ニッセイTOPIXインデックスファンドの評価ってどう?利回りや実質コストは?

インデックスファンド

ニッセイTOPIXインデックスファンドは、ニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズで、国内の株式市場に分散投資ができるインデックスファンドです。

TOPIX(配当込み)の動きに連動する成果を目標としていますが、実際どんな内容のファンドで、利回りはどのくらいだったのか確認してみました。

ニッセイTOPIXインデックスファンドの特徴

投資対象

ニッセイTOPIXインデックスファンドは、「TOPIX(配当込み)」をベンチマークとし、東証一部上場銘柄に投資を行い組入銘柄数は約2,100銘柄に分散投資を行うのと同等の成績が期待できるインデックスファンドです。

 

TOPIXは東証株価指数(Tokyo Stock Price Index)のことで、東京証券取引所の東証一部上場の全銘柄(約2,100銘柄)の時価総額(株価×発行済み株式数)の変化を指数化したもので、時価総額の高い銘柄の影響を受けやすい特徴があります。

 

もう一つの代表的な株価指数である日経平均は東証一部上場の225銘柄を対象としているので、TOPIXの方が分散性という観点では優れています。

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はニッセイTOPIXインデックスファンド「月報(2019年5月)」からの情報です。

組入比率

ニッセイTOPIXインデックスファンドの特徴

組入上位10業種

ニッセイTOPIXインデックスファンドの特徴

組入上位10銘柄

ニッセイTOPIXインデックスファンドの特徴

ファンドの仕組み

ニッセイTOPIXインデックスファンドはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はニッセイ国内株式インデックスマザーファンドにて行われます。

ニッセイTOPIXインデックスファンド-ファンドの仕組み

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.154%
実質コスト(税込)0.162%
信託財産留保額なし

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

ニッセイTOPIXインデックスファンドはつみたてNISAの対象ですが、iDeCoで取り扱っているネット証券はないようです。

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)5年(年率)
トータルリターン9.60%(184位)2.20%(143位)3.11%(82位)
リスク(標準偏差)19.56(143位)16.24(89位)16.44(89位)
シャープレシオ0.49(168位)0.14(129位)0.19(73位)
対象ファンド数※366本337本298本

※:「国内大型ブレンド」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月+8.1%+8.2%
3ヶ月+3.6%+3.6%
6ヶ月+8.4%+8.6%
1年+9.6%+9.8%
3年+6.7%+7.3%
設定来+10.7%+12.1%

※ニッセイTOPIXインデックスファンド「月報(2020年8月)」より
※ファンド設定日は2015年4月27日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

ニッセイTOPIXインデックスファンド-基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約5年半が経過しましたが、信託報酬(実質コスト)などを加味すると概ねベンチマークに連動した動きとなっています。

 

設定来の数値を見るとややベンチマークとかい離が見られますが、過去には信託報酬が0.29%(税抜)といった時もあったのでので、それを考慮するとあまり乖離せずに運用されているように思えます。

類似ファンドとの比較

「TOPIX」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)0.154%0.159%244,088+10,7779.67%
ニッセイTOPIXインデックスファンド0.154%0.162%68,225+5,6499.60%
iFree TOPIXインデックス0.154%0.159%169,204+8559.64%
Smart-i TOPIXインデックス0.154%0.179%41,046+7539.53%
三井住友・DCつみたてNISA・
日本株インデックスファンド
0.176%0.187%174,398+10,9809.62%
たわらノーロード TOPIX0.187%0.188%279,184+6589.59%
i-SMT TOPIXインデックス
(ノーロード)
0.187%0.192%272,283+99.58%
つみたて日本株式(TOPIX)0.198%0.2%244,088+1,9409.62%

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

信託報酬は「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」が最安値で、実質コストも調査時点では低コストとなっています。(ただし、実質コストは毎年変わります)

 

ただ、純資産残高年間増加額は「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」が一番多く人気となっています。

参考 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドってどう?

 

それでも「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」はベンチマークとするインデックスも配当込みのインデックスである「TOPIX(配当込み)」へ変更されたことで懸念点もなくなり、参考値ではありますが1年間のリターンも最も良かった「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」が最もベストといえそうです。

参考 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価ってどう?利回りや実質コストは?

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:TOPIX(配当込み)
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税込):0.154%(実質コスト:0.162%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約300億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(4月25日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2015年4月27日)
  • つみたてNISA:対象
  • iDeCo:取り扱いネット証券なし

評価・まとめ

ニッセイTOPIXインデックスファンドは、東証株価指数(TOPIX)(配当込み)と連動する投資成果を目指すファンドなので、東証一部上場の約2,100銘柄すべてに分散投資するのと同じ効果が期待できるインデックスファンドです。

 

ベンチマークとの乖離も見られず安定的な運用がされていて、最大のライバルファンドである「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」と信託報酬は変わらないものの、実質コストはやや「ニッセイTOPIXインデックスファンド」の方が高くなっています。

参考 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価ってどう?利回りや実質コストは?

 

信託報酬の引き下げをいち早く行う「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」の方が純資産残高年間増加額も多く人気を集めています。

 

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