eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の評価ってどう?過去の成績は?

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eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、各資産クラスで信託報酬最安値となっているeMAXIS Slimシリーズで、国内の株式市場に分散投資ができるインデックスファンドです。

日経平均株価(日経225)の動きに連動する成果を目標としていますが、実際どんな内容のファンドで、利回りはどのくらいだったのか確認してみました。

 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の特徴

投資対象

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、日経平均株価(日経225)と連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

日経平均は東証一部に上場する銘柄から、日本経済新聞社が選んだ日本の株式市場を代表する225銘柄の単純な株価平均とほぼ同じような考え方となるので、株価の高い銘柄(値がさ株)に影響を受けやすいといったが特徴があります。

もう一つの代表的な株価指数であるTOPIXは東証一部上場の全銘柄の時価総額(株価×発行済み株式数)の変化を指数化したものとなるので、時価総額の高い銘柄の影響を受けやすいという特徴がありますが、分散性という観点では日経平均より優れています。

参考 国内株式型インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

※下記はeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)「月報(2018年5月)」からの情報です。

組入上位10業種

組入上位15銘柄

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税抜) 0.159%以内
実質コスト(税抜)
信託財産留保額 なし

実質コストは運用報告書が公開されていないので不明ですが、同じマザーファンドである「eMAXIS 日経225インデックス」と同じようなコストがかかると仮定すると、実質コストは0.16%程度になると想定されます。

また、純資産総額が500億円以上になると段階的に信託報酬を引き下げるようになっています。

  • 500億円未満は上記の信託報酬
  • 500億円以上1,000億円未満の部分:0.154%
  • 1,000億円以上の部分:0.149%

分配金

1回目の決算時には分配金は出されておらず、既に運用され同じマザーファンドである「eMAXIS 日経225インデックス」が分配金を出していないので当ファンドも分配金を出さずに運用されると思われます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)はつみたてNISAの対象ですが、iDeCoで取り扱っているネット証券はないようです。

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 ー1.18% ー1.18%
3ヶ月 +1.38% +0.61%
設定来 ー4.71% ー5.47%

※eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)「月報(2018年5月)」より
※ファンド設定日は2018年2月2日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

(引用元:eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)「月報(2018年5月)」)

所感

ファンドが設定されてからまだ1年も経過してませんが、設定来でベンチマークと比較すると上方乖離しています。

同じマザーファンドで運用される「eMAXIS 日経225インデックス」の運用報告書では、上方乖離している要因は、投資先となっているマザーファンドで配当金の受取りによりベンチマークとの差異が生じているとの記載があるので、本来は日経平均(配当込み)をベンチマークとするべきファンドであると思われます。

他の日経平均をベンチマークとするファンドも、配当込みをベンチマークとしているファンドはほとんどないのですが、「ニッセイ日経平均インデックスファンド」は業界でも先駆けて日経平均(配当込み)をベンチマークとしています。

参考 ニッセイ日経平均インデックスファンドってどう?利回りは?

純資産残高はまだ3億円程度と規模は小さいですが、マザーファンドは約930億円と大きいので安定した運用が期待できます。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:日経平均株価(日経225)
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税抜):0.159%(実質コスト:0.16%と想定)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約3億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(4月25日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2018年2月2日)
  • つみたてNISA:対象
  • iDeCo:取り扱いネット証券なし(2018年6月時点)

評価・まとめ

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)は、日経平均株価(日経225)と連動する投資成果を目指すファンドなので、東証一部上場の代表的な225銘柄に分散投資するのと同じ効果が期待できるインデックスファンドです。

eMAXIS Slimシリーズは、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドで、信託報酬は最安値となっていて今後新たに低コストなファンドが登場したり、ライバルファンドが信託報酬を引き下げても追随して常に業界最低水準の信託報酬となることが期待できるファンドです。

ただ、今のまま「日経平均株価」と連動する投資成果を目指すのであれば、今後株式の配当分のリターンが期待できる「日経平均株価(配当込み)」とは乖離が発生してもおかしくないので(可能性は低いとは思いますが)、気になる方は「日経平均株価(配当込み)」に連動すると明記している「ニッセイ日経平均インデックスファンド」も検討してみてください。

参考 ニッセイ日経平均インデックスファンドってどう?利回りは?

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