iFree TOPIXインデックスの評価・評判は?実質コストや利回りは?

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iFree TOPIXインデックスの評価・評判は?実質コストや利回りは? インデックスファンド

iFree TOPIXインデックスは、低コストインデックスファンドシリーズiFreeシリーズで国内の株式市場に分散投資ができるインデックスファンドです。

TOPIXに連動する投資成果を目指した運用を行うとのことですが、どんな内容のファンドなのか確認してみました。

iFree TOPIXインデックスの特徴とは?

基本概要

ファンド名 iFree TOPIXインデックス
運用会社 大和アセットマネジメント
ベンチマーク TOPIX(配当込)
為替ヘッジ なし
インデックスファンド
投資形態 ファミリーファンド
購入時手数料 なし
信託報酬(税込) 0.154%
実質コスト(税込) 0.165%
信託財産留保額 なし
純資産残高 約150億円
分配金利回り
NISA つみたて投資枠・成長投資枠対象
iDeCo
決算 年1回(9月19日)
設定日 2016年9月8日
償還日 無期限

投資対象

iFree TOPIXインデックスは、TOPIX(配当込)の動きに連動させることを目指すインデックスファンドです。

 

TOPIXは東証株価指数(Tokyo Stock Price Index)のことで、東京証券取引所の東証一部上場の全銘柄(約2,200銘柄)(東証の市場区分の見直しにより移行期間を経て新たなTOPIX構成銘柄が決定される予定)の時価総額(株価×発行済み株式数)の変化を指数化したもので、時価総額の高い銘柄の影響を受けやすい特徴があります。

 

もう一つの代表的な株価指数である日経平均は東証一部上場の225銘柄を対象としているので、TOPIXの方が分散性という観点では優れています。

 

参考 iFreeシリーズには日経平均に連動するiFree 日経225インデックスもあります。

⇒ iFree 日経225インデックスの評価ってどう?実質コストや利回りは?

 

上場別構成を確認するとわずかですがスタンダード市場上場の銘柄が一部あるようです。

iFree TOPIXインデックスの株式市場・上場別構成

※iFree TOPIXインデックス「月報(2024年1月)」

 

業種別比率は電気機器の比率が高く、次いで輸送用機器の比率が高くなっています。

iFree TOPIXインデックスの業種別構成

※iFree TOPIXインデックス「月報(2024年1月)」

 

組入上位10銘柄では時価総額の高い「トヨタ自動車」や「ソニーグループ」「三菱UFJフィナンシャルG」の比率が高くなっています。

iFree TOPIXインデックスの組入上位10銘柄

※iFree TOPIXインデックス「月報(2024年1月)」

投資形態

iFree TOPIXインデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はトピックス・インデックス・マザーファンドにて行われます。

iFree TOPIXインデックス-ファンドの投資形態

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税込) 0.154%
実質コスト(税込) 0.165%
信託財産留保額 なし

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

新NISA及びiDeCoの対応状況

iFree TOPIXインデックスは新NISA(2024年以降)の「つみたて投資枠」「成長投資枠」の両方の対象となるので好きなほうを選んで投資することができます

 

新NISA

参考 金融庁「新しいNISA

 

また、iDeCoでは取り扱ってるネット証券はありません。

 

参考 NISAとiDeCoの違いの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISAとiDeCoの違いを比較!どっちがいい?

iFree TOPIXインデックスのパフォーマンスは?

過去の運用成績(リターン・リスク)

1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率)
トータルリターン 32.18%(122位) 14.75%(63位) 12.80%(90位) –(–)
リスク(標準偏差) 11.12(120位) 11.95(100位) 14.07(102位) –(–)
シャープレシオ 2.89(79位) 1.23(57位) 0.91(61位) –(–)
対象ファンド数※ 276本 256本 236本

※:「国内大型ブレンド」カテゴリ

ベンチマークとの比較

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 +7.8% +7.8%
3ヶ月 +13.4% +13.4%
6ヶ月 +11.0% +11.0%
1年 +32.2% +32.4%
3年 +51.1% +51.7%
5年 +82.6% +83.9%
設定来 +122.3% +125.1%

※iFree TOPIXインデックス「月報(2024年1月)」より
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

 

インデックスファンドなので、ベンチマークから信託報酬(実質コスト)を差し引いたくらいのパフォーマンスとなっていることが理想で、その通りのパフォーマンスとなっているのでインデックスとの連動性は高いと言えます。

基準価額・純資産の推移

iFree TOPIXインデックスの基準価額・純資産の推移

※iFree TOPIXインデックス「月報(2024年1月)」

 

ファンドの純資産残高は設定来右肩上がりに推移していて、順調に純資産残高を増やしています。

 

毎月の資金流出入額は、基本的には流入の方が多いですが、金額が以前よりは減少傾向となってそうです。

iFree TOPIXインデックスの毎月の資金流出入額

他の類似ファンドと比較すると?

「TOPIX」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名 信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
SBI・iシェアーズ・
TOPIXインデックスファンド
0.113% - --
はじめてのNISA・日本株式(TOPIX) 0.143% - --
ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.143% 0.146% ※1 187,428 +21,505 32.18%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 0.143% 0.147% ※1 854,874 +70,242 32.27%
東京海上セレクション・日本株TOPIX 0.154% 0.160% 40,860 +13,600 32.30%
iFree TOPIXインデックス 0.154% 0.165% 287,943 +5,137 32.18%
Smart-i TOPIXインデックス 0.154% 0.161% 54,096 +7,991 32.11%
My SMT TOPIXインデックス(ノーロード) 0.154% 0.160% 560,044 +3,389 32.21%
三井住友・DCつみたてNISA・
日本株インデックスファンド
0.176% 0.184% 282,638 +46,570 32.21%
たわらノーロード TOPIX 0.187% 0.189% 396,982 +4,597 32.18%

※1:直近運用報告書から隠れコストを算出後に信託報酬引き下げ後の値を加算した参考値

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

信託報酬は日経平均同様に「SBI・iシェアーズ・TOPIXインデックスファンド」が最安値ですが、実質コストがまだ不明で、直近6カ月のトータルリターンを確認すると「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」よりパフォーマンスが悪かったりするので、実質コストは高くなってる可能性があります。

 

実質コストは、「ニッセイTOPIXインデックスファンド」「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」が低コストとなっていて、純資産残高年間増加額や1年間のリターンは「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」の方が良くなっています。

 

また、「東京海上セレクション・日本株TOPIX」は過去1年、3年で「ニッセイTOPIXインデックスファンド」「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」よりパフォーマンスが良くなっています。

ファンド名 トータルリターン
1年 3年 5年
ニッセイTOPIXインデックスファンド 32.18% 14.69% 12.75%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 32.27% 14.75% 12.80%
東京海上セレクション・日本株TOPIX 32.30% 14.94% 12.70%

ただ、信託報酬、実質コストともにやや高いので、長期的には「ニッセイTOPIXインデックスファンド」「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」の方がパフォーマンスが良くなる可能性はあります。

参考 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価・評判とは?利回りや実質コストは?

 

そのため実質コストが低コストで、純資産残高年間増加額が多く人気があり、過去のトータルリターンも安定的に高水準な「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」がいいように思えます

 

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参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!

 

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参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

 

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参考 ひまわり証券のループ株365の評価・評判ってどう?メリット・デメリットは?

 

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