eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価ってどう?利回りや実質コストは?

インデックスファンド

各資産クラスで信託報酬最安値となっているeMAXIS Slimシリーズで国内株式のTOPIXに連動する動きとなるのがeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)です。

TOPIX(配当込み)の動きに連動する成果を目標としていますが、実際どんな内容のファンドで、利回りはどのくらいだったのか確認してみました。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の特徴

投資対象

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、東証株価指数(TOPIX)(配当込み)と連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

 

TOPIXは東証株価指数(Tokyo Stock Price Index)のことで、東京証券取引所の東証一部上場の全銘柄(約2,100銘柄)の時価総額(株価×発行済み株式数)の変化を指数化したもので、時価総額の高い銘柄の影響を受けやすい特徴があります。

 

もう一つの代表的な株価指数である日経平均は東証一部上場の225銘柄を対象としているので、TOPIXの方が分散性という観点では優れています。

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)「月報(2020年8月)」からの情報です。

資産構成

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の特徴

組入上位10業種

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の特徴

組入上位10銘柄

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の特徴

※組入銘柄数:2,170銘柄

ファンドの仕組み

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)はファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はTOPIXマザーファンドにて行われます。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)-ファンドの仕組み

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.154%
実質コスト(税込)0.159%
信託財産留保額なし

 

また、純資産総額が500億円以上になると段階的に信託報酬(税抜)を引き下げるようになっています。

  • 500億円未満は上記の信託報酬
  • 500億円以上1,000億円未満の部分:0.135%
  • 1,000億円以上の部分:0.130%

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)はつみたてNISAの対象で、iDeCoではSBI証券で取り扱いがあります。

ネット証券つみたてNISAiDeCo
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
auカブコム証券
松井証券

 

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)
トータルリターン9.67%(165位)2.24%(130位)
リスク(標準偏差)19.56(157位)16.25(121位)
シャープレシオ0.49(150位)0.14(120位)
対象ファンド数※366本337本

※:「国内大型ブレンド」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月+8.2%+8.2%
3ヶ月+3.6%+3.6%
6ヶ月+8.5%+8.6%
1年+9.7%+9.8%
3年+6.9%+7.3%
設定来+12.7%+13.2%

※eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)「月報(2020年8月)」より
※ファンド設定日は2017年2月27日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)-基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約3.5年が経過しましたが、設定来でベンチマークと比較すると信託報酬(実質コスト)などを加味すると概ねベンチマークに連動した動きとなっています。

類似ファンドとの比較

「TOPIX」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)0.154%0.159%244,088+10,7779.67%
ニッセイTOPIXインデックスファンド0.154%0.162%68,225+5,6499.60%
iFree TOPIXインデックス0.154%0.159%169,204+8559.64%
Smart-i TOPIXインデックス0.154%0.179%41,046+7539.53%
三井住友・DCつみたてNISA・
日本株インデックスファンド
0.176%0.187%174,398+10,9809.62%
たわらノーロード TOPIX0.187%0.188%279,184+6589.59%
i-SMT TOPIXインデックス
(ノーロード)
0.187%0.192%272,283+99.58%
つみたて日本株式(TOPIX)0.198%0.2%244,088+1,9409.62%

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

信託報酬は「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」が最安値で、実質コストも調査時点では低コストとなっています。(ただし、実質コストは毎年変わります)

 

ただ、純資産残高年間増加額は「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」が一番多く人気となっています。

参考 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドってどう?

 

それでも「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」はベンチマークとするインデックスも配当込みのインデックスである「TOPIX(配当込み)」へ変更されたことで懸念点もなくなり、参考値ではありますが1年間のリターンも最も良かった「eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)」が最もベストといえそうです。

参考 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価ってどう?利回りや実質コストは?

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:TOPIX(配当込み)
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税抜):0.154%(実質コスト:0.159%と想定)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約210億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(4月25日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年2月27日)
  • つみたてNISA:対象
  • iDeCo:SBI証券で取り扱いあり

評価・まとめ

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、東証株価指数(TOPIX)(配当込み)と連動する投資成果を目指すファンドなので、東証一部上場の約2,100銘柄すべてに分散投資するのと同じ効果が期待できるインデックスファンドです。

 

eMAXIS Slimシリーズは、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドで、信託報酬は最安値となっていて今後新たに低コストなファンドが登場したり、ライバルファンドが信託報酬を引き下げても追随して常に業界最低水準の信託報酬となることが期待できるファンドです。

 

信託報酬や実質コストも類似ファンドと比較しても低コストで、純資産残高年間増加額は「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」に次いで資金を集めている人気のあるファンドです。

 

ベンチマークとするインデックスも配当込みのインデックスである「TOPIX(配当込み)」へ変更されたことで、懸念点もなくなりました。

 

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参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

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