たわらノーロード NYダウの評価や評判ってどう? 利回りや実質コストは?

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たわらノーロード NYダウの評価や評判ってどう? 利回りや実質コストは? インデックスファンド

低コストインデックスファンドシリーズのたわらノーロードシリーズの中でNYダウをベンチマークとするのがたわらノーロード NYダウです。

NYダウをベンチマークとするインデックスファンドでは比較的低コストな信託報酬となっていますが、どんな内容のファンドで実質コストはどの程度となっているのか確認してみました。

たわらノーロード NYダウの特徴

投資対象

たわらノーロード NYダウは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)に連動する投資成果を目指したインデックスファンドです。

 

ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)は世界で最も有名な株価指数(インデックス)の一つで、米国の主要業種の代表的な30の優良銘柄で構成されていて不定期に銘柄の入れ替えが行われているので、常に最新の優良銘柄で構成されています。

参考 NYダウに連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?

 

※下記はたわらノーロード NYダウ「月報(2023年8月)」からの情報です。

ポートフォリオ構成

たわらノーロード NYダウの特徴

組入上位10業種

たわらノーロード NYダウの特徴

組入上位10銘柄

たわらノーロード NYダウの特徴

ファンドの仕組み

たわらノーロード NYダウはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はNYダウ・インデックス・マザーファンドにて行われます。

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税込) 0.2475%
実質コスト(税込) 0.266%
信託財産留保額 なし

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

たわらノーロード NYダウはつみたてNISA対象外ですが、iDeCoではマネックス証券で取り扱いがあります。

参考 NISAとiDeCoの違いの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISAとiDeCoの違いを比較!どっちがいい?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率)
トータルリターン 21.04%(149位) 21.98%(85位) 12.73%(62位) –(–)
リスク(標準偏差) 18.93(164位) 15.94(71位) 18.28(49位) –(–)
シャープレシオ 1.11(142位) 1.38(76位) 0.70(46位) –(–)
対象ファンド数※ 298本 229本 181本

※:「国際株式・北米(為替ヘッジ無)」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 +2.39% +2.05%
3ヶ月 +11.06% +10.45%
6ヶ月 +14.89% +13.76%
1年 +17.83% +15.74%
2年 +35.42% +31.12%
3年 +77.00% +68.96%

※たわらノーロード NYダウ「月報(2023年8月)」より
※ファンド設定日は2017年3月21日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

たわらノーロード NYダウ-基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約6年が経過しましたが、ベンチマークよりファンドの方がパフォーマンスが良くなっています。

 

運用報告書によると、ファンドでは保有している株式の配当金が計上されているが、ベンチマークには配当分が加味されていないために乖離が発生しているだけで、たわらノーロード NYダウが特段いい成績のファンドというわけではありません

類似ファンドとの比較

「NYダウ」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名 信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
1年間の
リターン
PayPay投信 NYダウインデックス 0.198% 0.595% 4,153 +196 15.10%
NZAM・ベータ NYダウ30 0.231% 0.489% 626 +242 15.59%
たわらノーロード NYダウ 0.2475% 0.266% 46,144 +3,699 15.77%
iFreeNYダウ・インデックス 0.2475% 0.262% 1,050,354 +12,302 15.82%

NYダウに連動するインデックスファンドで信託報酬だけでみると「PayPay投信 NYダウインデックス」「NZAM・ベータ NYダウ30」が低コストですが、実質コストが高くなっています。

 

信託報酬はやや高いものの、実質コストが最も低く1年間のリターンも一番良かったのは「iFreeNYダウ・インデックス」だったので、現時点では「iFreeNYダウ・インデックス」がおすすめです

 

今後「PayPay投信 NYダウインデックス」「NZAM・ベータ NYダウ30」の実質コストがより低コストとなれば、パフォーマンスが一番良くなる可能性はあるかもしれません。

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税込):0.2475%(実質コスト:0.266%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約135億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(10月12日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年3月21日)
  • つみたてNISA:対象外
  • iDeCo:マネックス証券

評価・まとめ

たわらノーロード NYダウは、米国の代表的な株価指数であるNYダウの動きに連動した成果を目指すインデックスファンドの中でも低コストなファンドです。

 

ただ、同じ信託報酬である「iFree NYダウ・インデックス」の方が実質コストは低コストとなっているので中長期では「iFree NYダウ・インデックス」の方がパフォーマンスがよくなる可能性は高そうです。

参考 iFree NYダウ・インデックスの評価ってどう?過去の成績は?

 

また、たわらノーロード NYダウはiDeCoではマネックス証券で取り扱いがありますが、つみたてNISAには対応していません。

 

つみたてNISAを利用して米国株式に投資をしたいなら、S&P500をベンチマークとする「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などもあるので検討してみてください。

参考 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?

たわらノーロード NYダウにおすすめなネット証券は?

投資信託はネット証券なら低コストなファンドでも投資信託を保有しているだけでポイントが貯まり、積立するならクレジットカードを利用すればさらにポイントが貯まるのでお得です。

 

たわらノーロード NYダウを取り扱っていてポイントが貰えるネット証券は下記となっています。

  SBI証券 マネックス証券 auカブコム証券
クレカ積立 三井住友カード マネックスカード auPayカード
クレカ積立
ポイント還元率
0.5~5.0% 1.1% 1%
クレカ積立
付与されるポイント
Vポイント マネックスポイント Pontaポイント
投資信託保有時
ポイント還元率
0.05% 0.03% 0.005%
投資信託保有時
付与されるポイント
・Tポイント
・Pontaポイント
・dポイント
・JALのマイル
上記のいずれか
マネックスポイント Pontaポイント

※楽天証券は投資信託保有時のポイント付与が条件達成時の一度のみなので対象外

 

  • クレカ積立を利用しないなら  SBI証券 がおすすめ
  • クレカ積立(一般カード)を利用するならマネックス証券がおすすめ
  • ゴールドやプラチナを利用してクレカ積立するなら SBI証券 がおすすめ

ポイント還元率が高い方がお得ですが、付与されるポイントが各社異なるので、普段利用しているポイントが付与されるネット証券を選ぶことも検討してみてください。

 

トータルのポイント還元率が業界最高水準のマネックス証券

クレジットカード積立を利用するならトータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、マネックス証券を口座開設すれば作ることができ、貯まったポイントは株式手数料や暗号資産に交換することや、他のポイントサービス(dポイント・Tポイント・Pontaポイントなど)に交換することも可能です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率は業界最高水準のSBI証券

投資信託の保有残高によるポイント還元率は業界でも最高水準で、クレジットカード積立を利用しない場合にはおすすめです。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

 

>> SBI証券 (公式サイト)「詳細解説

 

Pontaポイントを貯めるならauカブコム証券

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、クレジットカード積立によるポイント還元率は1%と還元率は高めです。

 

ただ、マネックス証券の方が保有残高による還元率も高いので還元率にこだわるならマネックス証券がおすすめです。

 

それでもスマホでauを利用していると貯めやすいPontaポイントが貯まるので、普段利用しているのであればauカブコム証券も検討してみてください。

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントが貯まる楽天証券

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、実質保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。

 

また、クレジットカード積立では楽天キャッシュを利用すると0.5%の還元率とはなりますが、還元率は他社と比較すると見劣りするし、楽天キャッシュを利用するのでやや複雑になります。

それでも楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

 

>> 楽天証券 (公式サイト)「詳細解説

 

その他下記の証券会社でも購入できます。

>> 岡三オンライン詳細解説

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!

 

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参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?