eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、業界最低水準の信託報酬を目指すeMAXIS Slimシリーズで、米国の株式市場に分散投資ができるインデックスファンドです。

米国の代表的な株価指数であるS&P500の動きに連動する成果を目標としていますが、実際どんな内容のファンドなのか確認してみました。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴

投資対象

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

S&P500は、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数です。

参考 S&P500に連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?

米国株式市場の動向を表す株価指数としてはダウ平均が有名ですが、ダウ平均は構成銘柄数が30銘柄で平均株価をリアルタイムで公表する株価平均型株価指数と、S&P500と構成銘柄数、インデックスの算出方法に違いがあり、分散性という観点ではS&P500の方が優れてます。

参考 NYダウ平均に連動する投資信託やETFを比較!CFDはどう?

※下記はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)「月報(2018年7月)」からの情報です。

組入上位10業種

組入上位15銘柄

ファンドの仕組み

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はS&P500インデックスマザーファンドにて行われます。

EDINETで公開されている「信託約款」ではマザーファンドは2013年11月27日に設定されているようですが、これを利用したファンドはちょっと不明なので規模や実質コストがわからない状況です。

買付手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

買付手数料 なし
信託報酬(税抜) 0.160%以内
実質コスト(税抜)
信託財産留保額 なし

また、純資産総額が500億円以上になると段階的に信託報酬を引き下げるようになっています。

  • 500億円未満は上記の信託報酬
  • 500億円以上1,000億円未満の部分:0.155%
  • 1,000億円以上の部分:0.150%

分配金

まだ決算を迎えていないので分配金が出るかは不明ですが、他のeMAXIS Slimシリーズでは分配金を出さずに運用されているので、当ファンドも分配金は出さずに運用されると想定されます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はつみたてNISAの対象ですが、iDeCoで取り扱っているネット証券はないようです。

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月
3ヶ月
設定来 +3.30% +3.31%

※eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)「月報(2018年7月)」より
※ファンド設定日は2018年7月3日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから日が浅いので、特にベンチマークとの乖離などはまだ確認できない状況です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)では、わずかではありますが、ベンチマークとの乖離を生む可能性がある先物取引を利用しています。

比率は少ないので影響はそれほどないかと思われますが、今後ベンチマークとの乖離が発生しないか確認が必要です。

純資産残高は、右肩上がりに成長していてますが、マザーファンドの実態が不明なところは気がかりです。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:S&P500(配当込み、円換算ベース)
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税抜):0.160%(実質コスト:ー)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約15億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(4月25日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2018年7月3日)
  • つみたてNISA:対象
  • iDeCo:取り扱いネット証券なし(2018年6月時点)

評価・まとめ

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

eMAXIS Slimシリーズは、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドで、信託報酬は最安値となっていて今後新たに低コストなファンドが登場したり、ライバルファンドが信託報酬を引き下げても追随して常に業界最低水準の信託報酬となることが期待できるファンドです。

ただ、他のeMAXIS Slimシリーズと違って、既に運用されているeMAXISシリーズにS&P500に連動するファンドはなく、マザーファンドが共有されていないので、マザーファンドがどの程度の規模で、実質コストがどの程度なのかなど不明な点が気がかりです。

それでもS&P500に投資ができる投資信託で信託報酬が0.225%と最安値の「iFree S&P500インデックス」より低コストとなっているので、実質コストも低コストに抑えられることを期待したいところです。

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