世界経済インデックスファンドの評価ってどう?利回りや実質コストは?

バランス型ファンド

世界経済インデックスンファンドは、全世界の株式、債券に分散投資ができるバランス型ファンドです。

世界経済インデックスファンドには、基本型のもの以外に株式シフト型と債券シフト型があり、資産配分比率が異なります。

そんな世界経済インデックスファンドシリーズの特徴や資産配分比率などファンドの内容について確認してみました。

世界経済インデックスファンドの特徴

投資対象

世界経済インデックスンファンドは、国内、先進国及び新興国の公社債及び株式に分散投資することでリスクの低減をはかり、投資信託財産の中長期的な成長を目指すバランス型ファンドです。

 

全世界の株式と債券に「50:50」の比率で分散投資を行い、各地域の組入比率は「日本」「先進国」「新興国」のGDP総額の比率を参考に決定されます。

世界経済インデックスファンドの特徴

各地域のGDPシェアの変化に応じて、年1回地域別構成比の見直しを行う場合があります。

 

また、各資産の値動き等によって基本組入比率と一定以上乖離した場合、高い資産を売却して安い資産を購入するリバランスを自動で行ってくれます。

 

世界経済インデックスには「株式シフト型」「債券シフト型」もあり、株式と債券の比率はそれぞれ「75:25」、「25:75」となっています。

 

それぞれの各資産の基本組入比率は下記の様になっています。

ベンチマーク基本型株式シフト型債券シフト型
株式国内株式TOPIX5%7.5%2.5%
先進国株式MSCIコクサイ・インデックス(円ベース)30%45%15%
新興国株式MSCIエマージング・マーケット・インデックス
(円換算ベース)
15%22.5%7.5%
債券国内債券NOMURA-BPI総合5%2.5%7.5%
先進国債券FTSE世界国債インデックス
(除く日本、円ベース)
30%15%45%
新興国債券JPモルガンGBI-EMグローバル・ディバーシファイド15%7.5%22.5%

 

※下記は世界経済インデックスンファンド「月報(2020年7月)」からの情報です。

組入上位10ヵ国・地域

世界経済インデックスファンドの特徴-組入上位10ヵ国・地域

組入上位10通貨

世界経済インデックスファンドの特徴-組入上位10通貨

ファンドの仕組み

世界経済インデックスンファンドはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は下記のマザーファンドにて行われます。

世界経済インデックスファンドの特徴-ファンドの仕組み

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料(税込)3.3%
信託報酬(税込)0.55%:基本型
0.605%:株式シフト型
0.495%:債券シフト型
実質コスト(税込)0.614%:基本型
0.682%:株式シフト型
0.554%:債券シフト型
信託財産留保額0.1%

分配金

分配金は基本型で過去に出たことがありますが、直近では分配金は出していないので効率的に運用がされています。

世界経済インデックスファンドの特徴-分配金

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

世界経済インデックスンファンドは基本型のみつみたてNISA対象で、株式シフト型や債券シフト型はつみたてNISAの対象ではありません。

 

また、iDeCoで取り扱っているネット証券はありません。

 

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
リターン+9.85%(57位)3.64%(67位)3.77%(37位)7.21%(68位)
リスク(標準偏差)13.64(131位)10.99(106位)10.88(92位)11.84(85位)
シャープレシオ0.72(63位)0.33(82位)0.35(51位)0.61(97位)
対象ファンド数※285本232本171本114本

※:「バランス」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンド
1ヶ月+2.02%
3ヶ月+7.62%
6ヶ月ー2.33%
1年+2.55%
3年+8.65%
設定来+133.55%

※世界経済インデックスンファンド「月報(2020年7月)」より
※ファンド設定日は2009年1月16日
※分配金を再投資した収益率で、購入時手数料および分配金にかかる税金は考慮されてません

※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

世界経済インデックスファンドの特徴-基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約11.5年が経過したので、単純な年率平均は約11.6%良好なパフォーマンスとなっています。

 

世界経済インデックスファンドの3つとバランス型ファンドで人気の高い8資産均等型の「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」を比較したのが下記のチャートです。

参考 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の評価って?利回りや実質コストは?

世界経済インデックスファンドの特徴-他のファンドとの比較1

(引用元:モーニングスター)

オレンジが世界経済インデックスファンド赤が世界経済インデックスファンド(株式シフト型)緑が世界経済インデックスファンド(債券シフト型)青がeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の過去3年のトータルリターンのチャートです。

世界経済インデックスファンドの3つは株式の比率が高いほど、値動きも大きくなりよりハイリスク・ハイリターンな値動きとなっています。

 

また、投資効率を表すシャープレシオは「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」が一番低く、リスクの大きさを表す標準偏差は株式シフト型が最も高く、次いで「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」、基本型といった順になっています。

世界経済インデックスファンドの特徴-他のファンドとの比較2

「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」は、世界経済インデックスファンドが投資する資産・地域にプラスしてREIT(国内、先進国)にも投資しているのでより幅広い資産に分散投資を行っているのでリスクが低減されてそうですが、直近3年ではREITと他の資産との相関が強そうであまりリスク分散とはなってなさそうです。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:なし
  • 購入時手数料(税込):3.3%
  • 信託報酬(税込):
    0.55%(実質コスト:0.614%):基本型
    0.605%(実質コスト:0.682%):株式シフト型
    0.495%(実質コスト:0.554%):債券シフト型
  • 信託財産留保額:0.1%
  • 純資産残高:
    約740億円:基本型
    約45億円:株式シフト型
    約7億円:債券シフト型
  • 分配金利回り:ー
  • 決算:年1回(1月20日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(基本型設定日:2009年1月16日、その他:2013年11月8日)
  • つみたてNISA:対象(基本型のみ)
  • iDeCo:取り扱いネット証券なし

評価・まとめ

世界経済インデックスンファンドは、国内、先進国及び新興国の公社債及び株式に分散投資することでリスクの低減をはかり、投資信託財産の中長期的な成長を目指すバランス型ファンドです。

 

全世界の株式と債券に「50:50」の比率で分散投資を行い、各地域の組入比率は「日本」「先進国」「新興国」のGDP総額の比率を参考に決定されます。

 

世界経済インデックスファンドには、株式と債券の比率が「75:25」、「25:75」の「株式シフト型」「債券シフト型」もありますが、「50:50」の基本型が純資産残高も多く人気となっています。

 

バランス型ファンドは世界経済インデックスファンドより信託報酬が低コストな「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」のようなファンドが登場し人気となっていますが、日本や先進国・新興国といった地域への投資比率は世界経済インデックスファンドの方が合理的です。

参考 バランス型ファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

各地域への組入比率は年に1度見直しがされ、勝手にリバランスしてくれるので、忙しい方などがほったらかし投資するのに向いているファンドで、世界経済全体の発展とともに成長が期待できます。

 

ただし、国別でみると中国やインドといったGDPが高い国の投資比率があまり高くないのが気になります。

 

世界経済インデックスファンドに投資するならネット証券がおすすめ

世界経済インデックスンファンドは、購入時手数料が必要なファンドですが、SBI証券、楽天証券、マネックス証券なら通常注文・積立注文どちらも購入時手数料が無料で投資できます。

 

また、ネット証券では投資信託を保有しているだけで下記のようなポイントが貰えます。

 貰えるポイント付与率(年率)ポイント
投資
SBI証券Tポイント0.10%(※1,000万円未満)
0.20%(※1,000万円以上)
楽天証券楽天ポイント0.048%
マネックス証券マネックスポイント0.08%×

※月間保有金額

 

ネット証券によって貰えるポイントが異なりますが、付与率が最も高いのはSBI証券となります。もちろん口座開設・維持費用は無料です。

>>  SBI証券(公式サイト)[詳細解説]

 

楽天証券なら、SBI証券同様にポイントで投資信託の購入もできたり、楽天銀行との連携で普通預金の金利がメガバンクの100倍の0.1%になったり、楽天カードで投資信託の積立を行えば1%のポイントが付与されたりとメリットが多いです。

楽天証券だけでなく、楽天銀行や楽天カードも口座開設・維持費用は無料です。

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マネックス証券は独自ポイントなので上記2社と比較すると利用できる場面は少ないですが、ビットコインなどの仮想通貨へも交換可能です。

>> マネックス証券(公式サイト)[詳細解説]

 

また、下記のネット証券でも購入時手数料が無料で投資することができます。

>> 岡三オンライン証券(公式サイト)

>> 松井証券(公式サイト)「詳細解説

>> フィデリティ証券(公式サイト)[詳細解説]

 

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

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これから投資信託で資産運用を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

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