ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの評価・評判は?利回りや実質コストは?

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ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの評価・評判は?利回りや実質コストは? インデックスファンド

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドは、その名の通りNASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)の動きに連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。

投資信託では、NASDAQ100指数をベンチマークとする数少ないインデックスファンドの一つですが、どんな内容のファンドなのか確認してみました。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドとは?

基本概要

ファンド名 ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
運用会社 ニッセイアセットマネジメント
ベンチマーク NASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)
為替ヘッジ なし
インデックスファンド
投資形態 ファミリーファンド
購入時手数料 なし
信託報酬(税込) 0.2035%
実質コスト(税込) 0.321%
信託財産留保額 なし
純資産残高 280億円
分配金利回り
つみたてNISA 対象外
iDeCo 取扱いネット証券なし
決算 年1回(9月20日)
設定日 2023年3月31日
償還日 無期限

※:直近運用報告書から年率換算した参考値

投資対象

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドは、NASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

 

NASDAQ100指数は、米国の新興企業(ベンチャー)向け株式市場であるナスダック(NASDAQ)に上場する金融セクターを除外した時価総額上位100銘柄で構成されたインデックスです。

参考 ナスダック(NASDAQ)に連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?

 

ナスダックの動向を表すインデックス(株価指数)としては他にナスダックに上場する約4,300以上の銘柄すべてを対象に時価総額加重平均で算出した株価指数である「ナスダック総合指数」もありますが、「NASDAQ100指数」は、NASDAQ市場の中でも時価総額が大きいIT企業などの比率が高くなっています。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの組入上位銘柄

※引用:ニッセイNASDAQ100インデックスファンド「月報(2023年11月末)」

 

業種別でみてもアップルやマイクロソフトが分類されている「情報技術」やメタ(旧Facebook)やアルファベット(Google)が分類されている「コミュニケーション・サービス」の比率が高くなっています。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの業種別組入比率

※引用:ニッセイNASDAQ100インデックスファンド「月報(2023年11月末)」

 

また、NASDAQ100採用銘柄は米国企業とは限りませんが、ほとんどが米国企業となっています。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの国・地域別組入比率

※引用:ニッセイNASDAQ100インデックスファンド「月報(2023年11月末)」

投資形態

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はニッセイNASDAQ100インデックスマザーファンドにて行われます。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドのファンドの形態

※引用:ニッセイNASDAQ100インデックスファンド「交付目論見書

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税込) 0.2035%
実質コスト(税込) 0.321% ※
信託財産留保額 なし

※:直近運用報告書から年率換算した参考値

 

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドはまだ設定されてから1年たってないので、運用報告書での信託報酬以外の費用(売買委託手数料やその他費用)を年率換算して算出しているので正確なコストではありませんが、他の類似ファンドと比較してもコストは低く抑えられてそうです。

分配金

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドでは1度決算を迎えましたが分配金は出されませんでした。

 

他のニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズのファンドでは分配金を出していないので、当ファンドも分配金を出さずに運用されるものと思われます。

 

分配金が出なければその分は運用資金となって運用されるので、長期の資産形成にプラスに寄与します。

NISA(2024年以降)及びiDeCoの対応状況

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドは2024年からの新NISAでは成長投資枠の対象となるので、NISAを利用して投資することが可能です。

 

ただ、iDeCoで取り扱っているネット証券はありません。

 

参考 NISAとiDeCoの違いの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISAとiDeCoの違いを比較!どっちがいい?

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドのパフォーマンスは?

過去の運用成績

1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率)
トータルリターン –(–) –(–) –(–) –(–)
リスク(標準偏差) –(–) –(–) –(–) –(–)
シャープレシオ –(–) –(–) –(–) –(–)
対象ファンド数※

ベンチマークとの差

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 +9.8% +9.8%
3ヶ月 +4.2% +4.2%
6ヶ月 +17.5% +17.5%
1年
設定来 +38.6% +38.6%

※ニッセイNASDAQ100インデックスファンド「月報(2023年11月末)」より
※ファンド設定日は2023年3月31日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

 

インデックスファンドなので、ベンチマークから信託報酬(実質コスト)を差し引いたくらいのパフォーマンスとなっていることが理想ですが、まだ運用が始まって日が浅いためかベンチマークとの差はみられません。

基準価額・純資産の推移

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの基準価額・純資産の推移

※引用:ニッセイNASDAQ100インデックスファンド「月報(2023年11月末)」

 

ファンドの純資産額は設定来右肩上がりに推移していて、早々と200億を超え人気のファンドとなっています。

 

毎月の資金流出入額を確認すると資金の流入が続いています。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの毎月の資金流出入額

他の類似ファンドと比較すると?

「NASDAQ100」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名 信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド
規模(百万円)
純資産残高
年間増加額
1年間の
リターン
PayPay投信 NASDAQ100インデックス 0.2024% 0.702% ※1 1,291 +440 46.87%
ニッセイ NASDAQ100インデックスファンド 0.2035% 0.321% ※2 14,243 - --
SBI・インベスコQQQ・
NASDAQ100インデックス・ファンド
0.2388% - - - --
eMAXIS NASDAQ100インデックス 0.44% 0.463% 75,327 +34,529 47.62%
NZAM・ベータ NASDAQ100 0.44% 0.622% 1,945 +1,131 47.24%
インデックスファンドNASDAQ100
(アメリカ株式)
0.484% 0.576% 112,546 +36,874 47.36%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 0.495% 0.516% 74,045 +32,465 47.53%

※上記ファンドはナスダック100指数(配当込み)をベンチマークとしている
※1:直近運用報告書の隠れコストと引き下げ後の信託報酬を加算して算出した参考値
※2:直近運用報告書から年率換算した参考値

 

「PayPay投信 NASDAQ100インデックス」が信託報酬を引き下げ最安水準となりましたが、後発の「ニッセイ NASDAQ100インデックスファンド」の方が資金流入額も大きく人気となっています。

 

「ニッセイ NASDAQ100インデックスファンド」はまだ運用されて1年未満のため実質コストはまだ参考値ではありますが、他のファンドと比べると低く抑えられていると想定されます。

 

そのため、今後は「ニッセイ NASDAQ100インデックスファンド」が一番パフォーマンスが良くなる可能性があります。

評価・まとめ

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドは、NASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

 

NASDAQ100に連動する投資信託では信託報酬が業界最低水準ということもあり、資金が流入し人気となっています。

 

実質コストも直近の運用報告書から他の類似ファンドと比較してもコストは低く抑えられてそうで、パフォーマンスが最も良くなる期待が持てます。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドを購入するのにおすすめの証券会社は?

投資信託はネット証券なら投資信託を保有しているだけでポイントが貯まり、積立するならクレジットカードを利用すればさらにポイントが貯まるのでお得です。下記のネット証券なら新NISA口座もポイント還元の対象です。

 

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドのポイント還元率は下記となっています。

参考 投資信託でポイントが貯まるネット証券を比較!おすすめはどこ?

  松井証券 SBI証券 マネックス
証券
auカブコム
証券
投資信託保有時
ポイント還元率
0.05% 0.05% 0.03% 0.005%
投資信託保有時
付与されるポイント
松井証券ポイント ・Tポイント
・Pontaポイント
・dポイント
・JALのマイル ※1
上記のいずれか
マネックスポイント Pontaポイント
クレカ積立
ポイント還元率
0.5~5.0%
三井住友カード
1.1%
マネックスカード
1%
auPayカード
クレカ積立
付与されるポイント
Vポイント マネックスポイント Pontaポイント

※楽天証券は投資信託保有時のポイント付与が条件達成時の一度のみなので対象外
※1:JALのマイルの場合は記載還元率の半分

 

クレカ積立を利用する

  • クレカ積立でほぼ条件なく年会費無料のカードを利用するなら「マネックス証券
  • クレカ積立で最高水準の還元率を得たいなら「 SBI証券

 

クレカ積立を利用しない

  • 低コストな投資信託を中心に投資するなら「松井証券」か「 SBI証券
  • その他の投資信託やどちらのファンドにも投資するなら「松井証券

松井証券(公式サイト)はクレカ積立に対応していませんが、投資信託保有時のポイント還元率は最高水準となっています。

 

クレジットカード積立のポイント還元率は、年会費がかかるカードであれば SBI証券 が最高水準ですが、実質年会費がかからない一般カードであればマネックス証券が最高水準です。

 

投資信託保有時のポイント還元率は最高水準の松井証券

信託報酬が低コストな投資信託も投資信託保有時のポイント還元率は業界最高水準です。他社で買い付けた投資信託を松井証券へ移管する際には実質無料で移管することができます。

還元される松井証券ポイントは、PayPayポイントやdポイントなどに交換することができます。

松井証券ポイント

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> 松井証券(公式サイト)「詳細解説

 

一般カードのクレジットカード積立でポイント還元率が最高水準のマネックス証券

クレジットカード積立を利用するならトータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、初年度の年会費は無料、次年度以降の年会費550円(税込)ですが、年間に1回以上のクレジットカードの利用で無料になり、マネックスカードによる投信つみたてもカード利用の対象となります。

 

還元されるマネックスポイントは下記のように様々な用途に利用することができます。

  • 投資信託の購入
  • 株式手数料に充当
  • 暗号資産(ビットコイン・イーサリアム・リップル)
  • 他のポイントへの交換(dポイント・Tポイント・Pontaポイント・nanaco・waonポイント・ANAのマイル・JALのマイル・Amazonギフトカード)
  • 日本赤十字社などへの寄付

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率が高くクレカ積立でもポイント還元されるSBI証券

投資信託の保有残高によるポイント還元率は、低コストな投資信託でも松井証券と同レベルのポイント還元率です。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> SBI証券 (公式サイト)「詳細解説

 

Pontaポイントを貯めるならauカブコム証券

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、クレジットカード積立によるポイント還元率は1%と還元率は高いです。

 

スマホでauを利用していると貯めやすいPontaポイントが貯まり、auじぶん銀行と連携すれば普通預金の金利が年率0.1%となり、au Payなどとも連携すれば0.2%になるメリットがあります。

 

またauマネ活プランに入ればauじぶん銀行の普通預金の金利が最大0.3%になったり、クレジットカード積立によるポイント還元率が最大3%と優遇されます。

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントを貯めるなら楽天証券

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。(一部のファンドは保有残高によるポイントが還元される)

 

また、楽天証券ではクレジットカード積立だけでなく楽天キャッシュを利用してもポイント還元が受けられ併用することが可能です。

 

通常設定可能上限は5万円/月ですが、併用することで10万円/月までポイント還元を上けることが可能です。

楽天証券で投資信託をクレジットカード積立と楽天キャッシュでの積立した場合の概要

楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

NISA口座も同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> 楽天証券 (公式サイト)「詳細解説

 

 

投資信託は実質無料で他の証券会社に移管できます!

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通常は移管元の証券会社で手数料が必要になりますが、下記のネット証券なら移管元で支払った移管手数料をキャッシュバックしてくれるので実質無料で移管することができます。また、他社で購入した投資信託もポイント還元の対象となります。

 

参考 投資信託の移管のメリットやデメリットとは?手順などを解説!

 

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投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!

 

個人投資家に人気の投資信託ランキングをチェックしたい方はこちら!

参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?