【海外株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?

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マネックス証券

アメリカを代表とする日本以外の海外の株式は、どのネット証券でも取り扱っているというわけでもなく、一部のネット証券で取り扱いがあります。

海外株式で代表的なアメリカ株などではも何十年も増配している企業があるなど魅力的な個別銘柄も多く、ETFも人気の高い低コストなインデックスファンドよりも低コストと魅力的な銘柄も多くあります。

ただ、海外ETFや海外株式は売買手数料以外に為替手数料が必要となるので、どのネット証券で投資するのがお得なのか比較してみました。

 

通常の投資信託や、日本国内の株式やETFに投資したい場合のネット証券の比較はこちらを参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

参考 【国内株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?

ネット証券口座の比較(海外株式・ETF)

海外ETFや海外株式に投資ができるネット証券は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、サクソバンク証券、DMM 株があります。

 

各ネット証券で取り扱っている国や銘柄数は異なりますし、海外投資は売買手数料だけでなく、為替手数料などのコストがかかりますのでどのような違いがあるか比較してみました。

海外株式・海外ETF取り扱い本数

証券会社海外ETF海外株式
SBI証券約340銘柄米国:約3,700銘柄
中国:約1,370銘柄
韓国:約60銘柄
ロシア:約30銘柄
ベトナム:約320銘柄
インドネシア:約70銘柄
シンガポール:約40銘柄
タイ:約80銘柄
マレーシア:約40銘柄
楽天証券約370銘柄米国:約3,340銘柄
中国:約900銘柄
インドネシア:約70銘柄
シンガポール:約40銘柄
タイ:約70銘柄
マレーシア:約40銘柄
マネックス証券約340銘柄米国:約3,760銘柄
中国:約2,540銘柄
サクソバンク証券約2,700銘柄米国:約6,000銘柄
中国:約2,000銘柄
欧州:約4,000銘柄
DMM 株約80銘柄米国:約1,040銘柄

海外株式で代表的な米国の株式はサクソバンク証券が取り扱い銘柄数が多くなっていますが、その他SBI証券や楽天証券、マネックス証券も3,000銘柄以上の取扱いがあります

 

中国株はマネックス証券がやや取り扱い銘柄数が多くなっています。

 

その他、アジア地域ではSBI証券と楽天証券が取り扱いがあり、特にSBI証券ではロシアや韓国、ベトナムといった国にも投資することができます

 

また、デンマークに本社があるサクソバンク証券では、イギリスやドイツなどのヨーロッパの個別銘柄が取引できます。

各種手数料の比較(米国株・ETF)

米国株を購入するには売買手数料以外に為替手数料も必要となりますが、各証券会社の手数料は下記となっています。

証券会社売買手数料(税込)為替手数料(米ドルの場合)
SBI証券約定代金の0.495%
最低:0ドル
最高:22ドル
25銭
※住信SBIネット銀行を利用すると4銭(外貨積立なら2銭)
※SBI FXαを利用すると0.2銭(1万通貨以上)
楽天証券25銭
マネックス証券買付時:0銭
売却時:25銭
サクソバンク証券約定代金の0.2%
最低:5ドル
最高:15ドル
0.25%
(1ドル100円なら25銭のコストがかかる)
DMM 株0円25銭
※配当金受取時は100銭

売買手数料は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券ともに同一のコストととなっていますが、楽天証券の超割コースなら取引手数料の1%分の楽天スーパーポイントがもらえるので、楽天スーパーポイントを利用している方にはメリットがあります。

 

サクソバンク証券は約定代金の0.2%と他社より低コストですが、最低でも5ドルかかるので少額での投資では割高となってしまう可能性がありますが、最高でも15ドルと他社より低いので、約定代金が大きい場合にはサクソバンク証券の方が低コストで取引できます。

 

DMM 株は取引手数料はかからないので、最も低コストで取引することができますが、配当金の受取時の為替手数料が高いので、配当金狙いの場合にはあまり適していません。

 

為替手数料は、住信SBIネット銀行を使ったSBI証券がお得で特に米ドル円を1万通貨以上(1ドル100円としたら100万円以上)取引する場合、SBI証券がかなりお得です。

 

為替手数料を考慮するとSBI証券が最も低コストで米国株・ETFに投資することが可能で、為替の交換などの手間なく取引したいならマネックス証券が買付時の為替手数料が0銭なのでお得です。

 

>>  SBI証券 (公式サイト)

>> マネックス証券 (公式サイト)

一部の海外ETFは買付手数料が無料となる

SBI証券、楽天証券では一部のETFの買付手数料が約定代金に係わらず無料となり、マネックス証券では買付手数料(税抜)をキャッシュバックすることで実質無料となります。

 

各ネット証券で買付手数料が無料となるETFは異なっていて、下記のようになっています。

コード銘柄名SBI証券楽天証券マネックス証券
VTバンガード・トータル・ワールド・ストックETF
VOOバンガード・S&P500 ETF
VTIバンガード・トータル・ストック・マーケットETF
IVViシェアーズ・コア S&P500 ETF
SPYSPDR S&P500 ETF
EPIウィズダムツリー・インド株収益ファンド
DHSウィズダムツリー米国株高配当ファンド
DLNウィズダムツリー米国大型株配当ファンド
DGRWウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長
RWRSPDRダウ・ジョーンズREIT ETF
GLDMSPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト
AIQグローバルX AI&ビッグデータ ETF
FINXグローバルX フィンテック ETF
GNOMグローバルX ゲノム&バイオテクノロジー ETF

SBI証券とマネックス証券は同じETFが買付手数料が無料となっていて、楽天証券だけ買付手数料が無料となるETFのラインアップが異なっています。

 

また、3証券とも下記の3銘柄については買付手数料が無料となります。

銘柄名概要
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)全世界の株式に幅広く投資できる
バンガード・S&P500 ETF(VOO)S&P500に連動する
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)米国株式市場の投資可能銘柄ほぼ100%に投資

 

>>  SBI証券 (公式サイト)

>> マネックス証券 (公式サイト)

>> 楽天証券(公式サイト)

米国株・米国ETFの自動積立

米国株・米国ETFはSBI証券、マネックス証券で自動で積立購入できるサービスを行っています。

 

毎月金額指定で積立られるので、ドルコスト平均法にて株式の購入を行うことができ、SBI証券なら株数指定なども指定できるので、より細かな設定をすることができます。

 

SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービス

  • 定期的に買付したい銘柄に対して買付日を指定できる
  • 「株数指定/金額指定」「円貨決済/外貨決済」の組み合わせが可能
  • NISA枠ぎりぎり注文、課税枠シフト注文も選択できる
  • 積立の引落は銀行引落サービスの利用が可能

ただし、米国株やETFの配当金の再投資は自動では行われませんが、マネックス証券では、配当金の再投資も自動で行うことができ、配当金額が1株に満たない場合、外国取引口座の資金を自動で充当し、1株の発注を行うようなことも可能です。

 

配当金を再投資して複利効果を得たいような場合は、配当金は再投資する必要がありますが、マネックス証券なら自動で行われるの手間が省けます。

>> マネックス証券 (公式サイト)

 

米国株・ETFの自動積立はないですが、サクソバンク証券でも配当金を自動再投資してくれるサービスが提供されていますが、特定口座に対応してないので原則確定申告が必要となるというデメリットがあります。

>> サクソバンク証券(公式サイト)

NISA口座

NISA口座を利用する場合、各社海外株式や海外ETFの手数料無料のサービスを行っています。(サクソバンク証券はNISA口座には対応してません)

マネックス証券SBI証券楽天証券
個別株(買付時手数料)実質無料
個別株(売却時手数料)
ETF(買付時手数料)実質無料無料実質無料
ETF(売却時手数料)

マネックス証券は、海外株式、海外ETFの買付手数料が実質無料なので米国株、中国株の個別銘柄に投資するならマネックス証券がお得です。

 

SBI証券と楽天証券は海外ETFの買付手数料が無料ですが、SBI証券はキャッシュバックではなく買付手数料を無料としているのでSBI証券の方がお得です。(キャッシュバックの場合はキャッシュバックの金額によっては、税法上、確定申告が必要になる場合があります)

 

海外ETFは3つの証券会社どこで購入しても買付手数料が無料となるのでお得ですが、為替手数料を考えたらSBI証券がお得です。

特定口座対応

特定口座は、簡易に納税申告を行うことができるようにすることを目的として創設された制度です。

 

源泉徴収ありを選べば、証券会社が納税してくれるので確定申告が不要となります。

 

SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM 株は特定口座対応となっていますが、サクソバンク証券は特定口座には対応していません。

外貨MMFとの連携

外国株式を何度か取引する際に、毎回日本円から外貨に交換すると為替手数料が毎回必要となるので、外貨のままにしておく方がコストを抑えることができますし、好きなタイミングで日本円に交換することができるので為替取引でも利益を得ることもできます。

 

待機している外貨は外貨MMFで運用すれば米ドルであれば約1%程度の利回りが期待できるので、外貨MMFで運用をし、少しでも利益を上げたいところです。

 

楽天証券では外貨MMFから米国株を直接購入できるので手間が省け、SBI証券やマネックス証券でも一度外貨MMFを売却後に米国株の購入が可能です。

参考 SBI証券「外貨建MMF(外貨決済)

参考 マネックス証券「マネックス証券

おすすめネット証券ランキング(海外ETF、海外株式編)

第1位:SBI証券

  • ロシア、韓国、ベトナム株を買えるのはSBI証券だけ
  • 売買手数料、為替手数料を合わせたトータルコスト最安値
  • 外貨MMFから直接海外株、ETFの買い付けが可能
  • 米国株・ETFの自動買付が可能
  • 業界唯一の米国株・海外ETFの貸株サービスもあり

米国株式・ETF定期買付サービスや貸株サービスといった独自サービスがあり、売買手数料、為替手数料を合わせたトータルコストは最安値となっていますが、配当金の自動再投資ができないのがやや残念な感じです。

参考 SBI証券の米国貸株サービスの金利ってどのくらい?海外ETFも対象!

参考 米国株の積立投資ができる米国株式・ETF定期買付サービスとは?デメリットは?

 

為替手数料は10,000通貨以上ならSBI FXαを使えば最安値となりますが、住信SBIネット銀行を利用しても他の証券会社よりお得に取引することができます。

 

米国だけでなく、中国株や東南アジアへの投資も行うことができ、特に経済成長が目覚ましいベトナム株を購入できるのはSBI証券のみです。

 

もちろん口座開設・維持費は無料ですので、公式サイトを確認してみてください。

>>  SBI証券 (公式サイト)

第1位:マネックス証券

  • 米国株、中国株の取り扱い銘柄数が多い
  • 取引手数料はSBI証券や楽天証券と並び最安値水準
  • NISA口座なら海外ETFだけでなく海外株式の買付手数料が0円
  • 米国株・ETFは自動積立ができ、配当金も自動で再投資可能

マネックス証券では米国株・ETFは自動積立だけでなく配当金も自動で再投資が可能となっているので、手間なく複利効果を得ることができます。

 

外貨振替サービスもあるので、海外株式やETFの配当金や売却益も外貨MMFで運用するといった使い方も可能です。

 

口座開設・維持費は無料ですので、下記の公式サイトで詳細を確認してみてください。

>> マネックス証券 (公式サイト)

第3位:楽天証券

  • 海外ETFの取り扱い銘柄数No1
  • 外貨MMFから直接海外株、ETFの買い付けが可能

楽天証券も取引手数料を値下げしてSBI証券やマネックス証券と同等レベルにまで引き下げが行われました。

 

楽天証券の超割コースなら取引手数料の1%分の楽天スーパーポイントがもらえるので、楽天スーパーポイントを利用している方にはメリットがあります。

 

楽天証券でも楽天FXというサービスがあり、ここで交換した外貨を海外ETFの買い付けに利用できれば為替手数料をだいぶ抑えることができるのですが、今はSBI証券に一歩リードされてる感じはします。

 

もちろん口座開設・維持費は無料ですので、公式サイトを確認してみてください。

>> 楽天証券(公式サイト)

第4位:DMM 株

  • 売買手数料が無料

米国株だけしか取り扱いがなく、取り扱い銘柄も他社と比較すると少ないですが、売買手数料が無料というのは大きなメリットです。

 

米国以外の国の銘柄にも投資できたり、米国株やETFの取り扱い銘柄が増えたり、配当金受取時の為替手数料が引き下がればいろんな場面で利用できそうです。

 

>> DMM株(公式サイト)

第5位:サクソバンク証券

  • 米国株・海外ETFの取り扱い銘柄数はNo1
  • 配当や分配金を自動で再投資が可能

サクソバンク証券は配当や分配金を自動再投資してくれるのは魅力的なものの、特定口座に対応していなかったり使い勝手は他の証券会社より見劣りする感があるのは残念なところです。

 

>> サクソバンク証券(公式サイト)