i-SMT 新興国株式インデックスの評価って?利回りや実質コストは?

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i-SMT 新興国株式インデックスは、新興国24ヵ国の大型および中型株式約1,100銘柄で構成される「MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

過去人気を集めたSMTインデックスシリーズとは別に低コスト版であるi-SMTインデックスシリーズを設定しましたが、どんな内容のファンドなのか確認してみました。

i-SMT 新興国株式インデックスの特徴

投資対象

i-SMT 新興国株式インデックスは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドで、為替ヘッジは行いません。

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」は新興国24ヵ国の大型および中型株式で構成され市場全体の時価総額の85%をカバーするインデックスです。

参考 新興国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

※下記はi-SMT 新興国株式インデックス「月報(2019年9月)」からの情報です。

資産内容

組入上位10ヵ国・地域

組入上位10通貨

組入上位10業種

組入上位10銘柄

※組入銘柄数:1,042

ファンドの仕組み

i-SMT 新興国株式インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は新興国株式インデックスマザーファンドにて行われます。

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.363%
実質コスト(税込)0.573%
信託財産留保額0.3%

実質コストは第1期運用報告書(2018年1月12日~2018年10月22日)より年率換算した参考値です。

分配金

分配金は出されておらず、効率的に運用がされています。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

i-SMT 新興国株式インデックスはつみたてNISA対象商品ですが、、iDeCoで取り扱っているネット証券はないようです。

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年
リターンー7.43%(121位)
リスク(標準偏差)23.34(161位)
シャープレシオー0.32(106位)
対象ファンド数※196本

※:「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジ無し)」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月4.57%4.65%
3ヶ月ー4.29%ー4.94%
6ヶ月ー5.35%ー6.83%
1年ー7.43%ー9.48%
設定来ー15.72%ー18.82%

※i-SMT 新興国株式インデックス「月報(2019年9月)」より
※ファンド設定日は2018年1月12日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約2年近くが経過しましたが、ベンチマークより上方乖離しています

運用報告書では配当金等の受け取りがあったためと説明がされているので、本来であれば配当込みの指数をベンチマークとすべきであって、当ファンドの運用成績が特段良いという訳ではありません。

類似ファンドとの比較

「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」で低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
ニッセイ新興国株式
インデックスファンド
0.2079%1.604%
※1
1,641595ー8.15%
eMAXIS Slim新興国株式
インデックス
0.2079%0.379%
※2
49,73410,399ー7.47%
i-SMT 新興国株式インデックス0.363%0.573%
※3
71,55619ー7.43%
三井住友・DC新興国株式
インデックスファンド
0.374%1.296%4,401435ー8.68%
つみたて新興国株式0.374%0.559%
※2
85,9872,023ー7.63%
Smart-i 新興国株式インデックス0.374%0.858%
※2
5,315417ー8.18%
たわらノーロード新興国株式0.374%0.647%66,4431,130ー8.03%

※1:第1期運用報告書(2017年10月13日~2018年11月20日)から信託報酬引き下げ後(0.20412%)を考慮した参考値
※2:増税前
※3:第1期運用報告書(2018年1月12日~2018年10月22日)より年率換算した参考値

 

信託報酬では、「ニッセイ新興国株式インデックスファンド」「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が最安値となっていますが、実質コストは「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方がかなり低コストとなっています。

 

純資産残高年間増加額も「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が最も多く、人気を集めていて、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」をベンチマークとするインデックスファンドでは、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が最もベストなファンドと言えそうです。

参考 eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの評価って?利回りや実質コストは?

 

参考値としての1年間のリターンでは、「i-SMT 新興国株式インデックス」が最も成績が良かったようですが、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方が実質コストが低コストなので将来的には「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方がリターンは良くなる可能性は高そうです。

i-SMT 新興国株式インデックスは、類似ファンドと比較しても比較的実質コストは低いものの、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方が実質コストも低く、中長期的には「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方がパフォーマンスがよくなることが想定されます。

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税込):0.363%(実質コスト:0.573%(増税前))
  • 信託財産留保額:0.3%
  • 純資産残高:約0.5億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(10月20日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2018年1月12日)
  • つみたてNISA:対応
  • iDeCo:ネット証券での取り扱いなし

評価・まとめ

i-SMT 新興国株式インデックスは、「MSCIエマージング・マーケット指数(配当込み、円換算ベース)」と連動する投資成果を目指すインデックスファンドで、新興国24ヵ国の大型・中型株約1,100銘柄に分散投資するのと同じ効果が期待できます。

i-SMT 新興国株式インデックスは類似ファンドと比較しても比較的実質コストは低いものの、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方が実質コストも低く、中長期的には「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方がパフォーマンスがよくなることが想定されます。

「MSCIエマージング・マーケット指数」に連動するインデックスファンドであれば実質コストが低コストな「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」も検討してみてください。

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