海外リートインデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

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海外リートインデックスファンドは主に海外(先進国や新興国)に上場する不動産投資信託証券に分散投資ができる投資信託です。

海外リートは比較的利回りが高く、インフレ対策にもなるため分散投資先の一つとして考えられる資産クラスです。

そんな海外リートインデックスファンドで低コストなファンドを一覧としてまとめてみました。

海外リートインデックスファンド一覧

モーニングスター社でカテゴリが国際REIT型のファンドの中で低コストなインデックスファンドを抽出したのが下記となります。

名称信託報酬
(税込)
ベンチマーク純資産総額
(百万円)
Smart-i 先進国リートインデックス0.216%S&P先進国REIT指数
(除く日本、配当込)
435
ニッセイ グローバルリートインデックス0.2916%S&PグローバルREIT指数
(除く日本、配当込)
5,819
たわらノーロード 先進国リート0.2916%S&P先進国REIT指数
(除く日本、配当込)
4,248
三井住友・DC外国リートインデックスファンド0.2916%S&P先進国REIT指数
(除く日本、配当込)
2,709
iFree外国REITインデックス0.3348%S&P先進国REIT指数
(除く日本)
185
たわらノーロード先進国リート<為替ヘッジあり>0.378%S&P先進国REIT指数
(除く日本、配当込、為替ヘッジあり)
151
EXE-i グローバルREITファンド0.3464%S&PグローバルREIT指数3,321

採用されているインデックスについて

S&PグローバルREIT指数

S&PグローバルREIT指数は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出・公表している先進国及び新興国に上場しているREIT(不動産投資信託)の動向を表すインデックスです。

S&PグローバルREIT指数は下記のような下記のような関係となっていて、23ヵ国400銘柄で構成されています。

S&PグローバルREIT指数 = S&P先進国REIT指数 + S&P新興国REIT指数

構成上位10ヵ国

構成国比率
米国64.0%
日本8.9%
オーストラリア6.0%
イギリス4.9%
フランス3.7%
シンガポール3.2%
香港2.2%
カナダ1.7%
南アフリカ1.5%
ベルギー0.8%

その他の国は下記となっています。

メキシコ、スペイン、ニュージーランド、オランダ、タイ、ドイツ、アイルランド、マレーシア、イスラエル、トルコ、ギリシャ、イタリア、韓国

セクター別構成比

S&P先進国REIT指数

S&P先進国REIT指数もS&PグローバルREIT指数同様に、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出・公表している先進国に上場しているREIT(不動産投資信託)の動向を表すインデックスです。

17ヵ国364銘柄で構成されていますが、多くの投資信託のベンチマークで利用されているS&P先進国REIT指数(除く日本)では16ヵ国305銘柄で構成されています。

※下記はS&P先進国REIT指数(除く日本)について記載します

構成上位10ヵ国

構成国比率
米国72.4%
オーストラリア6.8%
イギリス5.5%
フランス4.2%
シンガポール3.7%
香港2.5%
カナダ1.9%
ベルギー0.9%
スペイン0.7%
ニュージーランド0.4%

その他の国は下記となっています。

オランダ、ドイツ、アイルランド、イスラエル、イタリア、韓国

セクター別構成比

過去の成績の比較

S&PグローバルREIT指数とS&P先進国REIT指数(除く日本)の過去の成績は下記の様になっています。

グローバルREIT先進国REIT(除く日本)先進国REIT
1年+14.98%+16.58%+15.87%
3年+7.87%+8.38%+8.01%
5年+7.21%+7.53%+7.43%
10年+16.34%+16.87%+16.55%

※トータルリターンの年換算(2019年3月時点)

参考までに日本を含むS&P先進国REIT指数とも比較しましたが、過去10年間ではS&P先進国REIT指数(除く日本)が一番成績が良かったようです。

海外リートインデックスファンドの実質コストなどを比較

海外リートインデックスファンドで信託報酬が特に低コストなファンドで、実質コストやマザーファンドの規模などを比較したのが下記となります。

【実質コスト】

投資信託は、保有時にかかるコストとして信託報酬がありますが、信託報酬以外にもその他費用としてかかるコストがあり、それらを合わせたのが実質コストと呼ばれ、実質コストが小さいほど低コストで保有できるファンドであると言えます。

 

【マザーファンドの規模】

インデックスファンドではマザーファンドを通して実際の株や債券などの売買をしていることが多く(ファミリーファンド方式)、マザーファンドの規模が小さいとインデックスとの連動に必要なすべての株式等を購入できずにインデックスと乖離が発生しやすくなったり、逆にマザーファンドの規模が多ければ株式の売買手数料などが割り引かれコスト削減につながる期待が持てます。

 

【純資産残高の年間増加額】

純資産残高の年間増加額が大きければ、資金流入が多いこととなるので直近で人気が高いファンドといえます。

 

【1年間のリターン】

1年間のリターン(トータルリターン)は、基準価額をベースに間接的なコスト(信託報酬を含む実質コストなど)を控除したリターンとなります。

 

ただ、インデックスファンドでは信託報酬の引き下げなどがあり、単純に1年間のリターンが大きければ良いインデックスファンドとは言えませんのであくまで参考値として記載しています。

S&PグローバルREIT指数

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンドの規模
(百万円)
純資産残高の年間増加額
(百万円)
1年間のリターン
ニッセイ グローバルリートインデックス0.2916%0.481%7,1351,26717.17%
EXE-i グローバルREITファンド0.3464%0.38%34315.10%

「EXE-i グローバルREITファンド」は「ニッセイ グローバルリートインデックス」より実質コストは低コストとなりそうですが、「過去1年のリターン」「純資産残高の増加額」では「ニッセイ グローバルリートインデックス」の方が良さそうです。

参考 ニッセイグローバルリートインデックスファンドの評価ってどう?利回りは?

S&P先進国REIT指数

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンドの規模
(百万円)
1年間のリターン純資産残高の年間増加額
(百万円)
Smart-i 先進国リートインデックス0.216%0.604%
※1
7,03418.18%340
たわらノーロード 先進国リート0.2916%0.502%53,14818.35%1,959
三井住友・DC外国リートインデックスファンド0.2916%0.658%4,80318.22%1,451

※1:第1期運用報告書(2017年8月29日~2018年6月25日)より年率換算した参考値

「Smart-i 先進国リートインデックス」が信託報酬が最安となっていますが、実質コストは高くなりそうで、単純に信託報酬が安いだけで飛びつかない方がいいファンドとなっていそうです。

実質コストやマザーファンドの規模、過去1年のリターン、純資産残高の増加額では「たわらノーロード 先進国リート」が一歩抜けていて、先進国リート型インデックスファンドでは最もベストと言えるインデックスファンドと言えそうです。

参考 たわらノーロード 先進国リートの評価ってどう?為替ヘッジありとどっちを選ぶ?

つみたてNISA(積立NISA)やiDeCoの対応状況

海外リート型インデックスファンドで信託報酬が特に低コストなファンドのつみたてNISA(積立NISA)やiDeCoの対応状況は下記となっています。

つみたてNISAに対応しているファンドはありませんが、iDeCoはファンドによってネット証券での取り扱いがあるのでうまく利用してください。

名称つみたてNISAiDeCo
Smart-i 先進国リートインデックス××
ニッセイ グローバルリートインデックス××
たわらノーロード 先進国リート×松井証券のiDeCo
三井住友・DC外国リートインデックスファンド× SBI証券
楽天証券
マネックス証券
EXE-i グローバルREITファンド××

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

まとめ

海外リートインデックスファンドは、主に海外(先進国や新興国)に上場する不動産投資信託証券に分散投資ができる投資信託です。

過去10年では、新興国も含んだS&PグローバルREIT指数よりS&P先進国REIT指数(除く日本)の方が成績が上回っていて、その中でも実質コストやマザーファンドの規模、過去1年のリターン、純資産残高の増加額では「たわらノーロード 先進国リート」が一歩抜け出てるようです。

上記の一覧には信託報酬が高いので入れてませんが、比較的運用期間が長くS&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み)をベンチマークとする「SMTグローバルREITインデックス」と、同じSMTインデックスシリーズで先進国株式に投資する「SMT グローバル株式インデックス・オープン」、国内リートに投資する「SMT J-REITインデックス・オープン」を比較したチャートが下記となります。

(引用元:Yahooファイナンス)

青がSMTグローバルREITインデックス赤がSMT J-REITインデックス・オープン緑がSMT グローバル株式インデックス・オープンの過去約10年間のチャートです。

先進国リート、先進国株式ともに上昇や下落幅はそれほど変わらないので、株式と同じようなリスクがあることは認識しておく必要があります。

それでも海外リートは比較的利回りが高く、インフレ(物価上昇)に強いとされる不動産にSBI証券や楽天証券などでは100円から投資することも可能ですので、分散投資先のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

低コストのファンドを購入するならSBI証券か楽天証券がおすすめ

SBI証券なら投資信託を保有しているだけで低コストなインデックスファンドでも年率0.05%もしくは0.03%のポイントがもらえます(ポイント付与率が0%のものもごくわずかですがあります)。もちろん口座開設・維持費は無料です。

>>  SBI証券 詳細解説

 

楽天証券でも投資信託を保有しているだけでポイントがもらえ、ほぼすべての低コストインデックスファンドで年率0.048%の楽天スーパーポイントが貰え、貰ったポイントは投資信託の購入にも利用できます。

さらに、楽天銀行との連携で普通預金の金利がメガバンクの100倍の0.1%になったり、楽天カードで投資信託の積立を行えば1%のポイントが付与されたりとメリットが多いです。

楽天証券だけでなく、楽天銀行や楽天カードも口座開設・維持費用は無料です。

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参考 投資信託の積立は楽天証券と楽天カードの組み合わせが最強?デメリットはない?

 

その他下記の証券会社でも低コストインデックスファンドの取り扱いがあります。

>> マネックス証券 詳細解説
>> カブドットコム証券詳細解説

>> 松井証券詳細解説
>> GMOクリック証券
>> 岡三オンライン証券詳細解説

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

投資信託で失敗しない証券会社選び!

これから投資信託で資産運用を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

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