【1475】iシェアーズ・コア TOPIX ETFの評判や評価ってどう?利回りはどのくらい?

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【1475】iシェアーズ・コア TOPIX ETFの評判や評価ってどう?利回りはどのくらい? 国内ETF

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)は、日本の株式市場全体の動向を示す「東証株価指数(TOPIX)」への連動を目指す国内ETFです。

東証プライム市場上場の株式を中心に約2,100銘柄に分散投資を行うのと同等のパフォーマンスが期待できますが、どのような内容のETFなのか確認してみました。

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)の特徴とは?

基本概要

ファンド名 iシェアーズ・コア TOPIX ETF
管理会社 ブラックロック・ジャパン
ベンチマーク TOPIX(配当込み)
為替ヘッジ
売買単位 10口
最低買付金額 2,825円
平均売買高 2,145,527口
購入時手数料 SBI証券、楽天証券なら売買手数料が0円
参考 おすすめネット証券比較(国内株式・ETF編)
信託報酬(税込) 0.0495%
信託財産留保額 なし
純資産残高 18,280.2億円
分配金利回り 2.3%
NISA 成長投資枠
iDeCo
マーケットメイク あり
決算 年2回(2月9日および8月9日)
上場日 2015年10月20日

投資対象

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)は、日本の株式市場全体の動向を示す「東証株価指数(TOPIX)」への連動を目指す国内ETFです。

 

TOPIXは東証株価指数(Tokyo Stock Price Index)のことで、従来は東京証券取引所の東証一部上場の全銘柄(約2,100銘柄)を対象に算出されていました。

 

しかし、2022年4月に東証が新市場区分に移行し、プライム市場に上場している銘柄だけでなく旧東証一部上場銘柄のうちスタンダード市場、グロース市場に区分変更された銘柄も含まれていて、今後さらなる見直しが行われます。

 

TOPIXは構成銘柄の時価総額(株価×発行済み株式数)の変化を指数化したものなので、時価総額の高い銘柄の影響を受けやすい特徴があります。

 

もう一つの代表的な株価指数である日経平均は東証プライム市場上場の中から日本経済新聞社が選定した225銘柄を対象としているので、TOPIXの方が分散性という観点では優れています。

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

上位保有銘柄はトヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャルG、ソニーなど時価総額の高い銘柄の比率が高くなっています。

※引用:iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)「月報(2025年1月末)」

コスト

売買手数料 SBI証券、楽天証券なら売買手数料が0円
参考 おすすめネット証券比較(国内株式・ETF編)
信託報酬(税込) 0.0495%
信託財産留保額 なし

ETFは株式同様に売買手数料がかかりますが、SBI証券と楽天証券なら簡単な設定を行えば売買手数料が無料になります。

 

また、下記のネット証券のNISA口座を利用すれば、国内株式・ETFや米国株式・ETFの売買手数料が無料となります。

分配金・配当金

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)は、決算は年2回で下記の様に分配金が出されていて、分配金利回りは2.3%です。

※引用:iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)「月報(2025年1月末)」

 

ETFは税法により、発生した利子や配当などの収益から信託報酬などの費用を控除した全額を分配することになっているので、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当がないので安心して受け取れます。

平均売買高・マーケットメイカー

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)は、平均売買高(直近90日)約200万口と流動性は高く、マーケットメイク制度の対象銘柄なので、公正な価格で売買することができます。

 

マーケットメイクはETFの流動性を向上させるために導入された制度で、野村証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券などのマーケットメイカーが常に買いや売りの注文を出し続けることで流動性が確保されています。

本制度において、当取引所は、申請をもとに銘柄ごとにマーケットメイカーを指定し、指定を受けたマーケットメイカーは、気配提示義務を履行することで、インセンティブ(報酬)を得ることができます。マーケットメイカーが気配提示義務を履行することによって、対象のETFに対して、需給動向を踏まえた公正な価格で、十分な量の気配が提示されることになり、投資家の皆様が売買をしたいタイミングで、より良い価格で売買する環境を提供できるようになります。

日本取引所グループ「マーケットメイク制度」より

ETFは市場でリアルタイムに売買できるのがメリットですが、買いたい時に買って、売りたい時に売るためには、出来高や売買代金が多い等の流動性が重要になってきますが、iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)は流動性について心配する必要はなさそうです。

NISAの対応状況

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)は、新NISA(2024年以降)の成長投資枠の対象として投資することが可能です。

新NISA

参考 金融庁「新しいNISA

 

参考 NISAとiDeCoの違いの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISAとiDeCoの違いを比較!どっちがいい?

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)のパフォーマンスは?

運用実績・利回り

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)の運用実績

※引用:iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)「月報(2025年1月末)」
※税引前分配金を再投資したものとして算出されたもので、ファンドに関する費用(管理報酬およびその他の経費)は控除後です
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

 

ファンドとインデックスの運用実績の差を見ると信託報酬程度の差となっていて、インデックスとの連動性は高そうです。

基準価額のチャート

TOPIXに連動するファンドは、投資信託(非上場)でも低コスト化が進み、信託報酬は最安値水準の0.143%(税込)の「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」と比較したのが下記となります。

参考 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価・評判とは?利回りや実質コストは?

参考 国内株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

(引用元:ウエルスアドバイザー)

オレンジがiシェアーズ・コア TOPIX ETF赤がeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の直近5年間のトータルリターンのチャートです。

「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」と比較してもほとんど差はないですが、過去1年、3年、5年のトータルリターン(分配金を再投資)では、「iシェアーズ・コア TOPIX ETF」の方が若干パフォーマンスは良かったようです。

iシェアーズ・コア TOPIX ETF eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
1年 +11.8% +11.74%
3年 +16.52% +16.45%
5年 +13.2% +13.15%

評価・まとめ

iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)は、日本の株式市場全体の動向を示す「東証株価指数(TOPIX)」への連動を目指し、東証プライム市場上場の株式を中心に約2,100銘柄すべてに分散投資するのと同じ効果が期待できる国内ETFです。

 

投資信託(非上場)でもTOPIXに連動したファンドは低コスト化されてますが、信託報酬が最安値水準にある「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」よりも約0.1%低コストなのが「iシェアーズ・コア TOPIX ETF」で、パフォーマンスも過去5年では「iシェアーズ・コア TOPIX ETF」の方が上回ってます。

参考 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の評価・評判とは?利回りや実質コストは?

 

ただ、ETFは自動積立ができなかったり、分配金を手動で再投資しなければいけない点がデメリットではありますが、分配金をそのまま生活費に充てたい場合は、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当ではない健全な分配金なので、一生安心して受け取れるメリットがあります。

 

また、ETFは投資信託と比較して信託報酬が低コストなのですが、株式と同様の売買手数料が必要となりますが、NISA口座を利用したり、SBI証券や楽天証券なら簡単な手続きをするだけで売買手数料が無料となります。

 

iシェアーズ・コア TOPIX ETFに投資するならSBI証券、楽天証券がおすすめ!

国内ETFは、国内株式同様に売買手数料が必要となりますが、SBI証券と楽天証券は簡単な手続きを行えばETF含む株式の売買手数料が無料となるのでお得です。

もちろん口座開設・維持費用は無料です。

>>  SBI証券 (公式サイト)
>>  楽天証券 (公式サイト)

 

他にも約定代金が100万円までなら松井証券、岡三オンライン証券、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)、GMOクリック証券なら売買手数料が無料となるのでおすすめです。

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>> 松井証券(公式サイト)「詳細解説

>> 岡三オンライン (公式サイト)「詳細解説

>> 三菱UFJ eスマート証券詳細解説

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国内株式・ETFで失敗しない証券会社選び!

これから国内株式・ETFで資産運用を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

参考 おすすめネット証券比較(国内株式・ETF編)!手数料だけで選ぶ?