農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねの評価や評判は?利回りはどのくらい?

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農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねの評価や評判は?利回りはどのくらい?アクティブファンド

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねは、米国の上場株式を対象に、付加価値の高い産業、圧倒的な競争優位性、長期的な潮流の3つの条件を満たす「構造的に強靭な企業」に厳選して投資を行うアクティブファンドです。

どんな内容のファンドで過去の成績はどうだったのか確認してみました。

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねの特徴とは?

基本概要

ファンド名農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
運用会社農林中金全共連アセットマネジメント
ベンチマーク
為替ヘッジなし
インデックスファンド×
購入時手数料(税込)上限2.2%
信託報酬(税込)0.99%
実質コスト(税込)1.023%
信託財産留保額なし
純資産残高約610億円
分配金利回り1.11%
NISAつみたて投資枠・成長投資枠対象
iDeCo SBI証券楽天証券
決算6月20日
設定日2017年7月5日
償還日無期限

投資対象

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねは、米国の上場株式を主要投資対象とし、付加価値の高い産業、圧倒的な競合優位性、長期的な潮流の3つの定性的な特徴を備える「構造的に強靭な企業」(20~30社程度)に厳選して投資を行うアクティブファンドです。

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねの特徴

 

「構造的に強靭な企業」を厳選するため、米国現地に足を運び、企業の経営者との面談や、工場などへの訪問を行い、企業の稼ぐ力とその持続性を調査・分析を行うこととしています。

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねの特徴

 

当ファンドは農林中金バリューインベストメンツ(NVIC)より投資助言を受けていますが、NVICは、実際に海外の現地に訪問し企業面談や工場見学など地道な活動を行っています。

 

上位10銘柄にはメジャーなIT大手はマイクロソフトくらいで、Googleやアップルなどの日本でも馴染みある企業ではなくより様々な業種く、日本ではやや馴染みがない企業などが上位銘柄に名を連ねています。

※引用:農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね「運用レポート(2024年6月)」

ファンドの仕組み

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねはファミリーファンド方式で運用され、実質的な運用は米国企業価値フォーカスマザーファンドにて行われます。

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね-ファンドの仕組み

購入時手数料・信託報酬(実質コスト)などのコスト

購入時手数料(税込)2.2%
信託報酬(税込)0.99%
実質コスト(税込)1.023%
信託財産留保額なし

分配金

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねは年1回決算型で、直近での分配実績は下記となっていて、分配金利回りは1.11%となっています。

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねの分配金実績

分配金は、運用報告書によるとファンドでの運用益だけで賄えていて、元本が返還されているだけのたこ足配当とはなっていないようです。

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね-分配原資の内訳

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねのパフォーマンスは?

過去の運用成績(リターン・リスク)

1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
トータルリターン25.41%(217位)17.46%(133位)18.55%(80位)–(–)
リスク(標準偏差)11.72(74位)15.26(58位)15.18(7位)–(–)
シャープレシオ2.17(183位)1.14(107位)1.22(33位)–(–)
対象ファンド数※324本250本187本

※:「国際株式・北米・為替ヘッジなし」カテゴリ

基準価額騰落率

ファンド
1ヶ月+4.57%
3ヶ月+7.34%
6ヶ月+22.17%
1年+25.41%
3年+62.05%
設定来+186.15%

※農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね「月報(2024年6月)」より
※分配金を再投資した収益率で、購入時手数料および分配金にかかる税金は考慮されてません
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

基準価額・純資産残高の推移

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねの基準価額・純資産残高の推移

※引用:農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね「運用レポート(2024年6月)」

 

ファンドの純資産残高は設定来右肩上がりに推移していて、順調に純資産残高を増やしています。

 

より詳細な毎月の資金流出入額を確認しても、資金流入が増え続ける人気のファンドとなっています。

他のファンドと比較すると?

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねにはベンチマークとする指標がないため、パフォーマンスが良いのか悪いのか判断がつきません。

 

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねは、米国の上場株式を主投資対象としているので、米国の株式市場の動向を表すインデックスであるS&P500に連動する人気の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と比較すると下記のようになります。

参考 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評価・評判は?利回りや実質コストは?

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の比較

(引用:ウエルスアドバイザー)

赤が農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねオレンジがeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の直近3年のトータルリターン(分配金を再投資した場合)のチャートです。

2023年の中盤くらいから差が付き始め、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の方がパフォーマンスが良くなっています。

 

また、下記のようにトータルリターンではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の方がパフォーマンスが良く、農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねは銘柄を厳選してますが結局今のところインデックスに投資していたほうが利益は出ていたということになります。

農林中金<パートナーズ>
長期厳選投資 おおぶね
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
トータルリターン1年+25.41%+40.26%
トータルリターン3年(年率)+17.46%+24.57%
トータルリターン5年(年率)+18.55%+24.52%

評価・まとめ

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねは、米国の上場株式を主要投資対象とし、付加価値の高い産業、圧倒的な競合優位性、長期的な潮流の3つの定性的な特徴を備える「構造的に強靭な企業」(20~30社程度)に厳選して投資を行うアクティブファンドです。

 

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2023」では、インデックスファンドが多く選ばれている中で11位に選ばれたファンドで、運用方針や運用報告会の実施などによる情報開示が評価されています。

参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

 

アクティブファンドとしては信託報酬は比較的低コストな0.99%となっていますが、S&P500に連動するeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を上回るような成績は残せてません。

 

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねを購入するのにおすすめの証券会社は?

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねは、購入時手数料がかかる投資信託ですが、下記のネット証券なら購入時手数料が無料です

 

さらにネット証券なら投資信託を保有しているだけでポイントが貯まり、積立するならクレジットカードを利用すればさらにポイントが貯まるのでお得です。下記のネット証券なら新NISA口座もポイント還元の対象です。

 

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶねのポイント還元率は下記となっています。

参考 投資信託でポイントが貯まるネット証券を比較!おすすめはどこ?

 松井証券SBI証券マネックス
証券
auカブコム
証券
投資信託保有時
ポイント還元率
0.35%0.1%※10.08%0.05%※2
投資信託保有時
付与されるポイント
松井証券ポイント・Tポイント
・Pontaポイント
・dポイント
・JALのマイル ※3
上記のいずれか
マネックスポイントPontaポイント
クレカ積立
ポイント還元率
0.5~5.0%
三井住友カード
1.1%
マネックスカード
1%
auPayカード
クレカ積立
付与されるポイント
VポイントマネックスポイントPontaポイント

※楽天証券は投資信託保有時のポイント付与が条件達成時の一度のみなので対象外
※1:月間平均保有金額1,000万円以上の場合は0.2%
※2:月間平均保有金額100万円以上~3,000万円未満の場合は0.12%、3,000万円以上の場合は0.24%
※3:JALのマイルの場合は記載還元率の半分

 

クレカ積立を利用する

  • クレカ積立でほぼ条件なく年会費無料のカードを利用するなら「マネックス証券
  • クレカ積立で最高水準の還元率を得たいなら「 SBI証券

 

クレカ積立を利用しない

  • 低コストな投資信託を中心に投資するなら「松井証券」か「 SBI証券
  • その他の投資信託やどちらのファンドにも投資するなら「松井証券

松井証券(公式サイト)はクレカ積立に対応していませんが、投資信託保有時のポイント還元率は最高水準となっています。

 

クレジットカード積立のポイント還元率は、年会費がかかるカードであれば SBI証券が最高水準ですが、実質年会費がかからない一般カードであればマネックス証券が最高水準です。

 

投資信託保有時のポイント還元率は最高水準の松井証券

信託報酬が低コストな投資信託も投資信託保有時のポイント還元率は業界最高水準です。他社で買い付けた投資信託を松井証券へ移管する際には実質無料で移管することができます。

還元される松井証券ポイントは、PayPayポイントやdポイントなどに交換することができます。

松井証券ポイント

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> 松井証券(公式サイト)「詳細解説

 

一般カードのクレジットカード積立でポイント還元率が最高水準のマネックス証券

クレジットカード積立を利用するならトータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、初年度の年会費は無料、次年度以降の年会費550円(税込)ですが、年間に1回以上のクレジットカードの利用で無料になり、マネックスカードによる投信つみたてもカード利用の対象となります。

 

還元されるマネックスポイントは下記のように様々な用途に利用することができます。

  • 投資信託の購入
  • 株式手数料に充当
  • 暗号資産(ビットコイン・イーサリアム・リップル)
  • 他のポイントへの交換(dポイント・Tポイント・Pontaポイント・nanaco・waonポイント・ANAのマイル・JALのマイル・Amazonギフトカード)
  • 日本赤十字社などへの寄付

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率が高くクレカ積立でもポイント還元されるSBI証券

投資信託の保有残高によるポイント還元率は、低コストな投資信託でも松井証券と同レベルのポイント還元率です。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> SBI証券(公式サイト)「詳細解説

 

Pontaポイントを貯めるならauカブコム証券

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、クレジットカード積立によるポイント還元率は1%と還元率は高いです。

 

スマホでauを利用していると貯めやすいPontaポイントが貯まり、auじぶん銀行と連携すれば普通預金の金利が年率0.1%となり、au Payなどとも連携すれば0.2%になるメリットがあります。

 

またauマネ活プランに入ればauじぶん銀行の普通預金の金利が最大0.3%になったり、クレジットカード積立によるポイント還元率が最大3%と優遇されます。

下記よりNISAも同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントを貯めるなら楽天証券

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。(一部のファンドは保有残高によるポイントが還元される)

 

また、楽天証券ではクレジットカード積立だけでなく楽天キャッシュを利用してもポイント還元が受けられ併用することが可能です。

 

通常設定可能上限は5万円/月ですが、併用することで10万円/月までポイント還元を上けることが可能です。

楽天証券で投資信託をクレジットカード積立と楽天キャッシュでの積立した場合の概要

楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

NISA口座も同時に申し込み可能で、口座開設・維持費用は無料です。

 

>> 楽天証券(公式サイト)「詳細解説

 

 

投資信託は実質無料で他の証券会社に移管できます!

今利用している証券会社から他の証券会社に投資信託などは移管することが可能です。
通常は移管元の証券会社で手数料が必要になりますが、下記のネット証券なら移管元で支払った移管手数料をキャッシュバックしてくれるので実質無料で移管することができます。また、他社で購入した投資信託もポイント還元の対象となります。

 

参考 投資信託の移管のメリットやデメリットとは?手順などを解説!

 

各資産クラスのインデックスファンドの比較についてはこちら!

 

個人投資家に人気の投資信託ランキングをチェックしたい方はこちら!

参考 【最新】投資信託ランキング!個人投資家が選ぶ人気のファンドは?

低コストなインデックスファンドでも分配金を得ることは可能!

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のような低コストな投資信託は分配金は出ませんが、ネット証券のサービスを利用することで分配金を得ることが可能です。

 

SBI証券と楽天証券では、自動で定期的に投資信託の一部を売却してくれるので毎月分配金のように毎月現金を受け取ることが可能です。

 

また、売却した残りはそのまま運用されることとなるので、資産の寿命を引き延ばすことができ今まで作り上げた資産を有効活用する「投資信託を運用しながら切り崩す」という方法となりますのでこちらも検討してみてください。

 

参考 投資信託の定期売却サービスとは?どんなメリットがある?