【2631】MAXIS ナスダック100上場投信の評価・評判とは?過去の利回りは?

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【2631】MAXIS ナスダック100上場投信の評価・評判とは?過去の利回りは?国内ETF

MAXIS ナスダック100上場投信(2631)は、米国の新興企業(ベンチャー)向け株式市場であるナスダックに上場する金融セクターを除外した時価総額上位100銘柄に分散投資ができる国内ETFです。

NASDAQ-100指数に連動する投資成果を目指した低コストな国内ETFですが、どんな内容のETFなのか確認してみました。

MAXIS ナスダック100上場投信(2631)の特徴

投資対象

MAXIS ナスダック100上場投信(2631)は、「NASDAQ-100指数(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指す国内ETFです。

 

「NASDAQ-100指数」は、米国の新興企業(ベンチャー)向け株式市場であるナスダックに上場する金融セクターを除外した時価総額上位100銘柄で構成され、時価総額を加重平均して算出されています。

参考 ナスダック(NASDAQ)に連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?

 

NASDAQ-100指数の銘柄の入れ替えは年1度(12月)に定期的に銘柄の入れ替えが行われるため、株価が好調なベンチャー企業が採用されるなど常に最新の状況が反映されています。

 

※下記はMAXIS ナスダック100上場投信(2631)の2021年3月末時点の情報です。

資産構成

まだ設定されて間もないためか、先物の比率がやや高めとなっています。

 

先物の使用は、「利便性に優れ、売買コストが低い」利点がある反面、必ずしも指数の値動きと一致しないことから、ベンチマークからの乖離を生む可能性があるので、先物の比率が低ければ低いほどベンチマークとの連動性が高くなることが期待できます。

 

今後は純資産残高の増加とともに先物の比率が低くなることを期待したいところです。

組入上位10業種

組入上位10銘柄

※組入銘柄数:102銘柄

NASDAQは新興企業(ベンチャー)向け株式市場ではありますが、既に大企業となっているAppleやマイクロソフト、アマゾン、GoogleなどのIT大手企業が名を連ねています。

信託報酬などのコスト

売買手数料各証券会社により異なるが、SBI証券、楽天証券なら売買手数料が0円
参考 おすすめネット証券比較(国内株式・ETF編)
信託報酬(税込)0.22%
信託財産留保額なし

通常ETFの売買は株式同様に売買手数料が必要となりますが、MAXIS ナスダック100上場投信(2631)はSBI証券と楽天証券なら売買手数料が無料で取引することができます。

参考 SBI証券「国内ETF(116銘柄)の取引手数料無料対象銘柄

参考 楽天証券「手数料0円ETF

分配金・配当金

MAXIS ナスダック100上場投信(2631)は、決算は年2回でまだ分配金の実績はありませんが、今後は分配金が出されると思われます。

 

ただ、ナスダック100を構成する銘柄では分配金はそれほど出ないので、あまり期待しないほうがいいと思われます。

平均売買高・マーケットメイカー

MAXIS ナスダック100上場投信(2631)は、平均売買高(直近90日)約11,500口と流動性はあまり多くありませんが、マーケットメイク制度の対象銘柄なので、公正な価格で売買することができます。

参考 日本取引所グループ「マーケットメイク制度

 

ETFは市場でいつでも売買できるのがメリットですが、買いたい時に買って、売りたい時に売るためには、出来高や売買代金が多い等の流動性が重要になってきますが、MAXIS ナスダック100上場投信(2631)は心配する必要はなさそうです。

運用実績・利回り

ETF
1ヶ月+4.7%
設定来+2.6%

※MAXIS ナスダック100上場投信(2631)「月報(2021年3月)」より
※設定日は2021年2月24日
※税引前分配金を再投資したものとして算出されたもので、ファンドに関する費用(管理報酬およびその他の経費)は控除後です
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

類似ETFとの比較

NASDAQ-100指数に連動する国内ETFは下記となっています。

名称ティッカー信託報酬
(税込)
純資産残高
(百万円)
最低
購入金額
種類
NEXT FUNDS NASDAQ-100 連動型上場投信15450.495%32,24215,120円国内ETF
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)
為替ヘッジなし
25680.275%12,15925,670円国内ETF
上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)
為替ヘッジあり
25690.275%19,52424,450円国内ETF
MAXIS ナスダック100上場投信26310.22%2,26210,730円国内ETF
MAXIS ナスダック100上場投信(為替ヘッジあり)26320.22%96710,290円国内ETF

MAXIS ナスダック100上場投信(2631)は、設定されて間もないため純資産残高は少ないですが、信託報酬が安く、将来のパフォーマンスに期待できます。

当ETFの情報

  • 分類:国内ETF
  • ベンチマーク:NASDAQ-100指数(円換算ベース)
  • 売買手数料:各証券会社により異なるが、SBI証券・楽天証券なら現物・信用ともに0円
  • 信託報酬(税込):0.22%
  • 純資産残高:約23億円
  • 分配金利回り:ー
  • 売買単位:1口(約10,730円)
  • 平均売買高(直近90日):1.2万口
  • 決算:年2回(6、12月の8日)
  • 設定日:2021年2月24日(上場日:2021年2月25日)

評価・評判

MAXIS ナスダック100上場投信(2631)は、NASDAQ-100指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すので、米国の新興企業(ベンチャー)向け株式市場であるナスダックに上場する金融セクターを除外した時価総額上位100銘柄に分散投資ができる国内ETFです。

 

NASDAQ-100指数に連動する国内ETFでは、「MAXIS ナスダック100上場投信(2631)」が信託報酬が最も低コストとなっています。

 

投資信託なら100円から自動で積み立てることができますが、ETFほど低コストなファンドはなく信託報酬0.44%でNASDAQ-100指数(配当込み、円換算ベース)と連動する「eMAXIS NASDAQ100インデックス」「NZAM・ベータ NASDAQ100」があるくらいです。

 

取引タイミングを自分で決めて投資したい場合や、自動積立ではなく手動積立でも低コストで投資したい場合には国内ETFの利用を検討してみてください。

 

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国内ETFは、国内株式同様に売買手数料が必要となりますが、SBI証券と楽天証券は簡単な手続きを行えばETF含む株式の売買手数料が無料となるのでお得です。

NEXT FUNDS NASDAQ-100 連動型上場投信(1545)はSBI証券、楽天証券なら、上記の手続きを行わなくても売買手数料が無料の対象銘柄となっているので。

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