eMAXIS Slim 国内債券インデックスの評価ってどう?リスク低減に!

インデックスファンド

各資産クラスで信託報酬最安値となっているeMAXIS Slimシリーズで国内の公社債に分散投資ができるのがeMAXIS Slim 国内債券インデックスです。

NOMURA-BPI総合をベンチマークとするファンドで、国内債券型のインデックスファンドはリターンは期待できませんが、ポートフォリオの一部として組み込むことによってリスク低減が期待できます。

国内債券型のインデックスファンドで業界最低水準の信託報酬を目指す、eMAXIS Slim 国内債券インデックスはどんな内容なのか確認してみました。

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴

投資対象

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは、日本の公社債(国債や社債など)で構成される「NOMURA-BPI総合」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

 

「NOMURA-BPI総合」は、多くの国内債券型インデックスファンドで利用されていて、国債の他、地方債、政府保証債、金融債、事業債および円建外債等で構成されていて、インカム収入を考慮した時価総額加重平均型の指数です。

参考 国内債券インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はeMAXIS Slim 国内債券インデックス「月報(2019年10月)」からの情報です。

資産構成

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴

種別組入比率

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴

債券格付分布

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴

残存期間別組入比率

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴

ポートフォリオ特性

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴

ファンドの仕組み

eMAXIS Slim 国内債券インデックスはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は下記の日本債券インデックスマザーファンドにて行われます。

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.132%以内
実質コスト(税込)0.135%
信託財産留保額なし

実質コストは第2期運用報告書(2018年4月26日~2019年4月25日)から信託報酬引き下げ後(0.132%)を考慮した参考値です。

 

また、純資産総額が500億円以上になると段階的に信託報酬(税抜)を引き下げるようになっています。

  • 500億円未満は上記の信託報酬
  • 500億円以上1,000億円未満の部分:0.115%
  • 1,000億円以上の部分:0.110%

分配金

分配金は出されておらず、効率的に運用がされています。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

eMAXIS Slim 国内債券インデックスはつみたてNISAは対象外で、iDeCoはSBI証券で取扱いがあります。

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年
リターン+3.29%(30位)
リスク(標準偏差)2.21(70位)
シャープレシオ1.49(31位)
対象ファンド数※123本

※:「国内債券・中長期債」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月ー0.4%ー0.4%
3ヶ月ー0.2%ー0.1%
6ヶ月+1.2%+1.2%
1年+3.3%+3.4%
設定来+3.4%+3.8%

※eMAXIS Slim 国内債券インデックス「月報(2019年10月)」より
※ファンド設定日は2017年2月27日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴

所感

ファンドが設定されてから約2年半が経過しましたが、信託報酬(実質コスト)などを加味するとベンチマークと比較して乖離はないように思え、ベンチマークとの連動性は高そうです。

類似ファンドとの比較

国内債券インデックスファンドで信託報酬が特に低コストなファンドで、実質コストやマザーファンドの規模などを比較したのが下記となります。

名称信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim国内債券
インデックス
0.132%0.135%
※1
544,2734,9693.29%
Smart-i 国内債券
インデックス
0.132%0.141%
※2
64,5552173.24%
ニッセイ国内債券
インデックスファンド
0.32%0.138%
※3
29,5661,4313.31%
iFree日本債券
インデックス
0.132%
0.242%
0.136%
※4
17,062283.19%
たわらノーロード
国内債券
0.154%0.156%355,5985,0443.27%
三井住友・日本債券
インデックス・ファンド
0.176%0.178%128,19912,8583.24%

※1:第1期運用報告書(2017年2月27日~2018年4月25日)から信託報酬引き下げ後(0.132%)を考慮した参考値
※2:第4期運用報告書(2017年11月21日~2018年11月20日)から信託報酬引き下げ後(0.132%)を考慮した参考値
※3:第3期運用報告書(2017年12月1日~2018年11月30日)から信託報酬引き下げ後(0.132%)を考慮した参考値

参考 国内債券インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

信託報酬は、各ファンドで引き下げがあり複数のファンドが最安値となっていますが、実質コストは「eMAXIS Slim国内債券インデックス」が最も低コストとなっています。

 

マザーファンドの規模も大きい「eMAXIS Slim国内債券インデックス」が最もベストなファンドと言えそうです。

参考 eMAXIS Slim 国内債券インデックスの評価ってどう?リスク低減に!

 

純資産残高年間増加額では、2002年から運用している「三井住友・日本債券インデックス・ファンド」が一歩抜け出ていますが、他のファンドが信託報酬を下げてる中ではやや割高感があるので、これから国内債券に投資するなら実質コストが低コストな「eMAXIS Slim国内債券インデックス」の方がおすすめです。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:NOMURA-BPI総合
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税込):0.132%(実質コスト:0.135%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約47億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(4月25日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年2月27日)
  • つみたてNISA:対象外
  • iDeCo:SBI証券で取扱いあり

評価・まとめ

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは、国債の他、地方債、政府保証債、金融債、事業債および円建外債等で構成される「NOMURA-BPI総合」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

 

同じマザーファンドである「eMAXIS 国内債券インデックス」といファンドもありますが、信託報酬が0.44%(税込)と「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」の2倍以上のコストがかかるので、これから国内債券に投資をするなら「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」の方がおすすめです。

 

eMAXIS Slimシリーズは、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドで、信託報酬は最安値となっていて今後新たに低コストなファンドが登場したり、ライバルファンドが信託報酬を引き下げても追随して常に業界最低水準の信託報酬となることが期待できるファンドです。

 

下記は「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」より運用期間が長い2009年10月28日に設定された「eMAXIS 国内債券インデックス」とTOPIXとの過去5年間のチャートです。

「eMAXIS 国内債券インデックス」とTOPIXとの過去5年間のチャート

(引用元:Yahooファイナンス)

青がeMAXIS 国内債券インデックス赤がTOPIXの過去5年間のチャートです。

2016年から2017年の株価が下落しているような相場でもeMAXIS 国内債券インデックスは若干上昇するなど、株式市場とは逆の値動きとなる傾向があり、全体的に株式市場と比べると安定的な値動きとなっています。

 

国内債券型はリターンは期待できませんが、株式市場が下落局面となった時にも安定的な値動きが期待できるため、ポートフォリオの一部に組み込むことによってリスクの低減が期待できます。

 

ただ、一般的に金利が上昇局面となった場合には基準価額が下落すると言われているので、日本の金利政策が変更された場合にはポートフォリオの見直しが必要です。

 

eMAXIS Slim 国内債券インデックスに投資するならSBI証券か楽天証券がおすすめ

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