MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)は、米国の株式市場に上場する代表的な500銘柄に分散投資ができる国内ETFです。
米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動する投資成果を目指した運用を行うとのことですが、どんな内容のETFなのか確認してみました。
目次
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)の特徴
投資対象
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)は、円換算した「S&P500」の動きに連動する投資成果を目指す国内ETFです。
「S&P500」は、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数です。
参考 S&P500に連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?
米国株式市場の動向を表す株価指数としてはダウ平均が有名ですが、ダウ平均は構成銘柄数が30銘柄で平均株価をリアルタイムで公表する株価平均型株価指数となっていて、S&P500とは構成銘柄数、インデックスの算出方法に違いがあり、S&P500の方が幅広い銘柄に分散投資されます。
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※下記はMAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)「月報(2020年3月)」からの情報です。
資産構成
組入上位10業種
組入上位10銘柄
※組入銘柄数:505銘柄
コスト
売買手数料 | 各証券会社により異なるが、SBI証券、楽天証券なら売買手数料が0円 参考 おすすめネット証券比較(国内株式・ETF編) |
信託報酬(税抜) | 0.078% |
信託財産留保額 | なし |
分配金・配当金
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)は、決算は年2回で分配金が出される予定です。
ETFは税法により、発生した利子や配当などの収益から信託報酬などの費用を控除した全額を分配することになっているので、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当がないので安心して受け取れます。
平均売買高・マーケットメイカー
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)は、平均売買高(直近90日)約7,500口と流動性は低いですが、マーケットメイク制度の対象銘柄なので、公正な価格で売買することができます。
参考 日本取引所グループ「マーケットメイク制度」
ETFは市場でいつでも売買できるのがメリットですが、買いたい時に買って、売りたい時に売るためには、出来高や売買代金が多い等の流動性が重要になってきますが、MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)は心配する必要はなさそうです。
運用実績・利回り
ETF | |
1ヶ月 | ー12.2% |
設定来 | ー18.5% |
※MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)「月報(2020年3月)」より
※設定日は2020年1月8日
※税引前分配金を再投資したものとして算出されたもので、ファンドに関する費用(管理報酬およびその他の経費)は控除後です
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません
基準価額・純資産残高の推移
当ETFの情報
- 分類:国内ETF
- ベンチマーク:S&P500
- 売買手数料:各証券会社により異なるが、SBI証券・楽天証券なら現物・信用ともに0円
- 信託報酬(税抜):0.078%
- 純資産残高:約24億円
- 分配金利回り:ー
- 売買単位:1口(約8,600円(2020年4月))
- 平均売買高(直近90日):約7,500口
- 決算:年2回(6、12月8日)
- 上場日:2020年1月9日(設定日:2020年1月8日)
評価・まとめ
MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)は、円換算した「S&P500」の動きに連動する投資成果を目指すので、米国の株式市場に上場する代表的な500銘柄に分散投資ができる国内ETFです。
S&P500に連動する国内ETFや投資信託の中では信託報酬は最安値となっていて、低コストで米国株式市場に投資ができるメリットがありますが、分配金・配当金を再投資するには手動で行わないといけなかったり、最低投資金額も100円から投資できる投資信託よりは高くなるなどのデメリットがあります。
参考 S&P500に連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?
ある程度の資金で一括で投資し、分配金を再投資せずに生活費の一部に充てたい場合などは「MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)」を検討してみてください。
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