iFree 外国株式インデックスの評価って?為替ヘッジなし・ありはどっちを選ぶ?

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iFree 外国株式インデックスは、先進国株式に分散投資ができるインデックスファンドで、為替ヘッジなしと為替ヘッジありのファンドがあります。

MSCIコクサイ指数に連動する投資成果を目指した運用を行うとのことですが、為替ヘッジなしと為替ヘッジありの両ファンドの内容について確認してみました。

iFree 外国株式インデックスの特徴

投資対象

iFree 外国株式インデックスは、MSCIコクサイ指数(円ベース)の動きに連動させることを目指したインデックスファンドで、為替ヘッジなしと為替ヘッジありの2つのファンドがあります。

為替ヘッジありのファンドは、MSCIコクサイ指数(円ヘッジ・ベース)の動きに連動させることを目指したインデックスファンドととなります。

為替ヘッジありは、外貨建ての資産に投資する場合、為替の変動リスクがありますが、この変動リスクを抑えられるメリットがあります。

ただし為替ヘッジを行うにはコストがかかり、例えば米ドル円の場合、米国と日本との金利差が反映されるため、投資先の金利が上昇するとヘッジするコストがかかり、運用成績を下げる要因となります

「MSCIコクサイ指数」は、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄で構成され、先進国株式型の投資信託の多くで利用されているインデックスで、時価総額(価格×流通株数)が大きい銘柄から採用されるため市場規模が大きい米国の比率が高いという特徴があります。

参考 先進国株式型インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

※下記はiFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)「月報(2018年10月)」からの情報です。特に明記してない箇所は為替ヘッジなしの情報です。

資産別構成

通貨別構成

【為替ヘッジなし】

【為替ヘッジあり】

国・地域別構成

業種別構成

組入上位10銘柄

ファンドの仕組み

iFree 外国株式インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は外国株式インデックスマザーファンドにて行われます。

為替ヘッジありの方もファミリーファンド方式で運用され、為替ヘッジなしとは異なるマザーファンドである外国株式インデックス為替ヘッジ型マザーファンドにて運用が行われます。

買付手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

為替ヘッジなし 為替ヘッジあり
買付手数料 なし なし
信託報酬(税抜) 0.19% 0.19%
実質コスト(税抜) 0.26% ー※
信託財産留保額 なし なし

為替ヘッジありの方はまだ1年間を通した運用報告書がありませんが、第1期(2017年8月31日~2017年11月30日)を参考にすると実質コストは0.30%程度となります。

分配金

両ファンドともに分配金は出されておらず、効率的に運用がされています。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

両ファンドともにつみたてNISAには対応してますが、iDeCoでは両ファンドともに取り扱っているネット証券はありません。

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

為替ヘッジなし 為替ヘッジあり
ファンド ベンチマーク ファンド ベンチマーク
1ヶ月 ー8.8% ー8.9% ー8.0% ー8.0%
3ヶ月 ー4.5% ー4.9% ー6.0% ー6.3%
6ヶ月 +0.5% ー0.5% ー2.0% ー2.9%
1年 +0.7% ー1.2% +0.1% ー1.7%
設定来 +33.9% +28.7% +5.4% +3.3%

※iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)「月報(2018年10月)」より
※iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)「月報(2018年10月)」より
※ファンド設定日は為替ヘッジなしが2016年9月8日、為替ヘッジありが2017年8月31日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

【為替ヘッジなし】

【為替ヘッジあり】

所感

為替ヘッジなしは、ファンドが設定されてから約3年経過しているので、単純な年率平均は約17%となっていて、為替ヘッジありは、ファンドが設定されてから約1年経過しているので、単純な年率平均は5%となっていて、両ファンドともにベンチマークより上方乖離しています。

運用報告書によるとベンチマークとして設定している「MSCIコクサイ指数」が株式等の配当が加味されていないために乖離しているとの記載がありますが、本来のベンチマークは配当込みの指数とすべきかと思われます。

他のライバルファンドでは「ニッセイ外国株式インデックスファンド」「たわらノーロード 先進国株式」などは「MSCIコクサイ指数(配当込み)」をベンチマークとしています。

参考 ニッセイ外国株式インデックスファンドの評価ってどう?利回りは?

参考 たわらノーロード先進国株式の評価ってどう?利回りや実質コストは?

純資産残高は、為替ヘッジなし・ありともに右肩上がりに成長してきてますが、為替ヘッジなしの方は若干右肩下がりとなっている傾向があるのが気がかりですが、マザーファンドの規模は為替ヘッジなしが約950億円、為替ヘッジなしが約120億円とある程度の規模があるので安定した運用は期待できそうです。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:MSCIコクサイ指数(円ベース)
  • 為替ヘッジ:為替ヘッジありのファンドもある
  • 買付手数料:なし
  • 信託報酬(税抜):
    為替ヘッジなし:0.19%(実質コスト:0.26%)
    為替ヘッジあり:0.19%(実質コスト:ー)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:
    為替ヘッジなし:約17億円
    為替ヘッジあり:約4億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(11月30日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:
    為替ヘッジなし:無期限(設定日:2016年9月8日)
    為替ヘッジあり:無期限(設定日:2017年8月31日)
  • つみたてNISA:両ファンドともに対象
  • iDeCo:取り扱いネット証券なし

評価・まとめ

iFree 外国株式インデックスは、MSCIコクサイ指数(円ベース)の動きに連動させることを目指したインデックスファンドで、為替ヘッジなしと為替ヘッジありの2つのファンドがあります。

両ファンドともにベンチマークに対して上方乖離していて、ベンチマークが配当を加味していないために乖離が発生していますが、本来は配当込みのインデックスをベンチマークするべきなのでベンチマークを変更して欲しいところです。

iFree 外国株式インデックスでは約7割を米国株式に投資をしていて、米国では緩やかながら金利が上昇していて、低金利を続ける日本との金利差が大きくなってきているので、為替ヘッジありは、為替ヘッジコストが今後も増大し運用成績が悪化する懸念がある点は注意が必要です。

また、先進国株式のインデックスファンドは低コスト化が進み、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」「ニッセイ外国株式インデックスファンド」などがより信託報酬を引き下げているのでそのようなファンドも検討してみてください。

参考 先進国株式型インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

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