楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)の評価って?利回りや実質コストは?

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楽天・新興国株式インデックス・ファンドは、新興国株式に分散投資ができるインデックスファンドです。

新興国24ヵ国の大型・中型・小型株式に幅広く分散投資ができるバンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)に当ファンドを通じて投資するファンドですがどんな内容か確認してみました。

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)の特徴

投資対象

楽天・新興国株式インデックス・ファンドは、「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス」の動きに連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス」は、新興国24ヵ国の大型・中型・小型株約4,000銘柄で構成されるインデックスです。

参考 新興国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

※下記は楽天・新興国株式インデックス・ファンド「月報(2019年3月)」からの情報です。

国・地域別構成比

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)の特徴

業種別構成比

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)の特徴

組入上位10銘柄

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)の特徴

ファンドの仕組み

楽天・新興国株式インデックス・ファンドは、ファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は楽天・新興国株式インデックス・マザーファンドにて行われます。

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)の特徴

マザーファンドは、「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」を主要投資対象としていて、概要は下記となります。

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)の特徴

参考 バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)の評価って?利回りはどのくらい?

買付手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

買付手数料なし
信託報酬(税込)0.1296%+0.12%(投資対象ファンドの信託報酬等)=0.2496%
実質コスト0.597%
信託財産留保額なし

実質コストは第1期運用報告書(2017年11月17日~2018年7月17日)より年率換算した参考値となります。

分配金

分配金は出されておらず、効率的に運用がされています。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

楽天・新興国株式インデックス・ファンドはつみたてNISA対象外で、iDeCoで取り扱っているネット証券はありません。

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月+0.4%ー0.1%
3ヶ月+10.9%+11.4%
6ヶ月+0.1%+0.2%
1年ー4.6%ー3.3%
設定来ー5.4%ー4.5%

※楽天・新興国株式インデックス・ファンド「月報(2019年3月)」より
※ファンド設定日は2017年11月17日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産残高の推移

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)の特徴

所感

ファンドが設定されてから約1年半が経過しましたが、ベンチマークとの乖離が発生しているようで運用報告書によると、信託報酬以外にマザーファンドにおける継続的な資金流出入に伴う投資先ETFの売買執行コストの積み重なりや投資先ETFからの分配金に対する課税などが要因として挙げられています。

また、実質コストが高いとの問い合わせを受け下記のようなレポートを出しています。

当ファンドは対象指数に連動することを目指すインデックスファンドですので、その目標を達成すべく日々の投資家の追加設定申込みに応じて対象ETFを買付ける運用を行っています。

売買においては最良執行を図っていますが、ゼロからの新規立ち上げということもあり、ファンド純資産総額が成長する過程において継続的に発生したETF買付けに伴う売買委託手数料が協会規則に則って計算されたことにより、結果
としてさらに大きな数値で表示されていることは事実です。

(引用元:楽天投信投資顧問「運用報告書「1万口当たりの費用明細」の内容について」)

売買委託手数料を協会規則に則って計算されたことにより、実質コストが大きくなっているとのことで、今後は純資産残高が大きくなっていけば同じ計算方法なら1万口当たりの売買委託手数料は軽減されていくことを予定しているとのことです。

個人投資家から注目も高かったファンドなだけに、実質コストが高かったことから設定当初よりは純資産残高の伸びは鈍化しています。

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)の特徴

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:無料
  • 信託報酬(税込):0.2496%(実質コスト:0.597%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約11億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(7月15日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年11月17日)
  • つみたてNISA:対応外
  • iDeCo対応:取り扱いネット証券なし

評価・まとめ

楽天・新興国株式インデックス・ファンドは、マザーファンドを通じて海外ETFである「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」に投資し、「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス」の動きに連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス」は、中国をはじめとした新興国24ヵ国の大型・中型・小型株約4,000銘柄で構成されるインデックスです。新興国に幅広く分散投資ができます。

海外ETFの「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」へ直接投資することも可能ですが、楽天・新興国株式インデックス・ファンドは100円から投資可能で自動積立にも対応し、投資対象ETFの分配金は、当ファンド内で自動で再投資してくれ複利的な効果が期待できるというメリットがあります。

デメリットは、保有時のコストは「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」と比較すると割高で分配金の外国税額控除が適用できない点や、今後実質コストが下がっていくのか不明確な点が挙げられます。

「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」へ直接投資する際には、売買手数料+為替手数料が必要となるので、低額での投資では手数料が割高となってしまうので、ある程度の金額を一括投資し分配金を再投資しないといった方以外は「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」の方が手間がかからないといったメリットがあります。

また、海外ETFは売買手数料、為替手数料がかかりますが、NISA口座を利用すれば買付時の手数料を無料にできたり、分配金の二重課税を解消できるというメリットがありますので検討してみてください。

参考 海外ETFが身近になった?NISA口座で手数料などがお得に!

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