ニッセイ外国債券インデックスファンドの評価・評判とは?利回りや実質コストは?

※本ページはプロモーションが含まれています。

ニッセイ外国債券インデックスファンドの評価・評判とは?利回りや実質コストは? インデックスファンド

ニッセイ外国債券インデックスファンドは、ニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズで日本を除く先進国の債券に分散投資ができるファンドです。

FTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)の動きに連動する成果を目標としていますが、実際どんな内容のファンドで、利回りはどのくらいだったのか確認してみました。

ニッセイ外国債券インデックスファンドの特徴

投資対象

ニッセイ外国債券インデックスファンドは、日本を除く世界主要国の政府や政府機関が発行または保証を行っている債券(ソブリン債)で構成される「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

 

「FTSE世界国債インデックス(除く日本)」は、日本を除く主要21ヵ国で構成されるインデックスで、先進国だけでなくメキシコやマレーシアなどの新興国も一部含まれます。

参考 先進国債券インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はニッセイ外国債券インデックスファンド「月報(2022年8月)」からの情報です。

組入比率

ニッセイ外国債券インデックスファンドの特徴

残存年数別構成比率

ニッセイ外国債券インデックスファンドの特徴

国・地域別組入比率

ニッセイ外国債券インデックスファンドの特徴

通貨別構成比率

ニッセイ外国債券インデックスファンドの特徴

ポートフォリオ情報

ニッセイ外国債券インデックスファンドの特徴

ニッセイ外国債券インデックスファンドの特徴

組入上位10銘柄

ニッセイ外国債券インデックスファンドの特徴

ファンドの仕組み

ニッセイ外国債券インデックスファンドはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はニッセイ外国債券インデックスマザーファンドにて行われます。

ニッセイ外国債券インデックスファンド-ファンドの仕組み

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税込) 0.154%以内
実質コスト(税込) 0.187%
信託財産留保額 なし

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

ニッセイ外国債券インデックスファンドはつみたてNISAは対象外で、iDeCoでもネット証券での取り扱いはありません。

 

参考 NISAとiDeCoの違いの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISAとiDeCoの違いを比較!どっちがいい?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率)
トータルリターン 1.89%(98位) 3.83%(94位) 2.63%(55位) –(–)
リスク(標準偏差) 5.87(87位) 4.25(65位) 4.39(55位) –(–)
シャープレシオ 0.32(96位) 0.90(37位) 0.60(26位) –(–)
対象ファンド数※ 208本 200本 189本

※:「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 ー1.2% ー1.3%
3ヶ月 +1.8% +1.8%
6ヶ月 +4.7% +4.8%
1年 +1.9% +2.1%
3年 +11.9% +12.7%
設定来 +26.1% +29.6%

※ニッセイ外国債券インデックスファンド「月報(2022年8月)」より
※ファンド設定日は2013年12月10日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

ニッセイ外国債券インデックスファンド-基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約9年が経過しましたが、信託報酬や実質コストを考慮するとやや乖離はしているものの、概ねベンチマークに連動した動きとなっていて連動性は高そうです。

類似ファンドとの比較

「FTSE世界国債インデックス(除く日本)(為替ヘッジなし)」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名 信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim先進国債券インデックス 0.154% 0.169% 197,147 +21,767 1.92%
ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.154% 0.187% 46,402 +3,284 1.89%
Smart-i 先進国債券インデックス(H無) 0.187% 0.225% 47,323 +548 1.92%
たわらノーロード 先進国債券 0.187% 0.203% 137,037 +7,581 1.92%
iFree外国債券インデックス 0.198% 0.217% 233,632 +1,770 1.94%

信託報酬は「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」「ニッセイ外国債券インデックスファンド」が最安値ですが、実質コストは「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」が調査時点では低コストとなっていそうです。(ただし、実質コストは毎年変わります)

 

eMAXIS Slimシリーズは、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドで、「eMAXIS Slim先進国債券インデックス」は常に他のファンドの動向を見て信託報酬を引き下げ続けているので、今後も低コストであり続けることが期待され、「マザーファンドの規模」「純資産残高年間増加額」も加味すると、「eMAXIS Slim先進国債券インデックス」がベストなファンドと言えそうです。

参考 eMAXIS Slim 先進国債券インデックスの評価・評判とは?利回りや実質コストは?

 

直近1年ではiFree外国債券インデックスがパフォーマンスが良かったようですが、中長期で見れば実質コストが低コストな「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」の方がパフォーマンスがよくなる可能性は高いと考えられます。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税抜):0.154%(実質コスト:0.187%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約220億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(11月20日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2013年12月10日)
  • つみたてNISA:対象外
  • iDeCo:取り扱いネット証券なし

評価・まとめ

ニッセイ外国債券インデックスファンドは、日本を除く世界主要21ヵ国の政府や政府機関が発行または保証を行っている債券(ソブリン債)で構成される「FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

 

信託報酬は低コストですが、実質コストは「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」の方が低コストで、直近1年のリターンも「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」の方が若干よかったようです。

 

今後も実質コストの差があるようであれば、長期になればなるほど「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」の方がパフォーマンスが良くなっていく可能性があります。

参考 eMAXIS Slim 先進国債券インデックスの評価ってどう?過去の成績は?

 

ニッセイ外国債券インデックスファンドを購入するのにおすすめの証券会社は?

各ネット証券では投資信託に関して保有残高に応じたポイント還元と、クレジットカード積立によるポイント還元があり、積立するならトータルでのポイント還元率が高い方がお得です。(クレジットカード積立はつみたてNISA銘柄も対象)

参考 投資信託でポイントが貯まるネット証券を比較!おすすめはどこ?

 

トータルのポイント還元率が業界最高水準のマネックス証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0.03%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:1.1%

クレジットカード積立を利用するならトータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、マネックス証券を口座開設すれば作ることができ、貯まったポイントは株式手数料や暗号資産に交換することや、他のポイントサービス(dポイント・Tポイント・Pontaポイントなど)に交換することも可能です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

Pontaポイントを貯めるならauカブコム証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0.005%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:1%

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、クレジットカード積立によるポイント還元率は1%と還元率は高めです。

 

ただ、マネックス証券の方が保有残高による還元率も高いので還元率にこだわるならマネックス証券がおすすめです。

 

それでも

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率は業界最高水準のSBI証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0.05%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:0.5%(一般カード)
    ゴールドカードなら1%・プラチナカードなら2%・プラチナプリファードなら5%

投資信託の保有残高によるポイント還元率は業界でも最高水準で、クレジットカード積立を利用しない場合にはおすすめです。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

 

>> 三井住友カード(NL)

>> SBI証券 (公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントが貰える楽天証券

  • 保有残高によるポイント還元率:ー
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:0.2%
    (一般カード)

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、実質保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。

 

またクレジットカード積立も低コストなファンドは0.2%(※)と還元率が下がり、ポイント還元率は他社と比較すると見劣りする感は否めません。

※2022年9月買付分より信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%(税込)未満の銘柄

 

それでも楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

 

>> 楽天証券 (公式サイト)「詳細解説

>> 楽天カード(公式サイト)

 

その他下記の証券会社でも購入できます。

>> 松井証券詳細解説

>> 岡三オンライン詳細解説

>> GMOクリック証券

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!

 

個人投資家に人気の投資信託ランキングをチェックしたい方はこちら!

参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?