全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーするインデックスです。

国別構成比率

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

国別構成比率はアメリカが約6割の比率と「MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス」より比率が高くなっています。

業種別比率

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

業種別比率はやや金融の比率が高いものの、突出した業種はなく幅広い業種に分散されています。

上位10銘柄

銘柄比率(%)
Microsoft Corp1.67
Apple Inc.1.61
Amazon.Com1.31
Facebook Class A0.75
Johnson & Johnson0.72
JPMorgan Chase & Co0.68
Alphabet Class C0.67
Alphabet Class A0.66
Exxon Mobil Corporation0.66
Nestle0.54

比率は若干異なるものの、「MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス」と同じ銘柄が上位10銘柄となっています。

過去のリターン・リスク

リターン(年率)リスク(1標準偏差)
1年11.1%11.8%
3年15.3%11.0%
5年7.7%11.1%

※:2019年2月28日時点

低コストインデックスファンドの実質コストなどを比較

全世界株式インデックスファンドで信託報酬が特に低コストなファンドで、「実質コスト」「マザーファンドの規模」「純資産残高年間増加額」「1年間のリターン」などを比較したのが下記となります。

【実質コスト】

投資信託は、保有時にかかるコストとして信託報酬がありますが、信託報酬以外にもその他費用としてかかるコストがあり、それらを合わせたのが実質コストと呼ばれ、実質コストが小さいほど低コストで保有できるファンドであると言えます。

 

【マザーファンドの規模】

インデックスファンドではマザーファンドを通して実際の株や債券などの売買をしていることが多く(ファミリーファンド方式)、マザーファンドの規模が小さいとインデックスとの連動に必要なすべての株式等を購入できずにインデックスと乖離が発生しやすくなったり、逆にマザーファンドの規模が多ければ株式の売買手数料などが割り引かれコスト削減につながる期待が持てます。

 

【純資産残高の年間増加額】

純資産残高の年間増加額が大きければ、資金流入が多いこととなるので直近で人気が高いファンドといえます。

 

【1年間のリターン】

1年間のリターン(トータルリターン)は、基準価額をベースに間接的なコスト(信託報酬を含む実質コストなど)を控除したリターンとなります。

 

ただ、インデックスファンドでは信託報酬の引き下げなどがあり、単純に1年間のリターンが大きければ良いインデックスファンドとは言えませんのであくまで参考値として記載しています。

MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim 全世界株式
(除く日本)
0.15336%0.23%
※1
382,7194,7986.76%
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
0.15336%
野村つみたて外国株投信0.2052%0.251%488,5745,3776.73%
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式インデックスファンド0.27%0.410%178,6466,1906.54%

※1:同じマザーファンドで運用されているeMAXIS全世界株式の運用報告書からの想定

上記ファンドはMSCIオールカントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとしていますが、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」だけは日本を含んでいますが、その他のファンドは日本は対象外となっています。

信託報酬は、「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が最も低コストで、実質コストも参考値ではありますが最も低コストとなりそうです。(ただし、実質コストは毎年変わります)

純資産残高年間増加額は、「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式インデックスファンド」が多く人気となっているようですが、参考値ではありますが1年間のリターンは「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が良かったようなので、低コストな「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が調査時点ではベストなファンドと言えそうです。

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式))0.15%0.343%
※1
1,6725.25%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド0.2296%0.488%
※2
14,5025.24%

※1:第1期運用報告書(2017年12月6日~2018年11月12日)より年率換算した参考値
※2:第1期運用報告書(2017年9月29日~2018年7月17日)より年率換算した参考値

信託報酬は、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」が最安値で、実質コストも「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」が調査時点では低コストとなっていそうです。(ただし、実質コストは毎年変わります)

参考 SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)の評価って?利回りや実質コストは?

ただ、純資産残高の年間増加額は「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の方が多く人気を集めていて、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」は厳密にはインデックスファンドではないので、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」を連動を重視するなら「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の方が良さそうです。

参考 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)ってどう?VTと比較すると?

3地域(国内・先進国・新興国)均等

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim 全世界株式
(3地域均等型)
0.15336%
ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)0.34992%0.702%202,227110ー0.99%

信託報酬は、「eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」が低コストですが、まだ設定されてから間もなく実質コストなどが不明なので、運用報告書が開示されてから投資する方が良いかと思います。

それでも、「eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」はマザーファンドは既存のeMAXIS Slimシリーズと同じなので極端に実質コストが高くなるということはないようには思えます。

投資対象同じマザーファンドのeMAXIS Slimシリーズ
国内株式eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
先進国株式eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
新興国株式eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

つみたてNISA(積立NISA)やiDeCoの対応状況

全世界株式インデックスファンドで信託報酬が低コストなファンドのつみたてNISA(積立NISA)やiDeCoの対応状況は下記となっています。

すべてのファンドがつみたてNISAに対応していて、iDeCoはファンドによってネット証券での取り扱いがあるのでうまく利用してください。

名称つみたてNISAiDeCo
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式)) SBI証券
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) SBI証券
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)×
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)×
野村つみたて外国株投信×
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 楽天証券
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株式インデックスファンド×
ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)×

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

まとめ

全世界株式のインデックスファンドでは「MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス」「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」「3地域(国内・先進国・新興国)均等」といったインデックスをベンチマークとしていて、先進国、新興国の株式に幅広く分散投資ができます。

「MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(除く日本)」では「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が最も低コストで、実質コストも参考値ではありますが最も低コストとなりそうなので、「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が調査時点ではベストなファンドと言えそうです。

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

日本も含んだ「MSCIオールカントリー・ワールド・インデックス」に投資するなら「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を検討してみてください。

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」では、信託報酬や実質コストが最も低コストなのは「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」ですが、厳密にはインデックスファンドではないので、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」を連動を重視するなら「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の方が良さそうです。

参考 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)ってどう?VTと比較すると?

「3地域(国内・先進国・新興国)均等」は、信託報酬は、「eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」が低コストですが、まだ設定されてから間もなく実質コストなどが不明なので、運用報告書が開示されてから投資する方が良いかと思います。

参考 eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

低コストのファンドを購入するならSBI証券か楽天証券がおすすめ

SBI証券なら投資信託を保有しているだけで低コストなインデックスファンドでも年率0.05%もしくは0.03%のポイントがもらえます(ポイント付与率が0%のものもごくわずかですがあります)。もちろん口座開設・維持費は無料です。

>>  SBI証券 詳細解説

 

楽天証券でも投資信託を保有しているだけでポイントがもらえ、ほぼすべての低コストインデックスファンドで年率0.048%の楽天スーパーポイントが貰え、貰ったポイントは投資信託の購入にも利用できます。

さらに、楽天銀行との連携で普通預金の金利がメガバンクの100倍の0.1%になったり、楽天カードで投資信託の積立を行えば1%のポイントが付与されたりとメリットが多いです。

楽天証券だけでなく、楽天銀行や楽天カードも口座開設・維持費用は無料です。

>>  楽天証券詳細解説

参考 楽天証券ならポイントで投資信託を通常・積立で購入可能!しかも100円から!

参考 楽天証券と楽天銀行の連携で金利をメガバンクの100倍に!ポイントも貯まる!

参考 投資信託の積立は楽天証券と楽天カードの組み合わせが最強?デメリットはない?

 

その他下記の証券会社でも低コストインデックスファンドの取り扱いがあります。

>> マネックス証券 詳細解説
>> カブドットコム証券詳細解説

>> 松井証券詳細解説
>> GMOクリック証券
>> 岡三オンライン証券詳細解説

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

投資信託で失敗しない証券会社選び!

これから投資信託で資産運用を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

参考 おすすめネット証券比較(投資信託編)!お得に取引できるのは?

個人投資家に人気の投資信託ランキングをチェックしたい方はこちら!

参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

その他の各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!