SBI・新興国株式インデックス・ファンドの評価って?利回りや実質コストは?

インデックスファンド

SBI・新興国株式インデックス・ファンド「愛称:雪だるま(新興国株式)」(旧名:EXE-i つみたて新興国株式ファンド)は、新興国株式に分散投資ができるインデックスファンドです。

新興国株式の低コストなインデックスファンドで多く採用されている「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」とは異なり「FTSEエマージング・インデックス」をベンチマークとしてますが、どのような内容のファンドなのか確認してみました。

SBI・新興国株式インデックス・ファンド「愛称:雪だるま(新興国株式)」の特徴

投資対象

SBI・新興国株式インデックス・ファンド「愛称:雪だるま(新興国株式)」は、「FTSEエマージング・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

 

「FTSEエマージング・インデックス(円換算ベース)」は、新興国23ヵ国の大型・中型株約1,900銘柄で構成されるインデックスです。

参考 新興国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はSBI・新興国株式インデックス・ファンド「月報(2022年6月)」からの情報です。

資産構成

SBI・新興国株式インデックス・ファンドの特徴

組入上位国・地域

SBI・新興国株式インデックス・ファンドの特徴

組入上位業種

SBI・新興国株式インデックス・ファンドの特徴

組入上位10銘柄

SBI・新興国株式インデックス・ファンドの特徴

ファンドの仕組み

SBI・新興国株式インデックス・ファンド「愛称:雪だるま(新興国株式)」は、ファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は新興国株式インデックスマザーファンドにて行われます。

SBI・新興国株式インデックス・ファンド-ファンドの仕組み

 

マザーファンドは、「シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティ ETF」を主要投資対象としていて、概要は下記となります。

SBI・新興国株式インデックス・ファンド-ファンドの仕組み2

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.066%+0.11%(投資対象ファンドの信託報酬等)=0.176%
実質コスト(税込)0.189%
信託財産留保額なし

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

SBI・新興国株式インデックス・ファンド「愛称:雪だるま(新興国株式)」はつみたてNISAの対象ですが、iDeCoで取り扱っているネット証券はありません。

 

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
トータルリターン-2.56%(56位)9.74%(34位)–(–)–(–)
リスク(標準偏差)12.62(97位)18.58(22位)–(–)–(–)
シャープレシオ-0.20(56位)0.52(24位)–(–)–(–)
対象ファンド数※163本154本

※:「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジ無し)」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月+4.81%+5.38%
3ヶ月+1.29%+0.67%
6ヶ月+3.89%+3.55%
1年ー2.56%ー2.19%
3年+32.17%+34.53%

※SBI・新興国株式インデックス・ファンド「月報(2022年6月)」より
※ファンド設定日は2017年12月6日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産残高の推移

SBI・新興国株式インデックス・ファンド-基準価額・純資産残高の推移

所感

ファンドが設定されてから4年半が経過しましたが、直近1年は信託報酬(実質コスト)以上にベンチマークとの乖離が見られます。

 

実質コストも低コストなファンドなので、期待したいところなのですが運用面では不安が残ります。

類似ファンドとの比較

新興国株式を対象とするFTSEのインデックスをベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
SBI・新興国株式インデックス・ファンド
(雪だるま(新興国株式))
0.176%0.189%+4,774-2.56%
楽天・新興国株式インデックス・ファンド0.212%0.293%+505-3.32%
EXE-i 新興国株式ファンド0.3625%0.3795%+655-2.86%
iFree新興国株式インデックス0.374%0.754%16,127+2,0802.59%

参考 新興国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

ベンチマークとするインデックスが、異なるので単純比較はできませんが、実質コストが低コストで純資産残高年間増加額が多く人気が高い「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」が良さそうです。

参考 SBI・新興国株式インデックス・ファンドの評価って?利回りや実質コストは?

 

ただ、1年間のリターンは「iFree新興国株式インデックス」がMSCIをベンチマークとするインデックスファンドも含めても最も良いパフォーマンスとなっています。

 

「iFree新興国株式インデックス」はファンダメンタル・インデックスをベンチマークとしているので、ややコストが高くなりがちですが、相場環境によってはファンダメンタル・インデックスの方がパフォーマンスがいい場合があるようです。

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:FTSEエマージング・インデックス(円換算ベース)
  • 購入時手数料:無料
  • 信託報酬(税込):0.176%(実質コスト:0.189%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約155憶円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(11月12日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年12月6日)
  • つみたてNISA:対応
  • iDeCo:取扱いネット証券なし

評価・まとめ

SBI・新興国株式インデックス・ファンド「愛称:雪だるま(新興国株式)」は、「FTSEエマージング・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドで、新興国23ヵ国の大型・中型株約1,900銘柄に分散投資ができます。

 

新興国株式の低コストなインデックスファンドでは、「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」をベンチマークとするファンドが多い中、韓国を先進国として分類しているFTSEのインデックスを採用しているので、投資対象国に韓国を含まないという特徴があります。

参考 新興国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

ベンチマークが異なるので単純比較はできませんが、新興国株式型インデックスファンドの多くが採用している「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」と比較すると直近1年ではパフォーマンスは良かったようです。

SBI・新興国株式インデックス・ファンドを購入するのにおすすめの証券会社は?

各ネット証券では投資信託に関して保有残高に応じたポイント還元と、クレジットカード積立によるポイント還元があり、積立するならトータルでのポイント還元率が高い方がお得です。(クレジットカード積立はつみたてNISA銘柄も対象)

参考 投資信託でポイントが貯まるネット証券を比較!おすすめはどこ?

 

トータルのポイント還元率が業界最高水準のマネックス証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:1.1%

クレジットカード積立を利用するならトータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、マネックス証券を口座開設すれば作ることができ、貯まったポイントは株式手数料や暗号資産に交換することや、他のポイントサービス(dポイント・Tポイント・Pontaポイントなど)に交換することも可能です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

au回線を利用していて積立するならauカブコム証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0.005%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:1%
    au回線利用なら最大1年間5%・UQ mobile利用なら最大1年間3%

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、au回線を利用していればクレジットカード積立によるポイント還元率は最大1年間は5%と高還元率です。

 

au回線やUQ mobileを利用している特典は最大1年だけですが、それでも初年度の特典である上乗せの還元率は大きくマネックス証券に次いでトータルで高い還元率となっています。

 

au回線もしくはUQ mobileを利用していない場合は、マネックス証券の方がおすすめです。

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率は業界最高水準のSBI証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0.02%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:0.5%(一般カード)
    ゴールドカードなら1%・プラチナカードなら2%

投資信託の保有残高によるポイント還元率は業界でも最高水準で、クレジットカード積立を利用しない場合にはおすすめです。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

 

>> 三井住友カード(NL)

>> SBI証券(公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントが貰える楽天証券

  • 保有残高によるポイント還元率:ー
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:0.2%
    (一般カード)

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、実質保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。

 

またクレジットカード積立も低コストなファンドは0.2%(※)と還元率が下がり、ポイント還元率は他社と比較すると見劣りする感は否めません。

※2022年9月買付分より信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%(税込)未満の銘柄

 

それでも楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

 

>> 楽天証券(公式サイト)「詳細解説

>> 楽天カード(公式サイト)

 

その他下記の証券会社でも購入できます。

>> 松井証券詳細解説

>> 岡三オンライン詳細解説

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!

 

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