ニッセイ国内債券インデックスファンドの評価ってどう?利回りや実質コストは?

ニッセイ国内債券インデックスファンドの評価ってどう?利回りや実質コストは?インデックスファンド

ニッセイ国内債券インデックスファンドは、ニッセイの<購入・換金手数料なし>シリーズで日本国内の公社債に分散投資ができるファンドです。

NOMURA-BPI総合の動きに連動する成果を目標としていますが、実際どんな内容のファンドで、過去の成績はどのくらいだったのか確認してみました。

ニッセイ国内債券インデックスファンドの特徴

投資対象

ニッセイ国内債券インデックスファンドは、「NOMURA-BPI総合」の動きに連動する投資成果を目標に運用を行うインデックスファンドです。

 

特に当ファンドでは原則として投資適格銘柄に限定し、信用リスクを抑制する方針とのことです。

 

そのため組入銘柄数が他の類似ファンド比べてかなり少ないといった特徴があります。

 

「NOMURA-BPI総合」は、日本の公募債券流通市場全体の動向を的確に表すために開発された投資収益指数のことで、国債の他、地方債、政府保証債、金融債、事業債および円建外債等で構成されていて、インカム収入を考慮した時価総額加重型のインデックスです。

参考 国内債券インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はニッセイ国内債券インデックスファンド「月報(2022年7月)」からの情報です。

組入比率

ニッセイ国内債券インデックスファンドの特徴

格付分布

ニッセイ国内債券インデックスファンドの特徴

組入上位10銘柄

ニッセイ国内債券インデックスファンドの特徴

ポートフォリオ情報

ニッセイ国内債券インデックスファンドの特徴

ファンドの仕組み

ニッセイ国内債券インデックスファンドはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はマザーファンドであるニッセイ国内債券インデックスマザーファンドにて行われます。

ニッセイ国内債券インデックスファンド-ファンドの仕組み

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.132%
実質コスト(税込)0.134%
信託財産留保額なし

投資信託保有時には信託報酬というコストがかかりますが、それ以外にも実際に運用した後に事後報告として運用報告書に記載される隠れコストもあります

 

目論見書に「その他の費用・手数料」といった記載があり、主に監査費用や売買時手数料などで、運用をしないと確定しないコストとなっていて、通常信託報酬とその他の費用なども含めたコストを実質コストと呼んでいます。

 

インデックスファンドのように同じインデックスをベンチマークとしているなら実質コストが低い方が将来のリターンに有利となるので、信託報酬だけでなく実質コストも確認してみてください。

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

ニッセイ国内債券インデックスファンドはつみたてNISAの対象外で、iDeCoでもネット証券での取り扱いはないようです。

 

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
トータルリターン-2.79%(46位)-1.46%(66位)-0.20%(55位)–(–)
リスク(標準偏差)1.45(94位)2.01(81位)1.79(80位)–(–)
シャープレシオ-1.93(34位)-0.73(62位)-0.11(50位)–(–)
対象ファンド数※123本114本107本

※:「国内債券・中長期債」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月+0.7%+0.7%
3ヶ月ー0.5%ー0.4%
6ヶ月ー1.5%ー1.4%
1年ー2.8%ー2.6%
3年ー4.3%ー3.7%
設定来+2.3%+3.8%

※ニッセイ国内債券インデックスファンド「月報(2022年7月)」より
※ファンド設定日は2015年1月29日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

ニッセイ国内債券インデックスファンド-基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから約7年半が経過しましたが、信託報酬などを加味するとベンチマークと比較してそれほど大きな乖離はないように思えます。

 

投資対象銘柄はAAAの格付けのみで、他の類似ファンドの銘柄数と比較してもかなり少ない30銘柄程度となっていて、独自のクオンツモデルを利用したポートフォリオとなっているようですが、今のところNOMURA-BPI総合とそれほど大きな乖離はなさそうです。

類似ファンドとの比較

国内債券インデックスファンドで信託報酬が特に低コストなファンドで、実質コストやマザーファンドの規模などを比較したのが下記となります。

ファンド名信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim国内債券インデックス0.132%0.135%314,171+2,676-2.77%
ニッセイ国内債券インデックスファンド0.132%0.134%47,767+251-2.79%
Smart-i 国内債券インデックス0.132%0.141%82,199+472-2.77%
iFree日本債券インデックス0.132%
0.242%
0.137%36,568+1,115-2.78%
たわらノーロード 国内債券0.154%0.155%273,346+2,380-2.81%
三井住友・日本債券
インデックス・ファンド
0.176%0.178%122,582-3,461-2.82%

参考 国内債券インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

信託報酬は複数のファンドで最安値となっていますが、実質コストは「ニッセイ国内債券インデックスファンド」が最も低コストとなっていて、次いで「eMAXIS Slim国内債券インデックス」となっています。

 

ただ、人気が高いのは「eMAXIS Slim国内債券インデックス」で直近1年のリターンもわずかですが「eMAXIS Slim国内債券インデックス」の方が良かったので「eMAXIS Slim国内債券インデックス」がバランスが良く最もベストなファンドと言えそうです。

 

参考 eMAXIS Slim 国内債券インデックスの評価・評判

 

「ニッセイ国内債券インデックスファンド」は、「eMAXIS Slim国内債券インデックス」より若干実質コストが低コストですが、それほど差はなさそうです。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:NOMURA-BPI総合
  • 購入時手数料(税込):なし
  • 信託報酬(税込):0.132%(実質コスト:0.134%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約85億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(11月20日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2015年1月29日)
  • つみたてNISA:対象外
  • iDeCo:ネット証券での取り扱いなし

評価・まとめ

ニッセイ国内債券インデックスファンドは、「NOMURA-BPI総合」をベンチマークとし、国債を中心に地方債、政府保証債、金融債、事業債などに分散投資ができるインデックスファンドです。

 

ニッセイ国内債券インデックスファンドは、信託報酬や実質コストは最安値水準にあり、ライバルともいえる「eMAXIS Slim国内債券インデックス」と実質コストも同等の水準が期待できそうです。

参考 eMAXIS Slim 国内債券インデックスの評価ってどう?利回りや実質コストは?

 

ただ、「ニッセイ国内債券インデックスファンド」は投資対象銘柄を限定し、他の類似ファンドの銘柄数と比較してもかなり少ない30銘柄程度となっていて、独自のクオンツモデルを利用したポートフォリオとなっているので、今後ベンチマークとの乖離が発生しないかは注視した方が良さそうです。

 

ニッセイ国内債券インデックスファンドを購入するのにおすすめの証券会社は?

各ネット証券では投資信託に関して保有残高に応じたポイント還元と、クレジットカード積立によるポイント還元があり、積立するならトータルでのポイント還元率が高い方がお得です。(クレジットカード積立はつみたてNISA銘柄も対象)

参考 投資信託でポイントが貯まるネット証券を比較!おすすめはどこ?

 

トータルのポイント還元率が業界最高水準のマネックス証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0.03%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:1.1%

クレジットカード積立を利用するならトータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、マネックス証券を口座開設すれば作ることができ、貯まったポイントは株式手数料や暗号資産に交換することや、他のポイントサービス(dポイント・Tポイント・Pontaポイントなど)に交換することも可能です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

au回線を利用していて積立するならauカブコム証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0.005%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:1%
    au回線利用なら最大1年間5%・UQ mobile利用なら最大1年間3%

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、au回線を利用していればクレジットカード積立によるポイント還元率は最大1年間は5%と高還元率です。

 

au回線やUQ mobileを利用している特典は最大1年だけですが、それでも初年度の特典である上乗せの還元率は大きくマネックス証券に次いでトータルで高い還元率となっています。

 

au回線もしくはUQ mobileを利用していない場合は、マネックス証券の方がおすすめです。

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率は業界最高水準のSBI証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0.05%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:0.5%(一般カード)
    ゴールドカードなら1%・プラチナカードなら2%

投資信託の保有残高によるポイント還元率は業界でも最高水準で、クレジットカード積立を利用しない場合にはおすすめです。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

 

>> 三井住友カード(NL)

>> SBI証券(公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントが貰える楽天証券

  • 保有残高によるポイント還元率:ー
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:0.2%
    (一般カード)

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、実質保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。

 

またクレジットカード積立も低コストなファンドは0.2%(※)と還元率が下がり、ポイント還元率は他社と比較すると見劣りする感は否めません。

※2022年9月買付分より信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%(税込)未満の銘柄

 

それでも楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

 

>> 楽天証券(公式サイト)「詳細解説

>> 楽天カード(公式サイト)

 

その他下記の証券会社でも購入できます。

>> 松井証券詳細解説

>> 岡三オンライン詳細解説

>> GMOクリック証券

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!

 

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