iFree NYダウ・インデックスは、その名の通り米国の主要業種の代表的な30の優良銘柄で構成されるNYダウをベンチマークとするインデックスファンドです。
NYダウをベンチマークとするインデックスファンドの中でも低コストなiFree NYダウ・インデックスですが、実質コストなどどんな内容なのか確認してみました。
iFree NYダウ・インデックスの特徴
投資対象
iFree NYダウ・インデックスは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)に連動する投資成果を目指したインデックスファンドです。
NYダウは世界で最も有名な株価指数(インデックス)の一つで、米国の主要業種の代表的な30の優良銘柄で構成されていて不定期に銘柄の入れ替えが行われているので、常に最新の優良銘柄で構成されています。
参考 NYダウに連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?
※下記はiFree NYダウ・インデックス「月報(2020年1月)」からの情報です。
資産別構成
通貨別構成
国・地域別構成
業種別構成
組入上位10銘柄
ファンドの仕組み
iFree NYダウ・インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はNYダウ・インデックス・マザーファンドにて行われます。
購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト
購入時手数料 | なし |
信託報酬(税込) | 0.2475% |
実質コスト(税込) | 0.275% |
信託財産留保額 | なし |
分配金
分配金は出されておらず、効率的に運用がされています。
つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況
iFree NYダウ・インデックスはつみたてNISA対象外ですが、iDeCoではSBI証券で取り扱いがあります。
参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。
⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?過去の運用成績(リターン・リスク)
リターン・リスク
1年 | 3年 | |
リターン | 24.49%(115位) | 12.77%(34位) |
リスク(標準偏差) | 13.99(72位) | 13.68%(54位) |
シャープレシオ | 1.75(93位) | 0.93%(28位) |
対象ファンド数※ | 214本 | 162本 |
※:「国際株式・北米(為替ヘッジ無)」カテゴリ
基準価額騰落率
ファンド | ベンチマーク | |
1ヶ月 | +1.9% | +1.7% |
3ヶ月 | +8.9% | +8.4% |
6ヶ月 | +10.8% | +9.8% |
1年 | +24.5% | +22.2% |
3年 | +43.4% | +35.9% |
設定来 | +77.2% | +67.0% |
※iFree NYダウ・インデックス「月報(2020年1月)」より
※ファンド設定日は2016年9月8日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません
基準価額・純資産の推移
所感
ファンドが設定されてから約3年半が経過しましたが、ベンチマークより上方乖離しています。
運用報告書によると、ファンドでは保有している株式の配当金が計上されているが、ベンチマークには配当分が含まれていないために乖離が発生しているだけで、iFree NYダウ・インデックスが特段いい成績のファンドというわけではありません。
当ファンドの情報のまとめ
- ベンチマーク:ダウ工業株30種平均株価(NYダウ)
- 購入時手数料:無料
- 信託報酬(税込):0.2475%(実質コスト:0.275%)
- 信託財産留保額:なし
- 純資産残高:約150億円
- 分配金利回り:なし
- 決算:年1回(9月7日)
- 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
- 償還日:無期限(設定日:2016年9月8日)
- つみたてNISA:対象外
- iDeCo:SBI証券
評価・まとめ
iFree NYダウ・インデックスは、米国の代表的な株価指数であるNYダウの動きに連動した成果を目指すインデックスファンドの中でも低コストなファンドです。
ファンドが設定されてから約3年半が経過し、単純な年率平均は約22%と好成績となっています。
つみたてNISAには対応していませんがiDeCoではSBI証券で取り扱いがあり、つみたてNISAを利用して米国株式に投資をしたいなら、S&P500をベンチマークとする「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などもあるので検討してみてください。
参考 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評価って?つみたてNISAやiDeCoの対象?
iFree NYダウ・インデックスを購入するならSBI証券か楽天証券がおすすめ!
SBI証券なら投資信託を保有しているだけで低コストなインデックスファンドでも年率0.05%のTポイントがもらえるのでお得です。もちろん口座開設・維持費は無料です。
楽天証券でも投資信託を保有しているだけでポイントがもらえ、SBI証券とほぼ同じ年率0.048%の楽天ポイントが貰え、貰ったポイントは投資信託の購入にも利用できます。
さらに、楽天銀行との連携で普通預金の金利がメガバンクの100倍の0.1%になったり、楽天カードで投資信託の積立を行えば1%のポイントが付与されたりとメリットが多いです。
楽天証券だけでなく、楽天銀行や楽天カードも口座開設・維持費用は無料です。
参考 楽天証券ならポイントで投資信託を通常・積立で購入可能!しかも100円から!
参考 楽天証券と楽天銀行の連携で金利をメガバンクの100倍に!ポイントも貯まる!
参考 楽天証券の投資信託の積立は楽天カードを利用してポイントGet!デメリットはない?
その他下記の証券会社でも購入できます。
>>マネックス証券(詳細解説)
>> auカブコム証券(詳細解説)
>> 松井証券(詳細解説)
>> GMOクリック証券
>> 岡三オンライン(詳細解説)
参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。
⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?
投資信託で失敗しない証券会社選び!
これから投資信託で資産運用を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。
参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?
個人投資家に人気の投資信託ランキングをチェックしたい方はこちら!
参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?
各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!
コメント