eMAXIS Slim 国内債券インデックスの評価ってどう?リスク低減に!

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各資産クラスで信託報酬最安値となっているeMAXIS Slimシリーズで国内の公社債に分散投資ができるのがeMAXIS Slim 国内債券インデックスです。

NOMURA-BPI総合をベンチマークとするファンドで、国内債券型のインデックスファンドはリターンは期待できませんが、ポートフォリオの一部として組み込むことによってリスク低減が期待できます。

国内債券型のインデックスファンドで業界最低水準の信託報酬を目指す、eMAXIS Slim 国内債券インデックスはどんな内容なのか確認してみました。

eMAXIS Slim 国内債券インデックスの特徴

投資対象

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは、日本の公社債(国債や社債など)で構成される「NOMURA-BPI総合」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

「NOMURA-BPI総合」は、多くの国内債券型インデックスファンドで利用されていて、国債の他、地方債、政府保証債、金融債、事業債および円建外債等で構成されていて、インカム収入を考慮した時価総額加重平均型の指数です。

下記はeMAXIS Slim 国内債券インデックス「月報(2018年4月)」からの情報です。

利回り・デュレーション・平均残存期間

残存期間別組入比率

債券の格付分布

種類別組入比率

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料 なし
信託報酬(税抜) 0.139%以内
実質コスト(税抜)
信託財産留保額 なし

実質コストは運用報告書が公開されていないので不明ですが、同じマザーファンドである「eMAXIS 国内債券インデックス」と同じようなコストがかかると仮定すると、実質コストは0.139%程度になると想定されます。

また、純資産総額が500億円以上になると段階的に信託報酬を引き下げるようになっています。

  • 500億円未満は上記の信託報酬
  • 500億円以上1,000億円未満の部分:0.134%
  • 1,000億円以上の部分:0.129%

分配金

1回目の決算時には分配金は出されておらず、既に運用され同じマザーファンドである「eMAXIS 国内債券インデックス」が分配金を出していないので当ファンドも分配金を出さずに運用されると思われます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

eMAXIS Slim 国内債券インデックスはつみたてNISAは対象外で、iDeCoでも取り扱っているネット証券はなさそうです。(2018年5月時点)

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoを比較!結局どれがおすすめでお得?

過去の運用成績・利回り

基準価額騰落率

ファンド ベンチマーク
1ヶ月 ー0.09% ー0.07%
3ヶ月 +0.43% +0.47%
6ヶ月 +0.56% +0.62%
1年 +0.20% +0.34%
設定来 +0.74% +0.91%

※eMAXIS Slim 国内債券インデックス「月報(2018年4月)」より
※ファンド設定日は2017年2月27日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

(引用元:eMAXIS Slim 国内債券インデックス「月報(2018年4月)」)

所感

ファンドが設定されてから約1年が経過しましたが、設定来でベンチマークと比較するとやや成績が悪くなってますが、信託報酬を考慮するとほぼベンチマークと同等の成績となっているので連動性は高そうです。

純資産残高は右肩上がりに伸びていますが、約15億円と若干少ないです。

ただ、マザーファンドの純資産残高は約4,570億円と規模が大きいので安定的な運用が期待できます。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:NOMURA-BPI総合
  • 為替ヘッジ:なし
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税抜):0.139%(実質コスト:0.139%と想定)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約15億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(4月25日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年2月27日)
  • つみたてNISA:対象外
  • iDeCo:対象外

評価・まとめ

eMAXIS Slim 国内債券インデックスは、国債の他、地方債、政府保証債、金融債、事業債および円建外債等で構成される「NOMURA-BPI総合」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

同じマザーファンドである「eMAXIS 国内債券インデックス」は信託報酬が0.4%(税抜)と「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」の2倍以上のコストがかかるので、これから国内債券に投資をするなら「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」の方がおすすめです。

eMAXIS Slimシリーズは、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準の信託報酬を目指すファンドで、信託報酬は最安値となっていて今後新たに低コストなファンドが登場したり、ライバルファンドが信託報酬を引き下げても追随して常に業界最低水準の信託報酬となることが期待できるファンドです。

下記は「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」より運用期間が長い2009年10月28日に設定された「eMAXIS 国内債券インデックス」とTOPIXとの過去5年間のチャートです。

(引用元:Yahooファイナンス)

青がeMAXIS 国内債券インデックス赤がTOPIXの過去5年間のチャートです。

2016年から2017年の株価が下落しているような相場でもeMAXIS 国内債券インデックスは若干上昇するなど、株式市場とは逆の値動きとなる傾向があり、全体的に株式市場と比べると安定的な値動きとなっています。

国内債券型はリターンは期待できませんが、株式市場が下落局面となった時にも安定的な値動きが期待できるため、ポートフォリオの一部に組み込むことによってリスクの低減が期待できます。

ただ、一般的に金利が上昇局面となった場合には基準価額が下落すると言われているので、日本の金利政策が変更された場合にはポートフォリオの見直しが必要です。

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