FX会社のロスカットルールや追加証拠金制度を比較!

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FX会社のロスカットルールや追加証拠金制度を比較!FX

FXのロスカット(強制決済)とは、ある一定の基準に達した時に、FX会社が自動的にすべての取引を決済させる仕組みで、この仕組みがあるおかげで投資家の損失の拡大を防いでくれます。

ロスカットルールはすべてのFX業者が整備し、順守することが義務付けられていますが、FX会社によって基準が異なっていたり、追加証拠金制度(追証)あり・なしもFX会社によって異なっていたりするので、各FX会社のロスカットルールや追証があるかどうかについて比較してみました。

FX会社のロスカットレベル・追加証拠金制度を比較

主要なFX会社でのロスカットレベルや追証あり・なしは下記の様になっています。

アラートロスカットレベル追証の有無
アイネット証券22.5%(25・25S)
150%(25G・ループイフダン)
15%(25・25S)
100%(25G・ループイフダン)
あり(25S)
なし(25S以外)
外為オンライン125%20%(L25)
100%(L25R)
あり(L25)
なし(L25R)
マネーパートナーズFX以下の2回の通知
100%
70%
40%あり
SBIFXトレード以下の2回の通知
100%
60%
50%あり
松井証券のFX以下の2回の通知
120%
100%
50%・60%・70%・
80%・90%
あり
GMOクリック証券【FXネオ】100%50%あり
DMM FX70%50%あり
岡三オンライン【くりっく365】70%~120%50%~100%あり
セントラル短資FX125%100%なし
ヒロセ通商【LION FX】200%100%なし
マネーパートナーズFX nano以下の2回の通知
140%
120%
100%なし
みんなのFX120%100%なし
LIGHT FX100%なし
サクソバンク証券 ※1以下の2回の通知
75%
90%
100%なし

※1:他社と異なり証拠金使用率を利用して判定され、計算式は下記となる
証拠金使用率 = 必要証拠金 ÷ 有効証拠金 × 100

 

ロスカットについては、法的に採用することが義務付けられているので、どのFX会社でも採用していますが、追証あり・なしについてはFX会社によって異なります

 

追証なしのFX会社は証拠金維持率が100%を下回るとロスカットとなりますが、追証ありのFX会社は、ロスカットレベルは100%より低い基準としているので、証拠金維持率が100%を下回ったら追証の対応は必須となりますが、よりロスカットされにくくなっています。

 

また、追証なしの場合でも相場の急変などで、強制決済され証拠金がマイナスとなってしまった場合は、マイナス分の支払いが発生します。

FXのロスカット(強制決済)とは?

FXのロスカット(強制決済)とは、保有しているポジション(ある通貨ペアを保有している状態)の評価損が一定のレベルに達した場合、更なる損失拡大を防ぐためにFX会社が自動で決済を行う仕組みのことを言います。

 

ロスカットの仕組みがないと、預け入れた資産を全額失うばかりか、追加で損失分の金額を支払わなければいけないといった可能性が想定されるため、顧客保護の観点からすべてのFX会社ではロスカット・ルールを整備し、ルール通りにロスカットを行うことが義務付けられています

 

ただ、ロスカットの水準に達した時点から決済取引が始まるので、相場の状況によっては預けた資金以上の損失が発生する可能性があります。

 

もちろんロスカットされてしまうと保有していたポジションは強制決済されてしまうので、その後想定通りの為替レートに戻ったとしても利益を上げることはできないので、ロスカットされないような証拠金維持率に保つような資金管理を行うことが重要となってきます。

アラート

アラートとは、証拠金維持率がロスカットの水準に近づいてることをメール等で知らせてくれる機能です。

 

アラートが送られてきたからといって、ロスカットされるわけではないですが、ロスカットに近づいている警告となるので、証拠金維持率を上げるための下記のような対応を検討・実施しておくのが無難です。

  • ポジションの一部もしくは全部を決済する
  • 入金をして証拠金を増やし証拠金維持率を上げる

また、後述するマージンコール発生時にアラートが通知されるFX会社もあります。(例えばGMOクリック証券)

 

その場合は、アラート=マージコンコール発生となるので、追加証拠金を解消するための対応を行う必要があります。

ロスカットレベル

ロスカット(強制決済)されるのは、証拠金維持率が一定の基準(ロスカットレベル)を下回った場合にロスカットが行われ、FX会社はロスカット・ルールを整備し、ルール通りにロスカットを行うことが義務付けられていますが、FX会社によって基準が異なっています。

 

例えば証拠金が10万円で米ドル円が100円の時に1万通貨の買いポジションを保有した場合、レバレッジ25倍なら必要証拠金は4万円となり、ロスカットレベルが100%の場合と50%の場合は下記の様に、ロスカットレベルが100%の方が、為替レートが思惑と逆に動いた時にロスカットされやすいですが、ロスカットされた場合に証拠金は多く残ります

ロスカットレベル

ロスカットレベルが高い場合と低い場合のメリット・デメリットは下記となります。

ロスカットレベルが高いロスカットレベルが低い
メリットロスカット時に証拠金が多く残るロスカットされにくい
デメリットロスカットされやすいロスカット時に残る証拠金は少ない

 

ロスカットレベルが低いほうがロスカットされにくく、資金を効率的に活用することができますが、ロスカットレベルが低い(100%未満)FX会社では基本的には追証ありとなっているので、追証の対応が面倒だと感じるならロスカットレベルが高いほうが手間は省けます。

追証(マージンコール)

追証は、マージンコールとも呼ばれていて、基本的には証拠金維持率が100%を下回った場合に発生し、追証があるFX会社と追証がないFX会社があります。

 

追証(マージンコール)はロスカット(強制決済)と混同されやすいですが、別のルールとなっていてロスカット(強制決済)はロスカットレベルを下回った場合に自動で即座に強制決済が行われますが、追証が発生した場合には、決められた期日までに追加証拠金を解消するための対応が必要となり、対応がされなかった場合にはロスカットとなります。

 

追証が発生した時の対応としては、アラートと同様に下記のような対応を行う必要があります。

  • ポジションの一部もしくは全部を決済する
  • 追加証拠金以上の入金を行う

ただ、アラートとは異なり相場が反転して証拠金維持率が100%以上に回復した場合でも、追加証拠金を解消する対応が必要となります。

 

もちろん追証があるFX会社でも追証発生後に決められた時刻までに、証拠金維持率がロスカットレベルを下回った場合にはロスカットとなります。

まとめ

FXのロスカット(強制決済)とは、ある一定の基準に達した時に、FX会社が自動的にすべての取引を決済させる仕組みで、この仕組みがあるおかげで投資家の損失の拡大を防いでくれます。

 

ロスカットルールはすべてのFX業者が整備し、順守することが義務付けられていますが、FX会社によってロスカットされる基準が異なっていたり、追証あり・なしもFX会社によって異なっています。

 

ロスカットされる基準であるロスカットレベルが高い場合と低い場合のメリット・デメリットは下記となります。

ロスカットレベルが高いロスカットレベルが低い
メリットロスカット時に証拠金が多く残るロスカットされにくい
デメリットロスカットされやすいロスカット時に残る証拠金は少ない

 

ロスカットレベルが低いほうがロスカットされにくく、資金を効率的に活用することができますが、ロスカットレベルが低い(100%未満)FX会社では基本的には追証ありとなっているので、追証の対応が面倒だと感じるならロスカットレベルが高いほうが手間は省けたりすので、取引スタイルによってロスカットレベルが高いFX会社を選ぶか、低い会社を選ぶか検討してみてください。

 

ロスカットレベルが低く取引コスト(スプレッド)が低いおすすめFX会社

下記のFX会社はロスカットレベルが低く取引コスト(スプレッド)も低いので、為替差益を狙った取引をするのに有利に取引することができます。

SBIFXトレードはロスカットレベルが50%と低く、特に1通貨から取引ができるSBIFXトレードなら米ドル円は最低約5円から取引ができるので、まずは低額でFXをやってみたい方にはおすすめです。

数百円からでもFX取引が十分体験できます。

もちろん口座開設・維持費は無料ですのでこの機会にぜひ試してみてください。

>> SBIFXトレード

 

マネーパートナーズFXではロスカットレベルは40%、GMOクリック証券・DMM FXは50%とロスカットレベルが低く取引コスト(スプレッド)も狭いですが1万通貨からの取引となります。

 

>> マネーパートナーズFX(公式サイト)

>> GMOクリック証券【FXネオ】(公式サイト)[詳細解説]

>> DMM FX(公式サイト)[詳細解説]

 

ロスカットレベルが高く取引コスト(スプレッド)が低いおすすめFX会社

下記のFX会社はロスカットレベルは100%と高く、追証なしとなっているので、もしロスカットとなった場合でも資金は多く残ります。

 

みんなのFX・LIGHT FXは、スプレッドが最狭水準と取引コストは低く、高金利通貨であるトルコリラ円やメキシコペソ円、南アフリカランド円のスワップポイントも高いですが、先進国通貨の米ドル円やカナダドル円のスワップポイントも高くスワップポイント狙いの投資をするなら注目のFX会社です。

もちろん口座開設・維持費用は無料です。

 

>> みんなのFX(公式サイト)[詳細解説]

>> LIGHT FX(公式サイト)

参考 LIGHT FX(ライトFX)とみんなのFXの違いって?スプレッドやスワップポイントは異なる?

 

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参考 FX会社のスプレッドの比較については下記も参考ください。

⇒ FX会社のスプレッドを比較!狭いだけでは低コストと言えない理由とは?