先進国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

資産別一覧

先進国株式インデックスファンドは20か国以上の先進国に分散投資ができる投資信託です。

アメリカやヨーロッパの主要国が投資対象で、新興国に比べて安定感があり、今後の成長も期待できる国際分散投資を行う上では欠かせない資産クラスの一つです。

そんな先進国株式インデックスファンドで低コストなファンドを一覧としてまとめ、実質コストなど比較してみました。

先進国株式インデックスファンドの一覧

モーニングスター社でカテゴリが国際株式型の中で先進国株式のみに投資する低コストなインデックスファンドを抽出したのが下記となります。

名称信託報酬
(税込)
ベンチマーク為替ヘッジ純資産総額
(百万円)
SBI・先進国株式インデックス・
ファンド(雪だるま(先進国株式))
0.1022%FTSEディベロップド・
オールキャップ・インデックス
×1,771
eMAXIS Slim先進国株式
インデックス
0.1023% ※MSCI KOKUSAIインデックス
(配当込み)
×81,814
ニッセイ外国株式
インデックスファンド
0.1023%MSCI KOKUSAIインデックス
(配当込み)
×154,031
たわらノーロード 先進国株式0.10989%MSCI KOKUSAIインデックス
(配当込み)
×47,974
iFree外国株式インデックス0.209%MSCI KOKUSAIインデックス×3,536
iFree外国株式インデックス
(為替ヘッジあり)
0.209%MSCI KOKUSAIインデックス1,100
i-SMT グローバル株式
インデックス
0.209%MSCI KOKUSAIインデックス×162
たわらノーロード 先進国株式
<為替ヘッジあり>
0.22%MSCI KOKUSAIインデックス
(配当込み)
6,556
Smart-i 先進国株式
インデックス
0.22%MSCI KOKUSAIインデックス
(配当込み)
×2,571
つみたて先進国株式0.22%MSCI KOKUSAIインデックス
(配当込み)
×10,131
つみたて先進国株式
(為替ヘッジあり)
0.22%MSCI KOKUSAIインデックス230

※:2020年3月17日より

インデックスについて

MSCI KOKUSAIインデックス(MSCIコクサイ・インデックス)

MSCI KOKUSAIインデックスは、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株1,309銘柄(2019年2月末)で構成され、先進国株式型の投資信託の多くで利用されているインデックスです。

国別構成比率

国別構成比は、時価総額の大きい銘柄から採用されるため、市場規模が大きいアメリカの比率が突出して高いのが特長です。

業種別比率

業種別比率は、突出した業種はなく幅広い業種に分散されています。

過去のリターン・リスク

リターン(年率)リスク(1標準偏差)
1年11.59%
3年13.60%10.79%
5年7.27%11.08%
10年14.27%14.23%
設定来8.70%

※:2019年2月28日時点
※:設定来は1994年5月31日

過去の最大下落率は、2007年10月31日~2009年3月9日に58.31%となっています。

FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックス

FTSEディベロップド・オールキャップ・インデックスは、日本を含む先進国25ヵ国の大型株・中型・小型株5,724銘柄(2019年2月末)で構成されるインデックスです。

国別構成比率

MSCI KOKUSAIインデックス同様にアメリカの比率が高くなっています。

業種別比率

MSCI KOKUSAIインデックスとは業種が一部異なっていますが、MSCI KOKUSAIインデックス同様に突出した業種はなく幅広い業種に分散されています。

過去のリターン・リスク

リターン(年率)リスク(1標準偏差)
1年11.4%12.1%
3年15.2%11.0%
5年8.0%11.1%

※:2019年2月28日時点

低コストインデックスファンドの実質コストなどを比較

先進国株式インデックスファンドで信託報酬が特に低コストなファンドで、「実質コスト」「マザーファンドの規模」「純資産残高年間増加額」「1年間のリターン」などを比較したのが下記となります。(MSCI KOKUSAIインデックスをベンチマークとしたファンドのみ比較しています)

 

【実質コスト】

投資信託は、保有時にかかるコストとして信託報酬がありますが、信託報酬以外にもその他費用としてかかるコストがあり、それらを合わせたのが実質コストと呼ばれ、実質コストが小さいほど低コストで保有できるファンドであると言えます。

 

【マザーファンドの規模】

インデックスファンドではマザーファンドを通して実際の株や債券などの売買をしていることが多く(ファミリーファンド方式)、マザーファンドの規模が小さいとインデックスとの連動に必要なすべての株式等を購入できずにインデックスと乖離が発生しやすくなったり、逆にマザーファンドの規模が多ければ株式の売買手数料などが割り引かれコスト削減につながる期待が持てます。

 

【純資産残高の年間増加額】

純資産残高の年間増加額が大きければ、資金流入が多いこととなるので直近で人気が高いファンドといえます。

 

【1年間のリターン】

1年間のリターン(トータルリターン)は、基準価額をベースに間接的なコスト(信託報酬を含む実質コストなど)を控除したリターンとなります。

 

ただ、インデックスファンドでは信託報酬の引き下げなどがあり、単純に1年間のリターンが大きければ良いインデックスファンドとは言えませんのであくまで参考値として記載しています。

MSCI KOKUSAIインデックス(為替ヘッジなし)

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim先進国株式
インデックス
0.1023%0.178% ※1337,22644,357+5.36%
ニッセイ外国株式
インデックスファンド
0.1023%0.163% ※2211,04338,799+5.32%
たわらノーロード 先進国株式0.10989%0.158% ※3349,68916,516+5.27%
iFree外国株式インデックス0.209%0.252%134,1041,497+5.16%
i-SMT グローバル株式
インデックス
0.209%0.255%345,11666+5.23%
Smart-i 先進国株式
インデックス
0.22%0.386%18,3471,830+5.01%
つみたて先進国株式0.22%0.29%437,3686,918+5.26%

※1:第2期運用報告書(2018年4月26日~2019年4月25日)から信託報酬引き下げ後を考慮した参考値
※2:第6期運用報告書(2018年11月21日~2019年11月20日)より信託報酬引き下げ後を考慮した参考値
※3:第4期運用報告書(2018年10月13日~2019年10月15日)より信託報酬引き下げ後を考慮した参考値

 

信託報酬は、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」「ニッセイ外国株式インデックスファンド」が最安値ですが、実質コストは「ニッセイ外国株式インデックスファンド」が調査時点では低コストとなっていそうです。(ただし、実質コストは毎年変わります)

 

また、たわらノーロード先進国株式も信託報酬が引き下がり、実質コストが最も低コストとなっています。

 

ただ、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドである「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は常に他のファンドの動向を見て信託報酬を引き下げ続けているので、今後も低コストであり続けることが期待され、純資産残高の年間増加額、1年間のリターンを加味すると、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」がいいように思えます。

参考 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの評価ってどう?利回りはどのくらい?

 

「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は配当が加味されていない「MSCI KOKUSAIインデックス」をベンチマークとしていましたが、2019年7月より配当込み指数をベンチマークへ変更され他の類似ファンドと同じ条件となりました。

MSCI KOKUSAIインデックス(為替ヘッジあり)

名称信託報酬
(税抜)
実質コスト
(税抜)
マザーファンドの規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
iFree外国株式インデックス
(為替ヘッジあり)
0.209%0.265%37,275591+5.67%
たわらノーロード 先進国株式
<為替ヘッジあり>
0.22%0.266%349,6892,558+5.57%
つみたて先進国株式
(為替ヘッジあり)
0.216%0.272%49,740139+5.66%

 

信託報酬、実質コストともに「iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり)」が最も低コストとなっています。(ただし、実質コストは毎年変わります)

 

また、マザーファンドの規模はやや小さいもの、参考地ですが1年間のリターンもよく「iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり)」が最もベストと言えそうです。

つみたてNISA(積立NISA)やiDeCoの対応状況

先進国株式インデックスファンドで信託報酬が低コストなファンドのつみたてNISA(積立NISA)やiDeCoの対応状況は下記となっています。

 

すべてのファンドがつみたてNISAに対応していて、iDeCoはファンドによってネット証券での取り扱いがあるのでうまく利用してください。

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

まとめ

先進国株式のインデックスファンドでは「MSCI KOKUSAIインデックス」が多く利用されていて、日本を除く先進国22ヵ国の約1,300銘柄に分散投資ができます。

 

「MSCI KOKUSAIインデックス」をベンチマークとしているインデックスファンドは低コスト化が進み投資しやすいファンドが多く登場しています。

 

信託報酬は、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」「ニッセイ外国株式インデックスファンド」が最安値ですが、実質コストは「ニッセイ外国株式インデックスファンド」が調査時点では低コストとなっていそうです。(ただし、実質コストは毎年変わります)

 

また、たわらノーロード先進国株式も信託報酬が引き下がり、実質コストが最も低コストとなっています。

 

ただ、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドである「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は常に他のファンドの動向を見て信託報酬を引き下げ続けているので、今後も低コストであり続けることが期待され、純資産残高の年間増加額、1年間のリターンを加味すると、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」がいいように思えます。

参考 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの評価ってどう?利回りはどのくらい?

 

「MSCI KOKUSAIインデックス(為替ヘッジあり)」では、「実質コスト」「1年間のリターン」を考慮すると「iFree外国株式インデックス(為替ヘッジあり)」が最もベストと言えそうです。

 

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⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

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