【EPI】ウィズダムツリー・インド株収益ファンドの評価ってどう?過去の成績は?

※本ページはプロモーションが含まれています。

【EPI】ウィズダムツリー・インド株収益ファンドの評価ってどう?過去の成績は?海外ETF

ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)は近い将来中国を抜いて世界一の人口となる、約14億人を有する巨大市場インドの株式市場において利益の高い企業に分散投資ができる海外ETFです。

今後高い経済成長が期待されているインドへ投資ができるウィズダムツリー・インド株収益ファンドの内容や過去の成績について確認してみました。

ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)の特徴

投資対象

ウィズダムツリー・インド株収益ファンドは、インドの株式市場において利益の高い企業に投資することを目的とし、「WisdomTree インド・アーニングス・インデックス」のパフォーマンスに連動することを目的としています。

 

インドの株式市場の大型株から小型株まで約400銘柄に分散投資ができますが、インドルピー建ての株式に投資するため、為替変動の影響を受けます。

 

インドではSENSEXやNIFTY50といった株価指数がありますが、SENSEXが30銘柄、NIFTY50が50銘柄で構成されているのに対してウィズダムツリー・インド株収益ファンドは約400銘柄と数多くの銘柄に分散投資できるのが特徴です。

 

「WisdomTree インド・アーニングス・インデックス」はボンベイ(ムンバイ)証券取引所(BSE)またはインド・ナショナル証券取引所(NSE)に上場していて、収益性が高い利益額加重に基づきファンドの構成銘柄を選定しています。

 

※下記はウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)2022年12月末時点の情報です。

業種別資産構成

セクター比率
素材24.90%
エネルギー17.05%
金融16.83%
情報技術11.99%
公益事業6.97%
資本財5.76%
一般消費財5.36%
生活必需品3.94%
ヘルスケア3.82%
電気通信サービス3.00%

組入上位銘柄

銘柄比率
Reliance Industries Ltd7.66%
Tata Steel Ltd6.82%
Infosys Ltd4.80%
ICICI Bank Ltd4.44%
Oil & Natural Gas Corp Ltd3.15%
Axis Bank Ltd3.05%
Hindalco Industries Ltd2.49%
Tata Consultancy Services Ltd2.47%
JSW Steel Ltd2.11%
State Bank of India1.91%

IT系の仕事をされてる方ならインフォシスやタタ・コンサルタンシー・サービシズはCMMIで最高水準のレベル5を取得したことで知っている方もいるかと思います。

コスト

売買手数料各証券会社により異なるが、SBI証券では買付手数料が無料
DMM 株なら買いだけでなく売りの時も手数料は無料
参考 【海外株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?
経費率0.84%

純資産残高・出来高

純資産残高は約1,000億円で、平均出来高は約33.4万株と流動性もそこそこ高い状態にあります。

分配金

分配金利回りは6.08%(2023年2月)で直近の分配金は下記のとおりです。

ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)の分配金

ETFの分配金はファンドでの運用益からのみ出されるため、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当がないので安心して受け取れます。

 

ただ、海外ETFの分配金は二重課税されていたり、再投資は手動で行う必要があるなど取り扱いがちょっと面倒なところがあるので注意が必要です。

参考 ETFとJDRの違いって?複雑な分配金に対する税金をまとめてみました!

貸株金利

SBI証券では保有している米国株式・米国ETFを対象に証券会社に貸し出すことで、貸し出した米国株式や米国ETFに応じた貸株金利を受け取ることができ、メリット・デメリットとしては下記のような点が挙げられます。

 

米国貸株サービスのメリット

  • 貸株金利を得ることができる
  • 貸株中でも配当金を受け取ることができる
  • 貸株中にいつでも売却可能

 

米国貸株サービスのデメリット

  • 配当金が配当相当額になる可能性がある
  • 貸株中に証券会社が倒産したら損失となる可能性がある
  • 投資者保護基金の対象とはならない

参考 SBI証券の米国貸株サービスのメリット・デメリットとは?金利はどのくらい?

 

貸株は、株式売却益・配当金に続く第三の収入源となってくれ株式を保有していればほったらかしていても貸株金利を受け取ることができますが、ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)の貸株金利は0.01%と決して金利は高くありません。

 

少しでも利益を得たいところですが、配当金が支払いができない場合に配当相当額を受け取ることとなった場合には損益通算や外国税額控除ができなくなるデメリットなどもあるので利用にあたっては慎重に検討してください。

自動積立

SBI証券とマネックス証券では、米国株式米国ETFを自動で積立購入できるサービスを行っています。

 

毎月金額指定で積立することができるで、ドルコスト平均法にて株式の購入を行うことができ、SBI証券なら株数指定なども指定できるので、より細かな設定をすることができます。

 

SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービス

  • 定期的に買付したい銘柄に対して買付日を指定できる
  • 「株数指定/金額指定」「円貨決済/外貨決済」の組み合わせが可能
  • NISA枠ぎりぎり注文、課税枠シフト注文も選択できる
  • 積立の引落は銀行引落サービスの利用が可能

ただし、米国株やETFの配当金の再投資は自動では行われませんが、マネックス証券では、配当金の再投資も自動で行うことができ、配当金額が1株に満たない場合、外国取引口座の資金を自動で充当し、1株の発注を行うようなことも可能です。

 

配当金を再投資して複利効果を得たいような場合は、配当金は再投資する必要がありますが、マネックス証券なら自動で行われるの手間が省けます。

>> マネックス証券 (公式サイト)

運用実績

ETF(年率)ベンチマーク(年率)
1年ー5.72%ー3.81%
3年+12.53%+15.33%
5年+5.35%+7.07%
10年+7.15%+8.72%
設定来+3.15%+4.67%

※ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)2022年12月末時点より
※ファンド設定日は2008年2月22日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

過去のチャート

米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動する「iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)」と比較したのが下記となります。

(出典:ETFreplay.com)

緑がウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)青がiシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)の2008年2月22日からのトータルリターンのチャートです。

リーマンショック直前からのチャートでは、リーマンショックでの下落含めその後の立ち上がりがS&P500が圧倒的にパフォーマンスが良かったと言えます。

 

ただ、直近3年のコロナショックからのチャートで見てみると「ウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)」の方がS&P500より上回る成績となっています。

(出典:ETFreplay.com)

緑がウィズダムツリー・インド株収益ファンド(EPI)青がiシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)の直近3年のトータルリターンのチャートです。

インドは2011年頃から生産年齢人口(15歳以上65歳未満)がその他の人口の2倍以上ある人口ボーナス期に入っていて、今後もS&P500を上回るような成績となる能力を秘めています。

参考 インド株への投資方法とは?おすすめのETFや証券会社は?

当ETFの情報のまとめ

  • 分類:海外ETF(EPI)
  • ベンチマーク:WisdomTree インド・アーニングス・インデックス
  • 売買手数料:各証券会社により異なるが、SBI証券では買付手数料が無料
    マネックス証券は税抜きの買付手数料が実質無料
  • 総経費率:0.84%
  • 純資産残高:約1,000億円
  • 分配金利回り:6.08%(2023年2月)
  • 売買単位:1株(約4,500円)
  • 決算:年4回(3・6・9・12月)
  • 設定日:2008年2月22日

まとめ・所感

ウィズダムツリー・インド株収益ファンドは、インドの株式市場において利益の高い企業に投資することを目的とする「WisdomTree インド・アーニングス・インデックス」のパフォーマンスに連動することを目的とし、インドの株式市場の大型株から小型株まで約350銘柄に分散投資ができます

 

ファンドの設定日直後にリーマンショックによる金融危機で大きく値を下げ、その後は横ばい状況が続いていましたが、コロナ相場で下落した後は高値を更新しています。

(出典:モーニングスター社)

2008年2月22日からのチャートです。

 

インドは高い経済成長率で推移してきていて、コロナ相場での落ち込みも大きかったですが今後は中国よりも高い経済成長率となることが予想されています。

インドの経済成長率の推移

(出典:世界経済のネタ帳
※2022年以降はIMFによる推計

 

ウィズダムツリー・インド株収益ファンドへ投資するならSBI証券がおすすめ!

SBI証券ならウィズダムツリー・インド株収益ファンドの買付時の手数料が無料で投資することができます。売買手数料や為替手数料なども業界最低水準で、一手間加えれば(住信SBIネット銀行を利用)為替手数料は他社と比較してかなり低コストで取引することも可能です。

ウィズダムツリー・インド株収益ファンドの自動積立や貸株にも対応しています。

 

>> SBI証券 (公式サイト)

 

参考 SBI証券の米国ETFでの貸株サービスや自動積立については下記も参考にしてみてください。

SBI証券の米国貸株サービスの金利ってどのくらい?海外ETFも対象!

⇒ 米国株式・ETF定期買付サービスとは?NISAを有効に活用するには?

インドの代表的な株価指数に投資するなら

インドの代表的な株価指数である「SENSEX」や「NIFTY50」にもETFやCFDを利用すれば投資できますが、CFD大手のGMOクリック証券ならNIFTY50に取引手数料や為替手数料は無料で取引できます。

 

実質的な取引コストはスプレッドとなりますが、取引金額の約0.017%と非常に低コストでETFなどと比べると簡単に取引することができます。

 

インド株式市場の代表的な50銘柄に分散投資が気軽にできるNIFTY50なら今後のインドの経済発展とともに株価の上昇も期待でき、GMOクリック証券のCFDなら手軽に投資することが可能なのでこの機会に検討してみてください。

 

>> GMOクリック証券【CFD】(公式サイト)

参考 インド株への投資方法とは?おすすめのETFや証券会社は?