FXのスワップポイントとは?2カ国間の金利差を低リスクで日々もらうには?

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FXのスワップポイントとは?2国間の金利差を低リスクで日々もらうには?FX

FXといえば短期取引などの取引が注目されてますが、FX最大の特徴であるレバレッジを低く抑えることによって外貨預金のように利用することができ、FXでは外貨預金の利息に相当するスワップポイントが日々発生します。

そもそもスワップポイントとはどういうものなのか、スワップポイント狙いの投資をするなら押さえておきたいポイントなどを紹介します。

 

外貨への投資というと銀行で扱ってる外貨預金が手軽に投資できますが、FXの方が断然お得ですのでこちらも参考にしてみてください。

FXのスワップポイントとは?

FXでは外貨を安く買って、高くなったら売る(逆に外貨を高い時に売って、安い時に買う)ことによる売買差益で利益を上げる方法以外に、日々発生するスワップポイントで利益をあげることができます。

 

FXのスワップポイント(スワップ金利)とは、通貨間の金利差調整分のことで、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買えば、2通貨間の金利差である差額を受け取ることができます。

FXのスワップポイントとは?

例えば上記の様にオーストラリアの通貨であるオーストラリアドル(豪ドル)を買って日本円を売るといった場合、FXでは「オーストラリアドル(豪ドル)/円」という通貨ペアを買うということとなります。

 

FXでは買いも売りもできますが、逆にオーストラリアドル/円を売った場合には、スワップポイントを支払うこととなります。

 

日本の金利は低水準となっているので、オーストラリアドルや米ドルなどを買い日本円を売ればスワップポイントを受け取ることができます。

 

このスワップポイントは各国の政策金利に大きく左右されるので、例えばオーストラリアで政策金利が上昇すればスワップポイントもそれと連動して上昇します。

スワップポイントは日々発生する

スワップポイントの付与タイミングは、FX会社によってまちまちですが概ねニューヨーク市場が一日の取引を終了する時間である日本時間午前7時前後(サマータイムでは午前6時)にポジションを保有していた場合にスワップポイントが付与されます。

 

また、スワップポイントは基本的には毎日付与されるのですが、付与されない日があったり、3~5日分まとめて付与される日があります。

 

まとめて付与される曜日もFX会社によって異なりますが、水曜日や木曜日が多いです。

レバレッジをかけてポジションを倍にすればスワップポイントも倍

FXではレバレッジという預けた資金以上の取引を行うことができ、国内では最大25倍までレバレッジをかけた取引を行うことができます。

 

レバレッジとは、例えば1ドル100円の時に米ドル円を1千通貨投資する場合、100円×1千通貨=10万円が必要ですが、レバレッジ1倍なら10万円、レバレッジ2倍なら5万円の資金で1千通貨取引することができます。

 

 

レバレッジ1倍よりレバレッジ2倍ならもらえるスワップポイントも2倍になり、レバレッジを3倍にすればもらえるスワップポイントも3倍となります。

 

例えば、オーストラリアドル円が100円の時に資金100万円で1万通貨購入すると、

100円 × 1万通貨 = 100万円

となるのでレバレッジは1倍で、オーストラリアと日本の金利差が1.9%とするともらえるスワップポイントは1万9千円となります。

 

レバレッジ2倍にすると、同じ資金で2万通貨を購入することになるのでもらえるスワップポイントは2倍の3万8千円となります。

 

ただし、レバレッジをかけすぎるとロスカットとなってしまい強制決済させられるリスクが高くなるので、スワップポイント狙いの投資を行うならレバレッジは1~2倍、せいぜい3倍までで検討してみてください。

どの通貨のスワップポイントが高い?

主要国の政策金利の過去の推移は下記のようになっています。(2015年1月~2023年10月)

先進国の政策金利推移

コロナウィルスの影響により2020年頃から先進国の政策金利は引き下げらていましたが、直近ではインフレ抑制のため各国政策金利を引き上げています。

 

ただ、インフレ率が落ち着いてきた国から、様子見となっている国も多くなっています。

 

対して日本は低金利政策が継続されているため、日本円を売って外貨を買うことによって、金利差であるスワップポイントを日々得ることができます。

 

また、高金利通貨として注目されているトルコ、南アフリカ、メキシコの政策金利の推移は下記の様になっています。

高金利通貨の政策金利

トルコ、南アフリカ、メキシコもコロナウィルスの影響によって政策金利は引き下げられましたが、先進国同様にインフレが加速しているので、インフレ抑制のため金利は上昇傾向です。

 

ただ先進国同様にインフレ率が減少傾向となっていて、メキシコではインフレ率がピークを迎え減速基調が確認されたとして、利上げサイクルは終了となりそうですがトルコだけはインフレ率が高い状況となっているので大幅な利上げとなっています。

 

ただし、高金利通貨は米国などと比較すると高いスワップポイントをもらえますが、それ以上に為替変動リスクも大きく、スワップポイントで貯めた以上に為替の下落が起きるリスクも高いので投資するにしても一部の資金で運用することや、他の通貨ペアと分散させることも必要です。

スワップポイント狙いの投資をする際に抑えたいポイントとは?

スワップポイントが高いFX会社を選ぼう

スワップ投資はスワップポイントを毎日もらい外貨預金の利息のように増やすことを目的としているので、なるべく高いスワップポイントを提示しているFX会社を選ぶことが重要です。

 

ただ、同じ通貨でもFX会社によってスワップポイントは異なりますし、購入当初から時間がたつとスワップポイントが大幅に減っているなんてこともあります。

 

FX会社によってキャンペーンとしてスワップポイントを一時的に増やしたりしますが、スワップ投資は中長期な取引手法ですのでその時一番高いスワップポイントの会社を選ぶより、過去も安定的に高いスワップポイントを提示している会社を選ぶことが重要です。

 

都度一番高いスワップポイントのFX会社に乗り換えるということもできますが、売買手数料がかかるのでその分利益は減ってしまいます。

FX会社のスワップポイントはなぜ会社ごとに異なる?

FX会社はインターバンクという銀行間取引市場に参加している銀行や証券会社を通して外貨の注文のやり取りをしています。

 

その際実際に注文のやり取りをしている金融機関をカバー先金融機関と呼び、この金融機関との契約によって為替レートやスワップポイントが決まるので、金融機関との交渉力に左右される場合もあります。

 

他にもスプレッド(取引するときにかかる手数料)が狭いFX会社はスワップポイントが低くなる傾向があるようです。

 

これはFX会社はどこかで利益を出していかないといけないので、スプレッドが狭いとそこで利益を出せないので、スワップポイントを低くしてそこで利益を出そうとするためです。

スワップポイントが再投資できるFX会社を選ぼう

スワップポイントの口座への反映方法は会社によって異なり、ポジション(ある通貨を購入し、保有していること)が未決済の時にスワップポイントを証拠金にできるかどうかはFX会社により異なります。

 

スワップポイントを証拠金にできれば再投資ができ、スワップポイントのみでポジションを増やすことができるので最終的なリターンが大きく変わりますので、このようなFX会社を選ぶことが重要です。

 

また、未決済ポジションのままでスワップポイントを出金することもFX会社によってはできるので、スワップポイントを生活費の一部にあてたい方はそのようなFX会社を利用しましょう。

 

スワップポイントの税金の取り扱いも注意しよう

スワップポイントでもう一つ確認しておきたいのは、税金の取り扱いで、FX会社によってポジションが未決済の時にスワップポイントに税金がかかるかどうかが異なります。

 

中長期投資となるスワップ投資では、ポジションが未決済の時にスワップポイントに税金がかからないFX会社を選べば、課税されてしまう分も運用がそのまま行えるので、将来得られるリターンに寄与します。

 

FXで支払う税金は為替差益、スワップポイントで得た利益ともに申告分離課税で一律20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)となっています。

レバレッジは低く抑えよう

スワップ投資では、スワップポイントをもらい続けることを重視してますので、ロスカットされずに長く持ち続けられることが重要です。

 

 

レバレッジが1倍の場合は、基本的にはその通貨の価値がほぼなくなったらロスカットとなってしまいますが(ロスカットなるのはFX会社によって異なります)、その可能性は非常に低いのでFX初心者の方はまずレバレッジ1倍からやってみるのがおすすめです。

 

レバレッジを2倍、3倍にする場合は、いくらになったらロスカットとなるか事前に認識しておくことが重要です。

最低取引数量が低い方が少額から投資でき複利効果も得られやすい

最低取引数量は、米ドル円などでは10,000通貨や1,000通貨を最低取引数量としているところが多いですが、SBIFXトレードのように1通貨から取引できるところもあります。

 

最低取引数量が低ければ始めるときの投資金額は少なく済みますし、スワップポイントを再投資して複利で増やしていく場合も、最低取引数量が大きいところより早く再投資できるので複利効果で増やせるペースが断然上がりますので、なるべく最低取引数量が低いFX会社を選びましょう。

 

スプレッドは狭い方がいいですが・・

スプレッド(実質的な取引コスト)はもちろん狭い方がいいですが、スワップ投資はドルコスト平均法で時間分散させて毎月積立するようなやり方もあり、そのような場合にはそれほど頻繁に売買することは少ないと思います。

 

もちろんスプレッドが低コストの方がいいですが、それよりはスワップポイントが高いFX会社を選んだ方がリターンは大きくなりますので、スプレッドはあまりこだわらなくてもいいと思います。

 

 

スワップポイントの投資を行うのに有利なFX会社は?

主要なFX会社で、ポジションが未決済の時のスワップポイントの取り扱いについてまとめてみました。

スワップポイント
を証拠金にできる
スワップポイント
に税金がかからない
最低取引数量 (米ドル円)
SBIFXトレード非課税1通貨
外為オンライン非課税1,000通貨
岡三オンライン【くりっく365】非課税10,000通貨
松井証券のFX非課税(振替前)1通貨
外為どっとコム非課税(振替前)10,000通貨
DMM FX非課税(振替前)10,000通貨
ヒロセ通商【LION FX】非課税(振替前)1,000通貨
JFX株式会社非課税(振替前)1,000通貨
みんなのFX非課税(振替前)1,000通貨
LIGHT FX非課税(振替前)1,000通貨
セントラル短資FX課税対象1,000通貨
サクソバンク証券課税対象1,000通貨
GMOクリック証券【FXネオ】課税対象1,000通貨

どのFX会社も未決済ポジションで付与されたスワップポイントは、証拠金として活用できるので再投資することが可能です。

未決済ポジションのスワップポイントが非課税であれば、課税対象のFX業者より多く再投資することができます。

 

また、最低取引数量が少ない方が再投資がすぐに行えて複利効果が出やすいので、SBI FXトレードのような1通貨から投資ができる方が有利です。

まとめ

FXは短期売買のイメージが強く、ギャンブル的な取引ばかり目が行きがちですが、レバレッジを1倍とすれば外貨預金と変わらない取引をすることができます。

 

また、FX会社によってスワップポイントの取り扱いが異なりますが、再投資して複利で増やそうと思ってる方は、ポジションが未決済の時に「スワップポイントを証拠金にできる」「ポジションが未決済時にスワップポイントに税金がかからない」FX会社を選ぶことが重要です。

 

また、最低取引数量が低い方が早くスワップポイントを再投資できるので、複利効果が早く出始めます。

 

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参考 積立FXのメリットやデメリットとは?外貨預金と比較すると?

参考 SBI FXトレードの積立FXと通常のFX取引を比較!どんな違いがある?

 

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【FX】GMOクリック証券とGMO外貨の違いを比較!おすすめはどっち?