たわらノーロード先進国株式の評価ってどう?利回りや実質コストは?

インデックスファンド

低コストインデックスファンドシリーズのたわらノーロードシリーズの中で先進国株式に広く分散投資ができるのがたわらノーロード先進国株式です。

先進国株式に分散投資ができるノーロード(買付手数料無料)ファンドは各社信託報酬を引き下げ低コスト化されていますが、たわらノーロード先進国株式の特徴や、どの程度の利回りなのか確認してみました。

たわらノーロード先進国株式の特徴

投資対象

たわらノーロード先進国株式は、「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとするインデックスファンドで、為替ヘッジは行いません。(為替ヘッジありのファンドもあります)

 

「MSCI KOKUSAIインデックス」は、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄で構成され、先進国株式型の投資信託の多くで利用されているインデックスで、時価総額(価格×流通株数)が大きい銘柄から採用されるため市場規模が大きい米国の比率が高いという特徴があります。

参考 先進国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はたわらノーロード先進国株式「月報(2020年9月)」からの情報です。

ポートフォリオ構成

たわらノーロード先進国株式の特徴

国・地域別構成比

たわらノーロード先進国株式の特徴

業種別構成比

たわらノーロード先進国株式の特徴

組入上位10銘柄

たわらノーロード先進国株式の特徴

ファンドの仕組み

たわらノーロード先進国株式はファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンドにて行われます。

たわらノーロード先進国株式-ファンドの仕組み

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.10989%
実質コスト(税込)0.158% ※
信託財産留保額なし

※:第4期運用報告書(2018年10月13日~2019年10月15日)から信託報酬引き下げ後を考慮した参考値

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

たわらノーロード先進国株式はつみたてNISA対象商品で、つみたてNISAやiDeCoを利用して購入ができる主なネット証券は下記となっています。

ネット証券つみたてNISAiDeCo
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
auカブコム証券
松井証券

 

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)
トータルリターン8.53%(44位)5.89%(29位)
リスク(標準偏差)23.84(97位)18.56(90位)
シャープレシオ0.36(46位)0.32(27位)
対象ファンド数※175本158本

※:「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジ無し)」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月ー3.96%ー3.92%
3ヶ月+6.86%+6.94%
6ヶ月+24.71%+24.75%
1年+8.53%+8.92%
2年+5.11%+6.01%
3年+18.73%+20.47%

※たわらノーロード先進国株式「月報(2020年9月)」より
※ファンド設定日は2015年12月18日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

たわらノーロード先進国株式-基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約5年が経過しましたが、直近3年の単純な年率平均は約6.24%で信託報酬を考慮しても若干ベンチマークより下方乖離しています。

 

ただ、類似ファンドと比較してもパフォーマンスはそれほど悪い訳ではなく信託報酬が引き下がり、実質コストが最も低コストとなる可能性があります。

類似ファンドとの比較

「MSCI KOKUSAIインデックス(為替ヘッジなし)」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim先進国株式
インデックス
0.1023%0.174% ※1437,368+64,8298.56%
ニッセイ外国株式
インデックスファンド
0.1023%0.163% ※2211,043+57,2498.57%
たわらノーロード 先進国株式0.10989%0.158% ※3349,689+27,3648.53%
iFree外国株式インデックス0.209%0.252%134,104+2,4828.42%
i-SMT グローバル株式
インデックス(ノーロード)
0.209%0.255%345,116+878.38%
Smart-i 先進国株式インデックス0.22%0.335%57,303+3,3428.50%
つみたて先進国株式0.22%0.287%449,841+11,8088.43%

※1:第3期運用報告書(2019年4月26日~2020年4月27日)から信託報酬引き下げ後を考慮した参考値
※2:第6期運用報告書(2018年11月21日~2019年11月20日)から信託報酬引き下げ後を考慮した参考値
※3:第4期運用報告書(2018年10月13日~2019年10月15日)から信託報酬引き下げ後を考慮した参考値

参考 先進国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

信託報酬は、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」「ニッセイ外国株式インデックスファンド」が最安値ですが、実質コストは「ニッセイ外国株式インデックスファンド」が調査時点では低コストとなっていそうです。(ただし、実質コストは毎年変わります)

 

また、たわらノーロード先進国株式も信託報酬が引き下がり、実質コストが最も低コストとなる可能性があります。

 

ただ、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドである「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は常に他のファンドの動向を見て信託報酬を引き下げ続けているので、今後も低コストであり続けることが期待され、純資産残高の年間増加額、1年間のリターンを加味すると、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」がいいように思えます。

参考 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの評価ってどう?利回りはどのくらい?

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税込):0.10989%(実質コスト:0.158%※参考値)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約670億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(10月12日)
  • 買付単位:1万円以上1円単位(SBI証券なら500円から積立可能)
  • 償還日:無期限(設定日:2015年12月18日)
  • つみたてNISA:対応
  • iDeCo:楽天証券

まとめ

たわらノーロード先進国株式は「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」をベンチマークとするインデックスファンドで、日本を除く先進国22ヵ国、約1300銘柄に分散投資するのと同じ効果が期待できます。

 

信託報酬は「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」「ニッセイ外国株式インデックスファンド」よりやや高いですが、「実質コスト」では「たわらノーロード先進国株式」の方が低コストとなる可能性があります。

 

運用面では定評のあるたわらノーロードシリーズなので、今後期待したいところです。

 

たわらノーロード先進国株式に投資するならSBI証券か楽天証券がおすすめ

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