ニッセイ新興国株式インデックスファンドの評価って?利回りや実質コストは?

インデックスファンド

ニッセイ新興国株式インデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントの低コストインデックスファンドシリーズ<購入・換金手数料なし>で新興国株式に分散投資ができます。

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)の動きに連動する成果を目標としていますが、実際どんな内容のファンドなのか確認してみました。

ニッセイ新興国株式インデックスファンドの特徴

投資対象

ニッセイ新興国株式インデックスファンドは、MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)の動きに連動する成果を目標とするインデックスファンドです。

 

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」は新興国26ヵ国の大型および中型株式約1,400銘柄で構成され市場全体の時価総額の85%をカバーするインデックスです。

参考 新興国株式インデックスファンド(投資信託)を比較!おすすめは?

 

※下記はニッセイ新興国株式インデックスファンド「月報(2020年10月)」からの情報です。

組入比率

ニッセイ新興国株式インデックスファンドの特徴

国・地域別組入比率

ニッセイ新興国株式インデックスファンドの特徴

業種別組入比率

ニッセイ新興国株式インデックスファンドの特徴

組入上位10銘柄

ニッセイ新興国株式インデックスファンドの特徴

※組入銘柄数:953銘柄

 

「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」は約1,400銘柄で構成されているので、それよりだいぶ組入銘柄数が少なくなっています。

ファンドの仕組み

ニッセイ新興国株式インデックスファンドはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用はニッセイ新興国株式インデックスマザーファンドにて行われます。

ニッセイ新興国株式インデックスファンド-ファンドの仕組み

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料なし
信託報酬(税込)0.2079%以内
実質コスト(税込)0.687%
信託財産留保額なし

分配金

本ファンドは設定来一度も分配金が出ていないので効率的な運用がされています。

 

ファンドで投資している株式や債券などから得られた利子や配当、売買益などを分配せず、さらに運用に回すことにより複利効果が期待できます。

つみたてNISA(積立NISA)・iDeCo対応状況

ニッセイ新興国株式インデックスファンドはつみたてNISAの対象ですが、iDeCoで取り扱っているネット証券はないようです。

 

参考 NISA、つみたてNISA(積立NISA)、iDeCoの比較については下記も参考にしてみてください。

⇒ NISA・つみたてNISA(積立NISA)・iDeCoを比較!どれがおすすめでお得?

過去の運用成績(リターン・リスク)

リターン・リスク

1年3年(年率)
トータルリターン5.09%(51位)-1.09%(53位)
リスク(標準偏差)27.24(66位)21.47(84位)
シャープレシオ0.19(50位)-0.05(51位)
対象ファンド数※180本158本

※:「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジ無し)」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンドベンチマーク
1ヶ月+3.6%+3.7%
3ヶ月+3.8%+3.8%
6ヶ月+20.3%+20.7%
1年+5.1%+5.4%
3年ー3.2%ー0.2%
設定来ー3.0%+0.2%

※ニッセイ新興国株式インデックスファンド「月報(2020年10月)」より
※ファンド設定日は2017年10月13日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産の推移

ニッセイ新興国株式インデックスファンド-基準価額・純資産の推移

所感

ファンドが設定されてから3年が経過してますが、設定来でベンチマークと比較すると信託報酬以上に大きく下方乖離しています。

 

運用報告書によるとマザーファンドにおける証券保管費用および売買費用等がベンチマークととの差異の要因としてあげられていて、他の類似するファンドと比較しても、信託報酬以外のコストが高く、実質コストが高い状態にあります。

類似ファンドとの比較

「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」で低コストなインデックスファンドを比較したのが下記となっています。

ファンド名信託報酬
(税込)
実質コスト
(税込)
マザーファンド規模
(百万円)
純資産残高
年間増加額
(百万円)
1年間の
リターン
eMAXIS Slim新興国株式インデックス0.187%0.404% ※185,987+18,0804.84%
ニッセイ新興国株式
インデックスファンド
0.2079%0.687%2,160+7625.09%
i-SMT 新興国株式インデックス0.363%0.584%49,931+284.86%
三井住友・DC新興国株式
インデックスファンド
0.374%0.859%8,381+7744.46%
つみたて新興国株式0.374%0.595%104,071+4,2194.67%
Smart-i 新興国株式インデックス0.374%0.943%10,642+8013.36%
たわらノーロード新興国株式0.374%0.950%61,535+2,0922.70%
インデックスファンド海外新興国
(エマージング)株式
0.374%1.002%36,469+5,7914.68%

※1:第3期運用報告書(2019年4月26日~2020年4月27日)から信託報酬引き下げ後を考慮した参考値

 

信託報酬、実質コスト(参考値)ともに「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が最安値となっています。

 

純資産残高年間増加額も「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が最も多く、人気を集めていて、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」をベンチマークとするインデックスファンドでは、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が最もベストなファンドと言えそうです。

参考 eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの評価って?利回りや実質コストは?

 

ただ、参考値としての1年間のリターンでは、「ニッセイ新興国株式インデックスファンド」が最も成績が良かったようですが、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方が実質コストが低コストとなりそうなので将来的には「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方がリターンは良くなる可能性は高そうです。

当ファンドの情報

  • ベンチマーク:MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)
  • 購入時手数料:なし
  • 信託報酬(税込):0.2079%(実質コスト:0.687%)
  • 信託財産留保額:なし
  • 純資産残高:約21億円
  • 分配金利回り:なし
  • 決算:年1回(11月20日)
  • 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券)
  • 償還日:無期限(設定日:2017年10月13日)

評価・まとめ

ニッセイ新興国株式インデックスファンドは、「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)」の動きに連動する成果を目標とするインデックスファンドです。

 

信託報酬は低コストですが、実質コストが類似ファンドと比較しても高く、今後改善されないと実質的なリターンは他のファンドと差が開いていきそうです。

 

「MSCIエマージング・マーケット・インデックス」に投資するなら、信託報酬や実質コストが低コストな「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」の方が低コストな分今後のリターンは良くなる期待が持てそうです。

参考 eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの評価って?利回りや実質コストは?

 

ニッセイ新興国株式インデックスファンドに投資するならSBI証券か楽天証券がおすすめ

SBI証券なら投資信託を保有しているだけで低コストなインデックスファンドでも年率0.05%のTポイントがもらえるのでお得です。もちろん口座開設・維持費は無料です。

>>  SBI証券詳細解説

 

楽天証券でも投資信託を保有しているだけでポイントがもらえ、SBI証券とほぼ同じ年率0.048%の楽天ポイントが貰え、貰ったポイントは投資信託の購入にも利用できます。

さらに、楽天銀行との連携で普通預金の金利がメガバンクの100倍の0.1%になったり、楽天カードで投資信託の積立を行えば1%のポイントが付与されたりとメリットが多いです。

楽天証券だけでなく、楽天銀行や楽天カードも口座開設・維持費用は無料です。

>> 楽天証券詳細解説

参考 楽天証券ならポイントで投資信託を通常・積立で購入可能!しかも100円から!

参考 楽天証券と楽天銀行の連携で金利をメガバンクの100倍に!ポイントも貯まる!

参考 投資信託の積立は楽天証券と楽天カードの組み合わせが最強?デメリットはない?

 

その他下記の証券会社でも購入できます。

>> マネックス証券詳細解説
>> 松井証券詳細解説
>> 岡三オンライン証券詳細解説

参考 口座開設時に必ず選ぶ特定口座については下記も参考にしてみてください。

⇒ 特定口座とは?証券会社の口座種類のまとめ!結局どれがいい?

 

投資信託で失敗しない証券会社選び!

これから投資信託で資産運用を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

参考 おすすめネット証券比較(投資信託編)!お得に取引できるのは?

 

個人投資家に人気の投資信託ランキングをチェックしたい方はこちら!

参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!