eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価ってどう?過去の成績は?

もし何かのご参考になりましたら、SNSでシェアして頂けたら嬉しいです。

各資産クラスで信託報酬最安値となっているeMAXIS Slimシリーズで国内株式のTOPIXに連動する動きとなるのがeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)です。

TOPIXをベンチマークとするファンドで、ベンチマークを上回る成績となっていますが、果たして良いインデックスファンドといえるのか内容を確認してみました。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の特徴

投資対象

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、東証株価指数(TOPIX)と連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

TOPIXは東証株価指数(Tokyo Stock Price Index)のことで、東京証券取引所の東証一部上場の全銘柄(約2,000銘柄)の時価総額(株価×発行済み株式数)の変化を指数化したもので、時価総額の高い銘柄の影響を受けやすい特徴があります。

もう一つの代表的な株価指数である日経平均は東証一部上場の225銘柄を対象としているので、TOPIXの方が分散性という観点では優れています。

組入上位10業種

(引用元:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)「月報(2018年4月)」)

組入上位15銘柄

(引用元:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)「月報(2018年4月)」)

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税抜) 0.159%以内
実質コスト(税抜)
信託財産留保額 なし

実質コストは運用報告書が公開されていないので不明ですが、同じマザーファンドである「eMAXIS TOPIXインデックス」と同じようなコストがかかると仮定すると、実質コストは0.16%程度になると想定されます。

また、純資産総額が500億円以上になると段階的に信託報酬を引き下げるようになっています。

  • 500億円未満は上記の信託報酬
  • 500億円以上1,000億円未満の部分:0.154%
  • 1,000億円以上の部分:0.149%

分配金

1回目の決算時には分配金は出されておらず、既に運用され同じマザーファンドである「eMAXIS TOPIXインデックス」が分配金を出していないので当ファンドも分配金を出さずに運用されると思われます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)はつみたてNISAの対象ですが、iDeCoで取り扱っている証券会社はないようです。

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 +3.56% +3.55%
3ヶ月 ー2.34% ー3.24%
6ヶ月 +1.68% +0.64%
1年 +18.27% +16.02%
設定来 +17.92% +15.65%

※eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)「月報(2018年4月)」より
※ファンド設定日は2017年2月27日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

(引用元:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)「月報(2018年4月)」)

所感

ファンドが設定されてから約1年が経過しましたが、設定来でベンチマークと比較すると上方乖離しています。

同じマザーファンドで運用される「eMAXIS TOPIXインデックス」の運用報告書では、プラスとなっているのは投資先となっているマザーファンドの配当要因によりベンチマークとの差異が生じているとの記載があります。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)はベンチマークである「TOPIX」より成績が良いので、運用成績が良いように思えますが、他のインデックスファンドと比較して成績が良いわけではなく、信託報酬でほとんど差がないライバルファンドである「ニッセイTOPIXインデックスファンド」「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」などは「TOPIX(配当込み)」をベンチマークとしていて、そもそもベンチマークが異なっています

参考 国内株式型インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

インデックスファンドはベンチマークとの連動性がファンドの良し悪しを決める一つの要因と考えると、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は他のインデックスファンドと比べると連動性は低くなるので良くないインデックスファンドとなってしまうので、ベンチマークは「TOPIX」ではなく「TOPIX(配当込み)」にすべきではないかと思います。

ちなみに「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」「ニッセイTOPIXインデックスファンド」「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」の過去1年間のトータルリターンは下記の様にほぼ同じ動きとなっています。

ファンド名 トータルリターン1年
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 18.27%
ニッセイTOPIXインデックスファンド 18.24%
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 18.26%

また、純資産残高は右肩上がりに成長していますが、まだ25億円と少ないですが、マザーファンドは約3,000億円と大きいので安定した運用が期待できます。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:TOPIX
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税抜):0.159%(実質コスト:0.16%と想定)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約25億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(4月25日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年2月27日)
  • つみたてNISA:対象
  • iDeCo:取り扱いネット証券なし(2018年6月時点)

評価・まとめ

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)は、東証株価指数(TOPIX)と連動する投資成果を目指すファンドなので、東証一部上場の約2,000銘柄すべてに分散投資するのと同じ効果が期待できるインデックスファンドです。

eMAXIS Slimシリーズは、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドで、信託報酬は最安値となっていて今後新たに低コストなファンドが登場したり、ライバルファンドが信託報酬を引き下げても追随して常に業界最低水準の信託報酬となることが期待できるファンドです。

また、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)はベンチマークである「TOPIX」より上方乖離していてベンチマークとの連動性は低いですが、「TOPIX(配当込み)」に連動するファンドと考えると過去1年では他のファンドとそん色ない成績となっています。

ただ、今のまま「TOPIX」と連動する投資成果を目指すのであれば、今後株式の配当分のリターンが期待できる「TOPIX(配当込み)」とは乖離が発生してもおかしくないので(可能性は低いとは思いますが)、気になる方は「TOPIX(配当込み)」に連動すると明記している「ニッセイTOPIXインデックスファンド」「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」も検討してみてください。

参考 ニッセイTOPIXインデックスファンドってどう?利回りは?

参考 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドってどう?

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)を購入するならSBI証券か楽天証券がおすすめ

SBI証券なら低コストの投資信託でも保有しているだけで年率0.05%のポイントがもらえるのでお得です。もちろん口座開設・維持費は無料です!

>>  SBI証券 詳細解説

楽天市場を始めとした楽天グループを利用してる方なら投資信託を保有しているだけで年率0.048%の楽天スーパーポイントがもらえる楽天証券がお得です。もちろん口座開設・維持費は無料です!

>>  楽天証券 詳細解説

その他下記の証券会社でも購入できます。

>> マネックス証券 詳細解説
>> カブドットコム証券詳細解説

(※口座開設時に必ず選ぶ特定口座の説明はこちら

投資信託で失敗しない証券会社選び!

これから投資信託で資産運用を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

参考 おすすめネット証券比較(投資信託編)!お得に取引できるのは?

個人投資家に人気の投資信託ランキングをチェックしたい方はこちら!

参考 【2017年】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?