松井証券の評価や評判ってどう?手数料などメリット・デメリットは?

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松井証券の評価や評判ってどう?手数料などメリット・デメリットは? 松井証券

松井証券は大正7年創業とネット証券の中では歴史ある証券会社で、革新的なサービスを出してきたことで多くの投資家に支持されている証券会社です。

特に一日定額の手数料「ボックスレート」は多くのデイトレーダーの方に利用されています。

そんな松井証券にはどんなメリットや特徴があり、デメリットは何か確認してみました。

松井証券のメリット・特徴とは?

一日の約定代金が50万円までの株式・ETFの手数料0円

株式投資の初心者には分かりやすい手数料体系となっていて、他のネット証券では一回の約定代金毎に手数料が決まるコースと1日の約定代金合計で手数料が決まるコースがありますが、松井証券では1日の約定代金合計で手数料が決まるコースのみとなっています。

参考 【国内株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?

 

しかも、25歳以下や約定代金が50万円までなら売買回数に関係なく株式・ETFの手数料は0円となっています。

松井証券-株式手数料

1日の約定代金が50万円までなら無料なので、市場全体の9割以上の銘柄が手数料無料で取引することができるようになっています。

参考 【国内株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?

デイトレードで信用取引を行う場合、売買手数料が0円

信用取引で新規で取引をして、その日のうちに反対売買を行う一日信用取引の場合、約定代金がいくらでも売買手数料が0円となります。

 

さらに一日信用取引では、金利・貸株料が0円とコストがかかりません。

信用取引とは?
現金や株式を担保として証券会社に預けることで、その担保の約3倍の取引が可能となる株式取引です。信用取引には、返済期限が6ヶ月と決められている制度信用取引と、証券会社が自由に返済期限を決められる一般信用取引があります。

米ドルの為替手数料が無料

松井証券では米国株の取引を行うことができますが、その時には日本円から米ドルに交換する必要がありますが、松井証券では通常25銭かかる為替手数料は無料で購入することができます。

 

また、購入した米国株を売却すれば米ドルで受け取りますが、その米ドルを日本円に両替する時も無料なので為替手数料は往復で無料となっています。

 

米国株の購入時には取引手数料と為替手数料が必要ですが、取引手数料も他のネット証券と比べても最低水準です。

参考 【海外株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?

NISA口座なら日本株や米国株の売買手数料が0円

2024年からの新NISAは非課税枠が拡大し、株式や投資信託等の配当金や分配金・譲渡益が無期限で非課税となる制度です。

 

松井証券でNISA口座を利用すると、日本株式だけでなく米国株式の買付時と売却時の売買手数料が無料となります。

IPOは前受金不要で完全平等抽選

株式投資初心者の方でも利益を出しやすいIPOは、資金が多い方や証券会社での取引実績が多い方などに優遇する証券会社もありますが、松井証券では配分予定数量の70%以上が完全平等抽選となっているので、誰にでも当選する可能性があります

 

取扱い銘柄数はそれほど多くはないのですが、IPOはなかなか当選しないので、当選確率を増やすためには多くの証券会社で申込をすれば当選確率を上げられ、完全平等抽選なので普段取引してなくても当選する可能性があります。

参考 株初心者でも利益が出やすいIPO投資とは?誰でも稼げるって本当?

 

また、IPOの抽選時に入金は不要なので、抽選時に口座残高0円でも抽選に参加することができるので、IPO投資をするなら抑えておきたい証券会社です。

>> 松井証券(公式サイト)

株主優待をお得に獲得するのに必須の一般信用取引ができる

株主優待を価格変動リスクを最小限に抑えて手に入れるには、逆日歩が発生しない一般使用取引を利用することが必要ですが、一般信用取引ができる証券会社は数が少ないです。

 

その中で松井証券は一般信用取引ができるので、株主優待をお得に獲得したいのであれば是非利用してみてください。

参考 株主優待におすすめの証券会社ってどこ?お得に獲得できるつなぎ売り(クロス取引)って?

高機能なツールが無料で利用できる

トレードツールは各社提供していますが、有料のものが多いのですが松井証券が提供する「ネットストック・ハイスピード」は非常に高機能ながら無料で利用することができます。

 

特に板情報が下記のように見え、まさにプロのトレーダーのような情報量で取引することができるツールです。

松井証券-ネットストック・ハイスピード1

もちろん、板をクリックするだけで発注することができたり、指値の訂正・取消や返済注文の発注がドラッグ&ドロップでできたりと、マウス操作だけ取引がすぐ行えます。

 

下記のように1画面で複数の銘柄を監視できたりもします。

松井証券-ネットストック・ハイスピード2

他にも1画面で投資情報も表示させることができたりと高機能なのに口座開設するだけで無料で利用できます

参考 松井証券での口座開設・維持費用は無料です。

>> 松井証券(公式サイト)

マーケット情報や四季報などの情報が無料

個別銘柄の選定や売買の判断においてどのような情報を参照できるのかは重要ですが、松井証券では投資情報ツールである「マーケットラボ」で様々な情報を参照することができます。

 

個別銘柄情報では、最新の株価情報やニュース以外にも、四季報や企業情報・売買動向・信用情報・優待情報などが集約されているので銘柄に関する情報を素早く入手することができます。

 


他にもアナリスト予想に基づく5段階評価や、理論株価、AI予想、個人投資家予想、目標株価の各評価もまとめて参照することができます。

 

マーケットラボを使って銘柄をスクリーニングする初歩的なやり方などは下記の動画を参照してみてください。

投資信託は100円から購入でき、購入時手数料はすべて無料

松井証券では低コストなインデックスファンドはもちろん、取扱いファンド数は約1,600以上と様々な投資信託を取扱っていて、100円から購入できます。

 

アクティブファンドなどでは、購入時手数料が必要なファンドがありますが、松井証券で取り扱っている投資信託はすべて購入時手数料は無料となります。

投資信託保有時のポイント還元率が業界最高水準

投資信託保有時のポイント還元率が業界最高水準

松井証券では、投資信託を保有していれば年間最大1%と業界最高還元率で松井証券ポイントが貰えます。

 

松井証券ポイントは各種ポイントに交換できたり、商品との交換、投資信託を購入できます。

松井証券ポイント

投資信託は下記の3つの投資信託の購入が可能です。

ただしポイント還元を受けるためには毎月ログインしエントリーが必要です。

松井証券のFXは1通貨らと少額から投資ができ自動売買も可能

松井証券ではFXの取引も可能で、業界でも数少ない1通貨からの取引に対応しているので少額からFXを始めることができます。

 

1通貨からの取引に対応しているSBI FXトレードとの比較については下記も参考にしてみてください。

参考 SBI FXトレードと松井証券のFXの違いを比較!おすすめはどっち?

 

しかもリピート系自動売買を1通貨から取引できるので、少額から自動売買を行うことができます。

リピート系自動売買ではトラリピが有名ですが、トラリピよりもスプレッドが狭いので低コストで取引することができ、必要資金は1,000分の1で済むのでFXの自動売買を試してみたい方でも気軽に始められます。

参考 トラリピの評判とは?メリット・デメリットを解説!

 

>> 松井証券のFX(公式サイト)

即時入金を使えば入金手数料は無料!出金は条件なしで無料!

松井証券への入金方法は4種類あり、銀行振込入金以外は手数料が無料となっています。

松井証券-入金方法

 

ネットリンク入金対応金融機関は下記のように主要な金融機関に対応しています。

松井証券-ネットリンク入金対応金融機関

 

また、毎月27日に指定した金融機関から自動で引落し、松井証券の口座に入金するサービスである「定期入金」は、都市銀行、地方銀行、ネットバンクなど、全国100行以上の口座から指定可能となっています。

参考 松井証券 定期入金「利用可能金融機関

松井証券のデメリット

株式の手数料がやや高い

松井証券では50万円までは株式の売買手数料は無料ですが、50万円を超えると手数料は高くなります。

 

SBI証券や楽天証券では、簡単な手順で売買手数料を無料とすることができますが、松井証券だと50万円を超えると1,100円の手数料がかかってしまいます。

  5万円
まで
10万円
まで
20万円
まで
50万円
まで
100万円
まで
300万円
まで
SBI証券 0円 0円 0円 0円 0円 1,691円
GMOクリック証券 0円 0円 0円 0円 0円 1,691円
岡三オンライン 0円 0円 0円 0円 0円 1,980円
楽天証券 0円 0円 0円 0円 0円 3,300円
auカブコム証券 0円 0円 0円 0円 0円 3,300円
松井証券 0円 0円 0円 0円 1,100円 3,300円
マネックス証券 550円 550円 550円 550円 550円 2,750円
LINE証券
DMM株

参考 【国内株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?

ただ、1日に約定代金が50万円以内の取引がメインであれば無料なので、あまりデメリットとはならないです。

投資信託のクレカ積立時のポイント還元がない

松井証券では投資信託保有時のポイント還元はどんな銘柄でも業界最高還元率となっていますが、他のネット証券で行っているクレカ積立時のポイント還元がありません。

 

例えばマネックス証券では実質無料のクレジットカードを利用して投資信託の積立を行えば1.1%のポイントが還元されます。

 

クレカ積立を利用しないなら関係ありませんが、クレカ積立を利用してポイント還元を受けたいSBI証券やマネックス証券、楽天証券、auカブコム証券を利用した方がお得です。

参考 投資信託のクレジットカード積立のおすすめは?デメリットはない?

まとめ

松井証券は、50万円までなら株式の取引手数料が無料だったり、デイトレードでの信用取引なら手数料が無料だったりとお得な手数料体系となっていて、米国株の取引も他のネット証券とそん色ない手数料体系となっています。

 

投資信託はすべての銘柄で保有時のポイント還元率が最高水準なのでクレカ積立を利用しないならお得にポイントを貯めることができます。

 

また、松井証券のFXは1通貨からの少額取引に対応し、リピート系自動売買も可能と少額から始めてみたい方に向いています。

 

50万円までの株式・ETFの取引手数料は無料です

米国株やFXなど取扱商品も増え、大手ネット証券にも引けを取らないサービス内容になってきています。

もちろん口座開設、維持費は無料です。

 

>> 松井証券(公式サイト)