eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの評価ってどう?

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各資産クラスで信託報酬最安値となっているeMAXIS Slimシリーズで新興国株式に分散投資ができるのがeMAXIS Slim 新興国株式インデックスです。

eMAXIS Slimシリーズは、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドですが、eMAXIS Slim新興国株式インデックスはどんな内容なのか確認してみました。

参考 eMAXIS Slimシリーズについては下記も参考にしてみて下さい。

⇒ eMAXISシリーズに業界最低水準レベルのeMAXIS Slimが登場!

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの特徴

投資対象

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)」をベンチマークとするインデックスファンドで、為替ヘッジは行いません。

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」は新興国24ヵ国の大型および中型株式で構成され市場全体の時価総額の85%をカバーするインデックスです。

※下記はeMAXIS Slim 新興国株式インデックス「月報(2018年6月)」からの情報です。

組入上位10業種

組入上位10ヵ国

組入上位15銘柄

ケイマン諸島は実際には「テンセント」「アリババ」「バイドゥ」など中国の企業となっています。

ファンドの仕組み

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は新興国株式インデックスマザーファンドにて行われます。

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税抜) 0.189%以内※
実質コスト(税抜)
信託財産留保額 なし

※2018年7月25日より0.190%→0.189%に引下げ

実質コストは年間の運用報告書(2017年7月31日~2018年4月25日)ではないですが、引き下げ後の0.189%をベースに算出すると0.33%くらいとなりそうです。

また、信託報酬はファンドの純資産残高に応じて段階的に引き下がるようになっています。

純資産残高 信託報酬(税抜)
500億円未満の部分 0.189%
500億円以上1,000億円未満の部分 0.184%
1,000億円以上の部分 0.179%

分配金

分配金は出されておらず、効率的に運用がされています。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスはつみたてNISA対象商品で、つみたてNISAやiDeCoを利用して購入ができる主なネット証券は下記となっています。

ネット証券 つみたてNISA iDeCo
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
カブドットコム証券
松井証券

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 ー4.04% ー4.34%
3ヶ月 ー6.46% ー6.86%
6ヶ月 ー10.47% ー11.24%
設定来 ー1.10% ー2.56%

※eMAXIS Slim 新興国株式インデックス「月報(2018年6月)」より
※ファンド設定日は2017年7月31日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約1年が経過しましたが、ベンチマークとの上方乖離が発生していて、運用報告書では配当金等の受け取りがあったためと説明がされています。

実質は配当込みのベンチマークに連動するのであれば、ベンチマークを配当込みに変更し、それとの乖離を確認できるようにするべきかと思うので、ちょっと不親切な感じがします。

また、純資産残高は右肩上がりに増えていて、マザーファンドの規模も約500億円と安定的な運用が期待できそうです。

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
  • 買付手数料:無料
  • 信託報酬(税抜):0.189%
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約75億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(4月25日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年7月31日)
  • つみたてNISA:対応
  • iDeCo:マネックス証券、松井証券

評価・まとめ

「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」は、MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)をベンチマークとし、新興国24ヵ国の800銘柄超に分散投資ができるインデックスファンドです。

すでに運用されていて同じマザーファンドの「eMAXIS 新興国株式インデックス」は信託報酬が0.6%(税抜)と「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」の3倍近いコストがかかるので、これから新興国株式に投資をするなら「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」の方がおすすめです。

新興国株式型のインデックスファンドは実質コストが高くなる傾向がありますが、信託報酬が同じ0.189%で、同じインデックスで配当込みをベンチマークとする「ニッセイ新興国株式インデックスファンド」の実質コストがどの程度となるのか、この2ファンドでの争いといった感じでしょうか。

参考 ニッセイ新興国株式インデックスファンドの評価ってどう?

ただ、「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」は同じベンチマークで配当込みでないのは気になる点ではありますが、マザーファンドはすでに数百億の規模と既に運用されている実績があるので安定的な運用が期待できそうです。

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