iTrustインド株式は、中長期的に成長が期待できるインド企業の株式に分散投資ができるアクティブファンドです。
2022年には中国を抜き、世界最大の人口を有すると予測されているインドに投資ができるiTrustインド株式ですが、どんな内容のファンドなのか確認してみました。
iTrustインド株式の特徴
投資対象
iTrusインド株式は、主に中長期的に成長が期待できるインド企業(インドに本社を置いている企業または主たる事業をインドで行っている企業)の株式に投資するアクティブファンドです。
投資対象とする銘柄は下記のような運用プロセスを経て25~30銘柄に厳選されます。
インドは新興国の中でも高い成長予想がされていて、中国と比較しても人口は2022年に追い抜き、GDP成長率も中国より高い経済成長が予測されています。
※下記はiTrustインド株式「月報(2018年8月)」からの情報です。
業種別構成比
組入上位10銘柄
ファンドの仕組み
iTrustインド株式はファンド・オブ・ファンズ方式で運用され、他の投資信託に投資することにより運用を行います。
指定投資信託証券は下記となります。
下記の様に主に「インディアン・エクイティーズ」に投資されています。
買付手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト
買付手数料(税抜) | なし |
信託報酬(税抜) | 0.818%+0.6%(投資対象ファンドの信託報酬等)=1.418% |
実質コスト(税抜) | ー |
信託財産留保額 | なし |
※実質コストは別途監査費用などのその他費用も必要となります
分配金
まだ決算を迎えていないので分配金が出るかは不明です。
過去の運用成績・利回り
基準価額騰落率
ファンド | 参考指数 MSCIインド10/40株価指数(配当込み) | |
1ヶ月 | ー0.77% | +1.99% |
3ヶ月 | +1.46% | +9.79% |
設定来 | +2.45% | +11.10% |
※iTrustインド株式「月報(2018年8月)」より
※ファンド設定日は2018年4月3日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません
基準価額・純資産の推移
所感
ファンドが設定されてまだ日が浅く、設定来ではなかなか苦戦しているようで、参考指数であるMSCIインド10/40株価指数(配当込み)と比較しても、期間が短いですが、パフォーマンスはあまり良くない状況となっています。
ただ、投資対象となっているファンドは、過去5年間は参考指数であるMSCIインド10/40株価指数(配当込み)と同程度のリスクでより高いリターンとなっていたようです。
純資産残高は横ばい傾向となっていて、成績がいまいちなせいもあってかあまり人気とはなっていないようです。
当ファンドの情報
- ベンチマーク:なし
- 為替ヘッジ:なし
- 購入時手数料(税抜):なし
- 信託報酬(税抜):1.418%(実質コスト:ー)
- 信託財産留保額:なし
- 純資産残高:約11億円
- 分配金利回り:ー
- 決算:年1回(3月15日)
- 買付単位:100円以上1円単位、積立も100円から(SBI証券などのネット証券)
- 償還日:無期限(設定日:2018年4月3日)
評価・まとめ
iTrusインド株式は、主に中長期的に成長が期待できるインド企業(インドに本社を置いている企業または主たる事業をインドで行っている企業)の株式に投資するアクティブファンドです。
インドは新興国の中でも高い成長予想がされていて、中国と比較しても人口は2022年に追い抜き、GDP成長率も中国より高い経済成長が予測されています。
ただ、iTrustインド株式はファンドが設定されてまだ日が浅いですが、参考指数であるMSCIインド10/40株価指数(配当込み)と比較するとあまりパフォーマンスがよくありません。
過去5年間では投資対象となっているファンドは、参考指数と同程度のリスクでより高いリターンとなっていたようなので、今後巻き返せるのか注目されます。
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