松井証券は大正7年創業とネット証券の中では歴史ある証券会社で、革新的なサービスを出してきたことで多くの投資家に支持されている証券会社です。
特に一日定額の手数料「ボックスレート」は多くのデイトレーダーの方に利用されています。
そんな松井証券は初心者にもやさしい50万円までなら株式・ETFの手数料無料というサービスを行っていますのでサービス内容を確認してみましょう。
松井証券のメリット・特徴とは?
一日の約定代金が50万円までの株式・ETFの手数料0円
株式投資の初心者には分かりやすい手数料体系となっていて、他のネット証券では一回の約定代金毎に手数料が決まるコースと1日の約定代金合計で手数料が決まるコースがありますが、松井証券では1日の約定代金合計で手数料が決まるコースのみとなっています。
参考 【国内株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?
しかも、約定代金が50万円までなら売買回数に関係なく株式・ETFの手数料は0円となっていて、手数料体系は下記のようになっています。
【現物(ETF含む)、信用取引(制度信用・一般信用)の手数料】
1日の約定代金が50万円までなら無料なので、市場全体の9割以上の銘柄が手数料無料で取引することができるようになっています。
参考 【国内株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?
デイトレードで信用取引を行う場合、売買手数料が0円
信用取引で新規で取引をして、その日のうちに反対売買を行う一日信用取引の場合、約定代金がいくらでも売買手数料が0円となります。
信用取引でデイトレードする方にメリットがあり、1注文あたりの約定金額が100万円未満の場合は金利・貸株料が年利1.8%必要ですが、100万円以上なら0%となります。
信用取引とは?
現金や株式を担保として証券会社に預けることで、その担保の約3倍の取引が可能となる株式取引です。信用取引には、返済期限が6ヶ月と決められている制度信用取引と、証券会社が自由に返済期限を決められる一般信用取引があります。
NISA口座なら株式取引の売買手数料が0円
NISAは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当金や分配金・譲渡益が5年間非課税となる制度です。
参考 NISAとは?メリット、デメリットを理解して有効に使おう!
松井証券でNISA口座を利用すると、株式の買付時と売却時の手数料が無料となります。
IPOは前受金不要で完全平等抽選
株式投資初心者の方でも利益を出しやすいIPOは、資金が多い方や証券会社での取引実績が多い方などに優遇する証券会社もありますが、松井証券では配分予定数量の70%以上が完全平等抽選となっているので、誰にでも当選する可能性があります。
取扱い銘柄数はそれほど多くはないのですが、IPOはなかなか当選しないので、当選確率を増やすためには多くの証券会社で申込をすれば当選確率を上げられ、完全平等抽選なので普段取引してなくても当選する可能性があります。
参考 株初心者でも利益が出やすいIPO投資とは?誰でも稼げるって本当?
また、IPOの抽選時に入金は不要なので、抽選時に口座残高0円でも抽選に参加することができるので、IPO投資をするなら抑えておきたい証券会社です。
>> 松井証券(公式サイト)
株主優待をお得に獲得するのに必須の一般信用取引ができる
株主優待を価格変動リスクを最小限に抑えて手に入れるには逆日歩が発生しない一般使用取引を利用することが必要ですが、一般信用取引ができる証券会社は数が少ないです。
その中で松井証券は一般信用取引ができるので、株主優待をお得に獲得したいのであれば是非利用してみてください。
参考 株主優待におすすめの証券会社ってどこ?お得に獲得できるつなぎ売り(クロス取引)って?
高機能なツールが無料で利用できる
トレードツールは各社提供していますが、有料のものが多いのですが松井証券が提供する「ネットストック・ハイスピード」は非常に高機能ながら無料で利用することができます。
特に板情報が下記のように見え、まさにプロのトレーダーのような情報量で取引することができるツールです。
もちろん、板をクリックするだけで発注することができたり、指値の訂正・取消や返済注文の発注がドラッグ&ドロップでできたりと、マウス操作だけ取引がすぐ行えます。
下記のように1画面で複数の銘柄を監視できたりもします。
他にも1画面で投資情報も表示させることができたりと高機能なのに口座開設するだけで無料で利用できます。
参考 松井証券での口座開設・維持費用は無料です。
>> 松井証券(公式サイト)
プロも愛用するQUICKリサーチネットが無料!
QUICKリサーチネットとは、日本経済新聞社グループのQUICK社が提供している株式投資情報サービスで、同社の豊富な株式データやアナリストレポートなどを合わせて株式投資初心者にもわかりやすく作られた投資情報リサーチサービスです。
SBI証券や楽天証券、auカブコム証券でもQUICKリサーチネットを利用できますが、有料もしくは無料となるための条件を満たす必要があったりします。
松井証券なら特に条件もなく口座開設すれば無料で利用できますのでこれだけでも口座開設するメリットがあります。
参考 無料でQUICKリサーチネットを利用したい方はこちら!
>> 松井証券(公式サイト)
投資信託は100円から購入でき、購入時手数料はすべて無料
松井証券では低コストなインデックスファンドはもちろん、取扱いファンド数は約1,400と様々な投資信託を取扱っていて、100円から購入できます。
アクティブファンドなどでは、購入時手数料が必要なファンドがありますが、松井証券で取り扱っている投資信託は基本的はすべて購入時手数料は無料となります。
投資信託の信託報酬の一部が現金で還元される
松井証券では、投資信託を保有中にかかるコストである信託報酬の一部を毎月現金で還元してくれるサービスを利用できます。
投資信託の信託報酬は、「運用会社」「販売会社」「受託会社」に支払われますが、松井証券は販売会社として信託報酬の一部を受け取っています。
受け取っている信託報酬の年率0.33%を超える分に関しては投資家に現金で還元してくれるという仕組みになっていて、分配金はこれとは別に満額受け取ることができます。
毎月分配型のように信託報酬が高いファンドに投資している場合には松井証券を利用すればお得になります。
即時入金を使えば入金手数料は無料!出金は条件なしで無料!
松井証券への入金方法は4種類あり、銀行振込入金以外は手数料が無料となっています。
ネットリンク入金対応金融機関は下記のように主要な金融機関に対応しています。
また、毎月27日に指定した金融機関から自動で引落し、松井証券の口座に入金するサービスである「定期入金」は、都市銀行、地方銀行、ネットバンクなど、全国100行以上の口座から指定可能となっています。
参考 松井証券 定期入金「利用可能金融機関」
松井証券のデメリット
元々は日本株式の取引に強い証券会社で、投資信託も取扱いを始め低コストなインデックスファンドなど取扱いがありますが、外国株式・ETFなどの取扱いがなかったり大手ネット証券と比較すると取扱い金融商品は少ないです。
また、投資信託もサービスは拡充されてきてはいますが、SBI証券や楽天証券と比較すると取り扱い本数などは少なめです。
まとめ
松井証券は、50万円までなら株式の取引手数料が無料だったり、デイトレードでの信用取引なら手数料が無料だったりとお得な手数料体系となっています。
国内株式の取引に関しては手数料や情報、ツールなど揃っていて定評がありますが、投資信託のサービスも拡充してきていて、手数料が無料のロボアドバイザーである投信工房なども利用できます。
また、サポートも手厚く電話での問い合わせはフリーダイヤルが利用できたり、顧客サポートは、HDI-Japan(ヘルプデスク協会)が主催する2020年度問合せ窓口格付け(証券業界)において、最高評価である「三つ星」を10年連続で獲得しています。
50万円までの株式・ETFの取引手数料は無料です
情報収集目的で「QUICKリサーチネット」が条件なしで無料で利用できるのでそれだけでも口座開設しておくメリットがあります。
もちろん口座開設、維持費は無料です。
>> 松井証券(公式サイト)