トラリピのダイヤモンド戦略のメリットやデメリットとは?

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トラリピのダイヤモンド戦略のメリットやデメリットとは? トラリピ

トラリピの売買戦略として両建てやハーフ&ハーフなどがありますが、ダイヤモンド戦略もそれらと同じ戦略の一つです。

トラリピの公式サイトで公開されているトラリピ戦略リストでも高いパフォーマンスとなっているダイヤモンド戦略とはどんな戦略で、メリットやデメリットはどのような点があるか解説します。

トラリピのダイヤモンド戦略とは?

トラリピのダイヤモンド戦略は、想定するレンジの中央付近での為替レートが推移することを期待し、「上半分には売りトラリピ、下半分には買いトラリピ」をそれぞれ「中央付近ほど合計金額(注文金額×トラップ本数)が大きくなるように複数のトラリピに分けて注文する」戦略です。

ハーフ&ハーフと似ていますが、ただレンジを2等分して売りと買いを仕掛けているわけではありません。

 

レンジを4等分し、レンジの中央部分(よく動くと思われる範囲)は両端よりも注文金額を増やしているので、中央部分が厚く、両端は薄めとなっているので「ダイヤモンド戦略」と呼ばれています。

 

例えばトラリピで人気のAUD/NZD(オーストラリアドル/ニュージーランドドル)では下記のようなダイヤモンド戦略が考えられます。

トラリピのダイヤモンド戦略とは?

トラリピのダイヤモンド戦略とは?

この場合、②と③のレンジ帯をコアのレンジ帯と考え、注文金額を①や④より大きく設定しています。

 

このようにコアのレンジ帯ほど合計金額(注文金額×トラップ本数)を大きくなるように設定するのがダイヤモンド戦略です。

トラリピのダイヤモンド戦略のメリットとは?

  • 収益力が高い
  • 資金効率が良い

収益力が高い

公式サイトの戦略リストでは、AUD/NZDでダイヤモンド戦略とBuy&Sell戦略のパフォーマンスを公開しています。

設定日が同じで約4年運用してダイヤモンド戦略の方が設定来のパフォーマンスは良くなっています。

 

Buy&Sell戦略は下記のように通常の両建てではなく、ダイヤモンド戦略の②③のコアのレンジ帯のみ買いと売りが重なる両建てとなるような戦略となっています。

 

どちらの戦略も1.04~1.1までをコアレンジとしていて、Buy&Sell戦略では注文金額はすべて同一ですが、ダイヤモンド戦略はコアのレンジ帯の注文数量を大きくしています。

 

コアのレンジ帯で推移する期間が長いほどダイヤモンド戦略は収益力が高く、コアのレンジ帯で推移する期間がまだ続きそうだと思えば、コアのレンジ以外に割り当ててる資金をコアのレンジ帯に移動させてさらに収益を上げるといった応用も可能です。

資金効率が良い

トラリピは「売りと買いの両方で注文を設定している場合、実際に証拠金がかかるのは必要証拠金が多い一方のみ」というルールがあります。

 

同じレンジ幅なら買いだけや売りだけよりもダイヤモンド戦略の方が証拠金は少なく済みます。

 

例えば図①の買いのみのトラリピは20本分の証拠金が必要となりますが、図②のように半分ずつの場合は片方の10本のみで済みます。

 

ダイヤモンド戦略は、②よりコア部分の注文金額を増やしますが、コア部分以外の注文金額を減らすなどして買いのみと同じ注文金額とすればダイヤモンド戦略の方が必要な資金は少なく済みます。 同じレンジ幅をカバーするのにダイヤモンド戦略の方が資金は少なく済むので、資金効率が良いと言えます。

トラリピのダイヤモンド戦略のデメリットとは?

  • レンジの上下に損失リスクがある
  • マイナスのスワップポイントが発生する

レンジの上下に損失リスクがある

ダイヤモンド戦略はハーフ&ハーフを応用し、コアのレンジ帯で為替レートが推移するならより収益力が高まります。

 

ただ、ダイヤモンド戦略はハーフ&ハーフの応用なのでハーフ&ハーフ同様にレンジの上下に損失リスクがあります。  

レンジ外となってしまうとトラリピが稼働しなくなるので収益チャンスがゼロとなってしまい、しかもトラリピのレンジ内で保有していたポジションの含み損が拡大するリスクがあります。

 

このようなリスクに対応するためには下記のようなポイントを押さえておく必要があります。

  • レンジ幅は広めに設定する
  • 取引数量とトラップ本数はロスカットを参考にする
  • 複数通貨ペアで運用する

マイナスのスワップポイントが発生する

これもハーフ&ハーフ同様のデメリットとなりますが、ダイヤモンド戦略は買いも売りも仕掛ける戦略となります。

 

そのため、通貨ペアによりますが買いか売りどちらかはマイナスのスワップポイントとなります。

 

例えば下記はAUD/NZDのスワップポイントですが、売りのスワップポイントがマイナスなので売りのポジションを保有していれば日々支払いが発生することになります。

スワップポイントは売買益に比べると小さいですが、例えばAUD/NZDでレンジ上限近くで保有しているポジションが数か月、数年決済されなければ金額的には大きくなり収益を圧迫します。

 

為替レートが上昇しそうになければポジションを損切りすることも検討することが必要です。

まとめ

トラリピのダイヤモンド度戦略のメリット・デメリットについては下記のような点が挙げられます。

  • 収益力が高い
  • 資金効率が良い
  • レンジの上下に損失リスクがある
  • マイナスのスワップポイントが発生する

ダイヤモンド戦略は、ハーフ&ハーフの応用としてコアとなるレンジ帯に資金を割り振り収益力を高めた戦略です

 

コア部分で多くの時間推移する必要があるのでAUD/NZDのような通貨ペアに向いています

 

>> マネースクエア(公式サイト)[詳細解説]