【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの評価・評判って?利回りはどのくらい?

【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの評価・評判って?利回りはどのくらい?海外ETF

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)は低コストETFとして有名なバンガード社のETFで、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%を網羅することができるETFです。

世界経済をけん引する米国市場全体に低コストでこれ一本で分散投資ができますが、ETFの内容や過去どのような成績だったのか確認してみました。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)の特徴

投資対象

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFは、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークとし、米国株式市場をほぼ100%カバーする約3,800銘柄に分散投資ができる海外ETFです。

 

米国市場のインデックスと言えば、NYダウやS&P500などもありますが、NYダウは30銘柄、S&P500は500銘柄ですので、組み入れ銘柄はダントツにバンガード・トータル・ストック・マーケットETFの方が多く分散性に優れています。

 

また、NYダウやS&P500は主に大型・中型銘柄を対象としていますが、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFでは大型・中型・小型銘柄までをカバーします。

 

※下記はバンガード・トータル・ストック・マーケットETFの2021年3月末の情報です。

セクター別の構成比率

セクター比率
情報技術25.50%
一般消費財16.40%
資本財14.20%
ヘルスケア13.10%
金融11.90%
生活必需品5.00%
不動産3.40%
公益事業2.90%
エネルギー2.80%
電気通信サービス2.60%
素材2.20%

保有上位10銘柄

銘柄比率
Apple Inc.4.50%
Microsoft Corp.4.30%
Amazon.com Inc.3.20%
Alphabet Inc.2.90%
Facebook Inc.1.70%
Tesla Inc.1.30%
Berkshire Hathaway Inc.1.10%
JPMorgan Chase & Co.1.10%
Johnson & Johnson1.10%
Visa Inc.0.90%

ETFの主なデータ

当ETFベンチマーク
時価総額の中央値1126億米ドル1125億米ドル
株価収益率(PER)29.1倍29.1倍
株価純資産倍率(PBR)3.9倍3.9倍
自己資本利益率(ROE)17.40%17.40%
利益成長率18.30%18.40%
米国株以外の株式0.00%
売買回転率8.00%

コスト

売買手数料SBI証券・マネックス証券・楽天証券なら買付時の手数料は無料
DMM 株なら買いだけでなく売りの時も手数料は無料
参考 【海外株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?
総経費率0.03%

純資産残高・出来高

純資産残高は約24.5兆円で、月間出来高は約10,00万株と流動性も高い状態にあります。

分配金

分配金利回りは1.3%で直近の分配金は下記のとおりです。

ETFの分配金はファンドでの運用益からのみ出されるため、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当がないので安心して受け取れます。

 

ただ、海外ETFの分配金は二重課税されていたり、再投資は手動で行う必要があるなど取り扱いがちょっと面倒なところがあるので注意が必要です。

参考 ETFとJDRの違いって?複雑な分配金に対する税金をまとめてみました!

貸株金利

SBI証券では保有している米国株式・米国ETFを対象に証券会社に貸し出すことで、貸し出した米国株式や米国ETFに応じた貸株金利を受け取ることができ、メリット・デメリットとしては下記のような点が挙げられます。

 

米国貸株サービスのメリット

  • 貸株金利を得ることができる
  • 貸株中でも配当金を受け取ることができる
  • 貸株中にいつでも売却可能

 

米国貸株サービスのデメリット

  • 配当金が配当相当額になる可能性がある
  • 貸株中に証券会社が倒産したら損失となる可能性がある
  • 投資者保護基金の対象とはならない

参考 SBI証券の米国貸株サービスのメリット・デメリットとは?金利はどのくらい?

 

貸株は、株式売却益・配当金に続く第三の収入源となってくれ株式を保有していればほったらかしていても貸株金利を受け取ることができますが、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの貸株金利は0.01%と決して金利は高くありません。

 

少しでも利益を得たいところですが、配当金が配当相当額となった場合には損益通算や外国税額控除ができなくなるデメリットなどもあるので利用にあたっては慎重に検討してください。

自動積立

SBI証券では、米国株式・ETF定期買付サービス、米国ETFも自動で積み立てることが可能で、下記のような特徴があるサービスとなっています。

 

米国株式・ETF定期買付サービスの特徴

  • 定期的に買付したい銘柄に対して買付日を指定できる
  • 「株数指定/金額指定」「円貨決済/外貨決済」の組み合わせが可能
  • NISA枠ぎりぎり注文、課税枠シフト注文も選択できる
  • 手数料は業界最低水準
  • 積立の引落は銀行引落サービスの利用が可能

 

ただし、利用するにあたって下記の点には注意が必要です。

 

米国株式・ETF定期買付サービスのデメリット

  • 注文は成行注文のみ
  • 円貨決済は手軽だが手数料は割高
  • 配当や分配金の再投資は自動では行われない

SBI証券ではバンガード・トータル・ストック・マーケットETFは買付手数料は無料なので低コストで積み立てることが可能です。

 

よりコストを抑えたいなら、円貨決済ではなく外貨決済にし、住信SBIネット銀行で日本円を米ドルに交換してSBI証券に外貨即時入金を利用して外貨を入金すれば為替手数料を抑えて取引することができます。

運用実績・利回り

ETF(年率)ベンチマーク(年率)
1年+62.72%+62.75%
3年+17.13%+17.14%
5年+16.66%+16.67%
10年+13.79%+13.80%
設定来+8.48%+8.50%

※バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの2021年3月末の情報より
※設定日は2001年5月24日
※税引前分配金を再投資したものとして算出されたもので、ファンドに関する費用(管理報酬およびその他の経費)は控除後です
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません
※ベンチマークは2005年4月22日まではダウ・ジョーンズUSトータル・ストック・マーケット・インデックス(旧名称 ダウ・ジョーンズ・ウィルシャー5000インデックス)、2013年6月2日まではMSCI USブロードマー ケット・インデックス、その後はCRSP USトータル・マーケット・インデックス

過去のチャート

米国株式市場の代表的なインデックスであるS&P500をベンチマークとする海外ETFで歴史がある「iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)」と税引き前分配金を再投資した場合のトータルリターンを比較すると下記のようになっています。

参考 iシェアーズ・コア S&P500 ETF(IVV)の評価って?利回りや配当はどのくらい?

(引用元:ETFreplay.com)

緑がバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)青がiシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)の2001年5月24日からのトータルリターンのチャートです。

「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」の方がS&P500より良いパフォーマンスとなっていて、ボラティリティ(価格変動の大きさ)はあまり差はなかったようなので、S&P500より「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」の方が投資するには良いように思えます。

当ETFの情報のまとめ

  • 分類:海外ETF(上場市場:NYSE アーカ)
  • ベンチマーク:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
  • 売買手数料:各証券会社により異なる
  • 総経費率:0.03%
  • 純資産残高:約24.5兆円
  • 分配金利回り:1.3%
  • 売買単位:1株(約24,000円(2021年5月))
  • 決算:年4回(3・6・9・12月)
  • 設定日:2001年5月24日

評価・まとめ

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)は「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」への連動を目指すETFで、米国株式市場をほぼ100%カバーする大型・中型・小型株約3,600社に分散投資ができる海外ETFです。

 

米国の代表的な株価指数であるS&P500をベンチマークとする「iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)」と比較するとパフォーマンスは良く、ボラティリティはあまり差はなかったようなので、S&P500より「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」の方が投資するには良いように思えます。

 

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)は小型株にも投資をしていますが、小型株効果が出ているのかもしれません。

参考 野村証券「小型株効果

 

ETFが設定されて約20年運用されていて、リーマンショックなどの大暴落を経ても、年率約8.5%で成長していて、米国経済の成長性に期待するなら投資対象として検討したいETFです。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)に投資するのにおすすめのネット証券は?

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券なら買付手数料が無料で投資することができます。

 

DMM 株なら買いだけでなく売りの場合も売買手数料は無料なので、低コストで取引することができます。

 

DMM 株なら米国株式・米国ETFの売買手数料が無料

DMM 株は取り扱い銘柄すべてで売買手数料が無料なので、低コストで取引することができます。ただ、配当金に対する為替手数料が高く、外貨のまま保有できないので、配当や分配金を再投資したい場合に手数料が割高となってしまうというデメリットがあります。

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売買手数料・為替手数料のトータルコスト最安値のSBI証券!

米国株式、ETFでは業界唯一の貸株サービスや自動積立も行うことができます。もちろん口座開設・維持費は無料です。

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参考 SBI証券の米国ETFでの貸株サービスや自動積立については下記も参考にしてみてください。

⇒ SBI証券の米国貸株サービスの金利ってどのくらい?海外ETFも対象!

米国株式・ETF定期買付サービスとは?NISAを有効に活用するには?

 

売買手数料も低コストで米国株の取り扱い銘柄が多いマネックス証券!

米国株、中国株の取り扱い銘柄は業界トップクラスに多いのがマネックス証券です。売買手数料は業界最低水準で取引することができます。もちろん口座開設・維持費は無料です。

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売買手数料も低コストで海外ETFの取り扱い銘柄が多い楽天証券!

海外ETFの取り扱い銘柄が多く、売買手数料は業界最低水準で取引することができるのが楽天証券です。もちろん口座開設・維持費は無料です。

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海外ETF、海外株式で失敗しない証券会社選び!

海外ETFや海外株式を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

参考 【海外株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?

 

米国株・ETFへの投資で円高が気になるなら!

米国株・ETFでは円高になると株価が上昇してもリターンが減ってしまう為替リスクがありますが、FXをうまく使えば為替リスクを軽減させることができます。
参考 米国株への投資は円高が気になる?為替リスクを回避する方法って?

海外ETFはちょっとハードルが高いと思うなら投資信託でも投資可能

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参考 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の評価って?利回りや実質コストは?

 

信託報酬は0.162%(税込)+その他費用と保有時のコストは高くなってしまいますが、100円から投資ができ自動積立もできるので手軽に投資することができるのでこちらも検討してみてください。

 

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参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

投資信託で失敗しない証券会社選び!

これから投資信託で資産運用を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

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