米国株への投資は円高が気になる?為替リスクを回避する方法って?

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米国株は配当が高く、50年以上増配している企業もあるほど株主重視の文化が根付いています。

しかも米国株は長期で見ると必ず値上がりしているので高配当を得ながら、株価の上昇も期待できてしまう魅力的な投資先です。

ただ、日本から投資するには米ドルでの取引のため為替リスクが伴いますのでそれを回避する方法について解説します。

米国株の魅力って?

米国株の魅力として挙げられるのは、高配当で連続増配している企業が多いことで、ここでは高配当で連続増配銘柄の代表的銘柄である「P&G」を見てみます。

P&Gは世界最大の一般消費材メーカーで、売上高約7兆4000億円、純利益で約1兆円を誇る巨大企業です。

日本でも馴染みがある商品が多く、「ファブリーズ」「アリエール」「ボールド」「レノア」「ジョイ」といった洗剤、エアケア製品から、おむつの「パンパース」、男性用シェーバーの「Gillette」「BRAUN」など幅広い製品があります。

そんなP&Gは、60年以上増配を続け、配当利回りは約3%と高配当で連続増配で有名な銘柄の一つです。

配当利回りはいいですが、株価はどんな動きをしているかというと、下記が過去10年のチャートとなります。

10年前は約55ドルくらいでしたが、直近では約100ドルと今は40.6ドルと約180%の成長をしているので、単純な年率平均は約18%で成長し、配当金もその間に配当利回り約3%もらえてたと非常に優秀な銘柄です。

このように高配当で連続増配を何十年と続けている企業がごろごろあるのが米国株で、このような個別銘柄に投資するのもいいし、リスクを減らしたいということであれば下記のようなETFで分散投資することも可能です。

参考 バンガード米国高配当株式ETF(VYM)の評価って?利回りはどのくらい?

参考 バンガード米国増配株式ETF(VIG)ってどう?過去の成績はどうだった?

個別銘柄に投資をしたい方も上記のようなETFで採用されている銘柄を候補として投資するのもいいかと思います。

海外ETF、海外株式で失敗しない証券会社選び!

海外ETFや海外株式を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

参考 おすすめネット証券比較(海外ETF、海外株式編)!手数料が安いのは?

米国株や海外ETFを投資するときに気になるのは円高?

米国株は非常に魅力ある投資先ではありますが、米国株や海外ETFは基本は米ドルでの購入となるため、円安になってくれれば為替差益だけでも利益が出ますが、円高になると株価が上昇しても為替差益で利益が減少し、最悪な場合トータルでは損失となっている可能性があります。

このような円高に対する為替リスクを回避する方法はどうすればいいでしょう?

円高といった為替リスクを回避する方法は?

為替だけに注目すれば円高になった時の損失は、他の投資でその分の利益が出ればいいので、米ドル円の売りができるFXを用いて為替ヘッジを行うという方法が考えられます。

例えば、下記のようにある銘柄を米ドル円が100円の時に1万ドル購入したとします。

その後①の様に株価が11,000ドルに上昇したのに、ドル円が円高となってしまい、90円の時に売却してしまうと10,000円の損失となってしまいます。

ここで、株購入時に株と同額、米ドル円の売りを行い、それを売却すると円高となってもトータルでは90,000円の利益となります。

また②のように株価が下落し円高となった場合、為替部分はドル円の売りを売却した時の利益分で損失を抑えることができます。

この為替ヘッジ方法の注意点は?

円安には注意が必要!

円高の時は為替ヘッジを行うことにより、株価が上昇しても円高で為替部分で損失となっていたものを利益にすることができ、株価が下落してしまったらその損失を軽減させることができます。

ただ、円安となった場合にはFXの部分は損失となってしまうため、株を売却するまでに円高には当面なりそうにない時には早めにFX部分だけ決済をして、損失を最小限に抑える必要があります。

また、FXで為替ヘッジをかける場合、FX部分でも利益を出そうと円高になるタイミングまで持ち続けるようなことは避けて、素直に損切りした方がいい結果となる場合が多いと思います。

米ドル円の売りではマイナススワップが発生する

米ドル円の売りを行うと、米国と日本の金利差であるスワップポイントがマイナスとなるので、日々支払いが発生します。

参考 FXのスワップポイントとは?2国間の金利差を低リスクで日々もらうには?

金額的には非常に小さいのですが、中長期に保有していると意外に大きな金額となってしまうので、マイナススワップが小さいFX会社で取引を行うことが重要です。

下記は米ドル円の主要FX会社の売りポジションの時のスワップポイントの一覧です。

 スワップ
ポイント
スプレッド最低取引数量
(米ドル円)
セントラル短資FXー61円0.3銭1,000通貨
外為ジャパンー64円0.3銭1,000通貨
DMM FXー64円0.3銭10,000通貨
GMOクリック証券【FXネオ】ー72円0.3銭10,000通貨
みんなのFXー80円0.3銭1,000通貨
LIGHT FXー80円0.3銭1,000通貨
SBIFXトレードー81円0.27銭
※1
1通貨
マネーパートナーズFX nanoー85円0.4銭100通貨
岡三オンライン証券【くりっく365】ー87円10,000通貨
FXプライムbyGMOー98円0.6銭
※2
1,000通貨
マネーパートナーズFXー104円0.3銭10,000通貨
サクソバンク証券ー106円0.3銭
※3
1,000通貨
ヒロセ通商【LION FX】ー120円0.3銭1,000通貨
岡三アクティブFXー120円0.4銭1,000通貨
※2019年2月8日前後適用分
※上記スプレッドは原則固定
※1:1万通貨まで
※2:1万通貨未満は+3銭
※3:スプレッドは変動制で、2019年1月のコアタイム(17時から翌日1時)の平均値

マイナススワップが小さいのは、「セントラル短資FX」「外為ジャパン」と「DMM FX」なので為替ヘッジを行う場合は、この3社から選ぶのがお得となります。

参考 外為ジャパンとDMM FXの違いとは?スプレッドやスワップポイントが得なのは?

例えば、米ドル円10,000通貨を1年間保有していた場合、FXの2強であるGMOクリック証券とDMM FXの場合、下記の様にDMM FXの方がお得になります。

  • DMM FX:365日 × ー64円=ー23,360円
  • GMOクリック証券:365日×ー72円=ー26,280円

参考 DMM FXの詳細は下記の公式サイトで確認してみてください。

>> DMM FX(公式サイト)[詳細解説]

参考 DMM FXより最低取引数量が低い外為ジャパンの詳細は下記の公式サイトで確認してみてください。

>> 外為ジャパン(公式サイト)

まとめ

米国株や海外ETFは連続増配を何十年と続け、高配当銘柄も多く、株価自体も右肩上がりと魅力が多い銘柄が多いことが特徴です。

連続増配、高配当で有名なAT&Tでは、30年以上連続増配を続け、配当利回りは5前後、過去10年間で株価は年率平均24%で上昇しているなど国内株式では次元が異なる成長をしています。

個別銘柄を選別するのは難しいと思われる方は、下記のようなETFを直接購入したり、ETFで採用されている銘柄を中心に投資してみてもいいと思います。

参考 バンガード米国高配当株式ETF(VYM)の評価って?利回りはどのくらい?

参考 バンガード米国増配株式ETF(VIG)ってどう?過去の成績はどうだった?

高配当株は、一般的に株価の暴落局面い強いと言われ、配当金を多く払える財務基盤の健全性や、配当を目的とした投資家は暴落しても株を売却せず逆に購入しだすとも言われます。

海外ETF、海外株式で失敗しない証券会社選び!

海外ETFや海外株式を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

参考 おすすめネット証券比較(海外ETF、海外株式編)!手数料が安いのは?

このように魅力がある米国株や海外ETFは、米ドルで購入しないといけないため円高になったときに損失が出てしまう為替リスクが存在します。

円安になってくれれば為替部分でも利益がでてトータル大きなリターンが期待できますが、円高になると逆に為替部分の損失が出て、トータルで損失となるような場合も考えられリスクがちょっと高く感じられるかもしれません。

そんな方は、FXを利用して米ドル円の売りを行うことで、為替ヘッジを行うことができます。

ただ、米ドル円の売りはマイナスのスワップポイントが発生してしまうため、マイナススワップポイントの低いFX会社で取引することが重要です。

米ドル円売りのマイナススワップポイントが少ないFX会社はここ!

米ドル円のマイナススワップポイントが少ないセントラル短資FXは、一つ選択肢と考えられます。もちろん口座開設・維持費用は無料です。

>> セントラル短資FX(公式サイト)

他にもDMM FXと外為ジャパンもマイナススワップポイントが少ない会社なのですが、実は両方ともDMM.com証券が運営しています。

参考 外為ジャパンとDMM FXの違いとは?スプレッドやスワップポイントが得なのは?

外為ジャパンの方が最低取引数量が小さいので使い勝手はいいのですが、始めてFX会社の口座開設をするのであれば、FX口座数国内第1位(※)のDMM FXを選んでおけば失敗することは少ないです。
※2018年1月末時点。ファイナンス・マグネイト社調べ(2018年1月口座数調査報告書)

  • スプレッドが狭いから他社より取引コストが抑えられる
  • 取引ツールやチャートなど初心者でも簡単で使いやすい!
  • 2行の完全信託保全や自己資本規制比率も613.5%と安全性が高い
  • メールや電話(フリーダイヤル)、Lineで平日は24時間のサポート体制

>> DMM FX(公式サイト)[詳細解説]

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>> 外為ジャパン(公式サイト)