SMT グローバル株式インデックス・オープンの評価って?利回りや実質コストは?

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インデックスファンド

SMT グローバル株式インデックス・オープンは、先進国株式に分散投資ができるインデックスファンドです。

MSCI KOKUSAIインデックスに連動する投資成果を目指した運用を行うとのことですが、低コストなインデックスファンドが登場している中、これから投資するのに適しているのか内容を確認してみました。

SMT グローバル株式インデックス・オープンの特徴

投資対象

SMT グローバル株式インデックス・オープンは、「MSCI KOKUSAIインデックス」をベンチマークとするインデックスファンドです。

 

「MSCI KOKUSAIインデックス」は、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄で構成され、先進国株式型の投資信託の多くで利用されているインデックスで、時価総額(価格×流通株数)が大きい銘柄から採用されるため市場規模が大きい米国の比率が高いという特徴があります。

参考 先進国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はSMT グローバル株式インデックス・オープン「月報(2019年3月)」からの情報です。

資産内容

SMT グローバル株式インデックス・オープンの特徴

組入上位10ヵ国・地域

SMT グローバル株式インデックス・オープンの特徴

組入上位10業種

SMT グローバル株式インデックス・オープンの特徴

組入上位10銘柄

SMT グローバル株式インデックス・オープンの特徴

※組入銘柄数:1,309銘柄

ファンドの仕組み

SMT グローバル株式インデックス・オープンはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は外国株式インデックスマザーファンドにて行われます。

SMT グローバル株式インデックス・オープンの特徴

買付手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

買付手数料(税込)2.16%
信託報酬(税込)0.54%
実質コスト(税込)0.581%
信託財産留保額0.05%

※実質コストは、第21期、第22期の運用報告書より

分配金

分配金は過去(2013年から2015年)には出していましたが、直近では分配金は出されておらず効率的に運用がされています。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

SMT グローバル株式インデックス・オープンはつみたてNISA対象商品ですが、iDeCoで取り扱っているネット証券はありません。

参考 NISAとiDeCoの違いの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISAとiDeCoの違いを比較!どっちがいい?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
リターン8.92%(56位)9.83%(35位)8.28%(27位)14.08%(17位)
リスク(標準偏差)18.31(65位)14.86(72位)16.01(56位)18.18(31位)
シャープレシオ0.49(58位)0.66(35位)0.52(26位)0.77(16位)
対象ファンド数※173本137本118本70本

※:「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月+0.66%+0.03%
3ヶ月+13.51%+12.96%
6ヶ月ー5.24%ー6.09%
1年+8.92%+6.57%
3年+32.49%+25.43%
設定来+75.81%+41.94%

※SMT グローバル株式インデックス・オープン「月報(2019年3月)」より
※ファンド設定日は2008年1月9日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

SMT グローバル株式インデックス・オープンの特徴

所感

ファンドが設定されてから約11年が経過しましたが、単純な年率平均は約6.9%でベンチマークを上回る成績となっています。

 

ベンチマークが配当相当分を含まない指数ですが、実際には所有している株式からの配当が入るためベンチマークとの差異が発生しているだけで、当ファンドが特別いい成績のファンドというわけではありません。

 

他の「MSCI KOKUSAIインデックス」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドである「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」「ニッセイ 外国株式インデックスファンド」と比較すると下記のようになっています。

参考 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの評価って?利回りや実質コストはどのくらい?

参考 ニッセイ外国株式インデックスファンドの評価・評判は?利回りや実質コストは?

 

SMT グローバル株式インデックス・オープンの特徴

(引用元:モーニングスター)

オレンジがSMT グローバル株式インデックス・オープン赤がニッセイ 外国株式インデックスファンド緑がeMAXIS Slim先進国株式インデックスの過去3年のトータルリターンのチャートです。

 

ベンチマークが同じインデックスなだけに動きに差はありませんが、トータルリターンを比較してみると当然ですが信託報酬が低コストなファンドのほうが成績が良くなっています。

SMT グローバル株式
インデックス・オープン
ニッセイ 外国株式
インデックスファンド
eMAXIS Slim
先進国株式インデックス
トータルリターン
(1年)
8.92%9.26%9.37%
トータルリターン
(3年)
9.83%10.02%
トータルリターン
(5年)
8.28%8.37%

 

マザーファンドの規模は約3,370億円と規模も大きく、安定した運用は期待できそうですが、ファンド自体の純資産残高は一時期の増加傾向に陰りが見え、直近では資金流出なども見られます。

SMT グローバル株式インデックス・オープンの特徴

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:MSCI KOKUSAIインデックス(円換算ベース)
  • 買付手数料(税込み):2.16%
  • 信託報酬(税込):0.54%(実質コスト:0.581%)
  • 信託財産留保額:0.05%
  • 純資産残高:約690億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年2回(5月、11月の10日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2008年1月9日)
  • つみたてNISA:対応
  • iDeCo:ー

評価・まとめ

SMT グローバル株式インデックス・オープンは、「MSCI KOKUSAIインデックス」をベンチマークとし、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄に分散等ができるインデックスファンドです。

 

「MSCI KOKUSAIインデックス」をベンチマークとするインデックスファンドが低コスト化していく中で、SMT グローバル株式インデックス・オープンは信託報酬の引き下げなどは行われておらず、信託報酬が割高な点は否めません。

 

これから「MSCI KOKUSAIインデックス」をベンチマークとするファンドに投資するなら、より低コストなファンドがあるのでそちらをおすすめします。

参考 先進国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

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⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

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