iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、NASDAQ100指数(円ベース)の動きに連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。
投資信託でNASDAQ100指数をベンチマークとする貴重なインデックスファンドですが、どんな内容なのか確認してみました。
参考 ナスダックに連動する投資信託やETFについては下記も参考にしてみてください。
⇒ ナスダック(NASDAQ)に連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの特徴
投資対象
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、米国の新興企業向け株式市場であるナスダックの動向を示す株価指数であるNASDAQ100指数(円ベース)の動きに連動させることを目指すインデックスファンドです。
NASDAQ100指数は、ナスダック(NASDAQ)に上場する金融セクターを除外した時価総額上位100銘柄で構成され、時価総額を加重平均して算出されています。
ナスダックの動向を表すインデックス(株価指数)としては他にナスダックに上場する約3,000以上の銘柄すべてを対象に時価総額加重平均で算出した株価指数である「ナスダック総合指数」もありますが、「NASDAQ100指数」は、時価総額が小さいベンチャー企業などは対象外となっているので、より大手ハイテク、IT企業などの株価を反映したインデックスであると言えます。
※下記はiFreeNEXT NASDAQ100インデックス「月報(2020年10月)」からの情報です。
資産別構成
通貨別構成
国・地域別構成
株式 業種別構成
組入上位10銘柄
ファンドの仕組み
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はNASDAQ100インデックス・マザーファンドにて行われます。
購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト
購入時手数料 | なし |
信託報酬(税込) | 0.495% |
実質コスト(税込) | 0.579% |
信託財産留保額 | なし |
分配金
本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。
ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。
つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、つみたてNISA対象外でiDeCoではマネックス証券で取り扱っています。
参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。
⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?過去の運用成績(リターン・リスク)
リターン・リスク
年 | 1年 |
---|---|
トータルリターン | 34.78%(15位) |
リスク(標準偏差) | 23.01(78位) |
シャープレシオ | 1.51(15位) |
対象ファンド数※ | 211本 |
※:「国際株式・北米(為替ヘッジ無し)」カテゴリ
基準価額騰落率
ファンド | ベンチマーク | |
1ヶ月 | ー0.9% | ー0.9% |
3ヶ月 | +5.9% | +5.9% |
6ヶ月 | +23.7% | +23.7% |
1年 | +34.8% | +34.9% |
設定来 | +40.4% | +39.9% |
※iFreeNEXT NASDAQ100インデックス「月報(2020年10月)」より
※ファンド設定日は2018年8月31日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません
基準価額・純資産の推移
所感
ファンドが設定されてから約2年が経過しているので、単純な年率平均は約20.2%となっていて、設定来ではベンチマークよりパフォーマンスが良くなっています。
運用報告書にも記載がありますが、ベンチマークは配当が加味されていませんが、実際には組入銘柄の配当金が計上されたことによりベンチマークよりパフォーマンスが良くなっています。
当ファンドの情報
- ベンチマーク:NASDAQ100指数(円ベース)
- 為替ヘッジ:なし
- 購入時手数料:無料
- 信託報酬(税込):0.495%(実質コスト:0.579%)
- 信託財産留保額:なし
- 純資産残高:約130億円
- 分配金利回り:なし
- 決算:年1回(8月30日)
- 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
- 償還日:無期限(設定日:2018年8月31日)
- つみたてNISA:対象外
- iDeCo:マネックス証券
評価・まとめ
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、米国の新興企業向け株式市場であるナスダックの動向を示す株価指数であるNASDAQ100指数(円ベース)の動きに連動させることを目指すインデックスファンドです。
設定当初はパワーシェアーズ QQQ 信託シリーズ1(QQQ)という海外ETFに投資していましたが、ほとんどが現物の株式に移行されました。
参考 パワーシェアーズ QQQ 信託シリーズ1(QQQ)の評価って?利回りや配当はどのくらい?
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