日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)の評価ってどう?長期保有には向かない?

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日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)は、日々の騰落率が日経平均の騰落率のー1倍となる「日経平均インバース・インデックス」に連動した運用を行うインバース(ベア)型の国内ETFです。

日経平均が下落しそうなとき、手軽に日経平均全体を売ることで利益を得られますがどのような内容のETFなのか確認してみました。

日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)の特徴

投資対象

NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)は、日々の騰落率が日経平均の騰落率のー1倍となる「日経平均インバース・インデックス」に連動した投資成果を目指したインバース(ベア)型の国内ETFです。

レバレッジ(ブル)・インバース(ベア)型ファンドの「ブル」とは、雄牛(Bull)が角を突き上げるイメージから上昇相場を指し、相場に対して強気であることを意味し、「ベア」とは、熊(Bear)が背中を丸めるイメージから、下落相場を指し、相場に対して弱気であることを意味します。

対象指数である日経平均の値動きのー1倍の値動きとなるので、対象指数が1日にー5%下落した場合、ファンドの基準価額は5%上昇しますが、逆に対象指数が1日に5%上昇すれば、基準価額がー5%下落します。

そのため日経平均インバース・インデックスは、日々の騰落率が日経平均株価の騰落率の-1倍として計算された指数なので、日経平均インバース・インデックスの騰落率と日経平均株価の騰落率とは、2日以上離れた日との比較においては、一般に「-1倍」とはなりません

下記の例①の場合、2日目は日経平均は+4.5%なので日経平均インバース・インデックスもー4.5%となることを期待したいところですが、実際にはー5.5%と-1倍より下落幅が大きくなっています。

また、例③の場合は2日続けて上昇した場合ですが、日経平均が+15.5%となっているのに対し日経平均インバース・インデックスはー14.5%と-1倍より下落幅が小さくなっています。

例④のように下落が2日続くと、日経平均が-14.5%に対して日経平均インバース・インデックスは+15.5%と-1倍より上昇率が大きくなっています。

例③や④のように連続して上昇や下落となった場合には、投資する側に有利な値動きとなりますが、例①や例②のように上昇と下落が交互に続く場合には投資する側に不利な値動きとなります。

一般的に株価は一方的に上昇や下落をするより、上昇や下落を繰り返して推移していくので長期で保有すればするほど指数と乖離し投資する側に不利となるので、短期的に日経平均が下落しそうな時に、銘柄を選ばずに売って利益を上げるに適しているETFです。

コスト

売買手数料各証券会社により異なる
参考 おすすめネット証券比較(国内株式・ETF編)
その他の費用購入価格は基準価額に100.05%以内の率を乗じた価格となる。
(2019年8月14日現在100.02%)
信託報酬(税抜)0.80%
信託財産留保額0.05%以内
(2019年8月14日現在0.02%)

分配金・配当金

設定来分配金は出されていません。

平均売買高・マーケットメイカー

日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)は、平均売買高(直近90日)約47.5万口と流動性は高いので、マーケットメイク制度対象銘柄ではないですが特に売買する際に問題があることはないと思われます。

参考 日本取引所グループ「マーケットメイク制度

ETFは市場でいつでも売買できるのがメリットですが、買いたい時に買って、売りたい時に売るためには、出来高や売買代金が多い等の流動性が重要になってきますが、日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)は心配する必要はなさそうです。

運用実績・利回り

ETFベンチマーク
1ヶ月ー5.4%ー5.2%
3ヶ月ー7.5%ー6.5%
6ヶ月ー5.4%ー3.7%
1年ー10.4%ー6.9%
3年ー36.0%ー29.6%
設定来ー75.3%ー69.6%

※日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)「月報(2019年10月)」より
※上場日は2012年4月12日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

過去のチャート

「NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)」は日々の騰落率が日経平均の騰落率のー1倍となりますが日経平均と比較したのが下記となります。

(引用元:モーニングスター)

オレンジがNEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)赤が日経平均の過去3年間のトータルリターンのチャートです。

確かに日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)は、日経平均の-1倍の動きとなっていそうですが、下記のように単純な-1倍よりはパフォーマンスは悪くなっています。

当ETFの情報

  • 分類:国内ETF
  • ベンチマーク:日経平均インバース・インデックス
  • 売買手数料:各証券会社により異なる
  • 信託報酬(税抜):0.8%
  • 純資産残高:約350億円
  • 分配金利回り:ー
  • 売買単位:1口(約1,400円(2019年11月))
  • 平均売買高(直近90日):47.5万口
  • 決算:年1回(5月20日)
  • 上場日:2012年4月12日(設定日:2012年4月10日)

評価・まとめ

NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(1571)は、日々の騰落率が日経平均の騰落率のー1倍となる「日経平均インバース・インデックス」に連動した投資成果を目指したインバース(ベア)型の国内ETFです。

ただし、日経平均インバース・インデックスの騰落率と日経平均株価の騰落率とは、2日以上離れた日との比較においては、一般に「-1倍」とはならない点は注意が必要です。

それでもETFは株式と同じような特徴を持つため、、短期で日経平均が下落しそうな時に個別銘柄を選定せずにすぐ投資が可能な点がメリットです。

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株式市場が下落しそうだなと思ったときにレバレッジをかければより大きな利益を出すことができ、「NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(1357)」のようにー2倍のレバレッジをかけられるETFもありますが、よりレバレッジをかけて大きく利益を出すことが可能なのがCFDで、日経平均を買いからも売りからも祝日もほぼ24時間取引することができす。

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