iFreeNEXT インド株インデックスは、インドの代表的な株価指数であるNifty50インデックス(配当込、円ベース)の動きに連動させることを目指して運用されるインデックスファンドです。
高成長を続けるインドの株式に分散投資ができるiFreeNEXT インド株インデックスの内容を確認してみました。
iFreeNEXT インド株インデックスとは?
基本概要
ファンド名 | iFreeNEXT インド株インデックス |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
ベンチマーク | Nifty50指数(配当込、円ベース) |
為替ヘッジ | なし |
インデックスファンド | 〇 |
投資形態 | ファミリーファンド |
購入時手数料 | なし |
信託報酬(税込) | 0.781% |
実質コスト(税込) | ー |
信託財産留保額 | なし |
純資産残高 | 50億円 |
分配金利回り | なし |
つみたてNISA | 対象外 |
iDeCo | 取扱いネット証券なし |
決算 | 年1回(3月12日) |
設定日 | 2023年3月13日 |
償還日 | 無期限 |
投資対象
iFreeNEXT インド株インデックスはインドの代表的な株価指数である「Nifty50指数(配当込、円ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。
Nifty50指数は、インドを代表する株価指数で、インド・ナショナル証券取引所(NSE)に上場する銘柄のうち、時価総額、流動性、浮動株比率等の基準を用いて選定された50銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数です。
インドは海外からの株式投資に対して規制をかけているため、インド株を自由に売買することはできないためかiFreeNEXT インド株インデックスでは先物を利用してインド株への投資を行っています。
※引用:iFreeNEXT インド株インデックス「月次レポート(2023年4月)」
先物の使用は、「利便性に優れ、売買コストが低い」利点がある反面、必ずしも指数の値動きと一致しないことから、ベンチマークからの乖離を生む可能性があります。
また通貨はインドルピーとなっているので、インドルピーと日本円との為替変動の影響があります。
※引用:iFreeNEXT インド株インデックス「月次レポート(2023年4月)」
投資形態
iFreeNEXT インド株インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はインド株インデックス・マザーファンドにて行われます。
※引用:iFreeNEXT インド株インデックス「交付目論見書」
購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト
購入時手数料 | なし |
信託報酬(税込) | 0.781% |
実質コスト(税込) | ー |
信託財産留保額 | なし |
投資信託では隠れコストと言われる実質コストと言われるものがあり信託報酬以外にも監査報酬、株式等の売買手数料、先物等に要する費用などのコストがかかります。
インド株式のような新興国株式の隠れコストは先進国と比べると高くなる傾向があるので、実際どのくらいのコスト負担となるかは毎年公開される運用報告書を確認する必要があります。
分配金
iFreeNEXT インド株インデックスはまだ決算を迎えていないので分配金が出されるかは不明ですが、他のiFreeNEXTシリーズのファンドでは分配金が出てないので、iFreeNEXT インド株インデックスも分配金が出ない可能性は高そうです。
分配金が出されずファンド内で再投資してくれた方が複利効果は期待できるので、分配金は出さないほうが将来の資産形成に有利です。
つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況
iFreeNEXT インド株インデックスはつみたてNISA対象外で、iDeCoで取り扱っているネット証券もまだありません。
参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。
⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?iFreeNEXT インド株インデックスのパフォーマンスは?
過去の運用成績
1年 | 3年(年率) | 5年(年率) | 10年(年率) | |
トータルリターン | –(–) | –(–) | –(–) | –(–) |
リスク(標準偏差) | –(–) | –(–) | –(–) | –(–) |
シャープレシオ | –(–) | –(–) | –(–) | –(–) |
対象ファンド数※ | — | — | — | — |
※:「国際株式・インド(為替ヘッジ無し)」カテゴリ
※トータルリターンは分配金(税引前)はすべてファンドに再投資されたものと仮定して算出されたリターン
ベンチマークとの差
ファンド | ベンチマーク | |
1ヶ月 | +5.1% | +5.5% |
3ヶ月 | ー | ー |
6ヶ月 | ー | ー |
1年 | ー | ー |
設定来 | +4.7% | +2.9% |
※iFreeNEXT インド株インデックス「月次レポート(2023年4月)」より
※ファンド設定日は2023年3月13日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません
設定来ではiFreeNEXT インド株インデックスの方がベンチマークより良いパフォーマンスとなっていますが、直近ではベンチマークを下回ったパフォーマンスとなっています。
インデックスファンドなのでベンチマークとの連動性が重要ですが、評価するにはまだ期間が短すぎます。
基準価額・純資産の推移
※引用:iFreeNEXT インド株インデックス「月次レポート(2023年4月)」
まだ設定されて日が浅いですが、純資産総額は10億円を超えるなど人気となっていて、直近ではすでに約60億円にまで資金が流入しています。
今後の経済成長が見込まれるインドの株価指数(インデックス)に低コストで投資できることから早くも注目されています。
インド株へ投資する魅力とは?
世界一の人口となるインドは、投資先として注目されていて下記のような魅力が挙げられます。
- 人口が多い
- 生産年齢人口が増加する人口ボーナス期を迎えている
- 高い経済成長率が見込まれている
- IT産業など国際競争力の高い業種が存在する
- 株価は右肩上がりで成長
人口が多いだけでなく生産年齢人口(15歳以上65歳未満)がその他の人口の2倍以上ある期間を人口ボーナス期と呼びますが、インドは2011年に人口ボーナス期に入っていて2040~50年まで続くと予測されています。
日本とは異なり働く世代が今後も増え続けることが想定されているので、今後も経済が発展すると期待できます。
参考 インド株への投資方法とは?おすすめのETFや証券会社は?
評価・まとめ
iFreeNEXT インド株インデックスはインドの代表的な株価指数である「Nifty50指数(配当込、円ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドで、インドを代表する約50銘柄に分散投資することができます。
インドは若い世代が多く圧倒的な労働力を背景に、2027年のGDPは日本を抜いて3位になる見込みです。
米国株への投資が人気となっていますが、米国に次ぐ新たな投資先として注目されているインドに低コストで投資できるインデックスファンドの「iFreeNEXT インド株インデックス」を検討してみてはいかがでしょうか。
iFreeNEXT インド株インデックスにおすすめな証券会社は?
投資信託はネット証券なら低コストなファンドでも投資信託を保有しているだけでポイントが貯まり、積立するならクレジットカードを利用すればさらにポイントが貯まるのでお得です。
iFreeNEXT インド株インデックスを取り扱っていてポイントが貰えるネット証券は下記となっています。
SBI証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | |
クレカ積立 | 三井住友カード | マネックスカード | auPayカード |
クレカ積立 ポイント還元率 | 0.5~5.0% | 1.1% | 1% |
クレカ積立 付与されるポイント | Vポイント | マネックスポイント | Pontaポイント |
投資信託保有時 ポイント還元率 | 0.05% | 0.03% | 0.005% |
投資信託保有時 付与されるポイント | ・Tポイント ・Pontaポイント ・dポイント ・JALのマイル 上記のいずれか | マネックスポイント | Pontaポイント |
※楽天証券は投資信託保有時のポイント付与が条件達成時の一度のみなので対象外
ポイント還元率が高い方がお得ですが、付与されるポイントが各社異なるので、利用しそうなポイントが付与されるネット証券を選ぶことも検討してみてください。
トータルのポイント還元率が業界最高水準のマネックス証券
クレジットカード積立を利用するならトータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。
クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、マネックス証券を口座開設すれば作ることができ、貯まったポイントは株式手数料や暗号資産に交換することや、他のポイントサービス(dポイント・Tポイント・Pontaポイントなど)に交換することも可能です。
保有残高によるポイント還元率は業界最高水準のSBI証券
投資信託の保有残高によるポイント還元率は業界でも最高水準で、クレジットカード積立を利用しない場合にはおすすめです。
クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)
Pontaポイントを貯めるならauカブコム証券
投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、クレジットカード積立によるポイント還元率は1%と還元率は高めです。
ただ、マネックス証券の方が保有残高による還元率も高いので還元率にこだわるならマネックス証券がおすすめです。
それでもスマホでauを利用していると貯めやすいPontaポイントが貯まるので、普段利用しているのであればauカブコム証券も検討してみてください。
楽天ポイントが貯まる楽天証券
楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、実質保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。
また、クレジットカード積立では楽天キャッシュを利用すると0.5%の還元率とはなりますが、還元率は他社と比較すると見劣りするし、楽天キャッシュを利用するのでやや複雑になります。
それでも楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。
参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。
⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?
投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?
ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。
参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?
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