FXには様々なトレードスタイルがあり、短期から中長期まで取引期間の長さでいくつかに分けられていて、自分のライフスタイルに合ったトレードスタイルを確立させること必要です。
もちろん一つのトレードスタイルだけでやる必要もなく、その場その場に応じて使い分けたり、同時に行ったりもしますが、FXのトレードスタイルにはどのような種類がありそれぞれの特徴は何なのか紹介します。
FXのトレードスタイルの種類とは?
トレードスタイルとは、「取引のやりかた」のことでFXで注文してから決済するまでのポジションの保有期間によって主に4つに分けられます。
参考 FXのポジションとは?ポジションを持ち続けることは可能?
トレードスタイル | ポジション保有期間 | 獲得pipis数(目安) |
スキャルピング | 数秒~数分 | 数pips~10pips |
デイトレード | 数分~1日 | 数十pips |
スイングトレード | 1日~数週間 | 数十pips~数百pips |
ポジショントレード | 数週間~数年 | 数百pips以上 |
ポジション保有期間が短いほどチャートを見ている時間が長くなり、多くのトレードを行い利益を積み重ねていくのに対して、ポジション保有期間が長くなればチャートの確認は少なく1回のトレードで大きな利益を狙っていくトレードとなります。
また、上記の4つのトレードスタイルは主に為替差益を狙うトレードスタイルですが、それ以外にもスワップポイントを狙った「スワップトレード」や、自分でトレードを行わず「自動売買」を利用したトレードスタイルにも分けられます。
参考 FXのスワップポイントとは?2国間の金利差を低リスクで日々もらうには?
FXのスキャルピングの特徴とは?
スキャルピングは、数秒から数分と短い時間に注文から決済までを完了させ、1回の取引で数pips、多くても10pips程度の利益を1日に何十回も取引を行うことによって利益を積み重ねていくトレードスタイルで、メリット・デメリットとしては以下のような点が挙げられます。
メリット
- ポジションの保有期間が短いので為替変動リスクが低い
- レバレッジ取引で少額でも利益を狙えるので資金効率が良い
- 利益が積み上がるのが早い
- 損切りは素早く行うので損失は限定的
- 取引するチャンスがいつでもある
- 短期間に経験を積めるのでトレードスキルが上がりやすい
デメリット
- チャートに常に張り付いてないといけない
- 取引回数が多いのでスプレッドのコストがかかる
- 安定して勝つには知識と経験が必要
スキャルピングは、少額から始められ最も早く利益を積み上げられる方法ではあるものの、常にチャートを監視してないといけないといったデメリットがあり、安定して利益を出し続けるには知識と経験が必要です。
参考 FXスキャルピングとは?利益を上げるためのコツってなに?
それでも、どのトレードスタイルより早く経験を積めて、FXではロンドン市場とニューヨーク市場が重なる21時から翌1時頃までは値動きが最も大きくなる時間帯なので、仕事終わりにその時間帯だけトレードするなど、一定のルールを決めてトレードするといったやり方もあります。
スキャルピングは取引回数が多いため、実質的な取引コストであるスプレッドが狭いFX会社を選ぶことは重要ですが、スプレッドが狭いだけでなく約定力が高いFX会社を選べば隠れコストと言われるスリッページを減らすことができ、結果利益を上げやすくなります。
また、FX会社で明確にスキャルピングNGとしている会社というのはないのですが、多くのFX会社では「短期売買の禁止」「取引システムに過度な負荷を掛ける取引」などが禁止事項としてあげられています。
短期売買とはどの程度短い時間のトレードが禁止なのか不明確なため、スキャルピングを行うならスキャルピングOKとしているFX会社の方が安心してトレードできます。
参考 FXでスキャルピングOKのおすすめ口座ってどこ?スプレッドが狭いだけでいい?
FXのデイトレードの特徴とは?
デイトレードは、一日で注文から決済までを行い、次の日にポジションを持ち越さないトレードスタイルです。
数分から数時間の間で注文から決済までを完了させ、1回の取引で数十pips程度の利益を1日に1回(多くても数回)取引を行うことによって利益を積み重ねていくトレードスタイルで、メリット・デメリットとしては以下のような点が挙げられます。
メリット
- チャートに常に張り付いてる必要はないので副業でもやりやすい
- デイトレードの基本はFXの王道である順張りトレード
- ポジションを持ち越さないのでリスクを低減できる
- レバレッジ取引で少額でも利益を狙えるので資金効率が良い
- 損切りを行いやすいトレードスタイル
デメリット
- トレードしづらい場面もある
- 取引回数が多いのでスプレッドのコストがかかる
- 負けが続くと資金がすぐに減ってしまう
- トレードする前に下調べが必要
デイトレードも少額からトレードすることができ、スキャルピングのように常にチャートに張り付いている必要もないので副業として始めやすく人気の高いトレードスタイルです。
参考 FXデイトレードとは?利益を上げるためのやり方やコツってなに?
デイトレードは一日で取引を完了させるため、中長期で保有するスタイルより為替変動リスクも少ないのでレバレッジをかけてトレードすることによって資金効率よくトレードすることができます。
参考 FXのレバレッジとは?レバレッジ1倍でも借金することはある?
ただ、勝率100%となるようなトレードはほぼ不可能なため、損切りをうまく行いながら利益を積み重ねていきますが、負けが続くと資金がすぐに減ってしまいます。
最初は目先の利益を追わず、少額からトレードできるFX会社でトレードに慣れ、自分の勝ちパターンを見つけていき、徐々に取引数量を増やしていくようなやり方がおすすめです。
参考 FXで少額投資ができる初心者におすすめの会社ってどこ?いくらから始められる?
また、スキャルピングほど取引回数は多くはないものの、毎日取引を行うので取引回数は比較的多くなるので実質的な取引コストであるスプレッドが狭いFX会社を選んだほうがより有利にトレードできます。
FX会社ではスプレッドが固定となっている場合がありますが、スプレッドは時間帯や相場状況によっては広がる(取引コストが増大する)こともあるので、単純にスプレッドが狭いFX会社を選ぶのではなく、原則固定のスプレッドが配信された割合を示すスプレッド配信率も注目すればより安定的に低コストで取引ができます。
参考 FX会社のスプレッドを比較!狭いだけでは低コストと言えない理由とは?
FXスイングトレードの特徴とは?
スイングトレードは、中長期的な視点で為替レートの方向性を見極め、1回のトレードで大きく利益を得るトレードスタイルです。
1日~数週間、長ければ数ヶ月の間ポジションを保有し数十pipsから数百pipsの利益を狙うトレードスタイルで、メリット・デメリットとしては以下のような点が挙げられます。
メリット
- チャートに張り付いてる必要はないので副業でもやりやすい
- 短期的な値動きは気にしなくて済む
- エントリーが多少ずれても利益を得られる
- スイングトレードの基本は順張りトレード
デメリット
- トレードチャンスは多くはない
- 為替変動リスクは高くなる
- 損切り幅は短期取引と比べると大きい
スイングトレードは、1千通貨以下のFX会社なら少額からトレードすることができ、常にチャートに張り付いている必要もないので、投資に時間があまり取れない方でも副業として始められる人気の高いトレードスタイルです。
参考 FXスイングトレードとは?利益を上げるためのやり方やコツってあるの?
中長期的なトレンドに乗るトレードスタイルなので1回のトレードで大きな利益も期待できる反面、トレードチャンスはあまり多くはなく、重要な経済指標や要人の発言などでトレンドが変わることも多くあるのでファンダメンタルズ分析する方が勝率は上がります。
参考 FXのファンダメンタルズ分析とは?情報源はどこがいい?
参照するチャートは4時間足や日足といった長い時間足を利用するのが一般的なので、比較的だましなどの動きは少ないのでスキャルピングやデイトレードのような短期取引よりは勝率は高くなることが期待できます。
スイングトレードをやるならスプレッドが狭く、最低取引数量が1千通貨以下で(資金量にもよりますが)スワップポイントが高めのFX会社を検討してみてください。
参考 FX会社のスプレッドを比較!狭いだけでは低コストと言えない理由とは?
参考 円が絡む通貨ペアでスワップポイントが高いFX会社については下記も参考にしてみてください。
⇒ 米ドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!
⇒ 豪ドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!
⇒ NZドル円のスワップポイントとスプレッドの比較ランキング!おすすめのFX会社は?
⇒ カナダドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!
⇒ トルコリラ円のスワップポイント比較ランキング!おすすめのFX会社は?
⇒ メキシコペソ円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!
⇒ 南アフリカランド円のスワップポイント比較ランキング!おすすめのFX会社は?
FXポジショントレードの特徴とは?
ポジショントレードは、長期的な視点で為替レートの方向性を見極め、1回のトレードで大きく利益を得るトレードスタイルです。
数週間から数年の間ポジションを保有し数百pips以上の利益を狙うトレードスタイルでメリット・デメリットとしては以下のような点が挙げられます。
メリット
- 順張りトレードで大きな利益が期待できる
- チャートに張り付いてる必要はなく副業でもやりやすい
- トレード回数が少ないので取引コストを気にしなくて済む
- 短期的な値動きは気にしなくて済む
- エントリーが多少ずれても利益を得られる
デメリット
- トレードチャンスは多くはない
- ポジションを長期で保有しているためリスクは高くなる
- 資金効率が良くない
- 損切り幅は短期取引と比べると大きい
- スワップポイントを支払い続けなければいけない場合がある
ポジショントレードは、1千通貨以下のFX会社なら少額からトレードすることができ、常にチャートに張り付いている必要もないので、ほったらかしできるトレードスタイルです。
参考 FXポジショントレードとは?利益を上げるためのやり方やコツってあるの?
長期的なトレンドに乗るトレードスタイルなので1回のトレードで大きな利益も期待できる反面、トレードチャンスはあまり多くはなく、重要な経済指標や要人の発言などは適宜確認が必要で損切り幅は比較的大きくなります。
それでも週足や月足といった長い時間足を利用するのが一般的なので、比較的だましなどの動きは少ないのでスキャルピングやデイトレードのような短期取引よりは勝率は高くなることが期待できます。
ポジショントレードでは、短期的な値動きで損切りされないように、損切り幅は比較的広めにして低レバレッジで取引を行うため、最低取引数量が大きいとそれだけ資金が必要となり、損切りやロスカットとなったときの損失も大きくなります。
そのためポジショントレードを始めてみるなら、まずは最低取引数量が1千通貨に対応していてスワップポイントが高めのFX会社を検討してみてください。
FXスワップトレードの特徴とは?
FXでは高金利通貨を買って日本円のような低金利通貨を売った場合は、外貨預金の利息に相当するスワップポイントを日々得ることができます。
参考 FXのスワップポイントとは?2国間の金利差を低リスクで日々もらうには?
スワップトレードは、長期間ポジションを保有し主にスワップポイントの獲得を狙ったトレードスタイルでメリット・デメリットとしては以下のような点が挙げられます。
メリット
- 毎日スワップポイントとしての利益を得ることができる
- レバレッジをかければスワップポイントも多くもらえ資金効率が良くなる
- 保有しているポジションが相場の方向性と合っていれば為替差益も得られる
- 短期的な値動きは気にしなくて済む
デメリット
- スワップポイントの利益以上に為替差損が生じる場合がある
- 高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合はスワップポイントを支払うことになる
- スワップポイントは日々変動する
スワップトレードは、長期でポジションを保有し、外貨預金の利息に相当するスワップポイントを日々得ることを目的としているので、ロスカットとならないようにレバレッジは低く抑え、レバレッジ1倍なら外貨預金と同程度のリスクでより低コストで投資することができます。
スワップトレードで人気のある高金利通貨のトルコリラや南アフリカランド、メキシコペソなどの高金利通貨は高金利である理由もあり、日々得られるスワップポイント以上に為替差損が生じるリスクがあります。
また、世界的なインフレ抑制で日本以外の先進国では金利を上げてきていて米ドルやカナダドル、豪ドルなどの先進国通貨は比較的安定的な値動きとなっているので、このような通貨から投資してみるのがおすすめです。
スワップトレードをする場合は、一括で投資するよりは時間を分散させて投資するドルコスト平均法で積立投資を行えば購入平均単価を平準化させる効果が期待できます。
伊藤忠商事のグループ会社である外為どっとコムでは、今なら外貨を積み立てできる「らくらくFX積立」の口座開設をするだけで、200円相当のFXポイントが貰えるので資金がなくてもすぐに外貨積立を始めることができます。
さらに通常のFX口座である「外貨ネクストネオ」も口座開設して1万通貨の取引を1回行えば2,000円のキャッシュバック、さらに「らくらくFX積立」で1回以上の定期買付すれば1,000円相当のFXポイントが貰えます。
>> 外為どっとコム(公式サイト)
スワップポイントは日々変動し、同じ通貨ペアでもFX会社によって貰えるスワップポイントは異なりますので、なるべく安定的に高いスワップポイントが貰えるFX会社を健闘してみてください。
参考 円が絡む通貨ペアでスワップポイントが高いFX会社は下記を参考にしてみてください。
⇒ 米ドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!
⇒ 豪ドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!
⇒ NZドル円のスワップポイントとスプレッドの比較ランキング!おすすめのFX会社は?
⇒ カナダドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!
⇒ トルコリラ円のスワップポイント比較ランキング!おすすめのFX会社は?
⇒ メキシコペソ円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!
⇒ 南アフリカランド円のスワップポイント比較ランキング!おすすめのFX会社は?
FX自動売買の特徴とは?
FXの取引方法には、自分自身で取引を行う裁量取引と、システムが自動で売買をしてくれる自動売買(システムトレード)の2つがあります。
スキャルピングやデイトレードなどは手動で取引を行う裁量取引で、注文から決済まで自分自身で行いますが、自動売買の場合にはシステムが自動で売買を行ってくれ、メリット・デメリットとしては以下のような点が挙げられます。
メリット
- 24時間自動で売買してくれるのでチャンスを逃さない
- 他のトレードスタイルと比較すると専門的な知識や分析は不要
- 感情に左右されずに取引が行える
- チャートに張り付く必要がない
- 初心者でも利益を出すことが可能
デメリット
- 裁量トレードよりコストがかかる
- 裁量トレードに比べると初期の投資金額は必要
- 急な相場変動に弱い
- 完全に自動とは言えない
FX自動売買は、裁量トレードほど知識は分析は不要で簡単に始められ、24時間自動で売買してくれるのでチャートに張り付く必要もありませんし、利益確定や損切りなども設定したルールで自動で行われるので、変な感情に左右されずに取引を行ってくれます。
その反面、取引手数料やスプレッドなどが広い場合が多く裁量トレードと比べるとコストがかかり、初期の投資金額も30万円前後から始める場合が多く、裁量トレードよりは初期の投資金額は多めに必要となります。
また、自動売買は過去の為替レートの動きを参考に作られているので、想定外の値動きでは機能しないこともあり得たり、どんな相場状況でも常に利益を上げ続けられるわけでもないので定期的に戦略の見直しが必要です。
FXの自動売買にはいくつか種類があって、簡単に設定できてすぐに始められるものから、知識があれば自分で好きなようにカスタマイズできるものや、プログラムさえかければ何でもできるようなものまであります。
FXの自動売買の主な種類
- リピート注文型
- ストラテジ選択型
- ソーシャルトレード(コピートレード)
- ストラテジ自己設定型
- MT4
FXの自動売買の中でも24時間為替レートを監視し、一度設定すると自動で売買を繰り返しコツコツと利益を上げられるリピート注文型は初心者でも始めやすく人気のある自動売買です。
参考 主なリピート注文型は下記となります。
>> アイネット証券【ループイフダン】(公式サイト)[詳細解説]
ストラテジ選択型は、既にFX会社で用意されている投資戦略がプログラムされたストラテジを選ぶだけで自動売買を行ってくれるタイプで、初心者でもすぐに自動売買を始められます。
参考 主なストラテジ選択型は下記となります。
>> セントラルミラートレーダー(公式サイト)
>> トライオートFX(公式サイト)
ストラテジ選択型は既に投資戦略がプログラムされたストラテジを選択しますが、優秀なトレーダーをフォローすることによって、同じトレードが自動で行われるようなソーシャルトレード(コピートレード)と言われる自動売買の種類もあります。
参考 主なソーシャルトレードは下記となります。
>> みんなのFX「みんなのシストレ」(公式サイト)[詳細解説]
ストラテジ自己設定型やMT4は、中上級者向けの機能でカスタマイズ性が高く、ストラテジ選択型で思い通りの設定がない方に向いています。
参考 ストラテジ自己設定型は下記で利用することができます。
>> トライオートFX(公式サイト)
特にMT4はプログラミングさえできれば、自動売買用のEA(エキスパートアドバイザー)を開発することができるので思うがままにカスタマイズした自動売買を行うことができ、過去のデータを使ってバックテストも可能です。
参考 MT4は下記のようなFX会社で利用することができます。
>> FXTF(公式サイト)
>> FOREX.com MT4(メタトレーダー4)(公式サイト)
ただ、24時間稼働させるためのPCを用意する必要があり、下記のようなVPSと呼ばれる別のサーバを借りてWindowsのリモートデスクトップで接続してMT4を動作させるのが一般的なのでちょっと手間がかかります。
※forex.comは口座残高が30万円以上、月間取引量50万通貨以上であればVPSが無料で利用できるサービスがあります。
まとめ
FXには様々なトレードスタイルがあり、短期から中長期まで取引期間の長さでいくつかに分けられていて、自分のライフスタイルに合ったトレードスタイルを確立させること必要です。
トレードスタイル | ポジション保有期間 | 獲得pipis数(目安) |
スキャルピング | 数秒~数分 | 数pips~10pips |
デイトレード | 数分~1日 | 数十pips |
スイングトレード | 1日~数週間 | 数十pips~数百pips |
ポジショントレード | 数週間~数年 | 数百pips以上 |
ポジション保有期間が短くなるほどチャートに張り付いている時間が長くなりますが、スキャルピングでも、会社員の方でもトレードが可能な日本時間の21時から翌1時頃までは値動きが大きくなり取引チャンスが多い時間帯なので、その時間帯のみ取引すると言ったことも可能です。
参考 FXスキャルピングとは?利益を上げるためのコツってなに?
それでも、実際はデイトレードくらいのポジション保有期間であれば、注文してから決済まで余裕を持って行えるので、初心者の方でも焦らずにトレードできるデイトレードから始めてみることを検討してみてください。
最初は目先の利益を追わず、1千通貨やSBIFXトレードのように1通貨からといった少額からトレードできるFX会社でトレードに慣れ、自分の勝ちパターンを見つけていき、徐々に取引数量を増やしていくようなやり方がおすすめです。
また、スキャルピングほど取引回数は多くはないものの、毎日取引を行うので取引回数は比較的多くなるので実質的な取引コストであるスプレッドが狭いFX会社を選んだほうがより有利にトレードできます。
多くのFX会社ではスプレッドが固定となっていますが、スプレッドは時間帯や相場状況によっては広がる(取引コストが増大する)こともあるので、単純にスプレッドが狭いFX会社を選ぶのではなく、原則固定のスプレッドが配信された割合を示すスプレッド配信率も注目すればより安定的に低コストで取引ができます。
参考 FX会社のスプレッドを比較!狭いだけでは低コストと言えない理由とは?
スキャルピング、デイトレードにおすすめのFX会社
スキャルピングやデイトレードの場合は、取引回数が多くなるのでスプレッドが狭いFX会社がおすすめです。
さらにスプレッドが提示されている配信率にも着目すれば、狭いスプレッドがより多くの時間で取引できます。
全時間帯で配信率が高いGMOクリック証券
どんな時間帯でも基本的には業界最狭水準のスプレッドで、そのスプレッドの配信率も高いのがGMOクリック証券です。
もちろん口座開設・維持費用は無料です。
>> GMOクリック証券【FXネオ】(公式サイト)[詳細解説]
特定の時間帯の配信率が高いみんなのFX、LIGHT FX
みんなのFX・LIGHT FXは、スプレッドが狭く早朝以外はスプレッド配信率も高いです。スワップポイントも高金利通貨を中心に全体的高いので短期でも中長期の取引スタイルでも好条件で取引できます。
もちろん口座開設・維持費用は無料です。
>> LIGHT FX(公式サイト)
参考 LIGHT FX(ライトFX)とみんなのFXの違いって?スプレッドやスワップポイントは異なる?
スイングトレード、ポジショントレードにおすすめのFX会社
スイングトレードやポジショントレードの場合は、取引回数は多くないのでスプレッドよりもスワップポイントが高いFX会社がおすすめです。
スプレッドも狭くスワップポイントも高いLIGHT FX(LIGHT ペア)
LIGHT FXだけで取り扱っているLIGHTペアはスプレッドも狭く、スワップポイントも業界でも最高水準と好条件で取引できます。
LIGHTペアは「1取引の最大発注数量(20万通貨)」および「売建玉・買建玉それぞれの建玉数量上限(300万通貨)」に制限がありますが、通常の通貨ペアと変わらず取引できます。
>> LIGHT FX(公式サイト)
スワップポイントを再投資して複利効果を得るなら松井証券FX
松井証券FXは1通貨から取引できるので、日々貰えるスワップポイントをすぐに再投資することができるの複利効果が出やすいです。
FXの自動売買も1通貨から取引できるので少額から自動売買を運用することも可能です。
>> 松井証券のFX(公式サイト)
外貨を自動で積み立てるなら外為どっとコム
伊藤忠商事のグループ会社である外為どっとコムでは、今なら外貨を積み立てできる「らくらくFX積立」の口座開設をするだけで、200円相当のFXポイントが貰えるので資金がなくてもすぐに外貨積立を始めることができます。
さらに通常のFX口座である「外貨ネクストネオ」も口座開設して1万通貨の取引を1回行えば2,000円のキャッシュバック、さらに「らくらくFX積立」で1回以上の定期買付すれば1,000円相当のFXポイントが貰えます。
>> 外為どっとコム(公式サイト)