【DIA】SPDRダウ工業株平均ETFの評価・評判とは?配当金はどのくらい貰える?

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海外ETF

米国の代表的な指標で、ニュースでもよく耳にするダウ平均株価に連動する海外ETFが、SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)です。

ダウ平均株価は米国を代表する30銘柄で構成され、米国だけというより世界をまたにかける企業がほとんどなので、米国経済だけを反映したというより世界経済を反映させた指標とも言えます。

そんなダウ平均株価と連動するSPDRダウ工業株平均ETF(DIA)はどんな内容のETFなのか確認してみました。

SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)の特徴

投資対象

SPDRダウ工業株平均ETFは、「NYダウ」「ダウ平均」とも呼ばれる「ダウジョーンズ工業株価平均」の値動きと利回りに、経費控除前で概ね連動する投資成果を上げることを目標とする海外ETFです。

 

ダウジョーンズ工業株価平均は、米国を代表する30の優良銘柄で構成され、100年以上の歴史を持つ世界で最も有名な米国株式市場の株価指数です。

 

構成銘柄は不定期ながら銘柄の入れ替えが行われていて、ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場企業だけでなくNASDAQ上場企業からも選ばれています。

 

米国株式市場の動向を表す指標としてはS&P500も有名で、こちらはその名の通り構成銘柄は500銘柄とダウ平均より分散性に優れています。

参考 S&P500に投資するなら投資信託とETFどっちがいい?

 

※下記はSPDRダウ工業株平均ETF(DIA)2023年3月末時点の情報です。

業種別構成比率

SPDRダウ工業株平均ETF-業種別構成比率

組入上位10銘柄

SPDRダウ工業株平均ETF-組入上位10銘柄

ダウ平均は構成銘柄30銘柄となっているので、1銘柄の組入比率も比較的高めといった感じです。

コスト

売買手数料各証券会社により異なるが、SBI証券では買付手数料が無料
DMM 株なら買いだけでなく売りの時も手数料は無料
参考 【海外株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?
総経費率0.16%

純資産残高・出来高

純資産残高は約3兆7000億円で、月間出来高は約7,000万株と流動性も非常に高い状態にあります。

配当・分配金

分配金利回りは1.98%(2023年3月)で直近の分配金は下記のように毎月分配金が出ています。

SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)の分配金

ETFの分配金はファンドでの運用益からのみ出されるため、投資信託(非上場)でみられる自己資産を切り崩したタコ足配当がないので安心して受け取れます。

 

ただ、海外ETFの分配金は二重課税されていたり、再投資は手動で行う必要があるなど取り扱いがちょっと面倒なところがあるので注意が必要です。

参考 ETFとJDRの違いって?複雑な分配金に対する税金をまとめてみました!

貸株金利

SBI証券では保有している米国株式・米国ETFを対象に証券会社に貸し出すことで、貸し出した米国株式や米国ETFに応じた貸株金利を受け取ることができ、メリット・デメリットとしては下記のような点が挙げられます。

 

米国貸株サービスのメリット

  • 貸株金利を得ることができる
  • 貸株中でも配当金を受け取ることができる
  • 貸株中にいつでも売却可能

 

米国貸株サービスのデメリット

  • 配当金が配当相当額になる可能性がある
  • 貸株中に証券会社が倒産したら損失となる可能性がある
  • 投資者保護基金の対象とはならない

参考 SBI証券の米国貸株サービスのメリット・デメリットとは?金利はどのくらい?

 

貸株は、株式売却益・配当金に続く第三の収入源となってくれ株式を保有していればほったらかしていても貸株金利を受け取ることができますが、SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)の貸株金利は0.01%と決して金利は高くありません。

 

少しでも利益を得たいところですが、配当金が支払いができない場合に配当相当額を受け取ることとなった場合には損益通算や外国税額控除ができなくなるデメリットなどもあるので利用にあたっては慎重に検討してください。

自動積立

SBI証券とマネックス証券では、米国株式米国ETFを自動で積立購入できるサービスを行っています。

 

毎月金額指定で積立することができるで、ドルコスト平均法にて株式の購入を行うことができ、SBI証券なら株数指定なども指定できるので、より細かな設定をすることができます。

 

SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービス

  • 定期的に買付したい銘柄に対して買付日を指定できる
  • 「株数指定/金額指定」「円貨決済/外貨決済」の組み合わせが可能
  • NISA枠ぎりぎり注文、課税枠シフト注文も選択できる
  • 積立の引落は銀行引落サービスの利用が可能

ただし、米国株やETFの配当金の再投資は自動では行われませんが、マネックス証券では、配当金の再投資も自動で行うことができ、配当金額が1株に満たない場合、外国取引口座の資金を自動で充当し、1株の発注を行うようなことも可能です。

 

配当金を再投資して複利効果を得たいような場合は、配当金は再投資する必要がありますが、マネックス証券なら自動で行われるの手間が省けます。

>> マネックス証券 (公式サイト)

運用実績・利回り

ETF(年率)ベンチマーク(ダウ平均)
1年ー1.73%ー1.59%
3年+10.77%+10.96%
5年+7.62%+7.77%
10年+11.17%+11.34%
設定来+8.19%+8.33%

※SPDRダウ工業株平均ETF「運用実績(2023年2月28日)」より
※設定日は1998年1月14日
※上記は過去の実績であり、将来の運用成果は保証されません

過去のチャート

米国の代表的なもう1つの株価指数であるS&P500に連動する「iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)」とトータルリターン(課税前の分配金を再投資した場合)比較したのが下記となります。

(出典:ETFreplay.com)

緑がSPDRダウ工業株平均ETF(DIA)青がiシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)の2000年1月3日からのトータルリターンのチャートです。

対象期間のとトータルリターンはSPDRダウ工業株平均ETF(DIA)の方がよく、ボラティリティ(価格変動の大きさ)もSPDRダウ工業株平均ETF(DIA)の方がやや低いので、「iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)」と比較してより安定した値動きながらリターンが良かったと言えます。

 

S&P500の方が構成銘柄が多いのでボラティリティはS&P500の方が低くなることが想定されますが、過去の値動きではダウ平均とさほど変わらないようです。

当ETFの情報

  • 分類:海外ETF(上場市場:NYSEアーカ)
  • ベンチマーク:ダウジョーンズ工業株価平均
  • 売買手数料:各証券会社により異なる
  • 総経費率:0.16%
  • 純資産残高:約3兆7,000億円
  • 分配金利回り:1.98%
  • 売買単位:1株(約44,000円(2023年3月))
  • 決算:年12回
  • 設定日:1998年1月14日

評価・まとめ

SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)は、ダウジョーンズ工業株価平均に連動する投資成果を目指す海外ETFで、日本国内でダウ平均に投資ができる数少ないETFの1つです。

 

ダウ平均は下記のような理由により今後も成長が期待できる株価指数です。

  • 世界最大の経済大国で経済成長を続けている
  • NYダウは構成銘柄は見直しされるので常に優良銘柄が選ばれている
  • 過去を見てもリーマンショックなど大きな下落があってもその後下落以上の成長をしている

参考 NYダウに連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?

 

ここから

米国の株式市場の動向を示す株価指数としては、ダウ平均以外にもS&P500やナスダック(NASDAQ)などがあり、SPDRダウ工業株平均ETFの設定日である1998年1月14日からの約20年間を比較したのが下記チャートです。

ダウ平均とS&P500、NASDAQの長期チャート比較

(引用元:Yahooファイナンス)

赤がDIA青がS&P500橙がナスダック総合指数の設定日(1998年1月14日)からのチャートです。

ナスダックが比較した期間では最もリターンがいいですが、ダウ平均やS&P500と比較するとハイリスク・ハイリターンな動きとなっていて、今後もIT企業やベンチャー企業の成長が期待できるなら選択肢の一つとして有望な株価指数です。

参考 ナスダック(NASDAQ)に連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?

 

ダウ平均とS&P500は比較する期間によってダウ平均の方が成績が良かったりS&P500の方が良かったりするのですが、1998年1月14日から比較するとダウ平均の方が良く年率平均で約12.7%の成長をしながら直近では約2%の分配金がもらえた(米ドルベース)ということになります。

 

ただ、ダウ平均は30銘柄に対してS&P500は500銘柄で構成されるので分散性という観点ではS&P500の方が優れているので、分散性を重視するならS&P500という選択肢もあります。

参考 S&P500に連動する投資信託やETFを比較!おすすめなのは?

 

また、ダウ平均への投資でSPDRダウ工業株平均ETF(DIA)のような海外ETFはちょっとハードルが高いと思われるなら、信託報酬ベースでちょっとコストがかかりますが、投資信託で「PayPay投信 NYダウインデックス(信託報酬:0.198%) 」「NZAM・ベータ NYダウ30(信託報酬:0.231%)」というのもあり、投資信託なら100円から積立も可能なので低額から投資ができます。

 

SPDRダウ工業株平均ETF(DIA)は海外ETFなので売買手数料、為替手数料がかかりますが、NISA口座を利用すれば買付手数料を無料にできたり、分配金の二重課税を解消できるというメリットがありますのでNISAを利用することも検討してみてください。

参考 海外ETFが身近になった?NISA口座で手数料などがお得に!

 

海外株式、ETFを購入するのにおすすめの証券会社は?

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米国株式、ETFでは業界唯一の貸株サービスや自動積立も行うことができます。もちろん口座開設・維持費は無料です。

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参考 SBI証券の米国ETFでの貸株サービスや自動積立については下記も参考にしてみてください。
⇒ SBI証券の米国貸株サービスの金利ってどのくらい?海外ETFも対象!
⇒ 米国株式・ETF定期買付サービスとは?NISAを有効に活用するには?


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海外ETF、海外株式で失敗しない証券会社選び!

海外ETFや海外株式を始める方は、ネット証券選びで失敗しないようにこちらも参考にしてみてください。

参考 【海外株式・ETF】ネット証券口座おすすめ比較ランキング!手数料が安いのは?


米国株・ETFへの投資で為替変動リスクが気になるなら!

米国株・ETFでは為替変動リスクがありますが、リスク軽減策については下記を参考にしてみてください。

参考 米国株への投資は為替変動リスクが気になる?軽減する方法はある?

投資信託を購入するのにおすすめの証券会社は?

各ネット証券では投資信託に関して保有残高に応じたポイント還元と、クレジットカード積立によるポイント還元があります。(保有残高によるポイント還元もクレジットカード積立もNISA口座も対象)

参考 投資信託でポイントが貯まるネット証券を比較!おすすめはどこ?

 

クレカ積立を利用する

  • クレカ積立でほぼ条件なく年会費無料のカードを利用するなら「マネックス証券
  • クレカ積立で最高水準の還元率を得たいなら「 SBI証券

 

クレカ積立を利用しない

  • 低コストな投資信託を中心に投資するなら「松井証券」か「 SBI証券
  • その他の投資信託やどちらのファンドにも投資するなら「松井証券

松井証券(公式サイト)はクレカ積立に対応していませんが、投資信託保有時のポイント還元率は最高水準となっています。

 

クレジットカード積立のポイント還元率は、年会費がかかるカードであれば SBI証券が最高水準ですが、実質年会費がかからない一般カードであればマネックス証券が最高水準です。

 

トータルのポイント還元率が業界最高水準のマネックス証券

マネックス証券×マネックスカード

  • 保有残高によるポイント還元率(低コストファンド):0.03%(一部0.03%未満もあり)
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:1.1%

クレジットカード積立を利用し、トータルのポイント還元率が業界最高水準なのがマネックス証券です。

 

クレジットカード積立で必要なマネックスカードは、マネックス証券を口座開設すれば作ることができ、1回以上クレジットカードの利用があれば無料となり、投信積立でも対象となるので、積立している間は費用は掛かりません。

 

貯まったポイントは株式手数料や暗号資産に交換することや、他のポイントサービス(dポイント・Tポイント・Pontaポイントなど)に交換することも可能です。

 

>> マネックス証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率が高くクレカ積立もできるSBI証券

SBI証券×三井住友カード

  • 保有残高によるポイント還元率(低コストファンド):0.0175%~0.063%
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:0.5%(一般カード)
    ゴールドカードなら1%・プラチナカードなら2%・プラチナプリファードなら5%

投資信託の保有残高によるポイント還元率は高水準で、低コストな投資信託にクレジットカード積立を利用しない場合にはおすすめです。

 

クレジットカード積立で一般カードだと還元率は低いですが、ゴールドカードは年間で100万円以上利用すれば翌年以降の年会費永年無料となるので条件クリアできそうであればゴールドカードの方がおすすめです。(ただしクレジットカード積立は集計対象外です)

 

>> 三井住友カード(NL)

>> SBI証券(公式サイト)「詳細解説

 

保有残高によるポイント還元率が業界最高い水準の松井証券

松井証券

  • 保有残高によるポイント還元率:0.01%~1%
  • クレジットカード積立によるポイント還元はなし

松井証券は投資信託の保有残高によるポイント還元率がどの投資信託も業界最高水準です。

 

クレジットカード積立によるポイント還元がないので、クレジットカード積立を利用しない方にはおすすめです。

 

松井証券では、他の金融機関で保有している株式や投資信託を待つ証券に移管する際に、移管元の金融機関に支払った手数料を全額負担してくれるので実質無料で移管することができ、移管後は投資信託の保有残高によるポイント還元を受けることができます。

 

>> 松井証券(公式サイト)「詳細解説

 

Pontaポイントが貰えるauカブコム証券

auカブコム証券×au Pay カード

  • 保有残高によるポイント還元率(低コストファンド):0.005%(一部0%)
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:1%

投資信託の保有残高によるポイント還元は低いのですが、クレジットカード積立によるポイント還元率は1%と高めの還元率です。

 

スマホでauを利用していると貯めやすいPontaポイントが貯まり、auじぶん銀行と連携すれば普通預金の金利が年率0.1%となり、au Payなどとも連携すれば0.2%になる点もメリットがあります。

 

またauマネ活プランに入ればauじぶん銀行の普通預金の金利が最大0.3%になったり、クレジットカード積立によるポイント還元率が最大3%とさらに優遇されます。

 

>> auカブコム証券(公式サイト)「詳細解説

 

楽天ポイントが貰える楽天証券

楽天証券×楽天カード

  • 保有残高によるポイント還元率:ー(4つのファンドのみポイント還元あり)
  • クレジットカード積立によるポイント還元率:0.5~1%(一般カード)
    ゴールドカードなら0.75%~1%・プレミアムカードなら1%・

楽天証券では、保有残高によるポイント還元率が「一定の残高をはじめて達成した場合」のみポイントが還元されるルールに変更され、実質保有残高によるポイント還元はほぼなくなりました。

 

クレジットカード積立は一般カードで低コストなファンド(※)は0.5%でその他のファンドは1%となっています。

※代行手数料が年率0.4%(税込)未満のファンド

 

楽天ポイントは楽天経済圏では貯めやすく、様々なサービスで利用できるので、楽天ポイントを貯めたい方は楽天証券という選択肢もあるかと思います。

 

>> 楽天証券(公式サイト)「詳細解説

>> 楽天カード(公式サイト)

 

 

投資信託は実質無料で他の証券会社に移管できます!

今利用している証券会社から他の証券会社に投資信託などは移管することが可能です。
通常は移管元の証券会社で手数料が必要になりますが、下記のネット証券なら移管元で支払った移管手数料をキャッシュバックしてくれるので実質無料で移管することができます

 

参考 投資信託の移管のメリットやデメリットとは?手順などを解説!

 

投資信託に投資するのにおすすめの証券会社は?

ネット証券では投資信託に関するポイント還元など様々なサービスを行っていますが、どのような違いがあるのか、おすすめはどこかは下記も参考にしてみてください。

参考 【投資信託】ネット証券おすすめ比較ランキング!お得な口座は?

ダウ平均へはCFDでも投資可能!

「ダウ平均」はCFDを通して投資することもでき、ETFで必要となる信託報酬などの保有時コストが必要なく、取引コストもスプレッドのみと低コストで投資することができます。

 

レバレッジをかけることができるので、レバレッジ2倍にすれば利益も2倍となり資金効率を上げることともできますし、GMOクリック証券なら最大10倍までレバレッジをかけることもできるので短期取引で大きく利益を狙うことも可能です。

参考 CFDとは?取引の仕組みや投資する上でのメリット・デメリットは?

 

手数料無料でダウ平均以外の取り扱い商品も多く、S&P500やナスダックへも投資可能!

株価指数以外にも米国株の個別株へもレバレッジをかけて取引することも可能です。もちろん口座開設・維持費は無料です。

>> GMOクリック証券【CFD】(公式サイト)

 

CFDで商品は少なくシンプルなのがいいならDMM.com証券

取扱銘柄は7つと少ないので、商品選びに迷わなくて済みます。もちろん口座開設・維持費は無料です。

>> DMM CFD(公式サイト)

 

CFDはFXのように自動売買ができるサービスも登場していますので興味があれば下記も参考にしてみてください。

参考 ひまわり証券のループ株365の評価・評判ってどう?メリット・デメリットは?