NZAM・ベータ NYダウ30は、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(配当込み、円換算ベース)の動きに連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。
投資信託でダウ・ジョーンズ工業株価平均をベンチマークとする数少ないインデックスファンドの一つですが、どんな内容なのか確認してみました。
NZAM・ベータ NYダウ30の特徴
投資対象
NZAM・ベータ NYダウ30は、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(配当込み、円換算ベース)の動きに連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。
ダウ・ジョーンズ工業株価平均は、NYダウ、ダウ工業株30種平均(ダウ平均)とも呼ばれる世界で最も有名な株価指数(インデックス)の一つで、米国の主要業種の代表的な30の優良銘柄で構成されていて不定期に銘柄の入れ替えが行われているので、常に時代に合った代表的な銘柄で構成されています。
参考 NYダウに連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?
※下記はNZAM・ベータ NYダウ30「月報(2020年3月)」からの情報です。
資産構成
組入上位10業種
組入上位10銘柄
ファンドの仕組み
NZAM・ベータ NYダウ30はファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は下記のマザーファンドにて行われます。
購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト
購入時手数料 | なし |
信託報酬(税込) | 0.231% |
実質コスト(税込) | ー |
信託財産留保額 | なし |
分配金
まだ決算を迎えていないので分配金が出るかは不明ですが、数少ないNYダウに連動するインデックスファンドなので、分配金は出さずに運用してもらいたいところです。
つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況
NZAM・ベータ NYダウ30はつみたてNISA対象外で、iDeCoで取り扱っているネット証券はないようです。
参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。
⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?過去の運用成績・利回り
基準価額騰落率
ファンド | ベンチマーク | |
設定来 | +9.19% | +9.04% |
※NZAM・ベータ NYダウ30「月報(2020年3月)」より
※ファンド設定日は2020年3月12日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません
基準価額・純資産残高の推移
所感
ファンドが設定されてまだ日が浅いですが、ややベンチマークとの乖離が見られ、今後どのような動きとなるのか注目されます。
また、EDINETで公開されている「マザーファンド約款」によるとマザーファンドの信託契約締結日は2020年3月12日となっていて、新規のマザーファンドかと思われるので純資産残高が増えないとやや安定感を欠く運用となるかもしれません。
当ファンドの情報
- ベンチマーク:ダウ・ジョーンズ工業株価平均(配当込み、円換算ベース)
- 為替ヘッジ:なし
- 購入時手数料:なし
- 信託報酬(税込):0.231%(実質コスト:ー)
- 信託財産留保額:なし
- 純資産残高:約4億円
- 分配金利回り:なし
- 決算:年1回(2月21日)
- 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
- 償還日:無期限(設定日:2020年3月12日)
- つみたてNISA:対象外
- iDeCo:取り扱いネット証券なし
評価・まとめ
NZAM・ベータ NYダウ30は、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(配当込み、円換算ベース)の動きに連動した投資成果を目指すので、米国の主要業種の代表的な30の優良銘柄に分散投資ができるインデックスファンドです。
ファンドが設定されて日も浅く、新規のマザーファンドで運用されるようなので、資金が流入し純資産残高が増加しないとやや安定感を欠く運用となるかもしれないので、数十億円の規模となるまで待ってから投資を行うことも検討してみてください。
それでもNYダウに連動するインデックスファンドは少ないので、安定した運用を期待したいところです。
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