トライオートFXは、トライオートETFやトライオートCFD、マイメイトといった自動売買サービス強みを持つインヴァスト証券が提供するFXの自動売買が行えるサービスです。
FXの自動売買はいくつかのFX会社で提供されていますが、トライオートFXはどのような特徴があるのか確認してみました。
トライオートFXとは?
トライオートFXは、トライオートETFやトライオートCFD、マイメイトなどの自動売買を運営するインヴァスト証券が提供するFXの自動売買が行えるサービスです。
参考 トライオートETFの評価ってどう?メリット・デメリットとは?
参考 マイメイトの評価・評判って?FXもAIを育てて取引する時代に?
FXの自動売買にもいくつか種類がありますが、トライオートFXは下記の4つの機能で初心者の方から上級者までをカバーします。
- セレクト:用意されたルールを選ぶだけで取引を始められる
- チャートメイク:チャート上に今後予想される値動きを描いて取引ルールを作成する
- ビルダー:クリックや入力するだけでオリジナルのルールを作ることができる
- テクニカルビルダー:テクニカル指標のシグナルに応じてあらかじめ設定したルールに従って自動売買を作ることができる
トライオートFXの概要については下記の公式動画も参照してみてください。
FXにもいろいろなトレードスタイルがありますが、FXの自動売買のメリットとしては下記のような点が挙げられます。
FXの自動売買のメリット
- 24時間自動で売買してくれるのでチャンスを逃さない
- 他のトレードスタイルと比較すると専門的な知識や分析は不要
- 感情に左右されずに取引が行える
- チャートに張り付く必要がない
- 初心者でも利益を出すことが可能
参考 FXのトレードスタイルの種類と特徴って?初心者におすすめなのは?
トライオートFXはもちろん口座開設・維持費用は無料です。
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トライオートFXの特徴・メリットって?
「セレクト」で簡単に始められる
トライオートFXでは「セレクト」という既に設定済みの自動売買プログラムを選ぶだけで自動売買を開始することができるので、複雑な設定をしなくても簡単に自動売買を始めることができます。
セレクトではリターン順や低リスク順、人気順などで簡単に並び替えることができ、その中から気になったルールを選択することができます。
ルールは過去のバックテストの成績も確認でき、どのように収益を上げ含み損はどの位だったかなどを確認することができます。
ルールは複数選んで同時に稼働させることもでき、ETFやCFDの自動売買も含めて稼働させることもできます。
ルールが決まってしまえば後は資金に合わせて数量を変更し稼働させるだけと簡単に自動売買を始めることができます。
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「ビルダー」でオリジナルの自動売買を設定することができる
セレクトでは、既に設定されたルールを選ぶだけで自動売買を行うことができますが、ビルダーでは自分でオリジナルの自動売買ルールを作成することができます。
プログラミング知識などは必要なく、画面に沿ってレンジ幅や利確幅などを決めるだけで簡単に作成することができます。
作成したルールは過去のレートによるシミュレーションができるので、どんな取引をするのかや収益などを確認し、運用の参考にすることができます。
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1,000通貨から取引が可能
自動売買のように複数のポジションを保有する場合、最低取引数量が少ない方が投資金額も少なく済みますが、トライオートFXでは1,000通貨単位での取引に対応しているので、少額から取引することができます。(南アフリカランド円のみ10,000通貨単位)
とはいえ、複数のポジションを保有するのである程度の資金は必要で、人気が高い「ハーフ_豪ドルNZドル」だと最低でも推奨証拠金は約15万円程度となっています。
スプレッドが狭い
FXの自動売買では比較的スプレッドが広いサービスが多いのですが、トライオートFXのスプレッドは狭いので他の自動売買より低コストで取引することができます。
例えば、主要通貨ペアでFXの自動売買で有名なトラリピと、大手FX会社の一つでスプレッドも業界最狭水準であるGMOクリック証券とスプレッドを比較すると下記のようになります。
トライオートFX | トラリピ | GMOクリック証券 | |
米ドル/円 | 0.3銭 | 4.4銭 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 8.5銭 | 0.4銭 |
ポンド/円 | 1.0銭 | 7.8銭 | 0.9銭 |
豪ドル/円 | 0.6銭 | 6.7銭 | 0.5銭 |
NZドル/円 | 1.7銭 | 8.8銭 | 0.7銭 |
カナダドル/円 | 1.9銭 | 7.6銭 | 0.6銭 |
南アフリカランド/円 | 1.8銭 | 3.7銭 | 0.9銭 |
トルコリラ/円 | 1.5銭 | 4.5銭 | ー |
メキシコペソ/円 | 0.5銭 | 2.4銭 | 0.2銭 |
ユーロ/米ドル | 0.3pips | 5.7pips | 0.4pips |
※トライオートFX、GMOクリック証券は原則固定(例外あり)、トラリピは変動制のため目安
トライオートFXとトラリピではほとんどの通貨ペアでトライオートFXの方がスプレッドが狭くなっていて、GMOクリック証券とも一部の通貨ペア以外はほとんど遜色ないスプレッドの狭さとなっています。
ただ、トライオートFXの自動売買は口座開設・維持費用は無料ですが売買手数料が必要なので通貨ペアによってはトラリピよりコストがかかります。(後述)
スワップポイントは業界でも高水準
FXではポジションを保有していれば2国間の金利差であるスワップポイントを受け取ることができます。
参考 FXのスワップポイントとは?2国間の金利差を低リスクで日々もらうには?
FXの自動売買でスワップポイントはそれほど重視はされませんが、自動売買でも短期で売買できずにポジションを保有し続けるような場面もあるのでスワップポイントは高い方がその間にスワップポイントを貯め続けることができます。(スワップポイントを支払い続けないといけない通貨ペアもるので注意が必要です)
参考 FXのポジションとは?ポジションを持ち続けることは可能?
トライオートFXの主要な通貨ペアのスワップポイント(買いの場合)は下記となっています。
トライオートFX | トラリピ | GMOクリック証券 | |
米ドル円 | 220円 | 216円 | 230円 |
ユーロ円 | 210円 | 213円 | 203円 |
ポンド円 | 285円 | 264円 | 276円 |
豪ドル円 | 120円 | 126円 | 121円 |
NZドル円 | 140円 | 155円 | 138円 |
カナダドル円 | 160円 | 166円 | 150円 |
南アフリカランド円 | 18円 | 3円 | 18.2円 |
トルコリラ円 | 33円 | 7円 | 36円 |
メキシコペソ円 | 28円 | 18円 | 27.2円 |
※2024年5月10日前後適用分
トライオートFXのスワップポイントは、トラリピと比べると先進国通貨は同レベル程度ですが、南アフリカランド円やトルコリラ円、メキシコペソ円といった高金利通貨は高くなっています。
また、GMOクリック証券と比べても同レベルの水準となっていて、スワップポイントは裁量取引しかできないFX会社とそん色ないレベルと言えます。
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取扱通貨ペアは20通貨ペアと普通
トライオートFXの取扱通貨ペアは下記の通貨ペアで20通貨ペアとなっています。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- 英ポンド/円
- 豪ドル/円
- カナダドル/円
- NZドル/円
- 南アランド/円
- スイスフラン/円
- トルコリラ/円
- メキシコペソ/円
- ユーロ/米ドル
- 英ポンド/米ドル
- 米ドル/スイスフラン
- 豪ドル/米ドル
- NZドル/米ドル
- 米ドル/カナダドル
- ユーロ/英ポンド
- ユーロ/豪ドル
- ユーロ/ポーランドズロチ
- 豪ドル/NZドル
トライオートFXのようなリピート系自動売買ではレンジ相場となりやすい通貨ペアの方が利益を上げやすいので、トライオートFXをやるなら人気が高い「豪ドル/NZドル」「ユーロ/英ポンド」「米ドル/カナダドル」のような通貨ペアを検討してみてください。
スマホアプリにも対応
トライオートFXではPCだけでなくスマホアプリも提供しているので、スマホだけでも自動売買セレクトで注文したり、運用成績などを確認することができます。
PC版もインストール型ではなくブラウザ型なので、アプリをダウンロードしてインストールする手間は必要なく、普段使っているブラウザで操作することが可能です。
参考 トライオートFXはもちろん口座開設・維持費用は無料です。
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コンシェルジュにトライオートの運用について相談できる
トライオートでは、トライオートに関する悩みを相談できるコンシェルジュサービスを利用することができます。
通常のヘルプデスクではツールの使い方くらいですが、コンシェルジュでは取引に関する悩みや資金管理についての相談、トレードルールのアドバイスなどを相談することができます。
相談する時は「Zoom」「電話」を選ぶことができ、Zoomであれば画面共有ができるので、実際の画面を操作しながら案内してくれます。
コンシェルジュサービスの利用対象条件は下記となっているので、条件を満たしていれば利用を検討してみてください。
- トライオートFX・トライオートETFの初回入金月から3ヶ月経過している方
- 証拠金預託額100万円以上の方
- 自動売買にて取引している方
トライオートFXのデメリットって?
取引手数料が必要
FXの自動売買では、取引手数料が必要となる場合がありますが、トライオートFXも取引手数料が下記のように必要となります。
トライオートFXはスプレッドが狭く低コストで自動売買を行うことができるのですが、トラリピが手数料無料化したことによって、通貨ペアによってはトラリピの方が低コストで取引できる場合があります。
また、トライオートFXは自動売買だけでなく通常の裁量での取引も行うことができ、その場合は取引手数料は無料となります。
常に含み損を抱えている
自動売買の宿命でもあるのですが、トライオートFXも常にポジションを保有して値上がりもしくは値下がりするのを待つので含み損を常に抱えながら運用することとなります。
そのため、始めるタイミングによっては大きな含み損を抱えてしまい、自動売買を停止したりそのまま損切りしてしまうような場合があるかもしれませんが、自動売買は少なくとも稼働させたら最低でも3ヶ月くらいは様子を見ないとプラスとはなりにくいので我慢強く待つことが必要となってきます。
設定は定期的に見直しが必要
セレクトなど自動売買の設定はどんな相場でも必ず勝てるという訳ではなく、設定は定期的に確認し見直しする必要があります。
例えば自動売買セレクトで一番人気の「コアレンジャー_豪ドル/NZドル」のレンジ帯は「1.02~1.14」となってい、過去約20年の豪ドル/NZドルのチャートは下記のようになっています。
今は想定レンジ内で推移しているので、上下に動けば動くほど利益を積み重ねていってくれますが、過去にはこのレンジ帯ではない価格帯で推移していた方が多いので、今後レンジ帯を上か下かに抜けた価格帯で推移することも当然ありえます。
レンジ帯から外れてしまえばもちろん自動で売買はされなくなるので、利益を積み重ねることはなく、稼働を止めるか設定をし直す必要があるので完全にほったらかしという訳にはいきません。
まとめ
トライオートFXは、トライオートETFやトライオートCFD、マイメイトといった自動売買サービスを運営するインヴァスト証券が提供するFXの自動売買が行えるサービスで、下記のようなメリット・デメリットが上げられます。
トライオートFXのメリット
- 「セレクト」で簡単に始められる
- 「ビルダー」でオリジナルの自動売買を設定することができる
- 1,000通貨から取引が可能
- スプレッドが狭い
- スワップポイントは業界でも高水準
- 取扱通貨ペアは20通貨ペアと普通
- スマホアプリにも対応
- コンシェルジュにトライオートの運用について相談できる
トライオートFXのデメリット
- 取引手数料が必要
- 常に含み損を抱えている
- 設定は定期的に見直しが必要
トライオートFXは、自動売買の場合は取引手数料が必要ですがスプレッドが狭いので通貨ペアや取引数量によっては低コストで取引することができ、「セレクト」で選ぶだけと簡単に投資ができ、ETFやCFDも含めて分散投資が可能です。
トライオートFXは他の自動売買サービスと比べても「ビルダー」「チャートメイク」「テクニカルビルダー」など自動売買ルールのカスタマイズ性が高い機能も提供しています。
「セレクト」などでFXの自動売買の取引に慣れたら「ビルダー」などより自分の好みに合ったルール作りも検討してみてください。
「セレクト」で簡単にFXの自動売買ができるトライオートFX
もちろん口座開設・維持費用は無料です。
>> トライオートFX(公式サイト)
「セレクト」では日経平均やS&P500、ナスダックといった株価指数に連動したETFを対象にした自動売買も行うこともできます。