新生・UTIインドファンドの評価ってどう?利回りはどのくらい?

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新生・UTIインドファンドの評価ってどう?利回りはどのくらい?アクティブファンド

新生・UTIインドファンドは、主にインドの証券取引所に上場している株式に分散投資ができるアクティブファンドです。

インドは今後も高い成長率が予想され、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)がその他の人口の2倍以上ある期間を人口ボーナス期となっています。

そんなインドの株式に投資ができる新生・UTIインドファンドの内容について確認してみました。

新生・UTIインドファンドとは?

基本概要

ファンド名新生・UTIインドファンド
運用会社SBIアセットマネジメント
ベンチマーク
為替ヘッジなし
インデックスファンド×
投資形態ファンド・オブ・ファンズ
購入時手数料(税込)3.85%を上限
信託報酬(税込)1.254%+0.7%(投資対象ファンドの信託報酬等)=1.954%
実質コスト(税込)1.27%+0.7%=1.97%
信託財産留保額0.3%
純資産残高537億円
分配金利回りなし
つみたてNISA対象外
iDeCo取扱いネット証券なし
決算年1回(12月10日)
設定日2006年12月27日
償還日無期限

投資対象

新生・UTIインドファンドは、主にインドの証券取引所に上場している株式に分散投資ができるアクティブファンドです。

 

インドは国際通貨基金(IMF)によると今後も約7%と高い成長率が予想されています。

インドの実質GDP成長率

また、インドでは長期的に生産年齢人口(15歳以上65歳未満)の増加が予想されていて、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)がその他の人口の2倍以上ある期間を人口ボーナス期と呼びますが、インドは2011年に人口ボーナス期に入っていて2040~50年まで続くと予測されています。

主要国の生産年齢人口

参考 インド株への投資方法とは?おすすめのETFや証券会社は?

 

そんなインドに投資する新生・UTIインドファンドは、実質的な運用はインド国内の大手投信会社で、インド最古である約60年の運用経験があるUTIアセット・マネジメントが行います。

 

新生・UTIインドファンドの組入上位銘柄にはITや金融系の銘柄が多く、組入銘柄数は56銘柄となっています。

新生・UTIインドファンドの組入上位銘柄

※引用:新生・UTIインドファンド「月次レポート(2023年4月)」

 

業種別の比率をみると金融とIT以外に、組入上位銘柄には入ってませんが消費財が上位となっています。

新生・UTIインドファンドの業種別比率

※引用:新生・UTIインドファンド「月次レポート(2023年4月)」

投資形態

新生・UTIインドファンドはファンド・オブ・ファンズ方式で運用され、他の投資信託に投資することによりインド株式等への投資を行います。

新生・UTIインドファンドの投資形態

※引用:新生・UTIインドファンド「交付目論見書」

 

投資対象の投資信託証券の概要は下記となります。

※引用:新生・UTIインドファンド「交付目論見書」

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料(税込)3.85%を上限とする
信託報酬(税込)1.254%+0.7%(投資対象ファンドの信託報酬等)=1.954%
実質コスト(税込)1.27%+0.7%=1.97%
信託財産留保額0.3%

分配金

分配金は過去に1度出したことがありますが、ここ数年は分配金は出されておらず効率的な運用がされています。

新生・UTIインドファンドの分配金

新生・UTIインドファンドのパフォーマンスは?

過去の運用成績

1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
トータルリターン-8.62%(31位)25.38%(22位)9.31%(7位)14.08%(1位)
リスク(標準偏差)19.31(29位)18.40(24位)24.29(13位)23.01(9位)
シャープレシオ-0.45(31位)1.38(28位)0.38(8位)0.61(1位)
対象ファンド数※31本30本29本23本

※:「国際株式・インド(為替ヘッジ無し)」カテゴリ
※トータルリターンは分配金(税引前)はすべてファンドに再投資されたものと仮定して算出されたリターン

 

過去10年では同じカテゴリのファンドの中でトータルリターンは1位だったのですが、直近1年では最下位となっています。

 

下記は新生・UTIインドファンドとS&P500などと比較したチャートです。

※引用:ウエルスアドバイザー(赤が新生・UTIインドファンドオレンジが「国際株式・インド(為替ヘッジ無し)」カテゴリの平均青がMSCIインド配当込紫がS&P500配当込

 

2021年までは新生・UTIファンドが最もパフォーマンスが良かったのですが、一時的な可能性はありますが2022年入ってからはパフォーマンスが悪化しています。

 

それでも米国の代表的な指数であるS&P500より良いパフォーマンスとなっています。

基準価額・純資産の推移

※引用:新生・UTIインドファンド「月次レポート(2023年4月)」

 

ファンドの純資産額は一時期よりは減ったものの、直近ではやや上昇傾向となっています。

 

毎月の資金流出入額を確認すると一時期プラとマイナスを行ったり来たりしていましたが、2023年に入ってから流入額はプラスで推移しています。

※引用:ウエルスアドバイザー「月次資金流出入額」

評価・まとめ

新生・UTIインドファンドは、主にインドの証券取引所に上場している株式約60銘柄に分散投資ができるアクティブファンドです。

 

購入時手数料が必要で信託報酬も高コストにもかかわらず、過去10年の平均年率は約14%と高いパフォーマンスとなっています。

 

インドは今後も高い成長率が予想されているので、それとともに当ファンドも成長が期待できますが直近ではパフォーマンスが悪化している点は気になるところです。

 

インドの株式へ投資する投資信託はほとんどがアクティブファンドで高コストでしたが、インドを代表する株価指数であるNifty50インデックスの動きに連動させることを目指す「iFreeNEXT インド株インデックス」なら低コストで投資することができます。

 

新生・UTIインドファンドに投資するならネット証券がおすすめ

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 貰えるポイント付与率(年率)ポイント
投資
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