eMAXIS NASDAQ100インデックスの評価・評判ってどう?利回りや実質コストは?

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eMAXIS NASDAQ100インデックスの評価・評判ってどう?利回りや実質コストは?インデックスファンド

eMAXIS NASDAQ100インデックスは、NASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)の動きに連動した投資成果を目指すインデックスファンドです。

投資信託では、NASDAQ100指数をベンチマークとする数少ないインデックスファンドの一つですが、どんな内容のファンドなのか確認してみました。

eMAXIS NASDAQ100インデックスとは?

基本概要

ファンド名eMAXIS NASDAQ100インデックス
運用会社三菱UFJ国際投信
ベンチマークNASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)
為替ヘッジなし
インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.44%
実質コスト(税込)0.463%
信託財産留保額なし
純資産残高770億円
分配金利回りなし
つみたてNISA対象外
iDeCo取扱いネット証券なし
決算年1回(1月26日)
設定日2021年1月29日
償還日無期限

投資対象

eMAXIS NASDAQ100インデックスは、NASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

 

NASDAQ100指数は、米国の新興企業(ベンチャー)向け株式市場であるナスダック(NASDAQ)に上場する金融セクターを除外した時価総額上位100銘柄で構成されたインデックスです。

参考 ナスダック(NASDAQ)に連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?

 

ナスダックの動向を表すインデックス(株価指数)としては他にナスダックに上場する約4,300以上の銘柄すべてを対象に時価総額加重平均で算出した株価指数である「ナスダック総合指数」もありますが、「NASDAQ100指数」は、時価総額が小さいベンチャー企業などは対象外となっているので、より大手ハイテク、IT企業などの株価が反映されたインデックスであると言えます。

 

※下記はeMAXIS NASDAQ100インデックス「月報(2023年8月)」からの情報です。

資産構成

eMAXIS NASDAQ100インデックスの資産構成

組入上位10業種

eMAXIS NASDAQ100インデックスの組入上位10業種

組入上位10銘柄

eMAXIS NASDAQ100インデックスの組入上位10銘柄

※組入銘柄数:101銘柄

投資形態

eMAXIS NASDAQ100インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は下記のマザーファンドにて行われます。

eMAXIS NASDAQ100インデックス-ファンドの仕組み

マザーファンドはEDINETによると信託契約締結日は2021年1月29日とあるので、eMAXIS NASDAQ100インデックスと同様に新規に設定されたものと思われます。

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.44%
実質コスト(税込)0.463%
信託財産留保額なし

 

また、信託報酬はファンドの純資産残高に応じて段階的に引き下がるようになっています。

純資産残高信託報酬(税込)
500億円未満の部分0.44%
500億円以上1,000億円未満の部分0.429%
1,000億円以上の部分0.418%

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

eMAXIS NASDAQ100インデックスはつみたてNISA対象外で、iDeCoで取り扱っているネット証券はないようです。

 

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?

eMAXIS NASDAQ100インデックスのパフォーマンスは?

過去の運用成績

1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
トータルリターン32.52%(10位)–(–)–(–)–(–)
リスク(標準偏差)23.04(222位)–(–)–(–)–(–)
シャープレシオ1.41(26位)–(–)–(–)–(–)
対象ファンド数※297本

※:「国際株式・北米(為替ヘッジ無し)」カテゴリ
※トータルリターンは分配金(税引前)はすべてファンドに再投資されたものと仮定して算出されたリターン

 

同じカテゴリのファンド内でのトータルリターンは高いですが、リスク(価格の振れ幅)も高くなっています。(リスクの値が小さい方が順位が高い)

 

1年だけの運用成績なのでこれだけで良し悪しは判断できず、最低でも3年以上のパフォーマンスを確認する必要があります。

ベンチマークとの差

ファンドベンチマーク
1ヵ月+1.9%+1.9%
3ヵ月+12.7%+12.8%
6ヵ月+37.7%+37.9%
1年+32.5%+32.9%
設定来+67.7%+69.5%

※eMAXIS NASDAQ100インデックス「月報(2023年8月)」より
※ファンド設定日は2021年1月29日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

 

インデックスファンドなので、ベンチマークから信託報酬(実質コスト)を差し引いたくらいのパフォーマンスとなっていることが理想ですが、直近1年を見ると実質コスト分くらいの差となっていて連動性が高いと言えます。

基準価額・純資産残高の推移

eMAXIS NASDAQ100インデックス-基準価額・純資産残高の推移

ファンドの純資産額は設定来右肩上がりに推移していて、既に1,000億近い資金の流入がある人気のファンドです。

 

ただ、毎月の資金流出入額を確認すると資金流入は減少傾向にあり、例えば「ニッセイ NASDAQ100インデックスファンド」のようなより低コストなファンドに資金が流入してるのかもしれません。

※引用:ウエルスアドバイザー「月次資金流出入額

評価・まとめ

eMAXIS NASDAQ100インデックスは、NASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)の動きに連動した投資成果を目指すので、米国の新興企業(ベンチャー)向け株式市場であるナスダック(NASDAQ)に上場する金融セクターを除外した時価総額上位100銘柄に分散投資ができるインデックスファンドです。

 

より低コストな「ニッセイ NASDAQ100インデックスファンド」のようなファンドが登場したことにより資金流入には陰りが見え始めています。

参考 ニッセイNASDAQ100インデックスファンドの評価・評判は?利回りや実質コストは?

 

eMAXIS NASDAQ100インデックスは、業界最低水準を目指す「eMAXIS Slimシリーズ」ではないので、今後信託報酬の引き下げなどが行われるのかは不明です。

 

投資信託はネット証券なら低コストなファンドでも投資信託を保有しているだけでポイントが貯まり、積立するならクレジットカードを利用すればさらにポイントが貯まるのでお得です。

 

eMAXIS NASDAQ100インデックスを取り扱っていてポイントが貰えるネット証券は下記となっています。

 SBI証券マネックス証券auカブコム証券
クレカ積立三井住友カードマネックスカードauPayカード
クレカ積立
ポイント還元率
0.5~5.0%1.1%1%
クレカ積立
付与されるポイント
VポイントマネックスポイントPontaポイント
投資信託保有時
ポイント還元率
0.1%0.08%0.005%
投資信託保有時
付与されるポイント
・Tポイント
・Pontaポイント
・dポイント
・JALのマイル
上記のいずれか
マネックスポイントPontaポイント

※楽天証券は投資信託保有時のポイント付与が条件達成時の一度のみなので対象外

 

  • クレカ積立を利用しないなら  SBI証券がおすすめ
  • クレカ積立(一般カード)を利用するならマネックス証券がおすすめ
  • ゴールドやプラチナを利用してクレカ積立するなら SBI証券がおすすめ

ポイント還元率が高い方がお得ですが、付与されるポイントが各社異なるので、普段利用しているポイントが付与されるネット証券を選ぶことも検討してみてください。

 

トータルのポイント還元率が業界最高水準のマネックス証券

クレジットカード積立を利用するならトータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、マネックス証券を口座開設すれば作ることができ、貯まったポイントは株式手数料や暗号資産に交換することや、他のポイントサービス(dポイント・Tポイント・Pontaポイントなど)に交換することも可能です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率は業界最高水準のSBI証券

投資信託の保有残高によるポイント還元率は業界でも最高水準で、クレジットカード積立を利用しない場合にはおすすめです。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

 

>> SBI証券(公式サイト)「詳細解説

 

Pontaポイントを貯めるならauカブコム証券

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、クレジットカード積立によるポイント還元率は1%と還元率は高めです。

 

ただ、マネックス証券の方が保有残高による還元率も高いので還元率にこだわるならマネックス証券がおすすめです。

 

それでもスマホでauを利用していると貯めやすいPontaポイントが貯まるので、普段利用しているのであればauカブコム証券も検討してみてください。

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントが貯まる楽天証券

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、実質保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。

 

また、クレジットカード積立では楽天キャッシュを利用すると0.5%の還元率とはなりますが、還元率は他社と比較すると見劣りするし、楽天キャッシュを利用するのでやや複雑になります。

それでも楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

 

>> 楽天証券(公式サイト)「詳細解説

 

その他下記の証券会社でも購入できます。

>> 松井証券詳細解説

>> 岡三オンライン詳細解説

>> GMOクリック証券

 

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!

 

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