NZドル円のスワップポイントとスプレッドの比較ランキング!おすすめのFX会社は?

NZドル円のスワップポイントとスプレッドの比較ランキング!おすすめのFX会社は?スワップ運用

FXでスワップポイントを狙ったトレードスタイルで、国債の格付けも高く中長期に安心して投資できる通貨の一つがNZドルです。

FX各社でスワップポイントが異なるので、どのFX会社がスワップポイントが高いのか実質の取引コストとなるスプレッドも含めて比較してみました。

NZドル円のスワップポイント・スプレッドを比較

主要なFX会社のNZドル円を1万通貨購入した場合のスワップポイントとスプレッドは下記のとおりです。

 

参考 スワップポイントやスプレッドについては下記も参考にしてみてください。

FXのスワップポイントとは?2国間の金利差を低リスクで日々もらうには?

FXのスプレッドの意味とは?手数料との違いって何?

スワップポイント
(最新)
スワップポイント
(2023年3月平均)
スプレッド最低取引数量
(NZドル円)
ヒロセ通商【LION FX】110円114.8円(1位)0.8銭1,000通貨
GMOクリック証券【FXネオ】108円112.5円(3位)1.2銭1,000通貨
外貨ex byGMO106円113.1円(2位)1.2銭 ※11,000通貨
岡三オンライン【くりっく365】105円108.7円10,000通貨
DMM FX103円110.7円0.8銭 ※210,000通貨
SBIFXトレード102円105.5円1.18銭 ※31通貨
みんなのFX100円103.2円1.0銭 ※41,000通貨
LIGHT FX100円103.2円1.0銭 ※41,000通貨
セントラル短資FX90円90円1,000通貨
FXプライムbyGMO78円84.3円0.0銭 ※51,000通貨
マネーパートナーズFX36円1.2銭 ※61,000通貨
マネーパートナーズFX nano30円1.2銭100通貨

※2023年4月4日前後適用分
※上記スプレッドは原則固定
※1:9:00~翌3:00の時間帯が原則固定(例外あり)
※2:2023年6月1日(木)5時59分まで1.2銭→0.8銭のスプレッド縮小キャンペーン
※3:1,000通貨まで(原則固定※例外あり)。1,001通貨から1,000,000通貨までは主に1.1銭。
※4:1万通貨未満は+3銭。9:00~翌4:00の時間帯が原則固定(例外あり)
※5:8:00~翌5:00の時間帯が原則固定(例外あり)
※6:12:00~翌1:00の時間帯が原則固定(例外あり)

NZドル円のスワップポイント狙いでおすすめのFX会社は?

ヒロセ通商

ヒロセ通商

【基本情報】

口座開設・維持費用無料
取引手数料無料
最小取引単位1,000通貨
(MXN/JPYなどは10,000通貨、HUF/JPYは100,000通貨から)
通貨ペア数51通貨ペア
取引時間米国標準時間:月曜日AM7:00~土曜日AM6:30
米国夏時間:月曜日AM6:30~土曜日AM5:30
ロスカット証拠金維持率が100%以下になった場合
ロスカットアラートは証拠金維持率200%を下回った時
両建可能
提携ニュースFXi24、ロイター、ダウ・ジョーンズなど
自己資本規制比率725.3%(2023年3月末時点)

 

スプレッド

米ドル/円ユーロ/円ポンド/円豪ドル/円NZドル/円
0.2銭 ※0.4銭 ※0.9銭 ※0.6銭0.8銭
カナダドル/円南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円ユーロ/米ドル
1.5銭~2.5銭0.8銭1.6銭~2.6銭0.2銭0.3pips

※AM10:00~翌日AM4:00 原則固定(例外あり)

 

スワップポイント

米ドル/円豪ドル/円NZドル/円カナダドル/円
10位(87.7円)4位(87.2円)1位(118.1円)10位(30.0円)
南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円 
5位(14.0円)3位(28.0円)2位(23.3円) 

※2023年4月平均
※順位は当サイトで調査対象としている10FX会社内での順位

 

未決済ポジションのスワップポイントの取り扱いは下記の様になります。

参考 FXのポジションとは?ポジションを持ち続けることは可能?

スワップポイントを証拠金にできる
スワップポイントに税金がかからない非課税(振替前)
スワップポイントを引き出すことができる
※ポジションを決済しなくてもスワップポイントのみ手動にて振替することができる。
 
  • 1,000通貨からと少額から取引することができる
  • 豪ドル円やNZドル円、高金利通貨のスワップポイントが高水準
  • スプレッドは業界最狭水準
  • 取り扱い通貨ペア数は比較的多い
  • スキャルピングOKな数少ないFX会社

ヒロセ通商は、豪ドル円やNZドル円などは昔からスワップポイントが高水準で、高金利通貨のスワップポイント業界でも高い水準です。

 

スプレッドも業界最狭水準で、短期トレードであるスキャルピングOKとしてる数少ないFX会社です。

参考 FXでスキャルピングOKのおすすめ口座ってどこ?スプレッドが狭いだけでいい?

 

また、指標発表の結果が指標発表と同時にほぼリアルタイムに確認することができるので指標発表時のトレードをしなくてもいち早く結果を確認したいなら持っておきたいFX会社です。

参考 FXの為替ニュースなど情報収集するのにおすすめのFX口座はどこ?

 

>>  ヒロセ通商【LION FX】 (公式サイト)<<

GMOクリック証券

GMOクリック証券

【基本情報】

口座開設・維持費用無料
取引手数料無料
最小取引単位1,000通貨
通貨ペア数20通貨ペア
取引時間米国標準時間:月曜日AM7:00~土曜日AM7:00
米国夏時間:月曜日AM7:00~土曜日AM6:00
ロスカット証拠金維持率が50%以下になった場合
両建可能
提携ニュースMarketWin24、ダウ・ジョーンズ、日本証券新聞
自己資本規制比率542.8%(2022年12月末時点)

 

スプレッド

米ドル/円ユーロ/円ポンド/円豪ドル/円NZドル/円
0.2銭0.5銭0.9銭0.6銭1.2銭
カナダドル/円南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円ユーロ/米ドル
1.7銭0.9銭1.7銭0.2銭0.4pips

 

スワップポイント

米ドル/円豪ドル/円NZドル/円カナダドル/円
3位(174.9円)8位(80.4円)5位(101.3円)2位(124.7円)
南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円 
7位(12.5円)7位(13.8円)8位(17.4円) 

※2023年2月平均
※順位は当サイトで調査対象としている10FX会社内での順位

 

未決済ポジションのスワップポイントの取り扱いは下記の様になります。

参考 FXのポジションとは?ポジションを持ち続けることは可能?

スワップポイントを証拠金にできる
スワップポイントに税金がかからない×
スワップポイントを引き出すことができる
 
 
  • FX取引高世界一位(※)と多くの方が取引に利用している
  • 口座数80万の国内大手FX会社
  • スプレッドは業界でも最狭水準
  • 株や投資信託、CFD、債券なども1つの口座で管理できる

※ファイナンス・マグネイト社調べ(2021年1月~2021年12月)

GMOクリック証券ではFXだけでなく株式や投資信託など多くの金融商品を取り扱っているので1つの口座で管理できます。

またFXでもくりっく365の取扱業者でもあるので、店頭FXであるFXネオと損益通算も可能です。

>> GMOクリック証券【FXネオ】(公式サイト) <<

外貨ex byGMO

外貨ex byGMO

【基本情報】

口座開設・維持費用無料
取引手数料無料
最小取引単位1,000通貨(RUB/JPYおよびHUF/JPYのみ10,000通貨)
通貨ペア数24通貨ペア
取引時間米国標準時間:月曜日AM7:00~土曜日AM6:50
米国夏時間:月曜日AM7:00~土曜日AM5:50
ロスカット証拠金維持率が50%以下になった場合
ロスカットアラートは証拠金維持率100%を下回った時
両建可能
提携ニュースFXi24
自己資本規制比率852.6%(2023年1月末時点)

 

スプレッド

米ドル/円ユーロ/円ポンド/円豪ドル/円NZドル/円
0.2銭0.5銭0.9銭0.6銭1.2銭
カナダドル/円南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円ユーロ/米ドル
1.7銭1.3銭0.4銭0.4pips

※8:00~27:00までの適用スプレッド

 

スワップポイント

米ドル/円豪ドル/円NZドル/円カナダドル/円
5位(186.5円)2位(87.8円)3位(116.0円)4位(112.6円)
南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円 
2位(14.0円)2位(28.4円)1位(23.8円) 

※2023年4月平均
※順位は当サイトで調査対象としている10FX会社内での順位

 

未決済ポジションのスワップポイントの取り扱いは下記の様になります。

参考 FXのポジションとは?ポジションを持ち続けることは可能?

スワップポイントを証拠金にできる
スワップポイントに税金がかからない課税対象
スワップポイントを引き出すことができる
 
  • 1,000通貨からと少額から取引することができる
  • スワップポイントが全体的に高水準
  • レバレッジを1・10・25倍から選択することができる
  • 外貨の現物に交換可能

レバレッジは投資家自身で管理する必要がありますが、レバレッジの倍率を選択することができるので過度なレバレッジ倍率にならないようなリスク管理を自動で行えます。

また、FX会社では数少ない低コストで現物の外貨に交換も可能です。

 

>>  外貨ex byGMO (公式サイト)<<

くりっく365

くりっく365

【基本情報】

口座開設・維持費用無料
取引手数料取扱業者によって異なる
最小取引単位10,000通貨
(南アフリカランド円など一部通貨ペアは100,000通貨)
通貨ペア数25通貨ペア
取引時間くりっく365「取引時間について
ロスカット取扱業者によって異なる
両建可能
提携ニュース取扱業者によって異なる
自己資本規制比率取扱業者によって異なる

 

スプレッド

米ドル/円ユーロ/円ポンド/円豪ドル/円NZドル/円
1.673銭2.359銭3.114銭2.539銭
カナダドル/円南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円ユーロ/米ドル
0.744銭2.36銭0.624銭1.769pips

※1:くりっく365ラージの2023年4月の平均スプレッド
※2:2023年4月の平均スプレッド

 

スワップポイント

米ドル/円豪ドル/円NZドル/円カナダドル/円
1位(189.8円)1位(88.1円)6位(108.7円)2位(121.2円)
南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円 
1位(14.2円)1位(29.5円)5位(22.6円) 

※2023年4月平均
※順位は当サイトで調査対象としている10FX会社内での順位

 

未決済ポジションのスワップポイントの取り扱いは下記の様になります。

参考 FXのポジションとは?ポジションを持ち続けることは可能?

スワップポイントを証拠金にできる
スワップポイントに税金がかからない×
スワップポイントを引き出すことができる×
 
  • スワップポイントが全体的に高水準
  • 日本では唯一のFXの公的な取引所

くりっく365は日本で唯一のFXの公的な取引所なので「安心・透明・信頼」な取引ができます。

くりっく365は取扱業者が複数ありますが、EXCELを利用してシステムトレードも可能な岡三オンラインなら、オリジナルの投資レポートも参照できます。

 

>> 岡三オンライン【くりっく365】(公式サイト) <<

 

くりっく365の手数料などの比較については下記も参考にしてみてください。

参考 くりっく365を比較(手数料・ロスカットなど)!おすすめの取扱業者は?

DMM FX

DMM FX

【基本情報】

口座開設・維持費用無料
取引手数料無料
最小取引単位10,000通貨
通貨ペア数21通貨ペア
取引時間米国標準時間:月曜日AM7:00~土曜日AM6:50
米国夏時間:月曜日AM7:00~土曜日AM5:50
ロスカット証拠金維持率が50%以下になった場合
ロスカットアラートは証拠金維持率70%を下回った時
両建可能
提携ニュースFXi24、時事通信社
自己資本規制比率434.9%(2022年12月末時点)

 

スプレッド

米ドル/円ユーロ/円ポンド/円豪ドル/円NZドル/円
0.2銭0.5銭0.9銭0.6銭0.8銭
カナダドル/円南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円ユーロ/米ドル
0.7銭1.0銭0.2銭0.4pips

 

スワップポイント

米ドル/円豪ドル/円NZドル/円カナダドル/円
4位(174.5円)6位(85.0円)2位(102.8円)3位(122.0円)
南アフリカランド/円トルコリラ/円メキシコペソ/円 
6位(13.0円)7位(18.3円) 

※2023年2月平均
※順位は当サイトで調査対象としている10FX会社内での順位

 

未決済ポジションのスワップポイントの取り扱いは下記の様になります。

参考 FXのポジションとは?ポジションを持ち続けることは可能?

スワップポイントを証拠金にできる
スワップポイントに税金がかからない〇 ※
スワップポイントを引き出すことができる〇 ※
※スワップポイントの受け取りタイミングは任意で、受け取ったスワップポイントは課税対象となる
 
  • 口座数90万の国内大手FX会社
  • スプレッドは業界でも最狭水準

口座数が多いことは人気が高いとも言え、スプレッドも狭いので低コスト取引することができます。特にスマホアプリを始め取引ツールは使いやすいとの評判が高いです。

水平線など時間足を変えても消えないので、サポート・レジスタンスのライン分析などやりやすくなっています。

>> DMM FX(公式サイト) <<

NZドル円でスワップポイントはどのくらいもらえる?

NZドル円に投資した場合、例えば、NZドル円82円(初期投資資金82万円)、スワップポイントを1日110円とすると下記のような感じになります。

取引数量必要証拠金
(4%)
年間スワップ年間利回りロスカット
(証拠金維持率100%)
1万(レバレッジ1倍)32,800円40,150円4.90%3.3円
2万(レバレッジ2倍)65,600円80,300円9.79%44.3円
3万(レバレッジ3倍)98,400円120,450円14.69%57.9円
5万(レバレッジ5倍)164,000円200,750円24.48%68.9円
10万(レバレッジ10倍)328,000円401,500円48.96%77.1円

※NZドル円の史上最安値は2000年の時で約42円です。
※スワップポイントは2023年4月調査時点で最も高いスワップポイントとなっているヒロセ通商の値を参考に算出

参考 FXの強制ロスカットとは?計算方法や証拠金維持率・レバレッジとの関係は?

 

スワップポイントはレバレッジを2倍とすれば、もらえるスワップポイントも2倍となりますが、ロスカットされてしまう為替レートが上がるのでリスクは高くなります。

 

同じ投資資金でも1年間でレバレッジ1倍なら約4.9%、レバレッジ2倍なら約9.8%とレバレッジをかけたほうが得られるスワップポイントが増え資金効率が良くなるので、多少リスクをとってレバレッジ3倍で運用するか、安全にレバレッジ2倍で運用するのがおすすめです。

 

ちなみに、上記は初期投資資金82万円としてますが、取引数量1万通貨でレバレッジ2倍なら初期投資資金は82万円÷2=41万円と抑えることができますし、取引数量1千通貨でレバレッジ1倍なら初期投資金額は約4.2万円と大きく抑えることができます。

スワップポイントの活用方法とは?

日々貰えるスワップポイントは下記のような活用方法が考えられます。

  • スワップポイントをそのまま貯め続けてロスカット水準を下げる
  • 貯まったスワップポイントを再投資する
  • スワップポイントを引き出し(出金)して生活費の一部に充てる

スワップポイントをそのまま貯め続けてロスカットされる水準を下げる

スワップポイントは通常評価損益として計算されるので、何もしなければ評価損益が増えていきロスカットされる水準を下げることとなります。

 

ロスカット水準を下げればロスカットされる可能性が低くなるので、その分長くスワップポイントをもらい続けることができますが、資金効率は悪くなります。

貯まったスワップポイントを再投資する

貯まったスワップポイントで新たにポジションを建てれば、その分貰えるスワップポイントも増えるので複利効果が期待できます。(プラスのスワップポイントが貰えるポジションの場合)

参考 FXのポジションとは?ポジションを持ち続けることは可能?

 

スワップポイントはFX会社によって取り扱いが若干異なるのですが、スワップポイントを再投資したい場合は、スワップポイントが安定的に高い水準にあることも重要ですが、下記の点も重要になります。

  • 最低取引数量が小さい
  • 未決済ポジションのスワップポイントに課税されない

最低取引数量が小さければ、貯まったスワップポイントを早く再投資することができるので、複利効果が出やすくなります。

 

また、スワップポイントも課税対象ですが、FX会社によってはポジション決済時にスワップポイントが課税対象となるので、そのようなFX会社であれば課税を繰り延べでられるので、複利効果が出やすくなります。

 

ただ、スワップポイントの再投資はその分ポジションを増やすことになるので、為替差益をも大きくなるので、ロスカット水準を気にしながら低レバレッジで取引することをおすすめします。

参考 FXのスワップポイントを複利運用するには?FX会社を選ぶポイントは?

スワップポイントを引き出し(出金)して生活費の一部に充てる

スワップポイントをポジション未決済のまま定期的に引き出し、生活費の一部に充てることももちろん可能です。

 

FX会社によっては、ポジション未決済のままでスワップポイントの引き出しに対応していないので、取引したいFX会社が対応しているか下記も参考にしてみてください。

参考 スワップポイントが引き出し(出金)できるFX会社を比較!税金ってどうなる?

 

また、未決済ポジションのスワップポイントに課税されないFX会社だと、スワップポイントを引き出して使ってしまったあとに税金を支払わなければいけないといったことになるので注意しましょう。

NZドル(ニュージーランドドル)の特徴は?

NZドルはニュージーランドで使われているニュージーランドドルのことで、アメリカのドルとの区別するためにNZドルと呼ばれるのが一般的です。

 

そんなNZドルはどのような特徴があるでしょうか?

豪ドル(オーストラリアドル)との連動性が高い

ニュージーランドは、2つの主な島がある国でオーストラリアのすぐ隣にあり地理的に近い関係にあります。

 

そのため、ニュージーランドは輸出入ともにオーストラリアが約20%と最大の取引先となっていて、オーストラリアへの依存度が高いことによりNZドルと豪ドルは連動した動きをするという特徴があります。

資源国通貨?ちょっと違います

オーストラリアが世界でも有数の資源国であるため、同じオセアニア地区のニュージーランドも資源国通貨だと勘違いされますがちょっと違います。

 

オーストラリアは、石炭や金、原油などの鉱物資源産出されるので資源国通貨と言われますが、ニュージーランドは鉱物資源が産出されるわけではなく、酪農業が主要輸出産業であり、全輸出の約3割を酪農製品が占めています。

 

そのため、農産物市況に影響を受ける通貨で、農産物市況が上がれば輸出額が増えNZドル高につながります。

 

ただ、豪ドルとの連動性が高いという性質から、金などが上昇すると資源国通貨である豪ドルの上昇期待からそれに連動して値が上がったりします。

 

逆に下落した時には、資源国通貨ではないので豪ドルより影響は軽微である傾向があったりします。

国債の格付けは高い

ニュージーランドは、ムーディーズでは最高格付けである「AAA」で、その他の主要格付け会社であるS&P、フィッチでは上から2番目の「AA+」といった高い格付けとなっています。

 

ムーディーズが最高格付けとしているのもあり、国としての安全度、信用度は世界でもトップレベルで、3社の格付けを総合すると英国やフランスより格付けが高いです。

 

ちなみに日本はS&Pで21段階中上から5番目の「A+」という格付けで、他の格付け会社でも大体5番前後の格付けとなっています。

ニュージーランドの政策金利の推移は?

ニュージーランドの政策金利の推移は下記のようになっています。(2005年6月~2023年4月)

ニュージーランドの政策金利推移

過去は8%とオーストラリア同様に非常に高い政策金利で高金利通貨として有名でしたが、その後は大分下がり、コロナウィルスの影響によりもう一段低い政策金利となっていましたが、インフレ抑制のために金利は上昇傾向で2023年4月時点では5.25%となっています。

 

南アフリカの7.75%やトルコの8.5%、メキシコの11.25%と高金利通貨と比較すると、金利は低いですが、先進国で比較すると日本がー0.1%、アメリカが4.25%、ユーロが3.5%、イギリスが4.25%、オーストラリアが3.6%、カナダが4.5%となっている中では高い方ではあります。

 

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)の声明によるとインフレ率を中期的に目標時レンジの1~3%に戻すために政策金利を引き上げる必要があるの見解のようですが、インフレ率は高止まりしているので、まだ金利を上げてくるかもしれません。

ニュージーランド-インフレ率

NZドル円の過去10年間のチャート

NZドル円の過去10年間のチャート

上記はNZドル円の10年間の月足のチャートですが、60円から90円あたりを推移していて、70円あたりがサポート・レジスタンスとして機能していました

 

ただ、コロナウィルスの影響によりサポートラインであった70円を割り込みましたが、その後反発し、80円にまで値を戻しています。

 

直近1年では84円を中心としたレンジ相場となっていて、80円から88円あたりを推移しています。

NZドル円の過去1年間のチャート

まとめ

外貨投資でスワップポイントを狙ったスワップ投資で、過去には高い金利から人気があったのがNZドル円です。

 

ニュージーランドは国としての安全性も高く、中長期の投資となるスワップポイント狙いの投資では検討したい通貨で、過去は高金利だったこともあり豪ドル円ほどではありませんが根強い人気がある通貨です。

 

インフレ率が高止まりしていますが、NZ中銀の目標(1~3%)に戻すために、金融引き締めでインフレを抑制するために政策金利は今後も上昇する可能性がありそうです。

 

レバレッジ2倍程度であれば比較的安全に投資ができ、年間利回りは約9.8%程度で、外貨預金と同じくらいの安全性となるレバレッジ1倍だと約4.9%程度の利回りとなっていますが、今後の政策金利の上昇に伴いよりスワップポイントを得られる可能性があります。

 

NZドル円でスワップポイント、スプレッドの条件がいいヒロセ通商!

ヒロセ通商はNZドル円のスワップポイントは直近でも2023年3月平均でも安定的に高く、スプレッドも狭いので好条件でトレードできます。

もちろん口座開設・維持費は無料ですので、下記より詳細を確認してみてください。

>> ヒロセ通商【LION FX】(公式サイト)[詳細解説]

 

取引高世界一位(※)のGMOクリック証券

※ファイナンス・マグネイト社調べ(2021年1月~2021年12月)

GMOクリック証券のNZドル円は比較的安定的に高い水準となっています。ポジションはそのままでスワップポイントの引き出し(出金)が可能なのでスワップポイントを生活費の一部にあてたい方に向いています。

もちろん口座開設・維持費用は無料です。

>> GMOクリック証券【FXネオ】(公式サイト)[詳細解説]

 

NZドル円だけでなく米ドル円や高金利通貨のスワップポイントが高い外貨ex byGMO

GMOインターネットグループの外貨ex byGMOは、NZドル円や豪ドル円、米ドル円といった先進国通貨だけでなくトルコリラ円や南アフリカランド円などのスワップポイントも高くなっています。

FX業者では数少ない外貨に両替することも可能です。

>> 外貨ex byGMO(公式サイト)

 

国内2大FX会社の一つのDMM FX

DMM FXのNZドル円のスワップポイントは直近は高い水準となっています。ただ、最低取引数量が1万通貨からなのと、スプレッドはやや広めです。

スワップポイントは任意のタイミングで引き出すことが可能なので、スワップポイントを生活費の一部にあてたい方に向いています。

もちろん口座開設・維持費用は無料です。

>> DMM FX(公式サイト)[詳細解説]

 

参考 他の通貨ペアでのスワップポイントの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ 米ドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

⇒ 豪ドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

カナダドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

南アフリカランド円のスワップポイント比較ランキング!おすすめのFX会社は?

トルコリラ円のスワップポイント比較ランキング!おすすめのFX会社は?

メキシコペソ円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

 

参考 スワップポイント狙いの投資をするのにおすすめな通貨ペアについては下記も参考にしてみてください。

⇒ FXのスワップポイントで稼ぐのにおすすめの通貨ペアとは?高金利通貨も比較!