FXのファンダメンタルズ分析とは?情報源はどこがいい?

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FXのファンダメンタルズ分析とは?情報源はどこがいい?FX

FXの相場分析をする手法としてファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2つがありますが、各国の経済状況を確認して分析する手法がファンダメンタルズ分析です。

中長期な流れを分析するのに適していて、時には短期取引にも役立つファンダメンタルズ分析とはどういうものか、何を分析し情報源としてはどこを利用するのがいいか確認してみました。

ファンダメンタルズ分析とは?

ファンダメンタルズは、国などの経済状態を表す指標のことを言い、経済の基礎的条件と訳され、中長期的な変動要因として考えられています。

 

FXでのファンダメンタルズ分析は、外国の通貨の取引であるため、その通貨を発行する国の現在の経済状態を示す経済指標が主な分析対象となっています。

 

他にも原油価格や政治的要因、要人発言、テロや紛争などにおける地政学的リスクなど為替相場に影響がある事象が分析対象となります。

ファンダメンタルズ分析の材料とは?

ファンダメンタルズ分析では、為替相場に影響があるあらゆる事象が分析対象となりますが、FXでは経済指標が主な分析対象となっていて、下記のような材料があります。

 

ファンダメンタルズ分析の材料

  • 雇用に関する経済指標(雇用統計など)
  • 金利に関する経済指標(米国のFOMCなど各国の政策金利)
  • 景気に関する経済指標(GDP、景況感調査、消費動向など)
  • 物価に関する経済指標(消費者物価指数など)
  • 貿易に関する経済指標(貿易黒字・赤字など)

経済指標はアナリストなどが事前に予想値を発表していて、発表値と予想値の差が大きいと相場が大きく動くことが多く、差が小さければすでに織り込み済みとなっていて相場があまり動かないといったこともあります。

雇用に関する経済指標

雇用に関する経済指標としては「米国の雇用統計」が世界の経済指標の中で最も注目度が高く、毎月第一金曜日の日本時間午後9時半(米国冬時間期間中は午後10時半)に発表されます。

 

「米国の雇用統計」では10数項目が発表されますが、中でも「非農業部門雇用者数」と「失業率」が特に注目が高く、米国の中央銀行といわれる米連邦準備理事会(FRB)が開く金融政策を決定するFOMC(米国連邦公開市場委員会)に大きな影響を与える重要な指標の一つとなっています。

 

事前の予想値と発表結果の乖離が大きいことが珍しくなく、発表後に市場が大きく変動することが多いことで知られている最重要の経済指標です。

金利に関する経済指標

金利に関する経済指標としては「FOMC政策金利発表」が重要度の高い経済指標となります。

 

FOMCは、米国の中央銀行といわれる米連邦準備理事会(FRB)が開く金融政策を決定する会合で、年8回開催され、現在の景況判断と政策金利の上げ下げなどの方針が発表されます。

 

政策金利とは?
中央銀行(日本であれば日本銀行)が一般の銀行に貸し付ける際の金利のことで、景気が良い場合には政策金利を引き上げて景気の過熱を抑え、景気が悪い場合には政策金利を引き下げて景気の減速を防ごうとするなど、景気の調整に利用されています。

 

他にも、「ECB(欧州中央銀行)の政策金利発表」ではユーロの今後の金融政策の方向性が発表されます。

景気に関する経済指標(GDP、景況感調査、消費動向など)

景気に関する経済指標としては、「GDP(一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額)」がほとんどの国や地域で発表され、その国の経済規模を示す指標として注目されています。

 

また、「GDP」は例えば米国では速報値、改定値、確定値と複数回発表され、速報値が注目されやすく、改定値や確定値も予想値と異なれば為替相場が動く場合もありますが、他の経済指標に比べると相場はなだらかに動く場合が多いです。

 

他にも景気に関する経済指標は多く発表されていますが、中でも重要度が高いのが「小売売上高」と「鉱工業生産」です。

 

「小売売上高」は、百貨店、スーパーマーケットやコンビニをはじめとする小売業者の売上額をまとめた指標で、個人消費全体のトレンドを把握する上で、重要度の高い経済指標です。

 

多くの国で、経済規模の6割以上を占めているのが消費活動となっているため、消費活動から景気の先行きを占う指標として重宝され、特に規模の大きい米国の小売売上高が注目されています。

 

「鉱工業生産」は、鉱業またはコンピューター、電化製品、自動車など製造業に属する鉱工業企業の生産動向を表している指数で、「小売売上高」とともに消費動向を分析する上で重要度の高い経済指標です。

 

家電製品の生産高が増えていれば、個人消費が伸びていると推測したり、オフィス機器の生産量が増えれば、企業が好調なことが推測され、景気循環が製造業部門からはじまることも多く、注目度が高くなっています。

物価に関する経済指標(消費者物価指数など)

物価に関する経済指標としては、消費者が購入する商品やサービスの価格の変化を調査して指数化した「消費者物価指数(CPI)」がその国のインフレ動向を表す指標として注目されています。

 

もしインフレとなれば、物価上昇を抑えるために政策金利の引き上げがあり得ることが想定され、逆にデフレとなれば景気刺激策として政策金利を引き下げることがあり得ると想定することができます。

 

また、例えば米国では消費者物価指数から価格変動の大きいエネルギー価格や食品価格を取り除いた消費者物価指数(コアCPI)の方がインフレ・デフレ基調を判断しやすいとして注目されています。

貿易に関する経済指標(貿易赤字など)

貿易に関する経済指標としては、輸出額から輸入額を指しい引いた「貿易収支」が注目される指標で、輸出額より輸入額が少なければ貿易黒字で、逆に多ければ貿易赤字となります。

 

例えば日本の場合で考えると、貿易黒字が増えるとその分相手の国から受け取る外貨が増えることになりますが、その増えた分の外貨を売って円に交換するので円高要因となり、貿易赤字が増えると円安要因となります。

 

市場では、貿易収支の前月比の増減について注目されることが多いようです。

経済指標はどこで確認できる?

経済指標は過去分も含めて各FX会社が提供する「経済指標カレンダー」で簡単に確認することができ、どのFX会社も、日時や前回、予想、結果といった数値を確認することができます。

 

とはいっても経済指標の数は多くあるので、一つ一つ確認していくのは時間がかかりますが、FX会社によっては重要度が割り振られているのもあるので、そのようなFX会社を利用してみてください。

ファンダメンタルズ分析を行うのに適した情報源って?

ファンダメンタルズ分析では主に分析対象となる経済指標は、日々数多く発表がありますが、重要度が割り振られているだけでなく、表示期間や国、重要度などでフィルターができるGMOクリック証券などは使いやすいです。

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参考 FXの為替ニュースなど情報収集するのにおすすめのFX口座はどこ?

 

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まとめ

FXの相場分析をする手法としてファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2つがありますが、各国の経済状況を確認して分析する手法がファンダメンタルズ分析です。

 

中長期な流れを分析するのに適していて、時には短期取引にも役立つファンダメンタルズ分析は、通貨を発行する国の現在の経済状態を示す経済指標が主な分析対象となっていて、他にも原油価格や政治的要因、要人発言、テロや紛争などにおける地政学的リスクなど為替相場に影響がある事象が分析対象となります。

 

FXでは経済指標が主な分析対象となっていて、下記のような材料があります。

 

ファンダメンタルズ分析の材料

  • 雇用に関する経済指標(雇用統計など)
  • 金利に関する経済指標(米国のFOMCなど各国の政策金利)
  • 景気に関する経済指標(GDP、景況感調査、消費動向など)
  • 物価に関する経済指標(消費者物価指数など)
  • 貿易に関する経済指標(貿易黒字・赤字など)

 

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