FXのスプレッドの意味とは?狭いだけで低コストとは言えない?

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FX会社のページに「米ドル円のスプレッド0.3銭」などと表記がされているスプレッドとはどういう意味でしょうか?

また、スプレッドはFXを行う際の実質的な取引手数料となり、狭い・広いといった言い方をしますが、スプレッドは狭ければ低コストといえるのでしょうか?

取引手数料が低コストであればリターンも向上するので、FXの基本知識であるスプレッドについて押さえておきましょう。

FXのスプレッドの意味とは?

スプレッドとは、「買う時のレート(ask)と売る時のレート(bid)の差」のことを言い、FXの取引画面では下記の様に表示されます。

上記の例だと「ask」と「bid」の差である0.003円(0.3銭)がスプレッドということになり、このように買いと売りのレートを表示することを「2Wayプライス」といい、スプレッドが一目でわかるようになっています。

FXの取引コストがスプレッド?

FXの取引をする際には下記のようなコストが存在します。

  • 口座管理手数料
  • 取引手数料
  • スプレッド

「口座管理手数料」「取引手数料」についてはほとんどのFX会社で無料となっているので、実質的な取引コストはスプレッドとなっています。

スプレッドは「買う時のレートと売る時のレートの差」であることから、「広い」「狭い」と表現され、FX業者によってスプレッドは異なり、スプレッドが狭い方が取引コストが安いFX会社ということになります。

自動売買系のシステムを提供しているFX会社などは「スプレッド」以外に「取引手数料」が必要となる場合があります。

スプレッド0.3銭ってどのくらいのコスト?

スプレッド0.3銭とは、FXでは最低取引数量が1,000通貨もしくは10,000通貨となっているので、実質的な取引コストは「1,000通貨で3円」「10,000通貨で30円」といった感じになります。

3円や30円と低コストではありますが、スキャルピングのように1日に何度も取引をして細かい利幅を積み重ねるようなトレードスタイルの場合、10銭前後の利幅を狙うことが多いのでスプレッドが狭いFX会社で取引することは重要です。

スプレッドの単位は?

上記ではスプレッドの単位として「銭」としましたが、これは「米ドル/円」のように円が絡む場合(クロス円)は「銭」という単位を使うことが多いです。

FXでは円が絡まない「ユーロ/米ドル」のような通貨ペアも取引することができますが、このような通貨ペアの場合は「pips」という単位を使いますが、クロス円も1銭=1pipsとpipsで表現できます。

例えば下記はDMM FXのスプレッド一覧ですが、円が絡む通貨ペアは「銭」でそれ以外に通貨ペアは「pips」と表記されています。

(引用元:DMM FX

実際に取引するときには、例えば「米ドル/円=110.123円」「ユーロ/米ドルは1.12345」といった表示がされますが、円が絡む通貨ペアは少数第2位、その他の通貨ペアは小数第4位が1pipsとなります。

スプレッドは変動する?

スプレッドはFX業者によって異なり、多くのFX会社は「原則固定」となっていますが、相場状況によっては必ずしも固定とはなりません

特に、下記のような場合はスプレッドが広がることがあります。

  • 市場の流動性が低い時間帯(平日早朝や国内外の休日、クリスマス、年末年始など)
  • 市場急変時(自然災害や金融経済関連の大きなニュース)
  • 主要な経済指標の発表

スプレッドがどれほど広がっているかは「2Wayプライス」で一目で確認できるので、注意して取引するようにしましょう。

また、上記のようにスプレッドが広がるタイミングでは、FXの隠れコストとも言われる「スリッページ」も発生しやすく、不利な取引となってしまう可能性があるので注意が必要です。

スリッページとは?
注文した為替レートと約定した為替レートが異なること。投資家に有利なレートで約定することもあるが、不利なレートで約定することもある。

FX会社のスプレッド比較

スプレッドはFX会社によって異なりますが、主なFX会社の主要通貨ペアのスプレッドは下記の様になっていて、セントラル短資FX以外はすべて原則固定となっています。

FX会社米ドル/円ユーロ/円英ポンド/円ユーロ/米ドル取引単位
(米ドル円)
マネックスFX
(1万通貨まで)
0.2銭
0.4銭0.9銭0.3pips1,000通貨
SBIFXトレード
(1万通貨まで)
0.27銭0.39銭0.89銭0.48pips1通貨
みんなのFX0.3銭0.4銭0.9銭0.3pips1,000通貨
マネーパートナーズFX
※1
0.3銭0.4銭0.9銭0.3pips1,000通貨
外為ジャパン0.3銭0.5銭1.0銭0.4pips1,000通貨
DMM FX0.3銭0.5銭1.0銭0.4pips10,000通貨
GMOクリック証券【FXネオ】0.3銭0.5銭1.0銭0.4pips10,000通貨
セントラル短資FX
※2
0.3銭0.5銭1.2銭0.4pips1,000通貨
ヒロセ通商【LION FX】
※3
0.3銭0.5銭1.0銭0.4pips1,000通貨
マネーパートナーズFX nano
※1
0.4銭0.7銭1.2銭0.8pips100通貨
FXプライムbyGMO
※4
0.6銭0.9銭1.8銭0.6pips1,000通貨
外為オンライン1.0銭2.0銭3.0銭1.0pips1,000通貨
FXPLUS2.0銭4.0銭6.0銭3.0pips1,000通貨
※2018年11月調査時点
※上記スプレッドは原則固定
※1:AM8:00~翌日AM4:00まで原則固定
※2:原則固定ではありません
※3:AM8:00~翌日AM2:00まで原則固定
※4:1万通貨未満の場合は取引手数料が3銭かかります

参考 豪ドル円、NZランド円、カナダドル円、南アフリカランド円、トルコリラ円、メキシコペソ円については下記も参考してみてください。

⇒ 豪ドル円のスワップ狙いの積立投資ってどう?金利が低下しうまみがない?

⇒ NZドル円のスワップ狙いの積立投資ってどう?利回りはどのくらい?

⇒ カナダドル円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

⇒ 南アフリカランド円でスワップポイント狙いの投資をした時の利回りはどの位?

⇒ トルコリラのスワップ金利は高いけど投資して大丈夫?今後の見通しは?

⇒ メキシコペソ円のスワップポイント比較ランキング!スプレッドも比較!

スプレッド配信率とは?

原則固定のスプレッドでも相場状況によってはスプレッドが広がることがありますが、一部のFX会社ではスプレッド配信率というものを公開しています。

スプレッド配信率は原則固定のスプレッドが配信された割合のことで、100%に近いほど原則固定のスプレッドが配信されていて、スプレッドが広がる時間帯が少ないことを意味するので、低コストで取引できる時間帯が長いFX会社であると言えます。

主なFX会社の主要通貨ペアのスプレッド配信率は下記となっています。

FX会社米ドル/円ユーロ/円英ポンド/円ユーロ/米ドル
SBIFXトレード
(1万通貨以下)
100%100%100%100%
セントラル短資FX
※1
99.69%99.70%99.68%99.70%
ヒロセ通商【LION FX】
※2
99.42%99.36%99.36%99.10%
みんなのFX99.38%99.63%99.43%99.62%
SBIFXトレード
(10,001~100,000通貨)
97.31%97.61%97.51%99.17%
外為ジャパン96.92%96.62%97.17%96.85%
DMM FX96.92%96.62%97.17%96.85%
マネックスFX95%以上95%以上95%以上95%以上
FXPLUS95%以上95%以上95%以上95%以上
GMOクリック証券【FXネオ】非開示非開示非開示非開示
FXプライムbyGMO非開示非開示非開示非開示
外為オンライン非開示非開示非開示非開示
マネーパートナーズFX非開示非開示非開示非開示
マネーパートナーズFX nano非開示非開示非開示非開示
※2018年11月調査時点
※1:AM8:00~翌日AM5:00の配信実績
※2:AM9:00~翌日AM2:00の配信実績

SBIFXトレード

10,000通貨以下の取引であれば100%の配信率となっているので、スプレッドが広がる心配はあまりなく安心して取引ができそうです。

10,001通貨以上の取引をする場合はスプレッド配信率は落ちますが、それでも他のFX会社と比較してもスプレッド配信率は高く、スプレッドも狭いので低コストで取引ができるFX会社と言えます。

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もちろん口座開設・維持費は無料ですのでこの機会にぜひ試してみてください。

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セントラル短資FX

セントラル短資FXの「FXダイレクトプラス」はスプレッド配信率は高い数値となっていますが、AM8:00~翌日AM5:00までの配信率となっているので、早朝にトレードする場合はスプレッドが広がっている時間帯が長い可能性があります。

スプレッドは一部の通貨ペアでは他のFX会社と比較すると高めですが、主要通貨である米ドル円やユーロ円、ユーロ米ドルは他のFX会社と比較してもだいぶ狭くなってきてました。

参考 セントラル短資FXの評判は?口座開設するメリット・デメリットは?

また、口座開設するだけで国内外の宿泊やレジャー施設の割引、レストランやスポーツクラブ、ショッピングなどなどさまざまなところで優待割引サービスを受けられるクラブオフの会員制サービスを利用することができます。

参考 セントラル短資FXのクラブオフって何?口座開設だけでこんなにお得!

ヒロセ通商

ヒロセ通商のスプレッド配信率は「AM9:00~翌日AM2:00の配信実績」のため、セントラル短資と比較しても時間が短いため単純に比較することはできず、スプレッド配信率が高いとも低いとも言えません。

特にスプレッド配信率の算出外となっている夜中や早朝はスプレッドが広がってる可能性は高そうなので、取引する際にはスプレッドは必ず確認した方がいいでしょう。

>> ヒロセ通商【LION FX】(公式サイト)

みんなのFX

みんなのFXは、総じてスプレッド配信率が高いようですが、固定スプレッドはAM8:00~翌日AM2:00まで原則固定となっているので、それ以外の時間帯ではスプレッドが広がる可能性はあると考えておいた方がいいでしょう。

スプレッドは主要通貨ペアでは業界でも最狭水準となっているので、低コストで取引ができます。

>> みんなのFX(公式サイト)

参考 みんなのFXのスプレッドやスワップポイントってどう?評価・評判は?

外為ジャパン・DMM FX

外為ジャパンとDMM FXのスプレッド配信率は比較的高く、スプレッドの広がりについてはあまり心配なく取引ができそうです。

外為ジャパンとDMM FXはスプレッド、スプレッド配信率ともに同じ数値となっていますが、外為ジャパンは1,000通貨から取引ができるのでより少額からトレードができます

参考 外為ジャパンとDMM FXの違いについては下記も参考にしてみてください。

⇒ 外為ジャパンとDMM FXの違いとは?スプレッドやスワップポイントが得なのは?

>> 外為ジャパン(公式サイト)

>> DMM FX(公式サイト)

マネックスFX・FX PLUS

マネックスFXとFX PLUSはスプレッド配信率の詳細は開示されてませんが、どの通貨も95%以上という表記となっているので、スプレッドは狭いのですが他のFX会社と比較するとスプレッドが広がる時間帯が長そうです。

FX PLUSはFXの自動売買ツールを提供していてスプレッドも広いので、短期売買を行うならマネックスFXの方が向いています。

参考 マネックスFXとFX PLUSの違いについては下記も参考にしてみてください。

マネックスFXとFX PLUSの違いは何?お得に取引できるのは?

まとめ

スプレッドとは、「買う時のレート(ask)と売る時のレート(bid)の差」を言いFX取引における実質的な取引コストとなっています。

米ドル円でスプレッド0.3銭だと実質的な取引コストは「1,000通貨で3円」「10,000通貨で30円」と低コストのよう思えますが、短期売買で1日に何回も取引をするのであればやはり少しでもスプレッドが狭いFX会社で取引することでリターンは変わってきます。

スプレッドは多くのFX会社で原則固定となっていますが、相場状況によってはスプレッドが広がることがあるのでスプレッド配信率も注目してみてください。

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それ以上の取引をする場合は、外為ジャパンとDMM FX、夜中や早朝は取引しないのであればみんなのFXがスプレッドも狭くスプレッド配信率も高く低コストで取引ができそうです。

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