Smart-i 先進国株式インデックスの評価ってどう?利回りや実質コストは?

インデックスファンド

Smart-i 先進国株式インデックスは、りそなアセットマネジメントが運用するSmart-iシリーズで、先進国株式に分散投資ができるインデックスファンドです。

MSCI-KOKUSAI指数(配当込み、円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指した運用を行うとのことですが、どんな内容のファンドなのか確認してみました。

Smart-i 先進国株式インデックスの特徴

投資対象

Smart-i 先進国株式インデックスは、「MSCI-KOKUSAIインデックス(配当込み、円換算ベース)」の動きに連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

 

「MSCI KOKUSAIインデックス」は、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄で構成され、先進国株式型の投資信託の多くで利用されているインデックスで、時価総額(価格×流通株数)が大きい銘柄から採用されるため市場規模が大きい米国の比率が高いという特徴があります。

参考 先進国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はSmart-i 先進国株式インデックス「月報(2020年9月)」からの情報です。

ポートフォリオの状況

Smart-i 先進国株式インデックスの特徴

国・地域別配分

Smart-i 先進国株式インデックスの特徴

組入上位10銘柄

Smart-i 先進国株式インデックスの特徴

ファンドの仕組み

Smart-i 先進国株式インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は下記のRAM先進国株式マザーファンドにて行われます。

Smart-i 先進国株式インデックス-ファンドの仕組み

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料(税込)なし
信託報酬(税込)0.22%
実質コスト(税込)0.335%
信託財産留保額なし

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

Smart-i 先進国株式インデックスはつみたてNISAの対象ですが、iDeCoではネット証券での取り扱いはないようです。

 

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)
トータルリターン8.50%(47位)5.73%(46位)
リスク(標準偏差)23.87(102位)18.55(82位)
シャープレシオ0.36(50位)0.31(46位)
対象ファンド数※175本158本

※:「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジ無し)」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月ー4.0%ー3.9%
3ヶ月+6.8%+6.9%
6ヶ月+24.7%+24.8%
1年+8.5%+8.9%
3年+18.2%+20.5%
設定来+25.3%+27.8%

※Smart-i 先進国株式インデックス「月報(2020年9月)」より
※ファンド設定日は2017年8月29日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

Smart-i 先進国株式インデックス-基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約3年が経過しているので、単純な年率平均は約8.4%となっていて信託報酬や実質コストを加味するとそれほど乖離はないように思えます。

 

ただ、先物の比率が約20%と高く、先物の使用は、「利便性に優れ、売買コストが低い」利点がある反面、必ずしも指数の値動きと一致しないことから、ベンチマークからの乖離を生む可能性がある点は気がかりです。

類似ファンドとの比較

「MSCI KOKUSAIインデックス(為替ヘッジなし)」をベンチマークとする低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim先進国株式
インデックス
0.1023%0.174% ※1437,368+64,8298.56%
ニッセイ外国株式
インデックスファンド
0.1023%0.163% ※2211,043+57,2498.57%
たわらノーロード 先進国株式0.10989%0.158% ※3349,689+27,3648.53%
iFree外国株式インデックス0.209%0.252%134,104+2,4828.42%
i-SMT グローバル株式
インデックス(ノーロード)
0.209%0.255%345,116+878.38%
Smart-i 先進国株式インデックス0.22%0.335%57,303+3,3428.50%
つみたて先進国株式0.22%0.287%449,841+11,8088.43%

※1:第3期運用報告書(2019年4月26日~2020年4月27日)から信託報酬引き下げ後を考慮した参考値
※2:第6期運用報告書(2018年11月21日~2019年11月20日)から信託報酬引き下げ後を考慮した参考値
※3:第4期運用報告書(2018年10月13日~2019年10月15日)から信託報酬引き下げ後を考慮した参考値

参考 先進国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

信託報酬は、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」「ニッセイ外国株式インデックスファンド」が最安値ですが、実質コストは「ニッセイ外国株式インデックスファンド」が調査時点では低コストとなっていそうです。(ただし、実質コストは毎年変わります)

 

また、たわらノーロード先進国株式も信託報酬が引き下がり、実質コストが最も低コストとなる可能性があります。

 

ただ、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドである「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は常に他のファンドの動向を見て信託報酬を引き下げ続けているので、今後も低コストであり続けることが期待され、純資産残高の年間増加額、1年間のリターンを加味すると、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」がいいように思えます。

参考 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの評価ってどう?利回りはどのくらい?

 

Smart-i 先進国株式インデックスは、類似ファンドと比較しても実質コストが高くこのまま改善されなければ中長期的にはパフォーマンスが他のファンドよりも劣ることが想定されます。

当ファンドの情報のまとめ

  • ベンチマーク:MSCI KOKUSAIインデックス(配当込み、円換算ベース)
  • 購入時手数料:無料
  • 信託報酬(税込):0.22%(実質コスト:0.335%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約50億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(6月25日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年8月29日)
  • つみたてNISA:対応
  • iDeCo:ネット証券での取り扱いなし

評価・まとめ

Smart-i 先進国株式インデックスは、「MSCI KOKUSAIインデックス(配当込み、円換算ベース)」と連動する投資成果を目指すインデックスファンドで、日本を除く先進国22ヵ国の大型株・中型株約1,300銘柄に分散投資するのと同じ効果が期待できます。

 

ただ、Smart-i 先進国株式インデックスは実質コストが高いので、このまま改善されなければ他の類似ファンドと比較して中長期的にはパフォーマンスが劣ることが想定されます。

 

「MSCI KOKUSAIインデックス」に連動するインデックスファンドであれば実質コストが低コストな「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」なども検討してみてください。

参考 eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの評価って?利回りや実質コストはどのくらい?

 

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⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

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